RUSH vol.2 の続き
でね、ギター、ベース、ドラムしかいない3ピースのバンドで、シンセ取り入れるってライヴの時どうするの? サポートメンバー入れるの? と思うかもしれませんが、これが違うんですねぇ。
コンピューターの発達によりトリガーという仕組みが確立しまして、あらかじめ作っておいた物をきっかけ一つで鳴らす事が出来るという事が、シンセでできるようになったのをラッシュはガッツリ取り入れたんですな。
こういう新しい物をどんどん取り入れるのもこの人達の特徴で、煌びやか路線が落ち着いた後もラップの入った曲を作ってみたり、グランジに思いっきり感化されたアルバムを作ってみたり、これを柔軟ととるか節操がないととるかで好き嫌いが割れそうなポイントではありますよね。
俺は大好きですよ。だって俺自身節操ないからw
で、俺以外にも世界中にこのバンドの支持者は大勢いて、この評価の高さとキャリアの長さ故にラッシュは今やカナダの国民的バンドなんですよね。
ですが、ラッシュは活動40周年ツアーを最後に大規模なツアーはやらないと宣言してしまったのです。
表立ってはドラムのニールの腱鞘炎の悪化を理由としていますが、40周年ツアーの映像を観た限りゲディの喉のコンディションもかなりキツそうでしたね。
まあ完全な活動休止宣言ではなく、アルバムは作りそうな感じなんですが、無理せずやってほしいですね。
とまあこんな感じで時代ごとに結構違うサウンドのバンドなので、どれか一つのアルバムをお薦めするっていうのは難しいんですけど、ここまで読んでいただいた上でなら、あえて現時点で最新のアルバム「クロックワークエンジェルズ」かなぁ。
あとライヴの音源、映像も豊富にありまして、まあ演奏はめちゃめちゃ達者な人達なんで楽器弾きには大お薦めです。
特に「ラッシュ イン リオ」はオーディエンスの熱狂ぶりやオマケのドキュメント映像の面白さもあり、大大プッシュさせていたたきたい。
なんかラッシュのメンバー自身も自分たちがブラジルで人気があるとは認知してなかったんだそうですが、アメリカのテレビドラマ「冒険野郎マクガイバー」がブラジル国内で放送される際に、何故かラッシュの曲が主題歌にされちゃってたんだそうでw、本人たちの知らないところでいつの間にか「みんな知ってるバンド」になってたんだそうで。
サッカースタジアムを埋め尽くすオーディエンスが歌詞の無いインスト曲のメロディまで大合唱する様子は圧巻の一言です。
ドキュメント映像の方も、空港に出迎えに来ていた女性が「ニールの書いた歌詞が私の人生を変えた」と涙ながらに語る感動的なシーンから、ギターのアレックス・ライフソンの徹底したお茶目さんぶりまで、見所たっぷりです。
ということで、ラッシュ、興味が湧いた方は是非チェックしてみてください。
おしまい
vol.1の続き
このニールの書く哲学的で含蓄のある詞世界に引っ張られるようなかたちで、音楽性もストレートなハードロックから深遠さを感じさせるような、複雑かつ長大なプログレッシブサウンドに傾倒していきます。
ラッシュのファンって大概このプログレ時代が好きで、他者に薦める時にもこの頃の物を熱くプッシュしがちなんですけど、これが一般にウケが悪いw
言い方悪く言えば地味で分かり難い音楽が延々続くんで、ポップさの欠片もないモンだから、なかなかお薦めしづらいんですよこのバンド。
ただ、このカナダのバンドがプログレをやったというのが一つのポイントなんですよね。
今までプログレの話は度々してきましたが、所謂プログレ黄金期ってイギリス中心のムーブメントで、北米ではカンサスというアメリカのバンドとこのラッシュぐらいしかやってないんですよ。
つまりラッシュは北米大陸におけるプログレのオーソリティなんですね。
これがこのバンドの評価、支持の高さの理由でもあります。
なんですけど、この長大路線を止めちゃうんですよラッシュw
専らには所属レーベルからの圧力があったとされてるんですけど、一時期長い曲を作る事をしなくなったんです。
でも俺的にはこの時期の曲が結構好きだったりするw
で、この辺りからシンセサイザーを取り入れ始めて、煌びやか且つポップなサウンドになった時期もあるんですよね。
ギターの音もギュイーンというロック的なディストーションサウンドからシャキーンとしたクリーンサウンドを多様する様になったり。
だから始めてラッシュを聴いてみるなら、この時期のが良いかも。
vol.3 へ続く
さて、年の瀬が迫ってきましたが皆さん如何お過ごしでしょうか。
今年ももう終わってしまうんですねぇ~早いなぁ~。
cunoとしてはちょっと停滞の年になってしまいました。プライベートが充実するとこうなるw
んで、今回のネタなんですけど、前回の続きでフェイバリットアーティストの話をしたいと思います。
実は前回、名前を挙げなかったアーティストがおりまして、それがRUSHなんですな。
なんで名前を挙げなかったかというと、正直マニアック過ぎるかなというのがありまして。
玄人好みのバンドというか、楽器やってる人間なら大概わかってくれるかなとは思うんですけど、一般的にはどうなんだろうというのが先ず一点。
もう一つは、このバンドの話をしたら絶対長くなるから、という。
他のアーティストの話ができなくなるだろうと。
その位、一言では言い表せない様なバンドなんですな。
というのも、このバンドって、時代時代によって結構スタイルの違う音楽をやっているんですよ。
改めて、ラッシュはカナダの3ピースバンドです。
ベース兼ヴォーカル、ギター、ドラムの3人。
70年代の始めにデビューしたんですけど、当時はレッドツェッペリンを彷彿とさせるハードロックをプレイしていたんです。
ヴォーカルのゲディ・リーが金切り声ハイトーンで歌っていて、歌を歌う人間としては「喉やっちゃうよ!」と心配になっちゃうような。
デビュー当時はそんな感じだったんですけど、メンバーチェンジが起こりまして、ドラムがニール・パートという人になります。
このニール・パートがもの凄い読書家でして、ラッシュの曲の歌詞を一手に引き受ける事になるんです。
ラッシュというバンドは曲をギター、ベースの二人で作って、それを聴いたドラムが詞を書くという、ちょっと珍しいスタイルのバンドなんですな。
vol.2 へ続く
vol.3の続き
