2023年5月29日月曜日

ワタシタチ、LOVE-pt1

  もう1~2ヶ月ほど前でしょうか、ジャック&コーラという商品が発売されたのをご存知でしょうか。

 ジャックダニエルズというバーボンをコカコーラで割った缶入りカクテルをコカコーラ社が出したんですが、俺はこれを見て思わず「懐かしい~」と思ったんですよ。
 俺ぐらいの年齢のロック好きはみんな思ったんじゃないかな。
 俺が中高生ぐらいの頃に、アメリカのロックミュージシャンがよく
飲んでたんですよねコレ。

 アメリカにモーターヘッドというバンドがいて、そこのベーシスト
兼ヴォーカルのレミー・キルミスターという冗談みたいな本名の人がいまして。
 モーターヘッドはセールス的には決して大成功したバンドとは言え
ないんですが、レミーという人はロックのみならず歴史や政治なんかにも詳しくて何を聞かれても一家言ある様な感じで、ファッション的にもバンド活動の時は袖をカットオフしたデニムジャケットにスタッズを打ち込んだ特徴的なスタイルで、プライベート時にはミリタリーアイテムを取り入れるこだわり派だったりと、なんというか所謂アメリカロック界の裏番長みたいな存在として、一目置かれる人だったんですよね。
 そのレミーがジャック&コークを愛飲していて、レミーを尊敬し憧
れてた若いロッカー達も真似して飲む様になって広まったらしいです。
 で、それを知った我々日本のロック好きも真似するという。
 もう時効なので書きますが、俺も10代後半頃には真似して飲んで
ましたねw
 当時はまだウイスキーというのはおじさんの飲むものというイメー
ジが強かったんですが、俺はこのジャック&コークからウイスキーに興味を持つ様になったんです。

 で、だんだん何かで割ったりせずにウイスキーそのものをそのまま
飲む様になっていって、ジャックダニエルズよりもワイルドターキーを愛飲したりもしてました。
 これもバーボンですね。

 ところが、本を読んだり映画を観たりして色々知識が付いてくると
、どうやらウイスキーというのはバーボンよりもスコッチの方がより本格的というか、由緒があって奥が深いらしいというのが分かってくるんですよね。

 ウイスキーというのは穀物から作られた蒸留酒の事なんですね。
 これが果実からだとブランデー。サトウキビからだとラムで、ブル
ーアガヴェ(青竜胆)だとテキーラ。

 で、ウイスキーはスコッチという名の通りスコットランド、つまり
イギリスが本場でモルトから作られるんですけど、アメリカ大陸に渡った人達がトウモロコシを使って作ったのがバーボンという物なんですよ。

 例えば、よく映画でアメリカ大統領がホワイトハウスの執務室でデ
カンタからウイスキーをグラスに注いで飲むシーンってあるじゃないですか。
 あのウイスキーってスコッチなんですよ。
 バーボンを作ってるアメリカ人でも、ちゃんとしたウイスキーとい
うのはスコッチだと認知してるんですよね。

 それを知った俺も試しにスコッチを飲んでみて、成る程コレは旨い
となって、それからはバーボンからスコッチに乗り換えました。
 今はもう酒を辞めてしまったんですけど、飲んでた頃は家にスコッ
チを常備してましたね。

 と、かつてはおじさんの飲むものというイメージだったウイスキー
がこの国で市民権を得たきっかけは、NHKのドラマ「マッサン」でニッカウイスキーの創業者を描いた事からで、北海道の余市にあるニッカウイスキーの工場に観光客がどっと押し寄せるという事が起こりました。

 ウイスキーというのは原料から蒸留した段階では無色透明で、それ
を木の樽に何年も貯蔵して熟成させると色や薫りが着いて出来上がるんですけど、当然製造工場には熟成前の無色透明の、所謂原酒というものがあって、その場で試飲したり買えたりするんですよ。
 観光客は一般には出回らない、ここでしか飲んだり買ったりできな
い原酒を飲んだり買ったりする訳ですよね。
 ウイスキーというのはそれまでそんなに需要がなかったものだから
、観光客がこぞって原酒を飲んだり買ったりしてしまうと、原酒が不足してしまうという事態に陥ってしまう。
 一度不足してしまうとウイスキーは熟成に何年も掛かるものですか
ら、何年もウイスキーが不足してしまう事になっちゃうんですよね
 それでニッカのウイスキーが先ず品薄になる。

