2019年10月28日月曜日

長い言い訳 vol.3

vol.2 の続き

 テレキャスターって上位機種と言いますか、更にカッコいいヤツがあって、それがシンラインというモデルでして。
 コレ、何が違うかというと、まあボディ形状はテレキャスターでありつつ見た目色々違うんですが、なんと言ってもホロウボディであるという点でして。
 普通ギターってボディは一枚の木の板じゃないですか(まあ実際は複数の木を張り合わせているんですけど)。これをソリッドボディっていうんですけど。
 シンラインというギターはアコースティックギターのようにボディが空洞になってるんですね。それがホロウボディ。

 このシンラインというモデル、当然普通のテレキャスターより値段は高いんです。そりゃそうですよね、加工が大変ですから。
 本物のフェンダー製で安くて10万円くらい。
 フェンダーからライセンスをもらって格安ギターを作ってるスクワイアというブランドがあるんですけど、そこのブランドので5万円くらい。

 ところがある日、このシンラインのコピーモデルで25000円というのを見つけちゃったんです。
 SXというメーカーで、どうやらスペインの会社らしい。で、実際作ってるのは中国という。

 ピックアップもシングルコイルでブリッジサドルも6個付いてて、勿論レギュラースケールだし条件ピッタリ。
 それにしても何でそんなに安いのかと思ったら、何とこのギター、なんちゃってホロウボディだっていうのw
 シンラインのボディにはFホールっていって、バイオリンみたいな穴があいてるんですね。そこからボディが空洞になってるのが見えるっていう。
 このSXのシンライン、Fホールの所だけがくり貫かれているだけで、そこ以外はソリッドボディなんだとw

 その何とも言えないインチキ臭さにもうヤラレましたね。
 みた瞬間「コレにしよう!」って。

 で、コレを買うことに決めたんですけど、販売サイトを見ると「取り寄せ」となっているの。
 だけどユーザーレビューに「取り寄せとなっていましたが注文したらすぐに届きました。」と書かれていたんで、まあ大丈夫かなと思ってポチッとしたんです。

 そしたら販売店からメールが来て、「取り寄せに2~3ヵ月かかるけど大丈夫ですか?」だって。
 別のサイト探したら、同じギターが在庫有りで三万円で売ってる所がある。

 て事で2~3ヵ月待てば二万五千円で買えるのをキャンセルして別のサイトに注文して三万円で買いましたw
 欲しくなったら矢も盾も堪らなくなっちゃうヤツw

 実際届いてみると三万円の割りに悪くない。
 変なノイズとかも無いし、安いギターに有りがちなフレットの処理のアマさも無くて、なかなか弾きやすい。
 勿論この値段のギターなので使われてる木材や金属は安物だし、ピックアップもパワフルとは言い難いけど、あくまでも値段から考えて、全然アリでした。よかった。

 という訳で、新しいギターを手に入れてホクホクなんですけどね。
 やっぱりね。

 ストラトキャスターも欲しいよね…(バカ)


 おしまい

2019年10月14日月曜日

長い言い訳 vol.2

 vol.1 の続き
 ジャガーというメインギターが有るわけだから、別に新しいのを買う必要なんてないだろうに、そもそもオタッキー人間の俺、常に新しいギターが欲しいバカにとって格好の理由ができた訳なんですねw

 で、もう一つ新しいギターが欲しい理由として、ピックアップというのがありまして。

 ギターという楽器はアンプで音を増幅してスピーカーから音を出す楽器であると前回説明しましたが、その為にギターの弦の音を拾う為のマイクのようなものがギターには付いてまして、それがピックアップという部品なんですね。

 で、このピックアップというのが大きく分けて二種類ありまして、ひとつはシンプルな構造のシングルコイルというモノ。もうひとつがシングルコイルよりノイズが出にくい構造になってるけど、シングルコイルよりちょっと音がモコッとなっちゃうハムバッカーというモノなんです。

 で、俺のジャガーにはハムバッカーが付いてるんですけど、グレコのストラトにはシングルコイルが付いていて、ギター弾きとしてはシングルコイルのギターも持っておきたいんですよね。
 腕前はへなちょこのクセにw

 という事でシングルコイルのギターを新しく買おうということに決めまして、とはいえサブギターなので高価な物でなくてもいいやって感じで。
 同じストラトを、とも考えましたが、ストラトのコピーモデルは
実はoceanfrequencyの家に一本あるんですよね。なのでストラトの音がもしcunoで必要になったとしても、そっち使えばいいんだからという事で、テレキャスタータイプにしようと。

 テレキャスターというのはやはりフェンダーのギターで、ストラトよりもシンプルな構造でよりシャープな音が特徴のギターです。
 勿論本物のフェンダーでなくコピーモデルで充分です。

 とはいえテレキャスターというギターにはちょっとした不満点もあって、それがブリッジサドルという部品。
 ざっくり説明すると弦の高さや長さを調整してチューニングをより正確にしたり弾きやすさを高めたりする部品なんですけど、このブリッジサドルという部品が、一般的なテレキャスターには三つしか付いてないんです。ギターの弦は6本あるのに。

 なのでテレキャスタータイプで且つ、ブリッジサドルが6個付いてる、値段の安いギターを探しまして。

 一番条件にピッタリなのがプレイテックというブランドのギターで、お値段なんと八千円弱!
 安い割りに評判も上々のギターで、かなり本気でこのギターを買う気でいました。

 と言いつつ夜な夜なネットで色んなギターをチェックするのが日課の俺w。来る日も来る日もテレキャスタータイプのギターを色々物色してたんですよ。

vol.3 へ続く