あとは忘れちゃいけないピーター・ガブリエルなんですが、実は俺この人大好きで勿論アルバムも全部持っているんですけど、この人の場合スタジオアルバムを聴く事よりもライヴのビデオを観る事の方が多いんだよなぁw
特にシークレットワールドライヴの映像が素晴らしいので是非是非。
と、ここまで挙げてみましたが何と全員イギリス人でしたw
「どうせ洋楽しか聴かないんだろ」なんて声が聞こえてきそうですがそんな事ないですよ。
唯一無二の歌声を持つ大貫妙子さんや個人的に日本屈指のシンガーと思っているsalyuとかね。あとギターデュオのゴンチチとか、この辺りはCD全部持っているという訳じゃないけど、かなり好きですよ。
まあ基本的に音楽好きですからね、日々YouTubeをホリホリしては、気に入ったアーティストをGoogleplaymusicのライブラリに登録するという作業を繰り返していて、そこには洋の東西は関係ないですよね。
まだCD買ってはいないけど、気に入って聴いてる日本のアーティストで言ったら宇宙コンビニ、JYOCHO、the band
apart、bonobos、the cabs、DENIMS、Homecomings、LUCKY TAPES、Rayons、Spangle
call Lilly
line、tricot、YeYe、きのこ帝国、ふくろうず、イツエ、ザ・なつやすみバンド、ハイスイノナサ、フルカワミキ等々。もういくらでもいるのです。
でも、この中からCD買う程大好きなアーティストという所まで行く存在が出てくるのはまた未来の話って感じかな。
気軽に音楽が聴ける様になった今、CDが欲しくなるアーティスト、所謂「物欲を刺激するアーティスト」になるのは難しい、とか書いていて、自分も音楽やってる事思い出したわw
先ずお前がなれやって話ですわなw
因みに我々cuno、CDを出版する予定は今の所全くありません!
駄目だこりゃw
おしまい
vol.2の続き
イット・バイツは元々イギリスのカンブリアという町で結成されたバンドなんですけど、フランシス・ダナリーが「俺はロンドンに行ってプロになる。」と言ってバンドを脱退したんです。
そしたら他のメンバー達も「じゃあ俺も」と言ってフランシスを追ってロンドンに出てきて再結成してデビューしたバンドなんですよ。
ところがアルバムを3枚出したところでフランシスが、今度は「俺はアメリカに行く!」と言ってまた脱退しちゃったのw
で、拠点をアメリカに移して先ずはファーストアルバムを出すんですけど、その後レッドツェッペリンの元ヴォーカルのロバート・プラントのアルバムでギターソロを弾くお仕事をして、そのままロバート・プラントのツアーメンバーになるんです。
そしたらそのツアーの様子がMTVで放送されて、それでフランシスが注目されるんですよね。「あのギターは誰だ」ってなって。
結果、見事に大手エピックレコードとの契約をゲットするという、ここまでは正にアメリカンドリームって感じなんですけど、まあ良くある話、アルバムは出したんだけどサポートは全然してくれない大手レーベル。セールス的には全く振るわず、契約した枚数のアルバムを出した後はフランシスはインディーズアーティストになってしまいます。
それでも細々と活動し続けてインディーズでアルバム3枚出したんですが(日本で入手するのには苦労しましたw)、ここでイット・バイツ再結成の機運が高まるんです。
と言うのも、イット・バイツはフランシス脱落後、ナヴァホ・キスと名前を変えて残されたメンバーだけで活動を続けていたんです。つまりフランシスは何時でも戻れる状態だったw
ところがところが、フランシスがインディーズで出したアルバムが評価されて、このタイミングでフランシスがメジャーレーベルとの契約を再ゲットしてソロ活動継続となって、結局イット・バイツの方も別のメンバーを入れて再結成しちゃいました。
フランシス・ダナリーのソロもイット・バイツも大好きでお薦めなんですけど、ソロならlet's go do what happensがアルバムとしてまとまりがあって聴きやすいかな。
イット・バイツの方はセカンドアルバムのonce around the worldがお薦めです。
あとアルバムを出したらCD買うアーティストと言ったらイモージェン・ヒープですね。
イギリス人の女性アーティストでジャンルとしてはエレクトロになるのかなぁ。
この人は兎に角惚れ惚れするほどセンスが良いと感じさせてくれるアーティストですね。
もう四の五の言わず楕円というアルバムを聴いてみていただきたい。
vol.4 へ続く
vol.1の続き
先ずはマリリオンというイギリスのプログレバンド。
以前このブログで、ビートルズの最後のアルバムをチャートの1位から引きずり下ろしたのはキングクリムゾンのファーストアルバムだったとご紹介しましたが、これが1969年の出来事で、そこからプログレの黄金期が始まるんですけど、この黄金期のバンド達に影響を受けた次世代のプログレバンドというのが次々出てきた時期がありまして、マリリオンはその世代のバンドですね。
始めはフィッシュと名乗る人がヴォーカルを務めていたんですけど、段々この人の個性が抑えきれなくなって、フィッシュは脱退してしまい、スティーブ・ホガースという人が加入して今のラインナップになりました。
俺は実は初代のヴォーカルのフィッシュの声が苦手で、好きなのは今のラインナップになってからなんですけどね。フィッシュの時代のマリリオン、曲は好きなんだけどフィッシュの歌が俺には「おっさんが喚いている」ようにしか聞こえないんだよなぁ。
で、このマリリオン、実はつい最近まで日本のレーベルとのディールを失ってて輸入盤を買うしかなかったんですけど、今はまた評価が高まっていて、ついこの間の来日公演のライブレポートがYahoo!ニュースに載ったりしてましたね。
キャリアが長いのでアルバムも沢山出していますが、お薦めとしてはブレイブ、マーブルズ、マリリオン.com(そういうアルバムタイトルなんです。)あたりかなぁ。
次にご紹介するのはフランシス・ダナリーというイギリス人アーティスト。
この人は元々イット・バイツというバンドのギター兼ヴォーカルだった人です。
vol.3 へ続く
いやぁ9月は地震やら台風やらで大変でしたね。皆さんご無事でしたか?
