2024年8月5日月曜日

お気に入りアルバム 2024年7月

  こんにちは、8月は服を一着も買わない予定のkazuitです。
 予定ね。

 この原稿を書いてるのは7/31。
 恒例のお気に入りアルバム紹介の回です。

 先ずはgriffの「vertigo」。
 オケが殆ど打ち込みなのでエレクトロとも言えるけど、まあR&B
シンガーのアルバムと言った方が適切でしょう。

 滅茶苦茶な事言うと、ちゃんとパワフルにも歌える宇多田ヒカルみたいなシンガーですw
 アップテンポなタイプの曲調でもシンガーのタイプがしっとり系な
のが良い感じで、アルバム全体捨て曲が無くてずっと心地好いんです。
 て言うかね、はっきり言ってこの娘はルックスが好みなので贔屓し
てますw
 いゃあもう可愛い。

 次にremi wolfの「big ideas」。
 楽しいファンクから始まって、80s風ポップに行って、トロリと
したスロウチューンに行ってと様々なタイプの楽曲を、その独特の歌声で自分色に染めるという感じ。
 サイケっぽい曲もあったり、ボーナストラックはディスコ調だった
りとずっと楽しいです。
 アレンジやプロダクションも好みのタイプのヤツでした。

 そしてlava la rueの「STARFACE」。
 ミクスチャーファンクみたいな感じで、ディスコだろうがヒップホ
ップだろうがR&Bだろうが、ファンキーなものなら何でも取り込んじゃう様な感じで、しかもそれでいてちゃんと統一感があって楽しくて心地好かったです。
 まあ一言で言ってセンスが良いと感じました。

 7月は以上の3枚でした。
 季節的というか気分的にというか、ファンキーなのが多かったです
ね。

 なんか今月は「出色の出来だ。お気に入り登録!」というのは上記
だけだったんですけど、流しっぱなしにしといて心地好いっていうアルバムは結構あった月でした。
 freezpop、cults、dehd、aaron fazer、conner youngblood、それからGUMとambrose kenny-smithのコラボアルバムなんかは聴いてみて欲し
いですね。
 conner youngbloodのアルバムには「スイセン」っていう片仮名
表記の曲が収録されていて「お、日本語できる人なのかな?」と思ったら、なんか頑張って日本語で歌ってるのは伝わってきたんだけど、何言ってるかは聞き取れませんでしたw

 短いですが今月はここまで。

 おしまい。

2024年7月22日月曜日

続・Tシャツ駄話

  いつもは同じ話題を続けて書かずに色々な事をご紹介、共有しようと思ってるんですけど、今回は今書いとかないと今後書く機会が無くなっちゃいそうだなと思ったので前々回から続けて古着Tシャツの話をします。

 エッチな話が読みたかった人、ご免なさいw

 前に書いた通り、俺自身はバンTにはあまり興味が無くてどっちか
って言うとチャンピオンとかのTシャツが欲しいので、今現在みんなの関心がバンTに向かっているのは「しめしめ、今のうちに…」みたいな感じだったりします。
 アメカジ好きは大抵チャンピオン好きだし、その中でもMADE IN USAのものを特に偏愛してる事が多いんですけど、結構まだ見落
とされてるのがT1011という厚手のTシャツで、コレ現行品もUSA製が売られていて新品でだいたい6,000円前後ぐらいなんですけど、セカストで平気で1,300円とかで売ってたりするんですよね。
 「どうせ買うならヴィンテージの方が…」という人は見向きもしな
いんですが、俺はセカストで見つけたら結構買っちゃう。USA製ならね。
 ガサッとした肌触りが好きなのとシルエットも良いんですよ。
 カラバリも多くて何枚あっても良い、安価で高品質のお薦め古着T
シャツです。

 ただ、このUSA製をもてはやす感じも今後変わってくるかも知れ
ないです。
 前に紹介したオワッテルマンさんも言ってたんですけど、バンTの
中でも人気のレッチリとかニルヴァーナなんかは90sのTシャツになるんでUSA製でないものが多々あるんですがそれでも平気で高値で売られているし、バンTの陰で今密かに流行ってきているSTUSSYの古着Tシャツも90s後半以降のものだとメキシコ製になっていくんですけど、これもどんどん高値になってきてますからね。
 今でこそ古着屋でTシャツディグっていて、良いなコレと思ってタ
グをチェックして中国製だったら「何だよ」と思いますけど、50年後とかには中国製が高値になってる可能性だってあるんだなぁ、みたいな。

 という訳でバンT人気がエライ事になってる現在。
 ぶっちゃけもう札幌も30℃を超える日があって、こうなってくる
と俺はタンクトップ派になるので益々黒いバンTなんて興味無くなるのですがw、前述した様に特に人気なのがニルヴァーナですよね。
 で、実は今回話したいのがこのニルヴァーナについてなんですよ。

 まずね、当時を知ってる人間として言わせてもらうと、「日本では
ニルヴァーナって別に人気なかったじゃん。」っていうねw

 随分前にこのブログで「ロックとは反骨精神の音楽」みたいな話を
して、その中でニルヴァーナをはじめとするグランジの出現をさらっと説明したんですが、重複になりますが改めて当時の事を説明すると、そもそもイギリスで起こったニューウェイブオブブリティッシュヘヴィメタルというムーブメントに影響されて、アメリカでもメタルをやり出す若いバンドが80年代に出てきます。
 ところが特にロサンゼルスの若いバンド達はメタルよりもパーティ
ーロックンロール的なサウンドになっていっちゃうんですよ、気質的に。
 派手な格好をして「酒だ、セックスだ、ドラッグだ!」みたいのが
LAメタルと呼ばれて、見た目にもインパクトがあったのが当時のMTVの隆盛と相まって人気を博して、そういったバンドが続々と現れます。
 と、その一方でアメリカでもメタルのコアな部分を強調して、とん
でもないスピードの曲が特徴のスラッシュメタルというジャンルを確立するバンドも出てきて、特に同じカリフォルニア州でもロサンゼルスより北のサンフランシスコにそういったバンドが沢山出てきたのでベイエリアクランチなんて呼ばれたりして、アメリカのメタルシーンは二極化していったんですよね、派手とコアに。

