vol.1 の続き
フランク・ザッパはアメリカ人アーティストです。
そのザッパのステージで起こった事件の事を歌った曲という事でアメリカで人気になったというのが真相なのですね。
むしろコミックソングに近いモノで、決してディープパープルのハードロックミュージックがアメリカに認められた! みたいなシチュエーションではないんてすよね。
そんな所が日本では理解が及んでなくて、この曲はハードロックの名曲という扱いとされていて、ギターを買いに楽器店に行ったギターキッズ達がとりあえず弾く曲となった訳です。
おしまい
2017年1月30日月曜日
2017年1月16日月曜日
スモーク・オン・ザ・ウォーターの話 vol.1
ロックに興味が無い方でも聴いた事がある曲の代表がディープパープルのスモーク・オン・ザ・ウォーターでしょう。
タイトルを聞いてピンとこない人でもちょっとネットで調べてみてイントロを聴いてもらえれば、「あぁ、この曲ね」となると思います。
で、この曲、ハードロックの名曲とされていて、特にここ日本ではかっこいいモノとして扱われているフシがあります。
でもどうでしょう、皆さんこの曲を聴いてかっこいいと思いますか?
そもそもこの曲が名曲とされている理由は、イギリス出身のバンドであるディープパープルがアメリカのチャートに初めて入った曲だからです。
所謂、認められたハードロック曲という扱いな訳です。
じゃあどうしてアメリカのチャートにこの曲が入ったのでしょう。
モントロージャズフェスティバルという、歴史あるフェスがありまして、湖のある公園で行われるこのフェスにフランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インベンションというバンドが出演する事になりました。
ジャズフェスティバルと謳ってはいますがジャズアーティストしか出演出来ない訳ではないんですね。
フランク・ザッパの音楽性を一言で表すと、「音楽を使って悪ふざけ」です。
兎に角歌詞はひたすらクダラナイし、曲自体も聴いてる者を煙に巻くような変拍子や転調が連続するようなもので、それだけに演奏者には高度な技術が要求される為、ミュージシャンにはかなり人気の高いアーティストだったりします。
で、このザッパを観る為に、ディープパープルのメンバーがモントロージャズフェスティバルに赴く訳です。
ところがこのステージで一人の馬鹿者が会場に火を放ち、会場はパニックとなりました。
公園には湖があるのでその上に煙がモクモクと立ち込めて、その様子をその場に居合わせたディープパープルが曲にしたのがスモーク・オン・ザ・ウォーターという曲という訳なんです。
vol.2 へ続く
タイトルを聞いてピンとこない人でもちょっとネットで調べてみてイントロを聴いてもらえれば、「あぁ、この曲ね」となると思います。
で、この曲、ハードロックの名曲とされていて、特にここ日本ではかっこいいモノとして扱われているフシがあります。
でもどうでしょう、皆さんこの曲を聴いてかっこいいと思いますか?
そもそもこの曲が名曲とされている理由は、イギリス出身のバンドであるディープパープルがアメリカのチャートに初めて入った曲だからです。
所謂、認められたハードロック曲という扱いな訳です。
じゃあどうしてアメリカのチャートにこの曲が入ったのでしょう。
モントロージャズフェスティバルという、歴史あるフェスがありまして、湖のある公園で行われるこのフェスにフランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インベンションというバンドが出演する事になりました。
ジャズフェスティバルと謳ってはいますがジャズアーティストしか出演出来ない訳ではないんですね。
フランク・ザッパの音楽性を一言で表すと、「音楽を使って悪ふざけ」です。
兎に角歌詞はひたすらクダラナイし、曲自体も聴いてる者を煙に巻くような変拍子や転調が連続するようなもので、それだけに演奏者には高度な技術が要求される為、ミュージシャンにはかなり人気の高いアーティストだったりします。
で、このザッパを観る為に、ディープパープルのメンバーがモントロージャズフェスティバルに赴く訳です。
ところがこのステージで一人の馬鹿者が会場に火を放ち、会場はパニックとなりました。
公園には湖があるのでその上に煙がモクモクと立ち込めて、その様子をその場に居合わせたディープパープルが曲にしたのがスモーク・オン・ザ・ウォーターという曲という訳なんです。
vol.2 へ続く