我々cunoは札幌在住なもので、地震とそれに伴う停電はガッツリ食らいましたが、まあ大丈夫です。
台風に関しては24号、25号ともに札幌からは逸れたので、俄雨と微風レベルでしたね。無害。あ、読めます? にわかあめとそよかぜと読むんですよ。
てな事で、台風は全然大丈夫で、地震の方だけの被害だったんですけど、これも以外と大したこと無かったんですよね。
停電はしたんですけど、ガス、水道はきていたし、その停電も3日程で解消したんで、我慢できるレベルでした。
揺れの方も、人生最大の揺れだったんですけど、以外と被害は無くて、家具や食器が壊れたりも特にしなかったんですよ、不思議と。
なので実際のところ、具体的な被害と言ったら俺の部屋の、棚に収まり切らずに平積みになっていたCDタワーが崩れてきて、煎餅布団に寝ていた俺の上に降り注いできた事ぐらいでしたねw
て事で俺は棚に収まり切らない程のCDを持っているんですけど、皆さん如何でしょう。
皆さんCDを買いますか?
かく言う俺も、実は最近は殆ど買わなくなりましたね。
スマホにGoogleplaymusicのアプリがあって、月額980円で聴き切れないぐらいの曲が聴けたり、あとAmazonのprime会員なのでAmazonprimemusicも利用出来るんで、いちいちCDをプレイヤーにセットする機会はほぼ無くなりました。
が、それでもCDが欲しくなるアーティストというのはまだいて、そのアーティストが新譜を出したら間違いなく買うんです、俺。
やっぱり大好きなアーティストのアルバムはデータだけじゃなく物理的に所有したいですよね。あと、ジャケットデザインやインナースリーブのアートワークも見たいですし。
そんな個人的なフェイバリットアーティストを、今回はご紹介しようかな、と。
先ずはマリリオンというイギリスのプログレバンド。
vol.2 へ続く
vol.2 の続き
なんかね、日々ネットなんてモンを眺めてると、右だの左だの、声高に喚き散らしているけどね、声がデカいから目立ってるだけでね、あの人達所詮マイノリティですからね。
だってそうでしょう。大概の人達は「右とか左とか、偏った思想に捕らえられた人間にはなりたくないな。」と思っているでしょ。
だからあの人達、大概の人から「ああはなりたくない人達」でしかないんだけど、本人達は自分の事を真面目に物事を考えてる人間だと思っていて、そうでない人の事を「政治に無関心な奴」「無知」「衆愚」ぐらいに思ってるとしか思えなくて、益々気持ち悪い。
そもそも政治ってのは究極的には「人々がより快適でより幸福な社会を目指すもの」である筈で、右だろうが左だろうが手法は違えど目指すゴールは同じである筈なんだけどね。
でも、あの手の人達って大概排他的だよね。
「右じゃない奴は左」「左じゃない奴は右」って感じで、自分と違う考えの者は全員敵ぐらいな感じじゃない?
ゴールは同じっていう部分が全然感じられないところが、政治ってもののそもそもの部分をわかってなくね?と見ていて思ってしまうんだよなぁ。
てことでね、俺としてはポリティカルなメッセージは発信したくないんですよ。右か左か決めつけたがる、「ああはなりたくない人達」と関わりたくないもん。
なんだけど、oceanfrequencyは俺みたいなチャランポランと違って作詞とか作曲とかしている表現者ですから、そういったテーマにも触れたくなるんでしょうね。
まあcosmictreeからシングルになっているsora to soraも、「狂気に包まれて互いの神憎んでいたろう」なんて歌い出しだったりね。
で、やはりcosmictreeに収録されているproudって曲が、最初渡された時、かなり直接的にポリティカルな内容だったので、この歌詞は厭だと言って大幅に書き直してもらった曲だったりするんですけど。
で、最近もらった新曲が、俺からすると詞の内容がproudと殆ど同じと感じられるモノだったので、会議という名の不平不満ぶちまけ会を開いて作り直してもらう事になりましたとさw
ホントね、じゃあお前が作れよって話なんですけどねw
こればっかりは資質の問題というか、俺って人間が、「歌にして世間に訴えたい様なメッセージを持ち合わせていない奴」なんですよね。無いモノは出せないw
ちゅー訳で、制作は快調に遅れとります。
おしまい
vol.1 の続き
んでね、何が起こったかというと、oceanfrequencyさん、ヒップソウルみたいな曲を作ってきたんですよ。
つまり俺にラップをしろと。
俺そもそもその手の音楽ほぼほぼ聴かないんだけど、特に日本人のラップを良いと思った事が殆どないんですよ。
スチャダラパーとかのユル系なら、まだわからなくもないんだけどね。まあコレはコレで心地良いかなと。
でも、それ以外のは、何か見ていて気恥ずかしくなっちゃうんだよね。何かしっくりこないというか。
て言うかそれならまだマシで、中には「ナニコレ、ダッセェ」と思う様なモノもありますわな、正直言うと。
俺はもうおじさんなんでね、ラップというモノはそもそもはフラストレーションというモノを背景に持ったスタイルだと思っているんですよ。勿論今となっては全てがそうだとは言わないけどさ。
そういうイデオロギー的な部分が全然感じられない日本人ラッパーが、「ありがとう」「リスペクト」とかいう内容のモノばかりやっていて、そのクセファッションだけはアフロアメリカンのゴリゴリのラッパーから借りてきちゃってるみたいなのはね。
てか、もっとシンプルに「ラップってのは歌も歌えないし楽器も出来ないけどミュージシャンヅラしたい奴の便利な道具かよ。」と感じさせてくれる様なのもあります。
そんな事を思ってる俺に、oceanfrequencyさんたらヒップソウルみたいな曲を作ってきたモンだから、「やりたくない」って言いましたよね、普通に。没ですw
いや実は既に1stアルバムに入ってるdaysって曲の中で、もうラップっぽい事やってはいるんですけどね。聴く度に恥ずかしい。