 で、それが80年代も後半になってきて、パーティーロックンロー
ルをやってた若いバンド達もだんだん30代になってきてそろそろバカ騒ぎも似合わなくなっていって、一斉にブルーズ回帰しだしたりと、ちょっと雰囲気が変わりはじめたんです。

 と、そこにきてスラッシュメタルのフロントランナーだったメタリ
カが通称ブラックアルバムと呼ばれる、遅くて重苦しい曲ばかり収録したアルバムをリリースして、いよいよアメリカのロックシーンに明確に変化が訪れたと。

 そんなタイミングにシアトルから続々と現れたのが所謂グランジバ
ンド達でした。
 当時の政治的状況として、世界の警察を自認するアメリカは中東問
題に首を突っ込んだ結果湾岸戦争に突入して、遠く離れた異国でアメリカ人兵士が命を落としたり、無事に帰ってきてもPTSDに悩まされたりと到底ハッピーな気分ではなかったというのがグランジの倦怠感、フラストレーションにマッチした事で一つのムーブメントとなっていったんですよね。
 で、そのグランジバンド達の筆頭格がニルヴァーナだったと。

 ところがですね、日本ではグランジは全然響かない訳ですよ。
 日本人にとっては湾岸戦争なんて他人事そのものでしたからね。
 そもそも日本人はポップなものや流麗なものが好きな人が多いのと
、これは当時俺自身もそうだったんですが演奏力の高さを洋楽に求める人も多いですよね。
 グランジの様なフラストレーションを前面に押し出したラフな音楽
は日本人の嗜好にはマッチしないんですよね。

 例えばパンクが流行った時も日本ではあんまりでした。
 政治とか体制に対する若者のフラストレーションというのは日本で
は60年代に大学運動というかたちで現れて、それを見て「やだなぁ、おっかないなぁ。」って思ってた子供達がティーンエイジャーになった頃にイギリスを中心にパンクブームが起こったもんだから、当時の日本人は「いやクイーンが良いです。」みたいになりますよね。
 日本でパンクが受け入れられたのはイギリスではすっかりブームが
過ぎ去った80年代に入ってから、ブルーハーツというバンドの出現によって成される訳ですが、ブルーハーツは「リンダリンダ」とか「人に優しく」とか、あと「僕の右手を知りませんか」みたいな文学的な世界観をパンクサウンドに持ち込んで日本人の好みに引っ掛かったバンドなんで、フラストレーションミュージックとは違うんですよね。
 彼らの成功後、サウンドはパンクっぽいのに詩世界はポジティブな
バンドが続々と現れて、なぜかそれらのバンドをビートパンクなんて呼んでた時期がありました。

 あと、ラップもですよね。
 ラップって黒人差別だったり、それを根底とする様々な問題に対し
ての怒りや問題提起というところからスタートしてるものですよね。
 でも日本人がラップを一斉にやりだしたのって、内容が「両親にあ
りがとう」「仲間達にリスペクト」みたいなのがアリってなってからみたいなところありましたよね。

 元々は怒りやフラストレーションの発露だったものは日本人には受
け入れられなくて、音楽のスタイルだけ取り入れて詩の内容はポジティブなものに変えちゃってからやっとOKになるんですね。

 で、グランジは音楽のスタイル自体がどこを切ってもフラストレー
ション丸出しだったんで、日本人にはウケが悪かったんですよ。
 当然そのフロントランナーであるニルヴァーナも。
 で、これも以前書いたんですけど、日本にはグランジという言葉は
ファッション用語として広まったというところがあったんです。
 当時のグランジバンドのメンバーが着ていた服をアメリカの若者達
が真似する様になって、それがアメリカでのファッショントレンドとして日本に伝わってきたんですね。
 で、その服装というのがチェックのネルシャツでした。
 これ、洋服好きな人は「アレ?」と思うかも知れません。
 「自分の知ってるグランジと違う。」と。
 グランジといったらカーディガンじゃないの? と思ったかもしれませんが、当時のグランジバンドのアーティスト
でカーディガンを愛用してたのって、ニルヴァーナのカート・コバーンだけですよ。
 つまりもう、今じゃグランジというのはイコールカート・コバーン
になっちゃってるんですね。
 他にも色々なバンドがいたのに。

 因みに当時ニルヴァーナと双璧を成す存在だったパールジャムが今
年の3月頃に新譜をリリースしてるんですけど、これをどれだけの人がチェックしてるのかって話ですよね。

 ニルヴァーナが伝説的存在となったのはフロントマンのカート・コ
バーンが自身の頭をショットガンでぶっぱなして自殺するというセンセーショナルな事件があったからでしょう。
 これで日本人もニルヴァーナを知り、評価する様になった。
 まあ良くある話ですな。
 神格化というヤツ。

 例えばクイーンだってアメリカでは元々ウケは良くなかったバンド
でしたけど、フレディ・マーキュリーのエイズ死をきっかけに伝説のバンド扱いになりましたよね。

 音楽以外でも映画「ダークナイト」が、ジョーカー役のヒース・レ
ジャーのドラッグオーバードーズ死によって異常な人気となりましたし。

 まあTシャツの話で言うと、カートの自殺によってニルヴァーナが
強制終了となった事から活動期間が短いという理由で、オフィシャルのツアーマーチャンダイズがレアアイテム化して高値になるのは分からなくもないけど、それ以外の一般的なアパレル商品としてのTシャツに関しては、こと日本人が着ていたり欲しがったりしているのを見ると「ホントにニルヴァーナ好きなの?」って気がどうしてもしちゃうのよね。