2017年1月4日水曜日
「井上陽水さんの話」 vol.2
vol.1の続き
民生さんは
「あ、はい、そうっすね・・・」
と言うしか無かったそうな。
あと、この曲の最後の歌詞は元々「ナンマイダー」だったというのもわりと有名な話ですよね。
ナンマイダーは南無阿弥陀仏の略で浄土宗、又は浄土真宗における「この言葉を唱えれば誰でも極楽浄土に行けちゃうよ」というとても便利な言葉です。
そもそもの仏教の始祖である仏陀は「普通に生きていては悟りの境地にたどり着けない。出家修行せよ」と言ってるのに遠く日本で勝手に真反対の事を言って、これも仏教としてまかり通っている訳です。
アジアの純真という曲のテーマって「ネット社会で世界がつながる」だと思うんですけど、ワールドワイドな仏教の中の日本独自の「ナンマイダー」というフレーズでこの曲を締めくくるのは中々乙だと思うんですが、若い女の子二人組のデビュー曲にお葬式を連想させる言葉はどうだろうという事で、ナンマイダーはアクセスラブというフレーズに差し替えられました。そりゃそうだ。(笑)
そんな陽水さん、他者の書いた歌詞にもその天才的な言語感覚を発揮した事がありました。
ある日の事、俺がTVを観ていると、笑っていいとものテレフォンショッキングに陽水さんが出ていました。
陽水さんとタモリさんは同じ福岡出身という事でプライベートでも仲が良く、ざっくばらんな様子で語り合っていました。
丁度その頃、陽水さんは「コーヒールンバ」のカバーを発表したばかりで、タモリさんは陽水さんに、
「そもそも、何で今更コーヒールンバなの?」
と聞きました。
陽水さんの答えはこうでした。
「だって歌詞が凄いでしょう? 急にカマタリが出てくるんですよ。 カマタリって藤原鎌足でしょう?」
♪それは素敵なコーヒー モカマタリ
モカマタリ、コーヒー豆の種類なのですが、陽水さんは「コーヒーも鎌足」だと思いこんだままこの曲をカバーしていたのでした。
この答えを聞いたタモさんは絶句。観客もシーン。
スタジオアルタは一瞬静寂に包まれました。
どうです、もう完全に天才でしょう?
ちょっと最近ブログの内容が音楽にあまり興味ない人達にはつまらないかなと思い、面白い話をする為に面識の無い陽水さんをダシにさせていただきました。
訴えないでください!(笑)
終わり
民生さんは
「あ、はい、そうっすね・・・」
と言うしか無かったそうな。
あと、この曲の最後の歌詞は元々「ナンマイダー」だったというのもわりと有名な話ですよね。
ナンマイダーは南無阿弥陀仏の略で浄土宗、又は浄土真宗における「この言葉を唱えれば誰でも極楽浄土に行けちゃうよ」というとても便利な言葉です。
そもそもの仏教の始祖である仏陀は「普通に生きていては悟りの境地にたどり着けない。出家修行せよ」と言ってるのに遠く日本で勝手に真反対の事を言って、これも仏教としてまかり通っている訳です。
アジアの純真という曲のテーマって「ネット社会で世界がつながる」だと思うんですけど、ワールドワイドな仏教の中の日本独自の「ナンマイダー」というフレーズでこの曲を締めくくるのは中々乙だと思うんですが、若い女の子二人組のデビュー曲にお葬式を連想させる言葉はどうだろうという事で、ナンマイダーはアクセスラブというフレーズに差し替えられました。そりゃそうだ。(笑)
そんな陽水さん、他者の書いた歌詞にもその天才的な言語感覚を発揮した事がありました。
ある日の事、俺がTVを観ていると、笑っていいとものテレフォンショッキングに陽水さんが出ていました。
陽水さんとタモリさんは同じ福岡出身という事でプライベートでも仲が良く、ざっくばらんな様子で語り合っていました。
丁度その頃、陽水さんは「コーヒールンバ」のカバーを発表したばかりで、タモリさんは陽水さんに、
「そもそも、何で今更コーヒールンバなの?」
と聞きました。
陽水さんの答えはこうでした。
「だって歌詞が凄いでしょう? 急にカマタリが出てくるんですよ。 カマタリって藤原鎌足でしょう?」
♪それは素敵なコーヒー モカマタリ
モカマタリ、コーヒー豆の種類なのですが、陽水さんは「コーヒーも鎌足」だと思いこんだままこの曲をカバーしていたのでした。
この答えを聞いたタモさんは絶句。観客もシーン。
スタジオアルタは一瞬静寂に包まれました。
どうです、もう完全に天才でしょう?
ちょっと最近ブログの内容が音楽にあまり興味ない人達にはつまらないかなと思い、面白い話をする為に面識の無い陽水さんをダシにさせていただきました。
訴えないでください!(笑)
終わり
登録:
投稿 (Atom)