2026年8月31日月曜日

オリオル・パウロに注目

 こんにちはkazuitです。

 先日、と言っても数カ月程は前なんですが、お休みの日にちょっと時間が空いたので何かNetflixで映画を観ようかなと思いましてですね、何観ようかと考えた時に以前観て面白かった「嵐の中で」と言う映画の事を思い出したんですね。
 このブログを長く読んでくださってる方なら俺がお勧めしたのを覚
えてるかもしれませんが、スペインのSF映画ですね。
 SFと言っても未来が〜宇宙が〜みたいなのじゃなくタイムパラド
ックス系の、ちょっと藤子・F・不二雄の短編を思わせる様なタイプのヤツ。
 で、あの映画の監督の作品って他にないのかなと思って調べてみた
んですよ。

 その監督がオリオル・パウロという人でして、Netflixでは
「嵐の中で」の他にもう1本「神が描くは曲線で」という映画が配信になっているという事で早速観てみたんです。

 これが面白くてですね。

 ジャンルはSFではなくミステリーで、舞台は1970年代のスペ
インの人里離れた精神病院です。
 ある女性がこの病院に入院の手続きをしに来るのですが、この女性
は自分は精神疾患などではなく、この入院は夫の陰謀だと主張します。
 しかし病院側は「あなたがここに送られてきたのは、その夫をあな
たが複数回毒殺しようとしたからです。」といって結局女性を入院させるんです。
 ところが女性の方は病院に入ると「自分は探偵で、この病院で自殺
したとされてる少年の親に依頼されて調査に来た」と言い出して他の患者に聴き取り調査とかし始めるんですよ。
 これだけ聞くと女性の精神疾患故の行動みたいに感じるんですが、
この病院で亡くなった少年がいるのは事実で、その件についての調査資料を女性は入院前から予め用意して病院に持ち込んできているんですね。
 果たしてこの病院には何か秘密があるのか、それともやっぱり女性
の妄言なのか、という映画です。
 映画の作りとしては結構反則スレスレな手法を用いて視聴者をミス
リードに誘導してる様な面もありますが、最後まで観たら思わず「…こえぇ…」と言ってしまう様な作品でした。

 で、いいじゃんいいじゃん、他にないのという事で調べてみたら、
オリオル・パウロ監督作品としては映画ではなくドラマ、8話完結のリミテッドシリーズが2作品ネトフリで観られるという事でこちらも観てみました。

 1作目が「イノセント」という作品で、こちらはクライムサスペン
スという感じのヤツです。
 主人公の男性は若い頃バーでのトラブル、酔っ払いの喧嘩に巻き込
まれてしまって、押し退けた相手が頭を強打して亡くなってしまい過失致死の罪で4年間服役した経験を持つ人で、出所後は兄の支えもあって社会復帰して、美しい女性と出会って結婚もしてと、順調に人生を取り戻してきているという状態です。
 が、ある日彼の奥さんに電話が掛かってきて、奥さんは「出張でベ
ルリンに行かなければならなくなった。」と言って出掛けて行くんです。
 そしたら翌日、その奥さんの携帯から動画が主人公の携帯に送られ
てきて、そこにはロングヘアのウィッグを着けて下着姿でベッドに横たわる奥さんと、それを撮影してる裸の男が映っているんですよ。
 なんじゃこりゃと思って奥さんと連絡を取ろうとしても繋がらない

 で、一方その頃主人公の家からほど近い修道院の窓から修道女が転
落死するという事件が起こって地元の警察が調査しに行くのですが、何故か地元警察よりもっと上の調査機関だという人達が現れて「この事件はこちらで引き継ぐから地元警察はもう帰って良いよ。」と言い出すんです。
 その調査には国の大臣まで関わっている事まで示唆してきて。
 この一見何の関わりも無いかに見える2つの出来事が絡み合って、
何故か主人公は警察に追われる身になっていくという。
 果たして主人公は潔白を証明出来るのか、主人公の奥さんの身に何
が起こっているのか、という感じのお話。
 このドラマも十分に面白いのですが、他のオリオル・パウロ作品と
比べると結末はあっさり風味かなという感じ。
 とは言え全然観る価値有りの作品だと思います。