 というのが一点。

 カート・コバーンの自殺の原因というのは、まあ本人にしか分から
ないというのが正しい訳ですけど、一般によく言われているのがカート自身のポップアイコン化に対するカート本人の嫌悪という説です。
 勿論、そこにドラッグが大きく関わっているのは間違いないでしょ
うが。

 グランジのアーティスト達は当時のアメリカのシリアスな空気感を
体現していた人達な訳で、それ以前のLAメタルの、派手な格好で能天気な内容の曲をやって人気になった様な人達と正反対みたいなアティテュードでして、だからアーティスト本人がキャラクター的な人気者になったりとか、スキャンダラスな存在として世間を賑わすみたいなのには嫌悪感を抱くという事になると。
 ところがカートはまさにそういう存在になっちゃったんですよね、
結果的に。

 ホールというバンドのコートニー・ラヴという女性と結婚した事で
所謂芸能人カップルになり、新曲をリリースした訳でもなければライヴをやった訳でもないのに、カートの言動、一挙手一投足がセンセーショナルなゴシップとなる。
 フラストレーションの発露が「いいぞもっとやれ」みたいに面白が
られるなんて、キツかったろうし許せなかったんだろう、と。
 そうしてドラッグの問題を克服できず、27歳の若さで自殺に追い
込まれたというのが通説なんです。

 で、だとしたら、自身のポップアイコン化が許せず自殺したのに、
結果それで神格化されて皆がニルヴァーナのTシャツをこぞって着てるっていう現状をさ、それで良いのかと思っちゃうのは俺だけなの? っていう。
 当時ニルヴァーナと共にグランジシーンを牽引したパールジャムや
サウンドガーデンやアリスインチェインズは別に評価されるでもなくTシャツが売れるでもなく、どう考えてもグランジって一過性のブームでしかないのが明白だし、特に日本人には響かないヤツな筈なのに、ファッションアイテムとして皆がニルヴァーナのTシャツ着てるのって、あまりにもアイロニック過ぎやしませんか?

 ねぇ、なんだかなぁって。

 という訳で、そもそも服装かぶりたくないおじさんの俺はニルヴァ
ーナのTシャツは着ないのですよ、勿論。
 もし仮に俺がニルヴァーナの大ファンだったとしても、カートの心
情を思ったら着る気にならないでしょう。
 ましてやプレミア価格の付いた物なんて買う訳ない。
 俺は1,300円の古着のT1011で良いです。

 ね、価値観は人それぞれですね。

 これを読んでる人で、ニルヴァーナのTシャツを愛用してる人がい
たらスミマセンw

 おしまい。

2024年7月8日月曜日

お気に入りアルバム 2024年6月

  今回は先ず訂正からです。
 前回「グレートジャーニー」と書いたテレビ番組、「クレイジージ
ャーニー」が正しかった様です。

 失礼しました。
 ホントにテレビ観てないのがバレるw

 さて、コレを書いてるのは7/3。
 という訳で恒例のお気に入りアルバム紹介の回です。

 まずはsavoir adoreの「savoir adore」。
 セルフタイトルですがファーストアルバムではないです。
 たしかもう6枚目ぐらい。
 因みにsavoir adoreと書いてサヴォワールアドーと読みます。
 フランスの方? と思った?
 ニューヨークの男女ペアユニットですw

 ポップスからロックから打ち込み系から、いい感じのヤツは何でも
自由に取り込むタイプのアーティストです。
 ポップミュージックの勘所、心地好い所を掴んでる人達が作る、ニ
ューヨーカーらしいこなれた音楽。
 「ここはイマイチ」というところが全然無くて、ずっといい感じな
んですよね。

 個人的に10年前ぐらいに滅茶苦茶プレイしていたウイニングイレ
ブンというサッカーゲームにこの人達の「dreamers」曲が使われてて、その頃から好きなアーティストなんですよ。

 次はrake street diveの「good together」。
 心地好く楽しいファンクポップ。
 基本的には軽妙な曲が並ぶなか、時折ブルージーな曲やしっとりし
た曲が刺し挟まれる構成も良くて、最後はバラードで締めて、感動的ながら一抹の切なさを残すという王道感。
 全曲新曲なのに誰もが知ってるスタンダードを聴いてる様な安心感
。
 これは誰にでもお薦めできる好盤ですね。

 なんかね、こういうところで名前を出すのはアレなんですけどね、
このアルバムを聴く直前に同日にリリースされたグレイシー・エイブラムズっていう若くて美人の女の子の新譜を聴いててね、まあそれがもう「売りまっせ~天下獲りに行きまっせ~」感が露骨なヤツ、目指せ第2のテイラー・スウィフトみたいな(実際共演してる)ヤ~ツだったもんだから、それと真反対の奇をてらわない、飾り気の無いプロダクションに、存在感、説得力のある歌声が乗っかってくるレイクストリートダイヴの音楽に心が洗われる様でしたよw

 次、hey violetの「AFTERTASTE」。
 基本の音像はオーバードライヴギターとパワフルなドラムが心地好
い古式ゆかしいパワーポップです。
 で、ありながらキチンと現代的なプロダクションも施されていて、
打ち込みも使うしラップパートもアリで、昔ながらの良さと今風な良さを絶妙にブレンドしているんです。
 ヴォーカルもパワフルで伸びやかで、昨今主流の脱力系とは一線を
画すタイプ。
 如何にもアメリカのバンドっていう感じが清々しかったですね。