しかも一ヶ所、思いっ切りリズムが走っている所まであるし、イヤァァ聴かないでェェェ!って感じですw
それともう一つ、俺が個人的にあまりやりたくないものがありまして。
それが「ポリティカルな内容のモノ」なんです。
ちょっと前にもありましたよね、あるバンドが愛国的な内容というか、右寄りの人達が好きそうなフレーズを使ったら、何かネットで凄い叩かれたみたいなの。
日本人の中には敗戦から来る、皇国史観に対するアレルギーみたいなものを根強く持ち続けている人達が一定数いて、右っぽい事をちょっとでも言うと「危険だ!危険だ!」みたいに騒ぐんですけどね。
俺からしたら、アーティストの表現を「危険なもの」扱いして制限しようとする事だって、かなり危険な事に思えますけどね。
何でこんな、わざわざ敵を作る様な事言い出してんだか、自分でも良くわかんないんですけどw
vol.3 へ続く
さて、何時しか俺が思い出話を書き綴る場所になってしまっているが、良く考えたらココはcunoのオフィシャルブログだったのでw、偶には我々の近況でも。
と言うのもですよ、一昨年の8月に1stアルバムの月の舟を配信開始して、昨年の8月に2ndアルバムのcosmic treeを配信した訳ですからね。
気付けばもう9月ですよ今年も。
と言う事は・・・
遂に・・・
我々の3rdアルバムが・・・
スイマセンまだ出来てません、という話なんです。
以前ココのブログで、cunoの曲はcunoの俺じゃない方ことoceanfrequencyさんが作詞も作曲もトラックメイクも一人でやっていると書きましたが、早い話、そのoceanfrequencyが多忙だという事なんですな。
我々、音楽だけで食っていける様な御身分では無い訳で、普段の生活の合間に活動していてですね。
まあ、本人に許可取ってませんから詳しくは書きませんけどね、oceanfrequency、良い方向にも、良いとは言えない方向にもw、色々ありまして。
で、そんな忙しい合間を縫って、やっと作った曲を、俺が「気に入らない」と言って没にしたり作り直しを要求したりというw
もうね、鬼かって話ですけどね。
過去のブログを読み返してもらえれば、俺がcunoでやってる事って歌とギターとココのブログを書く事と、不平不満を言うって書いてありますねw
そうなんすよこの人、作詞も作曲もしないクセに一丁前に文句は言いやがんのw
oceanfrequencyとは学生時代からの友人だけど、だからって音楽の趣味が完全に一致するなんて事はある筈も無く、どちらかと言うと俺は音楽に心地良さを求めるのに対し、oceanfrequencyはより格好良さを求める傾向にあるのかなぁと。
飽くまでも「俺に比べると」ですけどね。
vol.2 へ続く
vol.2 の続き
で、親父の「何観たい?」に俺は「ジェダイの復讐!」と答えた訳です。
が。
それを聞いたウチの親父、「えぇ~絶対つまんないよスターウォーズなんて~」と言い出したんですよ。
そうなんだねぇ~、俺がスターウォーズを一作目から観てないのは、映画に連れて行ってくれる親父が「つまんなそう。」と思ってたからなんですね。
以前にもここのブログで書いた事があったと思うんだけど、SF映画ってスターウォーズ以前は子供騙しと思われていた時代があって、ウチの親父はスターウォーズがもう三作も公開された時点でも、まだそう思っていたんです。
てな訳でスターウォーズを観たいと言った俺は親父に否定され、姉貴まで尻馬に乗ってそうだそうだ、スターウォーズなんて絶対つまんないと言い出す始末。
で、その姉貴に親父が「お前は何が観たいの?」って聞いての姉貴の答えが「キャノンボール2!」
まあ、姉貴の趣味も大概だw
で、親父が「じゃあ絶対つまんないスターウォーズを先に観て、その後キャノンボール2観に行こう。」って決めたのね。
俺達三人とも、好きな食べ物は最後にとっておくタイプです。(お袋のみ先に食べるタイプ。)
ということで俺以外は全く期待しないで観に行ったスターウォーズエピソード6、もう完全に圧倒されましたね。
特に最後のデススター攻防戦のドッグファイト。凄い迫力の映像を見せつけられて、映画館を出る頃には親父も姉貴もすっかりスターウォーズファンになってましたとさw
んで、その後観に行ったキャノンボール2のつまんねぇことつまんねぇことw
そんでね、この経験でスターウォーズが大好きになったのは勿論の事、俺は「映画を観に行く楽しみ」というモノに目覚めてしまったのね。
で、それまで親に連れて行ってもらうものだった映画を、友達を誘って自分で観に行く様になったんだ。
そのきっかけになったのがエピソード6だった訳で、今おっさんになった俺という人間の有り様を決定した映画って事なんですよ。
・・・誰だ「良かったのか悪かったのか」とか言ってるヤツはw
おしまい
vol.1 の続き
俺は2歳の時に親父に肩車されてキングコングを観ているので、スターウォーズも一作目から観ていても全然おかしくないんですが。
俺が最初に映画館で観たスターウォーズは今で言うエピソード6、ジェダイの帰還からなんです。
しかも再上映なの。ロードショーでは観てない。
小学生だった俺は、勿論スターウォーズに興味津々だったんだけど、まだ当時は映画というのは親に連れて行ってもらうものだったんですよね。
だから親が「映画に行こう」と言い出さないと観られないものだったんだ。
そんな小学生時代の俺が家で新聞を眺めていて、劇場情報にエピソード6の再上映を見つけてしまったのね。
で、それから毎日毎日新聞をチェックしては「まだやってる。まだやってる。」って思ってたんだ。
多分親のどっちかがそれに気付いたんだろう、ある日の土曜日、親父が俺と姉貴に向かって「明日映画観に行こう。おまえら何か観たいのあるか?」って言い出したんですよ。
俺は喜び勇んで言いましたね、「スターウォーズ! ジェダイの復讐!」と。
はい気付きました?