 で、ニッカのウイスキーが買えないならばと、今度はサントリーの
ウイスキーが売れる様になって、サントリーも品薄になっちゃう。
 サントリーも、そもそもアルコール度数が高くて決して飲みやすい
ものではないウイスキーを、ハイボールというこれまた昔流行ったおじさん臭い飲み方を再アピールしてウイスキー消費を促してたので、丁度タイミングがかち合ってしまって、一時期ウイスキー全体が品薄になった時期がありました。

 そこにまた、海外での日本産ウイスキーの評価というのも乗っかっ
てきます。
 本場のスコッチに負けない様なウイスキーを日本で作る作り手が出
てきて海外のコンペで高評価を得る機会があって、負けじと大手サントリーも自社の高級ライン「響」をコンペに出品して、その名を世界に轟かせるという事があって。
 前に紹介したドラマ、ブラックリストでも、「このウイスキー何だ
か分かるか?」「スコッチだろ。」「これはジャパニーズだ。」なんてやり取りの場面がありました。

 で、そこに中国の経済的発展というのも重なります。
 お金を持った中国人が日本に観光に押し寄せては、質の高い日本製
の家電やコスメやアダルトDVD(笑)なんかを買い漁る様になるんですけど、このお金持ち中国人達の間に「日本のウイスキーは美味しいらしい」という情報が知れ渡って、お金に糸目を着けずにサントリーやニッカのウイスキーをバンバン買っていくという事をする様になる。
 
pt2へ続く

2023年5月15日月曜日

お気に入りアルバム 2023年4月

  今回は3/31リリースのものも含めた4月リリースのお気に入りアルバム紹介の回です。

 俺はブログの原稿を携帯のメールで書いてoceanfrequencyに送付してるのですが、今携帯のバッテリーがヤバいのでサクッといきますよw

 先ずはtransvioletの「BODY」。
 80'sテイスト溢れる王道ポップス。
 ヴォーカルの程好い脱力感がなかなかに良い感じなのです。
 ただ、8曲、28分弱と、ちょっと短いのが残念。
 どうせ一年後くらいに何曲か追加したデラックス版が出るのでしょ
うw

 そして、今回の大本命、boygeniusの「the record」も3/31にリリースされましたね。
 ジュリアン・ベイカー、ルーシー・デュカス、フィービー・ブリッ
ジャーズという、各々ソロアーティストとしての評価もしっかり得ている3人が数年前に結成しEPをリリースしてツアーをやったりフェスに参加したりして話題となりましたが、このコロナ明けのタイミングで再集結して、満を持してフルアルバムをリリースしました。
 やんちゃさとナイーブさを併せ持った少年の様なジュリアン(ギタ
ーも良い!)、深みのある歌声が特徴的なルーシー、そして言わずもがな、現代のインディロックを牽引する歌姫フィービー。
 ロックらしい溌剌さをもった曲からしっとり心地好い曲まで、当た
り前だけど全曲で3人の美しいハーモニーが聴けます。
 きっと数年経っても2023年といったらboygeniusがア
ルバムをリリースした年だったなと思う事でしょう。
 必聴です。

 で、4月に入ってからはdaughterの「stereo mind game」がリリースされましたね。
 俺、daughter大好きなんですよ。
 今回のアルバムも何もかもコナレてるなぁ~って感じで溜め息モノ
ですよ。
 静かな曲は静か過ぎず、アップテンポの曲はうるさ過ぎず、各曲に
仕込まれたフックの多彩さや、細やかな気の効き方や。
 小憎らしいとはこの事ですね。