 次、lucky dayeの「algorithm」。
 アルバム冒頭はレニー・クラヴィッツ的なロックで、其処からR&
Bだったりウエストコーストサウンドだったりと色々ジャンルが広がっていき、終盤はしっとり系で締めるという構成です。
 ファンキーである事は常に軸にしつつ、格好良いとお洒落と心地好
いを巧くカクテルした様なアルバムなんですよ。
 「こりゃ人気出るわ」とは思うのに、商業臭さは希薄なんですよね
、どっかの美人の女の子のアルバムと違ってw(やめなさいって)

 最後にlexie carrollの「you look lovely when you're living」。
 これは正直お気に入り登録するか迷いました。
 というのはコレ、アルバムという風に表記されてるんですが7曲、
21分という短さなんですよ。
 先月紹介したソフトカルトのEPとほぼ同じなのに、こっちはアル
バム扱いなんですよね。
 内容はロックらしいジャカジャカした曲や疾走感のある曲と、しっ
とりした曲がバランスよく並び、特徴的な歌声が統一感をもたらすという感じです。
 バンドサウンドに拘らず心地好い音像を作っているのも良いと思い
ました。

 6月は以上でした。
 結構期待していたハイエイタスカイヨーテの新譜は思ったより大人
しい内容で、もっと「うわぁやってるなぁ~」って思わせて欲しかったという個人的理由で登録しませんでしたが、逆に言えば他の人にとっては聴きやすいのかも知れませんので、未聴の方は聴いてみてほしいです。
 でもこのバンドは音楽性が音楽性なので「どれどれ」と聴いてみた
人に「全然聴きやすくねぇわ!」と怒られるかもw

 怒るといえばYUKIの新譜は聴いてちょっと腹立ちましたね。
 YUKIの歌声は歳を重ねても衰えるどころか益々パワーアップし
ているぐらいなのに、なんかねぇ、Jポップの嫌なところが出ちゃってるっていうか、「こうやったら豪華に聞こえるでしょ?」「こうしたら今風な感じするでしょ?」みたいな、要らないデコレーションが施されていて、そのせいで逆にありきたりで安っぽくなっちゃってる様に感じてしまって。
 「こんなん塩だけ振って食うのが一番旨ぇだろ。」って素材をマヨ
ネーズ和えにされてしまった様な印象で、何でそんな事するかなぁ、と。
 繰り返しますがYUKIの歌声は素晴らしいので一応聴いたみては
ほしいです。
 そして一緒に怒ってほしいw

 今回は以上です。
 読んでいただいた皆さんの音楽的趣味の世界が少しでも広がったら
幸いです。

 おしまい。

2024年6月24日月曜日

古着Tシャツ駄話

  こんにちは、去年GUからミッキー柄のスウェTが発売された時、「かわいいじゃんコレ」ってすぐに買ったら、その後わりと間をおかずにセール価格になっててぐぬぬってなったので、今年はピーナッツ(スヌーピー)柄のスウェTが発売されても我慢して値下げを待っているのに、いつまでも安くならないので結局ぐぬぬってなってるkazuitです。


 さて、俺はもうすっかりテレビを観なくなったというのと、このブ
ログの更新ペースが隔週という事もあって、テレビで話題になった事に対するリアクションというのがワンテンポ遅れてしまうのですが、今回は古着Tシャツの話です。

 なんでも「グレートジャーニー」というテレビ番組で、タイに古着
を買い付けに行く古着屋さんのドキュメントが放送されて、それが色々な意味で話題になってた様ですね。
 どうやらバンド、アーティストのTシャツ、所謂バンTを買い付け
て、その金額が50万で仕入れて100万で売るなんていう内容だったそうで、「バカ高ぇな」「原価率50%かよ」「そのTシャツ買う奴、ホントにそのバンドのファンなのかよ」なんていう意見で炎上みたいな感じになったみたいです。
 個人的には、原価率50%は別に良い様な気がしますけど。渡航費
とか目利きとか。

 俺は勿論グレートジャーニーを観てなくて、YouTubeで熊本
の古着屋さんのピープルゲットレディというお店の店長さんが「バンTにはリーズナブルな物も沢山ありますよ。」と言って4000円位から8000円位で買える物を色々紹介したり、あと、オワッテルマンという名前で活動しているアメカジガチ勢の方が生配信でグレートジャーニーについての私見を述べたのを編集して20分弱の動画として投稿してたりしたのを観て、「へぇ、そんな番組あったんだ。」と知った訳です。

 俺自身、古着を買う様になったのはわりと最近で、そもそも痩せた
から手持ちの服が大きくなっちゃって、安く服を揃える為に手を出し始めたらハマってしまったという経緯なもので、だから高い古着ってあまり興味ないんですけどね、しかもバンTもそこまで興味なかったりします。

 バンTってどうしても黒ボディが多いじゃないですか。
 俺、あまり黒い服を買わないんですよね。
 勿論、全然持ってないって事もないんですけど。

 まず、世の中に黒い服を着てる人が多すぎるというのがあります。
 「服装カブりたくないおじさん」が発動する訳ですね。

 あとね、人生の大半をデブとして過ごしてきたというのもあります
。
 黒というと絞まって見えるというイメージがあって、太っている人
が黒ばかり着てるというケースを結構見かけますよね。
 アレ、どう思います?
 元デブとして言わせてもらいますけど、「その程度でお前のデブが
覆い隠せる訳ねぇだろ!」って話なんですよw
 むしろ夏場なんてかえって暑苦しいんだよ! と思うんですよね。
 折角アロハシャツというデブがハマる夏アイテムがあるのに。

 それと、太っていた頃はTシャツ1枚だとオッパイが目立つので、
Tシャツの上にベストを着るという事をよくしていたというのもあります。
 1枚で着て様になるバンTはあんまり要らなかったんですな。