 で、もう1本が「トレマーでの最後の夜に」という作品です。
 これはちょっとオカルトっぽい作品ですね。
 主人公は音楽家の男性で、映画音楽の作曲家として一定の成功を収
めてはいるのですが現在絶賛スランプ中で、活動拠点のロンドンを離れて故郷からほど近い田舎町の丘の上の一軒家を借りて、のんびり暮らしながらなんとかスランプから脱却しようと藻掻いてるというところなんですね。
 で、ある日隣家、と言っても数百メートルは離れてるんですけど、
そこで友人と食事して帰るところで大雨に降られて、なんと帰り道にある木に雷が落ちちゃって道を塞がれてしまうんです。
 で、車を降りて、どうしたもんかと迷っていたらなんと今度は主人
公本人に雷が落ちちゃうんですよ。
 奇跡的に命に別状は無かったんですが、そこから何故か主人公は所
謂予知夢を視る様になってしまうんです。
 しかもこの主人公には夢遊病の病歴もあって、とても夢とは思えな
いリアリティの予知夢を見つつ寝ながらウロウロ歩き回っちゃうという厄介な状態になってしまうの。
 でね、実は主人公にとっては予知夢はある意味身近なもので、とい
うのは彼の母親が予知夢を視る人で、彼が音楽家になったのも母親が「この子は音楽家になる。もう決まっている。」と言って英才教育をしてきた結果なんですよ。
 その余りにスパルタな教育と、「もう決まっている」と言い張って
聞かない態度が原因で主人公は母親と疎遠になってしまっているんですが、その母親に起こってた事が自分にも起き始めたと。
 夢で見た悪い出来事を回避する為に主人公は色々と行動していくん
ですが、周りの人からしたら何しろ根拠は「夢」な訳ですから、仕事のストレスと落雷のショックで悪い夢を視てるだけで、そんな悪い出来事は起こらないよと取り合ってくれない。
 果たしてそれはただの悪夢なのか、それとも本当に悪い出来事が起
こってしまうのか、だとしたらそれを回避する事は出来るのか、みたいなお話です。
 これも面白かったです。
 ただ、ちょっと気になる点もあってですね、このお話ね、ゲームの
「ライフ・イズ・ストレンジ」との共通点が多いんですよね。
 このゲームもこのブログでお勧めした事ありましたよね。
 ライフ・イズ・ストレンジの主人公は女子高生で、既に起こってし
まった悪い出来事を時間を巻き戻して起こらなくしていくという話で、トレマーでの最後の夜にの方は主人公は中年男性で、予知夢で視た未だ起こってない悪い出来事を起こらなくしようとするという話という違いはあるんですけど、どちらも海辺の田舎町が舞台で高台には灯台があって、重大な事件が起こる時には嵐になって、そして何より結末の展開がライフ・イズ・ストレンジを知ってる人なら「…あ」と思うんじゃないかなと。
 トレマーでの最後の夜にはオリオル・パウロのオリジナルではなく
原作の小説があるそうなのでこの人がパクったとかではないんでしょうが、原作の小説の方はちょっとインスパイアされた作品なのかなと思いましたね。
 とは言えそれも些細な事と思えるくらい面白いのでお勧めですよ。
 但し結構トラウマレベルの映像が流れるので小さなお子様がいる家
では視聴に十分な配慮をお願いします。

 てな事で、また今後の作品が楽しみな作家さんが増えちゃいました


 洋画を観るとなるとどうしてもハリウッドが最優先になりがちです
けど、たまには他の国のものにも目を向けてみるのも良いですよね
 人に「映画とか観ます?」と聞かれた時に「最近はスペインの映画
に嵌ってるんだよねぇ〜」とか言えるしね笑
 まあオリオル・パウロ作品ではなくともネトフリでスペインの作品
というと「ペーパーハウス」という大ヒット作品がありますし。ドラマですけど。