ジェダイの帰還じゃなくジェダイの復讐。
実は公開当時はジェダイの復讐というタイトルだったんですね、エピソード6。
これ実はアメリカの映画会社が勝手にrevenge of the
jediってタイトルつけちゃったので、日本でも直訳してジェダイの復讐になっちゃったんだけど、ジョージ・ルーカスから「ジェダイは復讐などしない。」と突っ込みが入ってreturn
of the jediに変更されたんですね。
ところが日本ではジェダイの復讐でポスターもパンフレットももう作っちゃってるw
だもんだから、日本では当時そのままジェダイの復讐というタイトルで公開しちゃったんです。
vol.3 へ続く
さて皆さん、以前このブログで紹介したハン・ソロが公開になりましたが、もうご覧になったでしょうか。
この映画、アメリカでは興行成績爆死して、そのせいでスターウォーズのスピンオフはもう作られないなんて噂まで出ているらしいんですけど、あのね、普通に面白いのよw
そりゃ勿論スターウォーズのエピソード4~6を観てないと全然訳がわからないだろうけど、シリーズファンからすれば見たかったモノを全部見せてもらえた上でスピーディなスペクタクル映像をドバドバと注ぎ込んであって見応え十分の映画でしたよ。
強いて言えばソロが機転が利きすぎるのがちょっと違和感あったけど、不満点はその位のものでした。
最後の方にサプライズもしっかり用意してあったしね。
で、なんでこの映画が爆死したのか。
多分それはエピソード8のせいなんだと思います。
まだエピソード8を観てない方もいらっしゃるかと思うので詳しくは言いませんが、まあつまらなかったですな。
多分観た人全員が「スノークとは何だったのか」と思ったんじゃないでしょうか。
このエピソード8を観て、「なんだよスターウォーズつまんねぇじゃん。」と思った人が相当いたんじゃないでしょうかね。
て事で、ハン・ソロは全然面白いので安心して観に行ってください。
と、スターウォーズ愛を熱く語る俺ですが、じゃあスターウォーズを全部映画館で観ているかというと違うんですよね。
vol.2へ続く
vol.2 の続き
因みに日本人のことも日本語のこともジャパニーズという様に、カタルーニャ人のこともカタルーニャ語のこともカタランと言います。
カタルーニャはフランス国境と接していて、カタランで「ありがとう」はフランス語と同じ「メルシー」だそうです。
カスティーリャでは「グラシアス」ですから全然違う言葉なんですね。
て事で、スペイン中央政権は仕方なくカンプノウ内限定でカタラン解禁するんです。
この事がバルセロナというサッカークラブを、ただのサッカークラブではなくカタランの魂の拠り所にするんですよね。中央政権に屈しない俺達の誇りの象徴!みたいな。
そして首都マドリードのチーム、レアルマドリードに対して「アイツらだけには負けん!」と異様な程のライバル心を燃やす訳です。
レアルという言葉は英語で言うロイヤルですね。国王公認みたいな。
んで、喧嘩売られたレアルマドリードの方も「あ? やんのかコラ」的な感じになって。
と、こんな歴史があって今でもバルサとマドリーの試合は伝統の一戦「エル クラシコ」と呼ばれ世界中のサッカーファンを熱狂させているんですね。
あ、また因みにですけど、レアルマドリードの事を「レアル」と略す人が殆どだと思いますがサッカーマニアは「マドリー」と呼びます。
というのも、レアルって付くチームってレアルマドリードだけじゃなく複数あるんですね。
今度乾選手が移籍するベティスというチームも正式にはレアルベティスです。
さて、バルサの事を「メッシのいるチーム」位にしか思ってなかった方も、ちょっと関心が出てきたりしてませんか?
一緒に応援しよう、バルセロナ!