 という事で、俺はバンTを全然持ってないのでした。
 今あるのはクイーンのとローリングストーンズのTシャツだけで、
どっちもGUで買ったヤツ。
 790円とかだったと思いますw

 とは言え、音楽好きではあるんで、好きなアーティストのTシャツ
を着たいという気持ち自体は分からんでもないです。
 そもそもバンTというのはマーチャンダイズですよね。
 ツアーをするアーティストがチケット代以外にも収入を得る為に売
るグッズ。
 で、そのツアーが終わればそのTシャツは売られなくなる訳ですか
ら、後々希少性が高まって値段が高騰すると。
 また、ツアーTシャツにはそのツアーが敢行された期間の年月がプ
リントされてたりするので、ひと目でヴィンテージと分かるというのも古着好きにとってはポイントだったりします。
 古着好きは自分の着ている服が古ければ古い程自慢気になるという
病気にかかっているので。

 ただね、アーティストにとっては収入源であるバンTは、当然可能
な限り安上がりに作ってある場合が殆どです。
 ボディに使われるのはギルダンやアルスタイルといったメーカーの
、1枚数百円で買えるペラペラの物が圧倒的に多い。
 以前白Tの話をこのブログでした時に俺もアルスタイルのTシャツ
を買ったと書きましたが(あれはヘヴィオンスの物でしたが。)、アルスタイルやギルダンのTシャツはどちらかというと身幅細めで着丈は長めで、これは今現在お洒落とされているTシャツのかたちとは違いますよね。
 今は所謂ボックスシルエットが流行りの傾向ですから。

 それと、Tシャツの袖や裾って普通は切りっぱなしではなく、折り
返して縫い合わせてありますよね。
 今現在はこの縫い合わせをダブルステッチという二本針でされてい
るのが殆どです。
 もし糸が切れてしまってもそう簡単にはほどけない様にする為なん
ですが、古いTシャツってこれがシングルステッチなんですよ。
 つまり洋服、衣類としてより良くする為に進化、ブラッシュアップ
されたという事なんですが、バンTに限らず古着好きはわざわざシングルステッチのTシャツを探すんですね。
 これもまた、ひと目でヴィンテージと分かるポイントだからですね
。
 逆に特に古着好きという訳ではない人にとっては気に掛けた事もな
いポイントで、説明を受けたらむしろダブルステッチの方が良いのでは? って話なんですけど。

 つまりヴィンテージのバンTというのは、ボディの部分はお洒落で
もなければクオリティが高い訳でもなく、それが誰かに着古されて色褪せたり毛羽立ったりプリントが割れたり剥がれたりしているという、興味のない人から見たら「ゴミ」以外の何物でもない物を、バカ高い値段で売買してるとも言えるって事です。

 俺自身は最早古着好きなんで色褪せたり毛羽立ったりプリントが割
れたり剥がれたりしているのを「格好良い…」なんて思ってしまう病人ではあるんですがw、希少性という部分が主な理由で高額になってるバンTには、やっぱりちょっと興味が湧かないなぁ。
 チャンピオンとかナイキの80年代のTシャツとかなら欲しいと思
うけど、それでも一万円も出さないかなぁ。

 まあ、こういったテレビ番組が放送されるぐらいに、今古着という
もの自体は受け入れられているというか、流行っていると言っても良い状況なんでしょうね。
 今や町中にセカストがあって、主要都市には古着屋JAMやWEG
Oがだいたいありますよね。
 それに、つい昨日YouTubeでGUの秋冬の新作の展示会の様
子を観たんですけど、「ウォッシュド」と名の付いた、着古した様な色合いのアイテムがかなり沢山出てくるみたいで、ちょっと前まで「キレイめ」という名のモード系が持て囃されて、それこそどいつもこいつも真っ黒い服を着てたところからの揺り戻しが来てるという事なのかなぁと思ったりします。
 今まで黒い服ばかりリコメンドしていたファッション系YouTu
berのアイツやアイツやアイツはどうするんだろうw

 今回のテーマであるバンTも、それこそピープルゲットレディの店
長さんじゃないですけど高価なレアヴィンテージじゃないのもいっぱいあって、ビートルズのTシャツなんてありとあらゆるブランドから出てるし、ZARAとかH&Mなんかのファストファッションとか、あとフリークスストアなんかもアーティストとのコラボアイテムをちょいちょい出してきますよね。
 で、そういうのの方がペラペラのヴィンテージよりも衣類としての
クオリティは高かったりするんですから、色柄が気に入ったら全然買って良いと思いますよ。

 ぶっちゃけ殆どの人が本物のヴィンテージかどうかなんて見分けが
つかないでしょ?
 人の着てるTシャツの袖や裾のステッチがシングルかダブルかなん
て、チェックしてくるヤツ俺みたいな変態だけですからw
 そしてその俺自身がGUのTシャツをセール価格になるまで買うの
を我慢してるんだからw
 因みにピーナッツのスウェT、定価で1990円です。
 いや定価で買えよ!

