2019年2月25日月曜日

ペアレンタルコントロール vol.1

 さて、前回更新の当ブログを読んで、「ん?」と思った方もおられるのではないでしょうか。
 「映画やビデオ作品ではなく、ドラマなのに子供に見せられないのってあるの?」
 「見せられないったって、チャンネルあわせれば映っちゃうじゃん。」と。

 これねぇ、実は我が国が遅れてる点だと思うんだけど、ペアレンタルコントロールとか、ペアレンタルロックとかって聞いて、皆さんピンときます?

 要するに視聴年齢設定の事なんだけど、日本人って年齢制限についての意識が低いですよね。

 例えばケーブルテレビのチューナーにしてもDVDとかBlu-rayのプレイヤーにしても、この年齢制限機能は必ず付いてる筈なんですが、じゃあこれをちゃんと設定してるかって言う。

 例えば最近コンビニ各社が店頭にエロ本を置くのを止めると表明したんだけど、子供に持たせるスマホにペアレンタルロックかけてなかったら、エロ本なんかよりもっとエグいモノが簡単に見られますよね。
 そしてこれはパソコンやゲーム機など、ネットに接続可能な機器全てに言える事なんですけど、これをみんな理解して、ちゃんと設定してるかって話なんですよ。


vol.2へ続く

2019年2月11日月曜日

vol.2の続き


 で、「クラウドアトラス」を観た上で、NETFRIXで配信されてるドラマ「センス8」を観てほしいんですよ。

 このドラマ、世界の様々な場所で起こっている出来事を、やはりモザイク状に嵌め込まれて作られていて、クラウドアトラスを制作した経験が存分に活かされているのが凄く良くわかるんですよね。
 んで、複数いる主人公たちの中に、生まれつきの性別は男性で、体も男性なんだけど恋愛対象は男性という、所謂ゲイのキャラクターも出てくるんですけど、もう一人、生まれつきの体は男性なんだけど適合手術を受けて見た目は女性という、所謂日本で言うところのニューハーフのキャラクターが出てきます。
 で、このキャラクターの恋愛対象が女性なんですよ。
 だから、このキャラクターは生まれつきの体は男性だったんですけど、ジェンダーはレズビアンという、何だか普通の男性の俺にはもう理解不可能な世界ですが、そんなキャラクターをウォシャウスキー姉妹は生み出していて、これが出来るのってやっぱりウォシャウスキー姉妹だからなんだと思うんですよね~。

 このドラマ、内容としてはガンダムにおけるニュータイプとかエヴァンゲリオンにおけるATフィールドみたいな、人と人との境界線に関するお話で、そこにジェンダーの事が絡んできますんで、何となくお察しの通りお子様には見せられないのでご視聴には充分ご配慮くださいw

 お子様には見せられない海外ドラマといえば「ゲーム・オブ・スローンズ」も大大お薦めなので、ご覧になってない方には是非観ていただきたいですが、これはエミー賞獲りまくりの有名タイトルだし観てる方も多いんじゃないですかね。

 このドラマ、というかファンタジーというモノについてはまた語り出したら長くなるので、別の機会に譲りましょう。

 という事で、今回はこのくらいにしときましょうか。

 改めまして、本年もよろしくお願いします。ペコリ。


 おしまい