2019年7月29日月曜日

ヘッドホン壊れちゃった vol.2

 vol.1の続き

 考えてみれば、オーディオマニアの人たちの聴く音楽ってクラシックとかジャズだよね。
 パソコンで作ったエレクトロを聴く為に高級オーディオ買う人はそうそういないと思うw

 クラシックとかジャズってことは、スタジオで収録されたモノというよりはライブ音源を聴くっていうのが目的なんだろうと。
 つまりはライブの再現の為のオーディオであって、再生された音を聴いて生の演奏をイメージするっていう、その為の装置って事だ。

 てことはいくら高品位な機器で再生したところで、それをイメージできる脳ミソがなきゃ意味ないって事じゃね?
 逆に再現能力の高い頭の持ち主には高級オーディオなんて必要ないって事だ、究極的には。
 イメージって頭でする事だものね、結局。

 と、クラシックもジャズもあんまり聴かない俺が今日も豪快に脱線してみましたw

 てな事で、俺の聴く音楽は殆どスタジオで作られたモノとかパソコンで作られたモノだったりするんだけど、因みに言うと、プロのミュージシャンが音楽制作の現場で使っているヘッドホンって、かなりの高確率でソニーのモニタリングヘッドホンで、1,8000円位で買えます。
 我々cunoもレコーディングにはコレ使ってます。

 つまりはプロのミュージシャンが自分たちの音楽の確認に使ってるのと同じヤツがその値段で手に入るって事で、じゃあソレでいいじゃんって話でもあるんですが、でもね、寝ながら使うヤツじゃないw

 てことで、強引に話を戻しますけど、安くて良いヘッドホンないかな、と。

 俺はAmazonのプライム会員で、何でもかんでもAmazonで買う様な人間なので(配送業者の方スイマセン)、オーバーイヤータイプでAmazon検索してみたんですよ。

 そしたらさ、でてきたの、3,000円代でやたらユーザーレビューの高いヤツが。
 それもレビューしてるのが一人二人じゃなく、それなりの件数で高評価なの。
 この値段なら買ってみてダメでも、まあ授業料て事でイイやと思って、ポチりましたよ。

 で、届いて使ってみたんだけど、はじめは低音の出が強調されてて、でもそこ以外はあんまり前に出てこない感じで。
 ただ、低音強めなんだけどモコモコした感じではないし、けっこう立体感は感じられる音質で、まあダメではないかな、テレビに繋いで映画を大きい音で観たい時とかには最適かな、と。

 でもね、ヘッドホンとかスピーカーって、鳴らし続けていると音質が良くなってくる事がままあって。所謂エイジングってヤツですね。
 何しろ手持ちのヘッドホンがそれしかないから、ソレで数日音楽聴き続けてたら、低音以外の部分もしっかり出てくる様になりまして、結果、全っ然これで良いじゃんて感じなんですよ。

 oneodioってメーカーのヤツで、説明書の日本語の怪しさからして多分中国のメーカーだと思うんですが、コレはアタリでした。
 「低音が強調されるヘッドホンは嫌だ」とか「中国メーカーは嫌だ」とかじゃなければ、全然オススメです。

 ステマじゃないですw


 おしまい

2019年7月15日月曜日

ヘッドホン壊れちゃった vol.1

 なんか、流石に音楽がらみの事をブログに書かなきゃという強迫観念すら感じはじめる今日この頃w

 あ、予め言っときますよ、cunoの3rdアルバム、まだ出ませんw
 せめてもう2~3曲、出来れば4~5曲ないとアルバムとして体を成さないかなぁというところです。先は長い。

 んで、ブログに何書こうかなと思ってたら、タイミング良く(?)ヘッドホンが壊れまして、今回はそんな話。
 まあ音楽というより機材の話ですな。

 そもそも何でヘッドホンが壊れたかっていうと、寝相が悪いからです。

 俺、寝るときはほぼ間違いなく音楽を聴きながら寝るんで、ヘッドホン着けたまま毎晩寝るんですけど、先日目覚めたら着けてた筈のヘッドホンがどっかいってて(まあそれは毎朝なんだけど)、探したら掛け布団に絡まってて、ほどいて取り出してみたら、ヘッドホンの耳に当たる部分が根元からポキッて折れてたの。イヤどんな寝相だよw

 で、ヘッドホンは毎日使う物だから、新しいの買わなきゃって事になる訳なんだけど。

 俺が今まで使ってたのはオーディオテクニカってメーカーのオーバーイヤータイプかつオープンエアタイプのもので、たしか15,000~16,000円位だったと思う。
 オーバーイヤータイプっていうのは耳全体を覆うヤツで、耳たぶが押し付けられないから長時間着けてても耳が痛くならないヤツね。
 オープンエアタイプっていうのはヘッドホンの構造が密閉されてないヤツで、音の広がりが感じられるんだけど、音漏れガンガンするし外の音も入ってき易いヤツ。音は良いけど屋外で使うのには適していないタイプね。