 個人的には休日チャリで遠出して普段行かない様なセカストに行っ
ては、500円のTシャツで気に入った物を探し出せるかという遊びがマイブームなんです。
 例えばチャンピオンのTシャツってタグを見れば年代が分かるんで
古着の入門にはもってこいなんですけど、一方で復刻もいっぱいされているんで、よっぽど詳しい人じゃないと着ている状態、タグの見えない状態でヴィンテージか復刻かを見分けられないと思います。
 なんなら60年代のTシャツを90年代に復刻したのとかあって、
復刻だけど今から30年とか前のTシャツじゃん、みたいな。
 だったら復刻で良いじゃんって思いません?
 で、現行品の復刻トリコタグ(ググれ)の中国産のチャンピオンの
Tシャツなんてセカストに500円でゴロゴロあるの。
 そういうのでプリントとかフェード感なんかが良い感じのを探すっ
ていうね。

 で、勿論Tシャツの棚を端から全部チェックするんで、たまに「あ
れ、コレ…安くない?」みたいな所謂掘り出し物に出会う事もあるのがセカストディグの楽しいところ。

 Tシャツというとチャンピオンの他にもヘインズとかフルーツオブ
ザルームなんかは人気ですけど、ラッセルとかジャージーズとかオニータのボディの物はまだ注目度が低いのか安いのが見付かりやすいんですよね。
 メイドインUSAでコットン100%で、あれ、3000円で良い
の? みたいな。
 個人的にはオニータボディは生地が良い物が結構残ってる気がしま
す。

 あと、以前にも話題に取り上げたバスクシャツ。
 バスクシャツってセントジェームスが有名なんですけど、その他に
オーチバル、ルミナスというというのが三大ブランドと呼ばれていて、特にオーチバルが日本のセレクトショップ、例えばジャーナルスタンダードなんかの別注で作ったヤツで半袖のものだったりすると、ちゃんとフランス製のヤツなのに1900円とかで見付かったりします。
 どこぞのなんちゃってバスクシャツ買うより本物のオーチバルのを
買った方が良くない? っていう。

 という訳で、大金持ちの人は100万円のバンT買って額に入れて
飾っとけば良いと思いますけど、それを「ファッションを楽しんでるお洒落な人」という風には誰も思いませんよってのが俺の考えです。
 「資産」でしょソレ。

 折角「服」を買うのにファッションを楽しんでる訳じゃないなんて
、休日の度にウッキウキで1時間とかチャリ漕いでセカスト巡りしてる俺には分かんないなぁ。

 洋服って楽しいものなのにね。
 しかも古着なんて、お金の掛からない最高の趣味なのに。
 ファッションに100万使えるんなら、腕時計買いなよって思うん
だけど。

 KinKi Kidsの堂本光一の名言「布やで?」に激しく同意します。

 おしまい。

2024年6月10日月曜日

お気に入りアルバム 2024年5月

  この原稿を書いてるのが6/5。
 いやぁ、札幌はまだ寒いですねぇ。
 今日仕事にニットを着て出掛けたのに、「もう一枚羽織ってくれば良かったな。」ってなりましたよ。

 冬物が片付けられないです。
 しかし北海道ではもうサッポロクラシック・夏の爽快という夏限定
のビールが売ってますw

 さて、毎月恒例の、先月にリリースされたアルバムで俺がSpot
ifyにお気に入り登録したものを紹介するヤ~ツです。

 まず、camera obscuraの「look to the east,look to the west」。
 スコットランドのバンドの、なんと10年ぶりのアルバムリリース
です。
 メランコリックでノスタルジックなポップフォークロア。
 終始長閑でピースフルで、このバンドのメンバーだったら楽しいだ
ろうなと思ってしまう様な世界観。
 正直歌はあまり巧くないんだけど、それがまた嫌みの無さという強
みに昇華できてると思います。
 なんでも、2015年にバンド結成時のキーボードプレイヤーの方
が亡くなってから活動が止まってしまっていて、それを乗り越えてのアルバム制作、リリースという事で、それで出来上がったものがピースフルな内容というのがなんとも感慨深いじゃないですか。
 サウンド的にもレトロシンセ好きな人にも刺さりそうな感じもあり
、色んな人に聴いてみていただきたいアルバムです。

 次、カシー・ヒルの「BUG」。
 この人は、今更ですけど歌が素晴らしいですね。
 単純に上手いというよりは(いや、勿論単純に上手いんですけど)
勘の良さみたいなところを強く感じます。
 こういうのはなかなか真似できるものではないですよね。
 音楽としては現在のフィメイルインディポップに求められるものの
王道ど真ん中という感じで、優しく切なげで美しい。
 で、ありながらプロダクション、オケの作りにも凝っていて一筋縄
ではいかない感じをも持ち合わせているんですよね。
 これだけ王道感を醸し出しながら、マニアックさも兼ね備えている
というクオリティ。
 多分ですけど今年が終わったとき、2024年ベストアルバムにこ
れを推す人は結構多いんじゃないかな。
 そんな事まで思ってしまう様なアルバムでした。

 それから、another michaelの「pick me up,turn me upside down」。
 フィラデルフィア出身のトリオによるインディロックです。
 ちょっとマニアック感のある、変な例えをするとトッド・ラングレ
ンに優しさを点滴5本ぐらい注入したような、ほっこり系ロックです。
 このアルバム、一曲一曲は「名曲だ」なんていう風には思わないん
ですけど、アルバム一枚通して聴き終えたときに「良いじゃないの。」という感じになっちゃうタイプのヤツなんですよ。
 ほっこりの成せる業ですな。

 5月はこの三枚、ちょっと少なかったですね。

 番外編として、アルバムではなく6曲入り22分のEP、soft
cultの「heaven」もお気に入り登録してます。
 カナダの双子姉妹のユニットで、ジャンルはシューゲイザーですね
。
 轟音ギターが鳴り響く中にメロウな歌が溶け込む、みんな大好きシ
ューゲイザーの美味しいところを上手いこと積み重ねて提示してる感じです。
 なんでもう2曲ぐらい頑張って入れてフルアルバムとして出さなか
ったw
 今時8曲入り30分程度のものをフルアルバムとしてリリースして
、1年後くらいにもう何曲か付け加えて「デラックスバージョン」と言い張る様なアーティストがごまんといるのにね。

 なんか今年は大物ミュージシャンが続々とアルバムを出していて、
5月にも何枚か出ていたと思いますが、このブログにはなかなか登場しないですねw
 あと、このブログで以前お薦めしたアーティストの新譜なんかも出
てるんですけどね。