 というところで今回は終わりたいと思います。

 次回はお気に入りアルバム紹介のターンですが今のところ今月まだ
2枚しかなくてちょっと焦っているぜ笑
 なにか雑談ネタ考えなきゃ。

 おしまい。

2026年8月17日月曜日

お気に入りアルバム 2026年7月

 この原稿を書いてるのは8/12。
 ついこの間7月になって「もう今年半分終わっちゃったのかよ。」とか思ったのに、あっという間にお盆ですよ。
 あと何日かでコンビニのカウンターにおでんとか中華まんが並ぶんですね。
 いや恐ろしい。

 内地(北海道民は本州の事をこう呼びます。)の方では台風が「え
、そっちの方向に行くの?」みたいな事になってる様ですね。
 お気をつけください。
 て、この原稿が公開される頃はもう通過してるのか笑

 さて今回は毎月恒例のアルバム紹介ですね。
 7月に俺がSpotifyでお気に入り登録した新譜は全4枚。
 早速ご紹介していきましょう。

 先ずはザ・ローリング・ストーンズの「foreign tongues」。
 正直言うと全然期待して無かったんですよねぇ笑
 「出たら一応聴くよね、まあ。」ぐらいのノリで聴きました。
 だってねえ、紛うことなきおじいちゃん達ですからねぇ、そんな凄
いものは出てこないだろうなぁと思ってましたよ。
 前作がチャーリー・ワッツが亡くなってすぐの作品で、「それでも
ストーンズは続くぜ!」的な皆が思う王道ストーンズソング的方向だったと思うんですけど、それだけにドラムの音が絶対チャーリーのそれではないパワフルさで「これじゃねぇ」感が凄くて嵌まらなかったというのもあって。
 で、今作は意外にもポップというかコマーシャル的な、なんかアメ
リカを感じさせる様なサウンドになってて、人によっては「こんなのはストーンズに求めてないよ。」という感想になるかもしれない方向性だったんですよね。
 俺は「確かにストーンズってこういう面もあったよな。」と思って
、それに何より楽しい内容なのが素直に良いと感じられました。
 楽しさという点では歴代のアルバムでもトップクラスじゃないかな

 ミックの歌は「ホントに80超えてるの?」っていうパワフルさで
、世界中のロックシンガー達が頭抱えて「本物の一流ってのはこのレベルなのか」って落ち込む事になるでしょ、アタクシ含めて笑
 いやはやお見逸れしましたのお気に入り登録でしたわ。

 つぎがゴンチチの「two old pilots after twilight」。
 ゴンチチのお二人もいつの間にやら70過ぎてたんですね。
 今回のアルバムも、まあいつものゴンチチです。
 ゴンチチのアルバムってお二人のギターのみのパターンとオケに乗
せてギターサウンドというパターンがあるんですが、今回は後者。
 TV番組やらなんやらのBGMに使われまくっているゴンチチなの
で、名前は知らなくても聴けばなんかみんな知ってるアレという感じの穏やかほのぼのアコースティックギターインスト。
 真剣に向き合うという様なものでは無いのですが日々の生活のお伴
として、流しておけば機嫌良くいられる音楽です。
 まあ嫌いな人いないよね。

 次、mohini deyの「THE DEY WAY」。
 凄腕女性ベーシストのソロアルバムです。
 豪華ゲスト満載のロック寄りのハイパーフュージョンといった内容

 兎に角楽器経験者は全員鼻血ブーなテクニックとテクニックのぶつ
かり合いで、ゲストを立てつつもちゃんとベースを主役に持ってきているのがベーシストのソロアルバムとして正解だし、聴き何処たっぷりで文句無してす。
 「……練習しなきゃな。」って気分にさせられるのが玉に瑕笑
 しないけどな!