 で、新しいのを買おうってなって、ふと思ったの。
 もっと安いヤツで良いんじゃないかって。

 理由はふたつ。
 先ず、どうせまた壊すからw
 今更寝相は良くならないしねぇ。
 そもそも元々使ってたオーディオテクニカのヤツって、頭に当たる部分がウイングサポートっていう構造になっていて、コレ、普通に起きた状態で使う分にはすごく快適なの。
 だけど俺みたいに寝ながら使うと、コレがまあソッコー壊れるw
 音質は気に入ってたんだけど、デザインが用途に適してなかったの。
 で、ウイングサポートの部分は壊れたまんま使ってたんだけど、今度は寝相の悪さでポキッと逝っちゃった。
 勿体ないよね。

 もうひとつの理由は、今現在聴いてる音楽が、殆どケータイのアプリでストリーミング再生した音源だという事。以前このブログに書いたけど、今や殆どCDは買ってないんだよね。
 そもそもの音源がそんなに高音質なモノじゃないのに、そんな高いヘッドホンいらないかなって。

 ヘッドホンに限らずオーディオ機器ってさ、値段の高いモノってもう天井知らずじゃない。お金掛けようと思ったら幾らでも掛けられて、だからそれぞれが掛けられるだけ、納得できるだけ掛ければ良いんだろうけど。

 凄いお金持ちの人でオーディオマニアの人だと億単位とか掛けちゃうからね。家建てちゃうから、オーディオの為に。
 オーディオマニアの最終的な目標って、自宅専用の電柱を建てる事なんだって、マジで。
 聴く音源はビニールでできた数千円のレコードなのにね。

 芸能人にもオーディオマニアで有名な人っているけど、逆にビートたけしさんなんかは大金持ちなのにオーディオには全くこだわらないんだって。
 曰く、「生の演奏にはかなわない」と。


vol.2 へ続く

2019年7月2日火曜日

吹き替え vol.2

vol.1 の続き

 でもね、一方で評判の悪い吹き替えもありますよね。
 アイドルとか芸人さん、タレントの方々が吹き替えしてるヤツ。

 「ガタカ」っていう、SFファンにはかなり評価の高い映画があるんですけど、この映画の監督のアンドリュー・ニコルという人が撮った「TIME/タイム」(元題はin time。この邦題も微妙w)という映画があって、SFファンとしては当然興味津々な訳なんですけど、この映画のDVD買おうと思ったら、Amazonのユーザーレビューが最悪なんですよ。
 それでずっと観てなかったんですけど、ある日Netflixで観られる様になってたので観てみたらそんな酷い映画じゃなくて、何でAmazonのレビューあんななんだろうと思って見てみたら、全部吹き替えの元AKBのタレントの演技が酷いって内容のレビューだったのw 字幕で観る派には関係無かった。

 またつい先日もメン・イン・ブラックの新作の吹き替えを吉本坂46が担当するというニュースがあって、これを見た殆どの人が「誰得?」となったと思います。

 まあ少し考えたらプロモーションの為だってすぐに分かるんですけどね。
 吹き替えを担当したタレントが、その映画のプロモーションで各局のワイドショーを朝から晩まで出づっぱりだったり、来日したハリウッド俳優と一緒に舞台挨拶に出てたりするの、見たことありますよね。
 そういうメリットがあってタレントを起用するんだけど、そうやってできた吹き替え映画が酷い出来でAmazonに酷いレビューがついちゃって、俺みたいにDVDを買わないヤツが出てきちゃったら何の為のプロモーションなんだって思いますけどねw

 だからさ、「何でソイツを起用したw」って吹き替えがあるとさ、そこの配給会社、プロモーションはしたいけど、「吹き替えじゃなく、ちゃんと字幕で観てくれ!」と祈ってるんじゃないかと、穿った見方が大好きな俺なんかは思ってしまう訳ですよ。

 んでコレ、洋画だけじゃなくジブリ映画なんかでもありますよね。何でちゃんとした声優を起用しないのかって。
 でもラピュタのムスカを演じたのって寺田農さんなんで、プロの、というか声優専門職の人じゃなくても評判悪くない事だってあって、結局誰がじゃなくてどんな演技するかなんだろうと。
 ハウルのキムタクだって「以外とチョマテヨ演技じゃなかったな」と思ったもの。

 て事でね、俺からの提案なんだけど、洋画の吹き替えをね、誰が演出したのかっていう面にも注目するっていうか、例えば有名な映画監督に演出してもらうっていうのはどうかと思うの。
 だって、元々の洋画は監督が誰かっていうのが大々的に明示されていて、作品によっては演者より監督の方の知名度が高かったりする訳で、その監督のOK出した演技を観るものですよね。
 その監督がOK出した台詞の言い回しを消してその上に乗っけた吹き替えって、ソレ誰が演出してOK出したの?って思いません?
 これが例えば是枝裕和監督にお願いしたとか、白石和彌監督が演出したとかだったら、それはちょっと俺でも観たいと思うもん。
 そういうお金の掛け方するってのはどうなんですかね。
 変なタレントを吹き替えに起用して評判落とすよりさ。

 いかがでしょう。


 おしまい