 それから、pealey dropsの「a little disaster」も良かった。
 サウンドは80'sからアーリー90'sのテイスト溢れるシンセ
ポップで、そこに、ウィスパーとまではいかないけどかなり脱力感のあるヴォーカルが絡んで、まったりとノスタルジックな世界観に浸る事ができちゃいます。

 そしてyou said strangeの「thousand shadows vol.2」もお気に入り登録しました。
 ただ、このアルバムは結構人を選ぶと思います。
 ビーチボーイズやマージービート系のハーモニーが先ずは耳を惹く
んですが、音楽的には新しい事も難しい事もやってないのに、奇妙というか特異な音楽なんですよね。
 あ、マージービートというのは60'sにビートルズがデビューし
てヒットした事で大量に生まれたビートルズフォロワーバンド達の事で、ビートルズの出身地のリバプールにあるマージー川から取ってマージービートと呼ぶんですね。
 で、じゃあこのyou said strangeがビートルズを思わせるかと言ったら、そうじゃな
いんですよ。
 あくまでもビートルズのフォロワー達っぽいのw
 兎に角、何か変な音楽ではあるんですけど、俺の感性には刺さった
んですよね。

 今回分はこの5作品をお気に入り登録しました。

 次点というか、homecomingsの新譜も全然良かったんで
すけどね。
 俺は洋楽を聴く割合がかなり高い方なんですけど、勿論邦楽にも聴
く価値があると思っていて、homecomingsは正に俺が邦楽に価値を見出だす点を体現した様なバンドなんですよ。
 コードトーンや進行の工夫の凝らし方と、それをやり過ぎない引き
際の良さ。
 如何にもセンスの良い日本のバンドという感じなんですよね。
 ただ、俺はアルバム1枚で1つの作品としてみるという、古臭くて
頑なな評価の仕方をしているので、そういう観点でいくと今回のアルバムに関しては、ちょっと似た色合いの曲が揃ってしまってメリハリに欠けるかなと感じたんですよね。
 これは俺の評価基準が特殊なだけで、多くの人にとってこのアルバ
ムは普通に良い曲が沢山聴ける作品だと思うので、是非聴いてみてください。

 さて、俺のけいのバッテリーが13%なので今回はここまでw

 おしまい。

2023年5月1日月曜日

改めまして、マルチヴァース

  どうも、髭剃りの替刃の値段が高過ぎると思ってるkazuitです。

 分かっていても買う時に「マジか…」ってなりますよね。
 でも、刃を替えたての髭剃りで髭を剃ると「昨日までの俺は何をや
っていたんだ。」ってなるんですよね。

 という書き出しとは全く関係無い本編に早速いきましょうw

 この間、アメリカのアカデミー賞で「エブリシング・エブリウェア
・オール・アット・ワンス」という映画が各賞を総なめにした事で話題になりましたよね。タイトルが長ったらしいので「エブエブ」なんて略されたりして。

 大きな話題の一つは主演のミシェル・ヨーさんがアジア人として初
めて主演女優賞をゲットしたというところでした。
 ミシェル・ヨーといえばジャッキー・チェンの主演・製作の香港映
画に出演してジャッキーをも食うぐらいのアクションのキレを披露して一躍有名になった方なので、今回の件の報道でマレーシア出身と聞いて驚いた人もいたんじゃないでしょうか。
 ハイ、ワタシの事です。普通に中国人だと思ってましたw

 で、それともう一つ、この映画がマルチヴァースというSF要素を
話の軸としていて、尚且つ勿論ミシェル・ヨーさん主演なのでアクション映画でもあるという物なのに、アカデミー賞の謂わば総合優勝とも言える作品賞を獲ったという事も話題となりました。