 最後に、そのmohini deyのアルバムにも参加しているWILLOWの「the thread」。
 まあこの人は歌唱力オバケですわ。
 ただ音楽性が結構コロコロ変わるんでアルバム聴いてみるまで自分
の好みにフィットしてるか分からないタイプなんですが今回は当たり。
 ちょっと前までかなりハードロック寄りだったのから前作はアヴァ
ンギャルドっぽい方に行って、今作はその傾向を残しつつサビに美しいメロディとコーラスを入れてきた所が俺の好みに嵌まりました
 ちょっとジャズっぽさもある曲もあったりで。
 メジャーヒットする様な音楽ではないですが、その方向性に嵌まれ
ば後は歌に聴き惚れるだけです。
 囁く様なシルキーヴォイスとファルセット。
 個人的にはまたハードロックもやって欲しいですけどね。
 なんで両方できるんだよ笑

 7月分は今のところ以上です。
 例によってまだ聴けてないアルバムのチェックが済んだらまだ増え
るかもしれないので、それは来月に追記します。
 増えないかもしれないけど笑

 さてお盆なんでもうサクッとここで終わりますよ。
 また2週間後に。

 おしまい。

2026年8月3日月曜日

汚された世界

 こんにちは、前回のブログに「俺はいつもコーヒーやお茶を用意してるから水分補給に不安はないぜ」とか書いたら、その原稿を書いた翌日に医者から「カフェイン摂り過ぎ。利尿作用のあるものは水分補給にカウントしないで。」と言われ、職場に持っていく水筒の中身が水道水になったkazuitです。
 家にマテ茶のティーバッグまだ大量にあるんだけどなぁ笑

 さて、ニュースをみると全国的には連日酷暑日を記録していたり、
熊本で大きな地震があったりと大変な事になっていますが皆さん無事でしょうか。
 この原稿は7/29に書いているんですが、札幌は勿論地震の影響
は全くありませんし、気温もまた涼しくなってまして今日とか最高で24℃で風も結構吹いてたので仕事の帰り道なんてちょっと肌寒いくらいで、本当に同じ国の話なのかと不思議な気持ちになりますよね。
 皆さんご自愛くださいませ。

 ちゅー事で今回のネタはワールドカップです。(どういう事だよ)
 皆さんもご覧になったと思いますが如何だったでしょうか。
 終わってみればスペインが滅茶苦茶に強かったなという大会でした
ねぇ。
 あのフランスやアルゼンチンに対して一方的な内容でしたもんねぇ

 「優勝を目指してます!」とか言ってた日本代表の選手達もあのス
ペインを見たら「このレベルまで出来ないといけないのか……」と思った事だろうと思いますよね。
 いや思っていてほしい。

 また決勝でアルゼンチンが敗れたにも関わらずスタジアムのサポー
ター達がメッシの名前を大合唱して、感極まったメッシが涙するシーンには心を揺さぶられましたね。
 俺はバルセロナファンなのでメッシの事はデビューから見ているん
でね、本当に感慨深かったです。

 と、終わってみれば試合内容や選手達の表情とか、良かった良かっ
たみたいな気分ににってしまいましたが、今回のW杯にはサッカーファンとしてはいただけないと感じざるを得ない面も多々あったのも事実です。

 先ず大会が始まる前の時点でFIFA(国際サッカー連盟)がわざ
わざ「平和賞」なるものを新設してトランプに渡してるんですよね
 そもそもW杯に限らずスポーツって政治と切り離して行うというの
が基本ですよね。
 だからアルゼンチンがイングランドに勝った後にフォークランド諸
島(マルビナス諸島)の領有権を主張する内容のフラッグを持ち出した事が問題視されて、処分の裁定が下されるんじゃないかみたいな話になってる訳じゃないですか。
 それを、まさに今世界の平和を乱している張本人のトランプを褒め
そやす為に「平和賞」を新設して渡すって何?
 実際、予選を勝ち抜いて出場権を持っているイラン代表の入国でゴ
タゴタ揉めたりしちゃったりして、ガッツリ戦争の影響が出てしまっていたのにね。