 いや、あのね、ちゃんと聴いてるんですよ。
 だいたい邦楽のアーティストは水曜日、海外アーティストは金曜日
にアルバムをリリースするんですが、毎週毎週「うわぁこんなに出てる。こりゃ聴くの大変だぞぉ~。」って嬉しい悲鳴をあげてるんです。
 その上で5月はこの3枚プラスワンでした。

 例えば、大物で言うとビリー・アイリッシュもアルバムリリースし
ましたよね。
 ちゃんと聴いて、その中の1曲は「いいじゃん。」ってお気に入り
登録してます。
 でもアルバム通してとなると「ちょっと大人し過ぎない?」という
印象でした。
 このアルバムをベースにライブを構成しても盛り上がらなそう、み
たいな。
 いや勿論ビリー・アイリッシュは大スターでコンサートやれば大勢
の観客が詰めかけて、もう全曲大合唱になる事は分かってますよw
 それでも俺の感想はそんな感じたったんです。

 あと、the mariasの新譜なんて、アルバム中5曲もお気に入り登録して
たりしてますw
 でもアルバム自体は登録してないの。
 the mariasはしっとりとして妖艶なポップスが得意のバンドで、
PVが無駄にエロくて大好きなんですけどw、今回のアルバムは前半にダンスミュージック的なアプローチのアレンジが成されてる曲が何曲かあって、「お、今回はこんな方向性なのかな?」って思ったんですけど、途中からいつものしっとり路線の曲ばかりになっていって、所謂終盤ダレるという印象になっちゃったんです。
 前半に入ってたビート感強めの曲をもっと上手く配置してたら全然
印象違ったのになぁという、勿体無い曲順構成のせいで登録ならずとなったんですよね。

 という訳で、改めてですが、あくまでもここで紹介してるのはお気
に入り「アルバム」という事なんですよね。
 素晴らしい「楽曲」をリリースしてるアーティストはもっともっと
沢山いらっしゃいますので、皆さんも色々聴いてみてくださいね。
 このブログはそのお手伝い、ヒントみたいなモンと思っていただけ
たらと。

 さて、今月はどんなアルバムがリリースされるでしょうね。

 ではまた。

 おしまい。

2024年5月27日月曜日

華の教訓

 さて、こちらのブログで毎回毎回なんかエラソーに色々知識をひけらかしているワタクシですが、勿論俺だって知らない事、分からない事は幾らでもあります。

 ひょっとしたら他の人から見たら「お前そんな事も知らないのかよ。」という事もあるでしょう。

 去る4/22、月曜日だったんですが俺は仕事が休みでして、早朝
4時に起きてサッカーを観ていたんですよ。
 スペインのリーグ、リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーv
sバルセロナ、所謂エル・クラシコというヤツです。
 以前このブログに書いた事があるんですが、俺は昔からバルセロナ
を応援しています。
 ですが今年はバルセロナは不調でして、この試合に敗れると今シー
ズンは無冠で終わる事がほぼ確定してしまうという瀬戸際の試合だったんです。
 で、朝6時までかかって生中継を観て、ものの見事にバルセロナは
敗れまして、お休みの朝から悲しい気持ちになってしまいました。

 で、もう何かテンションだけでチャリに飛び乗り、モエレ沼公園を
目指しました。

 モエレ沼公園というのは札幌の桜の名所でして、札幌の桜の見頃と
いうのは4月下旬から5月初旬、丁度ゴールデンウィーク辺りなんです。
 正直まだちょっと早いかなとは思ったんですが、俺んち近辺の桜は
結構咲きだしていたんで、まあそこそこ綺麗なものは見られるんじゃないかなと思いまして。
 サッカー観て悲しい気持ちになったのを桜を観て補おうという事で
すね。

 とは言え4月末の札幌はまだ暖かかったり寒かったりで、その日は
本当に寒くて、手袋無しではチャリに乗れないぐらいだったんですね。
 そしてモエレ沼公園は俺の家からチャリで1時間以上かかるんです
。

 寒さに震えながら早朝の札幌の街をチャリで駆け抜け、8時ちょっ
と前にモエレ沼公園に辿り着きました。

 モエレ沼公園内にはその名も「桜の森」という所があって、公園入
口にチャリを停めて桜の森に歩いて向かいまして、いざ辿り着いてみたら、
まだ全然咲いてませんでしたw
 東区の寒さを舐めていました。
 俺の家の周りとは全然違うんだなぁと。
 仕方無いのでまだ蕾の桜の写真を撮ってSNSにアップして、「モ
エレ沼公園まだ咲いてないわぁ」とコメント付けときましたよ。

 で、数日後に職場の女の子にその時の写真をみせて、「こないだモ
エレ沼行ってきたけど、まだ桜全然咲いてなかったさ~」って言って、「あらぁ~残念!」「でもエゾリスには会えたよ、ホラホラ。」「え、かわいい!」なんてキャッキャウフフしたんですよね。

 それから数日後、5/2にまた休みがあったんで、「モエレ沼リベ
ンジ」を決行する事にしたんです。
 流石にもう咲いてるだろうと思って。

 前回と違ってその日は日中24℃ぐらいになった暖かい日で、その
日も朝イチでモエレ沼公園に向かったんです。
 暦の上では平日とはいえゴールデンウィーク真っ只中だし、中国も
大型連休だと聞いていたんで観光客が押し寄せて来てたらヤだなと思って、また早朝に行ったんです。

 そしたらね、あんまり咲いてなかったの。
 いやいや、もう散っちゃったの?
 ほんの十日前位に全く咲いてなくて、今日はもう咲き終わっちゃっ
たの?
 花見、難易度高くね?