おしまい
vol.1 の続き
で、その位の頃にWOWOWにもスカパー!にも加入しなくても観られたのがスペインのサッカーリーグ、リーガエスパニョーラだったんです。NHKのBSで放送されてたんですよね当時。
で、勿論全試合なんて放送されないのでレアルマドリードとバルセロナの試合がメインで放送されていて(城選手が移籍してからはバジャドリの試合も)、俺はバルサのファンになったのです。
なんでバルサの方を好きになったかというと、当時のバルサはビッグクラブの割にあんまり強くなかったんですよね。
所謂判官贔屓ってヤツです。一番最初のきっかけは。
でも、バルセロナの歴史を知るにつけ、益々好きになっていったという感じですね。
世界史を学んだ方だったら、スペインという国が内戦により、武力をもって平定された国だということをご存じでしょう。
将軍フランコよって各民族が統治下に置かれ、フランコはそのまま独裁者となり首都マドリードからスペイン全土を支配しました。
因みにこのスペイン内戦に対する恐怖や怒りを描いたのがピカソのゲルニカという絵画です。あの変な牛が描いてあるヤツ。
で、このマドリード中央政権に対して特に強い敵対心を持っていたのがバスクとカタルーニャ。
バルセロナはカタルーニャ自治州の首都なのです。
ニュースや新聞を見ている人ならピンとくるんじゃないでしょうか。
カタルーニャは今現在でもスペインから独立しようとしていますよね。
スペインという国自体は財政的に厳しいのですがカタルーニャ自治州はバルセロナやらガウディの建築物(サグラダファミリアとか)やらカタルーニャサーキット(レース場)やら色々観光資源があって黒字なモンだから、カタルーニャからしたら憎い相手の財政面を支えてあげてる形なんですね。
ちゅー事で中央政権に反抗的なカタルーニャなんですが、ここに更に追い打ちをかけられるんです。
それがカタルーニャ語の禁止。今で言うスペイン語、カスティーリャで話す事を強要されるんです。
ところがですね、バルセロナのホームスタジアム、カンプノウには何万人というカタルーニャ人が試合の度にやって来る訳で、この何万人が一斉にカタルーニャ語で喋っても取り締まり切れないですよね。カンプノウ位の広さの拘置所が必要になっちゃう。
vol.3
これまでこのブログで音楽以外にもガンダムやらスターウォーズやらゲームやら色々好きな物があることを書いてきましたが、まだ書いた事がない「好きな物」がありまして。
それがサッカーなんですよね。
何しろキャプテン翼ブームも直撃食らってる世代ですからね。
それ以前は子供の放課後の遊びと言えば「お~い磯野~、野球やろうぜ~」だったのが、もう一斉にサッカーに取って代わられましたからね。
俺自身、そもそも幼少の頃、公園から飛んできた野球のボールがおでこに直撃するという事件があって以来、野球ボールに対する恐怖心があったので野球は全然興味無かったので、すぐにサッカーに夢中になりましたね。
で、一番好きなチームはバルセロナです。
これ言うと、「なんだミーハーじゃねえか。ルミ子じゃねえか。」と思う方もいらっしゃるかと思いますがさにあらず。
俺がバルセロナを好きになったのはかれこれ20年位前、サッカーに詳しい人に分かり易く言うと、ルイス・フィーゴがまだギリギリバルセロナにいた頃ですからね。(詳しくない人スマヌ)
キャプテン翼ブームがあってW杯にも興味を持つ様になり、Jリーグも始まり、カズがイタリアに移籍して海外のサッカーリーグにも興味が湧いてきて、みたいな流れで。
vol.2 へ続く
vol.3 の続き
で、こういうの、タイトルだけじゃなく歌詞の翻訳なんかでもヒドイのが色々あるの。
俺の知ってる中で一番ヒドイのはアリス・クーパーのspark in the darkって曲。
この曲、サビでspark in the darkってフレーズが繰り返されるのね。
曲全体はちょっとセクシーな内容なんだけど、で、そういった内容でspark in the darkですから、もうそういうニュアンスなんですけどね。
でもさ、そこはニュアンスなんだから翻訳もそのまま「スパーク イン ザ ダーク」ってしとけばいいじゃない。曲のタイトルはそのまま「スパーク イン ザ ダーク」なんだもの。
なのに歌詞の翻訳ではこのspark in the darkってところ、「暗闇で一発」って書いてあったのw
この曲のサビ、このspark in the darkってフレーズが4回繰り返されるから、歌詞の翻訳、
暗闇で一発
暗闇で一発
暗闇で一発
暗闇で一発
って書いてあったんだよw
ヒドイ。
そのまんまで良いのにねっていう話でした。
おしまい
vol.2の続き
gravityという映画は宇宙ステーションの事故から主人公の女性が地球に生還するまでのサバイバルの話で、ずっと無重力空間の中でサバイバルしてきた主人公が地球に生還して、地球の重力を実感したところでタイトルのgravityがバーーーンと表示されるというオチなんですね。あ、gravityの直訳が重力ね。
で、この映画の邦題が「ゼロ グラビティ」。オチが台無しです。
こういうのが映画の邦題には沢山あるんですけど、コレ、洋楽の曲名でもあるあるなんですよね。
有名なのはエアロスミスのtoys in the atticって曲で、直訳すると「屋根裏部屋の玩具達」なんですが、この曲の邦題は「闇夜のヘヴィ・ロック」。なんでやねんw
同じアルバムに入ってるsweet emotion。まあ訳するまでも無いですが直訳すると「甘い感情」。コレ、今はどうなってるか知りませんが俺の持ってる大昔に買ったCDでは「やりたい気持ち」という邦題がつけられてます。オブラート剥がすなw
そもそもエアロスミスってセカンドアルバムのタイトルがget your
wingsなんですけど、このアルバムの邦題は「飛べ!エアロスミス」ですからね。wingsをgetするのがyourからエアロスミス本人になっちゃってるし、て言うか大昔につけられたタイトルとは言え、ダサすぎるだろw
vol.4へ続く
vol01の続き
children of
usっていう映画がありまして、未来の世界、人類が生殖機能を失ってしまい、もう絶滅を待つだけという世界観のSF映画なんですけど、この世界にたった一人、妊娠した女の子が現れるんですね。この女の子とお腹の中の子供がchildren
of usな訳ですよ。childじゃなくchildrenね。
で、この映画の邦題が「トゥモローワールド」。いやダセェなw
the martinianっていう作品はたったひとり火星に取り残された男のサバイバルのお話。
この作品、元々はウェブで公開されていた小説なんですけどファンの強い要望でペーパーバック化されてヒットしたもので、この小説は勿論日本でも発売されていて、タイトルはmartinianのほぼ直訳の「火星の人」です。
これがリドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で映画化されたんですけど、この映画の邦題が「オデッセイ」なの。
オデッセイっていうのは「壮大な旅」みたいな意味なんだけど、映画の内容は限られた物資とミニマムな行動範囲でサバイバルする話なんだからオデッセイってどうなのよってのもあるし、そもそもオデッセイって聞くとホンダの車を思い出すよね。
なんでそのまんま「火星の人」じゃないの?