 アカデミー賞といえばアクションやSF、ファンタジーといったジ
ャンルにはカラくて、視覚効果や美術、音響、衣装といった部門賞は与えても、作品賞は獲らせないというのが通例となっていましたよね。
 スピルバーグが「未知との遭遇」や「ET」、インディ・ジョーン
ズシリーズ等をいくらヒットさせても作品賞を獲れず、実話を元にした「シンドラーのリスト」を撮ったらあっさり作品賞をゲットしたのは最早ネタとして扱われてるぐらいだし、ジェイムズ・キャメロンが「アバター」で、自身が「タイタニック」打ち立てた観客動員記録を更新した時には「とうとうSF映画に作品賞が与えられるんじゃないか」と話題になったものの、蓋を開けてみるとキャメロンの別れた元奥さんが撮った戦争映画に当て付けの様に作品賞が与えられるなんて事もありました。

 ところが数年前にギレルモ・デル・トロが撮った「シェイプ・オブ
・ウォーター」という、口のきけない人間の女性が半魚人と恋に落ちるという「逆・人魚姫」みたいな映画に作品賞が与えられて、アカデミー賞の風向きが変わってきたのかなという感じになってきてたんですけど、そこにきて今回のエブエブの受賞という事で、こういう映画でも作品賞を獲れるんだというのが、アカデミー賞の長い歴史の一つの転換期と取れるという事で話題となったという訳です

 で、映画好きなら最近ちょくちょくこの「マルチヴァース」という
言葉を目にするなぁと思っている人もいるんじゃないでしょうか。
 また一方で「マルチヴァースって何なの?」と思ってる方もいるん
じゃないかと思います。

 マルチヴァースって日本語約すると「多元宇宙」なんです。
 ここのブログを以前から読んでる方なら見覚えがあると思います。
 一昨年、我々cunoがアルバム「xenolith」をリリース
し、それに伴ってその裏話的な事をここのブログに書いたんですけど、この中でウチの作曲家先生oceanfrequencyが口を開けば多元宇宙、平行世界なんて話をし出すなんて事を書いたんですよね。
 で、その後、多元宇宙、平行世界なんてネタの総本山的な存在とし
てクトゥルフ神話を紹介した事もありました。

 まあ、ていうか、xenolith収録曲の「wall」の中に「
マルチヴァース超える」って歌詞があるんですけどね。

 で、じゃあそのマルチヴァースって何なのかというと、一言じゃ説
明出来ないんですけどw、映画等のエンタメで扱われてるものに限って言えば、平行世界とほぼ同じと思って良いんじゃないでしょうか。

 「イヤだから、その平行世界も分かんないのよ」と思った方もいら
っしゃったかもしれませんが、平行世界を英語でいうと「パラレルワールド」ですね。
 パラレルワールドなら聞き覚えありますよね。

 クトゥルフは1900年代から書かれ出した怪奇ものの小説ですが
、その後1950年代になってSF小説のブームが興ります。
 トム・クルーズ主演の「宇宙戦争」やウィル・スミス主演の「アイ
・ロボット」といった映画の原作となる小説はこの頃に書かれた物なんですよね。
 また一昨年、日本で山﨑賢人主演の「夏への扉」という映画が製作
・公開されて、たいして話題にならなかったんですがw、この映画の原作もやはり、1950年代に書かれた小説なんです。

 「夏への扉」はSFとしてのリアリティという部分では正直そこま
でではないものの、ストーリー展開の面白さと軽妙な雰囲気で大変人気の小説で、またボリューム的にもそんなに長くないのでSF小説の入門編みたいな扱いたったりします。
 勿論俺も大好きな作品です。

 で、この「夏への扉」がタイムマシン、タイムトラベルをネタにし
た作品なんですよね。

 タイムマシンものってこの頃、1950年代から沢山の作品が産み
出されているんですが、我々はドラえもんのお陰でかなりこのタイムマシンというものに馴染んでしまっていて、もしかしたら未来に実現されると思ってる人までいるかもしれません。

 しないんですけどね。
 この話をし出すとブログ一本分費やす事になるので詳しくは書きま
せんけど、未来に行く術は無くもないんですけど過去に戻る手段は無いというのが現在の科学の常識なんですね。