 仕方無いのでまた写真撮ってSNSに「俺の今年の花見は終わりま
したよドチクショウ」とアップしましたよ。
 そうしてすごすごと帰りました。

 そしたらね、何日か後に仕事してたら、前にキャッキャウフフした
女の子が、「実はアタシもモエレ沼行ってきたんですよ。」と写真を見せてきたんですよ。
 それがまた完璧な満開状態の桜の写真で、こっちは内心ぐぬぬとな
りながら、「凄い綺麗だねぇ。因みにいつの写真?」って聞いたら、「ええと、この前の木曜日。5/2ですね。」って言うのよ。
 …ん? アレ?

 「あの、実は俺もその日にもう一度モエレ沼行ったんだけど、あん
まり咲いてなかっかんだけど…」って言って俺の写真を見せたんですよ。
 「あれぇ変ですねぇ~」なんて言ってたんですけど、俺が「それっ
て何時ぐらいに行ったの?」って聞いたら「午後3時ぐらいでしたねぇ。」と。
 それだ。
 俺が行ったのは朝7時過ぎぐらい。
 桜って、朝早くには咲いてないんだ。

 恥ずかしながら、俺はこの歳になるまでそんな事知りませんでした
。
 だってさぁ、夜桜見物ってあるじゃない。
 夜でも桜って咲いてるって思ってるじゃない。
 まさか朝に一旦閉じると思わないじゃない。

 いや、思い返してみれば、俺が行った早朝にも陽当たりの良いとこ
ろに立ってる木には花が咲いてたんですよね。
 それに、もう散ってしまったにしては地面に花弁があまり落ちてな
いなとは思ったんですよ。
 そこで冷静に考えて気付いていれば、近くで何時間か潰してから戻
ってきて満開の桜を観られたのに、バカですねぇ~。

 という訳で、皆さん、桜を観るならお昼過ぎからにしましょう。
 …え?
 「早朝に花見なんてしねぇよ!」?
 ですよねぇ~。

 ちょっと泣いてくるんで、短いですけど今回はここまで。

 おしまい。

2024年5月13日月曜日

お気に入りアルバム 2024年4月

 さて、この原稿を書いてるのは5/7。
 という事で毎月恒例のヤツです。

 先ず、palaceの「ultrasound」。
 穏やかでゆったりとした癒し系ロック。
 ヴォーカルが歌唱力というよりは味わい系の人なので好みは別れるとは思います。

 音楽的にも年間ベスト候補に入る様なものではないんですが、しみじみじわじわと「良いなぁ。」ってなるヤツですね。
 癒されたいんです。

 次にgirl in redの「I'M DOING IT AGAIN BABY!」。
 ディズニープリンセス的なノスタルジックで甘い甘い要素と、マニ
アックな何でもアリの変態ポップ(褒めてる)が渾然一体となって押し寄せてくる、めっちゃ楽しいアルバム。
 なんかもう、「お前バカだろwww」と呆れつつニヤニヤしてしま
う様な場面なんかあって、バカ呼ばわりしといて何ですが頭良さそうだし良いヤツそう。
 つまり「わかってるねぇ~」ってなるヤツですね。
 これは激推しです。

 もう一つ、nia archivesの「silence is loud」。
 こちらはジャンルがドラムンベースなんですよ。
 まさか2024年にドラムンベースのアルバムをお気に入り登録す
るとは俺も思ってなかったですね。
 ただ、ドラムンベースって結構ストイックなヤツが多いイメージあ
るんですけど、このアルバムはあのビートの上にポップで楽しい歌が乗っかってるんですよ。
 しかもその歌がなかなかに調子っ外れなんで、人によっては「下手
だな。」と思うかもしれないんですけど、個人的にはそれもまた楽しさに繋がってると感じました。
 軽快でスピーディーで、ワチャワチャ楽しいアルバムでした。

 と、4月はこの3枚をお気に入り登録しました。

 で、ちょっと少なかったので、フォローしてなかったアーティスト
の発掘作業をしまして、それで見つけた今年の3月にリリースされてたアルバムを1枚お気に入り登録しました。
 それがfrancis of deliriumの「lighthouse」。
 しっとり系の曲が多めなインディロックです。
 テクニカルな事やお洒落な事は全然やってなくて、歌も別に上手く
ない、ちょっと泥臭さすら感じさせるスタイルなんだけど、空間系エフェクトやヴォーカルハーモニーとかでシンプルなアイデアを積み重ねて「へぇ、いいじゃん。」と感じさせる世界観を構築してるって感じなんです。
 で、そこに思いの外しっかり歪んだギターが鳴ってるのもまた心地
好いポイントなんですわ~。

 4月はこんな感じでした。

 ちょっと驚いたのは少し前にグラミー賞を獲ったばかりのテイラー
・スウィフトがもう新譜を出したんですよね。
 「一応聴いてみようかな。」と思ったんですが、なんか収録時間が
めっちゃ長くて、「あ、やっぱいいです。そのうち暇な時に…」って二の足を踏んでしまって聴いてないですw
 やっぱりアルバム1枚で一つの作品という思想が俺は強いんで、あ
んまり長いとアルバムの構成とか曲のタイプのバリエーションとかいうのが崩壊しちゃうというか、飽和しちゃうというか、評価の対象から外れちゃうんですよね。
 まあ、YouTubeでPVは何本か観ました。
 笑ったのは3月のビヨンセのアルバムに続いて、このテイラー・ス
ウィフトのアルバムにもポスト・マローンが参加してるんですね。
 本当の売れっ子はポスト・マローンじゃねえかっていうw

 今回はこんな感じです。
 皆さんの音楽ライフを豊かにするのをちょっとでもお手伝いできた
でしょうか。
 ではまた次回をお楽しみに。

 おしまい。