vol.3へ続く
音楽にしても映画にしても海外のものを嗜んでいると、偶に「何故そうした」ってのがあって。
一番良くあるのは映画の邦題。
これについてはTV BROSという雑誌に「邦題つけたい放題」というコーナーがあるんで俺がここで紹介するのも何なんだけど。(と言いつつ紹介する気満々w)
例えば、frequencyという映画があります。
frequencyは日本語で周波数の事ですね。
ウチの作曲家先生もoceanfrequencyと名乗ってますけど。
このfrequencyという映画、内容はというとニューヨークの夜空にオーロラの輝く夜に、主人公の警官が亡くなった父親の遺品のハム無線機を弄ってたら何故か過去の父親と無線が繋がり、二人で協力して連続殺人犯を突き止めるという、ファンタジーサスペンスみたいな話で、映画ファンには名作として割と人気の作品なんですけど、この映画の邦題が「オーロラの彼方に」っていうんですよ。
何か違うよね。サスペンスなのよこの映画。なんでそんな冒険モノみたいなタイトルにしたんだろう。
そのまんまフリケンシーじゃダメだったのかって言う、今回はそんな話です。
vol.2 へ続く
vol.2 の続き
でね、メトロイドってゲームがディスクシステム専用ソフトとして発売されてね。
このソフト、発売前から俺は「面白そぉぉぉおっ!」って思ってたのね。
なモンだから、発売されてすぐに買ってきてね、早速遊び始めた訳ですよ。
ところでね、俺と同年代の人は覚えているんじゃないかと思うんだけど、当時のファミコンって本体とコントローラーを繋ぐケーブルが短かったんだよね。
だからファミコン本体をテレビ台の下から引っ張りだして、自分の近くに置いて遊ぶんだ。
でさ、シャープのツインファミコンって本体の前面に電源ボタンとリセットボタンが付いてるの。
メトロイドというゲームは階層状になっている地下迷宮を探索するというゲームで、階層を移動する度にデータロードが入ってゲームが数秒間止まるんだよね。
ゲームにのめり込んで夢中になって遊んでいた俺は知らず知らずの間にずっと同じ姿勢でいたモンだから、このロード時間に思わず「伸び」をしてしまったの。
そしたらさ、自分のすぐ近くに置いてあったツインファミコンのリセットボタンを膝で押してしまったのさ!
瞬間、ガガッっていう変な音がして、テレビ画面には「error」って表示されているの。
ディスクシステムの説明書には勿論、「セーブ/ロードの最中は電源を切ったりリセットボタンを押したりしないでください。」って書いてありますわなw
かくして俺のメトロイドのディスクはお釈迦になり、俺はメトロイドを途中までしか遊べませんでした、という悲しいお話でした。
ゲームに纏わる悲しいお話その2。
おしまい
vol.1 の続き
で、また暫く時が経ってファミコンは更に普及して、で、ディスクシステムという付属品が発売されたのね。
ゲームのデータ容量も増え(すぐにカートリッジに追い越されるんだけど)、更にディスク内容を書き換える事が出来るという画期的な物だったのだ。
つまり一枚ディスクを持っていれば、そのディスクに入っているゲームを遊び終わったら、そのディスクをオモチャ屋等に持って行けば別のゲームに変えて貰えるって訳。
スーパーカセットビジョンで我慢していた俺もやっぱりこれは「欲しい・・・」となりつつ、しかし子供のお小遣いではファミコン本体とディスクシステム両方買うのは流石にハードル高かったのね。
と思ってたら、任天堂ではなくシャープから、ファミコン本体とディスクシステムが一体になっていてバラバラに買うより安い「ツインファミコン」なる物が発売されて、それがウチの近所の電気屋に置いてあるのを見かけてしまったモンだから、矢も楯もたまらなくなって貯金おろして買っちゃったの。
という訳で、クラスの皆に大分遅れて俺のファミコンライフが始まったんだ~。
vol.3 へ続く
以前初代ファミコンが発売されたのは俺が小3の時頃だとココのブログに書いたんだけど、実は俺自身がファミコンを手に入れたのはもっと後だったんだよね。
ファミコンが普及してきてクラスの皆が持ちはじめて、いよいよ俺も「お年玉でファミコン買おう!」と決意してさ、それが小4の時。
当時俺はスイミングスクールに通っていて、そのスイミングスクールの隣がオモチャ屋で、いつもスイミングスクールの行き帰りにそのオモチャ屋を覗いていて、ファミコンが14800円で売ってるって事は把握してたんだ。
で、お正月になってお年玉貰って、いざそのオモチャ屋に買いにいったら、何と売り切れちゃってたんだよね、ファミコン。俺はファミコンを買えるお金持っているのに。
ここで「他の店に探しに行く」という、当たり前の事をすれば良かったのに、俺はそこでファミコンと同じ値段で売っていた「スーパーカセットビジョン」というゲーム機を買ってしまったのだ。
「同じ値段なんだから中身も同じ様な物だろう。」と思ってしまったんだなぁ。
後で知ったところによるとファミコンは普及の為に本体価格は赤字覚悟で格安で売っていたので、他のメーカーのゲーム機とは性能が格段に違ったんだけど、小4の俺がそんな事知る由もない。
という訳でクラスメイトの皆がファミコンで遊んでいる中、俺は暫くの間スーパーカセットビジョンで遊んでいたの。(笑)
vol.2 へ続く
胸アツな話 vol.2 の続き
ところが、そのソロの役の役者が全然決まらない。
他のキャストは決まって、脚本もセットも固まっていよいよ撮影スタートが近づいてるのにソロ役だけルーカスのイメージにマッチする新人俳優が出てこない。