 なのでタイムマシン、タイムトラベルものって実はリアリティとい
う面ではアレな感じなんですが、それをテーマにした作品が色々作られていった中で矛盾というか疑問点というのがどうしても出てきちゃうんですよね。
 「過去に戻って歴史を変えたんだったら、変えられる前の世界なん
て無くなってるんじゃない?」という。
 でも、その「変えられる前の世界」を描かないとお話にならない。

 ここで出てくるのが「パラレルワールド」なんですよね。
 元の世界も変えられた後の世界も、両方同時に存在するという。

 転じて、歴史上の「if」で現実とは違う流れになった世界という
のも同時に存在する、みたいなパラレルワールドものの作品も色々産まれていったんですけど、この手のパラレルワールドものを最近「マルチヴァース」って呼び出したというのが本当のところだったりするんです。大雑把に言うと。

 まあ、そうじゃないマルチヴァースものもちゃんと存在するんです
けどね。
 それこそ俺が中学生の頃に夢中になって読んでたマイクル・ムアコ
ック著のエターナルチャンピオンサイクルなんて、パラレルワールドじゃない多元宇宙の物語なんですよ。
 あ、これも以前書きましたけど、クトゥルフ神話から産まれた「英
雄コナンシリーズ」のヒットの影響で、ファンタジーというジャンルにもマルチヴァースが描かれるケースが多々あるんです。

 で、少し話を戻しますが、このマルチヴァースという言葉自体はも
う100年とか前のクトゥルフ神話の頃からエンタメ世界で使われていて、それがここ最近ちょくちょく目にする様になったというところなんですけど、多分そのきっかけになったのって2018年公開のアニメ版のスパイダーマン、「スパイダーマン:スパイダーバース」じゃないかと思うんですよ。

 スパイダーマンって色んなバージョンがあるじゃないですか。
 それこそコミック版が最初なんだけど、そのコミックがそもそも何
度もリブートされてたり、で、映画も色々、ゲームでも似て非なるストーリーのものが作られたり。
 その、色んなスパイダーマンが平行世界でみんな同時に存在してい
て、それが一同に会して強大な敵と戦うという内容のヤツですね。

 この映画はかなり面白くて、またCGが発達した事でマルチヴァー
スというものが映像として説得力のある表現で描けるというところを見せてくれたという点が素晴らしかったと思うんです。
 実際俺も子供の頃読んだエターナルチャンピオンサイクルの一作品
「エルリックサーガ」を、これなら映像化出来るかもなと思いましたもん。
 読んでた時はなかなか想像力が追い付かなくて、こんなの絶対映像
化出来ないだろうと思ったんですよ。

 で、マーベルの所謂MCU作品の一つ、ドクター・ストレンジの二
作目が「ドクター・ストレンジ : マルチバース・オブ・マッドネス」というタイトルで、勿論マルチヴァースをネタにしてる作品なんですけど、この映画の監督がサム・ライミなんですよね。
 サム・ライミといえば、トビー・マグワイア主演版のスパイダーマ
ンシリーズの監督。
 現在作られているトム・ホランド主演のMCU版スパイダーマンと
は正にパラレルワールドみたいな関係だったりします。
 で、このサム・ライミという監督が最初に話題になったのは「死霊
のはらわた」という低予算ホラー。
 これが「死者の書という書物に書かれた呪文のせいで、邪悪な存在
を呼び覚ましてしまう」という、モロにクトゥルフ神話の影響丸出しのストーリーなんですよ。
 もう絶対サム・ライミってクトゥルフ神話読んでる筈の人なんです
よね。

 という訳で、ここ最近やたら話題になってるマルチヴァース、実は
随分昔から所謂オタクはみんな知っていて大好きで、それが技術の発達のお陰でやっと映像化され出したら、その面白さにアカデミー賞まで動いてしまったというお話なのでした。

 こういうアングラ、サブカル的なものがメジャーの世界に躍り出て
くるのって、オタクには堪らない瞬間なんですよね。
 なのでキャッキャウフフとブログにしたためてみましたw

 今回はここまで。

 おしまい。