で結局オーディションで延々ソロ役を演じてきたハリソン・フォードが一番ソロを上手く演じられるじゃん、となってハリソン・フォードがソロ役をゲットしたんですよ。
そこからのハリソン・フォードの売れっぷりはご存じの通り。正にハリウッドを代表するビッグスターとなっていく訳ですわな。
そしてハリソン・フォードがビッグスターとなるきっかけとなったハン・ソロの若かりし頃を描いた作品を、ハリソン・フォードと一緒にアメリカングラフィティに出演していたロン・ハワードが、やはりハリウッドを代表する監督となって手掛けるという。
スターウォーズ好きにとっては胸アツな話なんですな。
因みにロン・ハワードが近年手掛けている「ダヴィンチコード」シリーズですが、映画では主人公をアポロ13の盟友トム・ハンクスが演じていますが、これ原作の小説ではハリソン・フォードそっくりな人っていう設定なんですよね。
「ハリスツイードのハリソン・フォード」っていう異名の。
とまあ、今後もスターウォーズについては何かしら書く機会があると思いますが、今回はこんなお話でした。
おしまい
vol.1 の続き
スターウォーズの企画を映画会社に持ち込んだ時、ジョージ・ルーカスは実は一度没を食らってます。
SFというジャンルは小説で1950年代に第一次ブームがありまして、所謂SFの定番パターンであるタイムトラベルとか宇宙人襲来とかコンピュータの暴走とか超管理社会とかロボット三原則とか一通り出てきて、それらを読んで影響を受けた人達が1970年代に第二次ブームを起こす訳ですが、こと映画作品となると技術レベルが追いついておらず、ヒットには恵まれず、「子供騙し」のレッテルを貼られる憂き目にあっている様な状況だったのですね。
なのでジョージ・ルーカスが持ち込んだスターウォーズの企画も、「ヒットする訳が無い」とされちゃったんですな。
で、どうしてもスターウォーズという企画の映像化を実現したいという信念があったルーカスは、「じゃあ、自分がヒット作を撮れる監督である事を証明してやる!」と言って作ったのが「アメリカングラフィティ」という映画です。
アメリカの若者たちの群像劇で、ルーカスの思う「皆こういうのが好きなんでしょ」をモリモリに詰め込んだ作品で、これがものの見事にヒットするんですよね。
で、「どうだ!」とばかりにもう一度スターウォーズの企画をアピールして、今度は予算が降りる訳です。
で、実はこの「アメリカングラフィティ」にハリソン・フォードもロン・ハワードも出演していた、というのが今回のお話なんですな。
スターウォーズの製作が遂に決定して、ルーカスは
主人公の3人、ルーク、レイア、ソロを演じる主役は新人を使おうと決め、オーディションを開始します。
ハリソン・フォードは既に「アメリカングラフィティ」に出演済みな訳ですから、本来ソロ役には選ばれなかった筈なんですな。
実はハリソン・フォードは飽くまでも「オーディション用として」ソロ役を任されていたのです。
ルークやレイアの役を受けにきた役者達の相手をする為に、ソロの台詞を喋り、ソロの演技をしていたのですね、ルーカスに頼まれて。
vol.3 へ続く
もうホント、言わずもがななんですがスターウォーズも大好きなのでして、語り出したら止まらないに決まってる訳ですが、やっぱりあんまりマニアックな話してもアレなんで、今回はスターウォーズの内容の話ではなく、ちょっとしたトリビア的なお話をしてみようかな、と。
スターウォーズの生みの親と言えばジョージ・ルーカスなのですが、彼がルーカスフィルムをディズニーに売却したので、ルーカス自身は「スターウォーズはエピソード6でお終い」と言っていたにも関わらず続編が製作される様になりまして、新エピソードとスピンオフタイトルを交互に発表するという流れになり、エピソード7、ローグワン、エピソード8と公開になり、今年は「ハン・ソロ」が公開される事になっています。
「ハン・ソロ」はハリソン・フォードが演じてきたハン・ソロの若かりし頃を描いた作品となります。
この作品の監督がロン・ハワードという人でして、「コクーン」で新人賞、「アポロ13」や「ビューティフルマインド」でオスカーにたぁ~くさんノミネートされた、まあハリウッドを代表する監督の一人ですね。
最近は「ダヴィンチコード」シリーズの監督もしていますね。
で、このロン・ハワードという人、実は俳優出身なんです。
この事をちょっと頭の片隅に置いておきつつ。
vol.2
一番好きな映画 vol.4
vol.3 の続き
でさ、この④、エイリアン2もね。
エイリアンのいる星を破壊して脱出して、あぁ助かったと思ったら宇宙船にクイーンエイリアンが現れちゃって、「もう駄目だぁ!」って所に、パワーローダーに乗ったリプリーが登場するシーン。
正に「その手があったか!」だよね。
あとわかりやすいのはラピュタの「バルス!」ですわな。
この必勝パターンに上手くハマってるものとしては、原田宗典の小説「スメル男」とか中島らもの小説「ガダラの豚」なんかもあってどっちもお勧めなんですが映画となるとナウシカとエイリアン2って事になる訳です。
てことで、どっちも有名タイトルなので観たことある人も多いと思いますが、もし観たこと無い方がいましたら是非。
「もっと皆の知らないようなヤツ教えろよ!」という方には「トト・ザ・ヒーロー」というフランス映画を。
感動する映画でも可哀想な映画でもないのに、最後スタッフロールが流れ出した所で何故か号泣しちゃったんだよ俺。
正に「Why I'm crying!」の羽生結弦君状態。
観てみたら良いのじゃ。
おしまい