 それからハイドレーションブレイクの必須化。
 ハイドレーションブレイク(飲水休憩)自体は以前から採られる事
があったものではあるんですが、それはあくまで主審の判断で、選手達の健康に支障をきたすぐらいに暑いときにのみ採用となるものでした。
 本来はなるべく試合を止めないのが基本なんですよ。
 前後半各45分間試合しましょうっていうスポーツなんだから。
 それを全試合必ず、前後半22分ぐらいを目安に3分ブレイクする
と決めてしまった。
 今大会の試合会場にはエアコンの効いたドームスタジアムもあって
、そこでの試合は「止める必要ある?」という意見もあるのに何故これをやったかというと、その3分の間にTV局がCMを流せる様にって事ですよね。
 つまり金絡みなんですよコレ。

 そして決勝のハーフタイムショー。
 あのショー自体は楽しめたという人もいるでしょうし、NFLのス
ーパーボールのハーフタイムショーの劣化版を見せられてる様な気分になった人もいたでしょうし、その感想は人それぞれで良いと思うんですが、アレってサッカーの公式ルールとしては違反なんですよ。
 サッカーのハーフタイムって15分以内と公式ルールで決まってる
の。15分をオーバーした時点でアウトだから。
 それを、ルール違反を犯してまでアメリカ式エンタメに染めてしま
ったというのはちょっといただけないですよね。
 別にオリンピックみたいに全部終わった後に閉会式をやって、そこ
にアーティストに参加してもらったって良かった訳じゃないですか
 公式ルールを無視するW杯って何なん?

 で、極めつけがトランプ介入によるレッドカードサスペンド。
 試合を捌いた主審が下したレッドカード裁定なのに、トランプが電
話1本で次試合出場停止を阻止するという、前代未聞のあってはならない事態。
 スポーツマンシップの欠片も無い自国チームへの依怙贔屓が罷り通
るなんて、もう呆れて何も言えないですよ。
 アタマオカシインジャナイノ?

 結局対戦相手のベルギーが「そんな奴等に負けるかぁああっ!」っ
て奮起してアメリカをボコボコにやっつけて、世界中のサッカーファンに「ざまあみろ!」って言われる羽目になったんですけどね笑
 ざまあみろ。

 という事で、もう暫くアメリカでスポーツの世界大会はやらなくて
良いよ。

 あとFIFAの改革も絶対必要。
 今もまたW杯の運営を子会社を新たに設立してそこに任せようみた
いな事言い出してUEFA(ヨーロッパサッカー連盟)に「W杯は売り物では無い」って怒られてるし。

 出すべき膿が見えてしまった大会になってしまいましたねぇ。
 感動も貰ったけど、怒りや遣る瀬無さも覚えるW杯でした。
 サッカーファンとして、そういう反省点がこれから正されていくか
も見ていかないといけないなという気分にさせられましたよ。

 日本では今年からJリーグがヨーロッパと同じ時期に開催される様
になって、今後益々ヨーロッパとの繋がりが強くなり、海外の主要リーグに移籍する選手も増えていく事でしょう。

 そう、サッカーの本場はヨーロッパなんです。
 何でもかんでもアメリカナイズすれば良いってモンじゃない。
 例えお金の面でメリットがあったとしてもです。
 培ってきた文化、背景というものの重みというのを蔑ろにしてはい
けないと思うし、お金の力だけでは埋められないものが確かに有るんですからね。

 好きなスポーツの為にイライラさせられるなんてバカみたい。
 こういう事は今回限りにしていただきたいものですね。

 てな事で、今回は愚痴でした笑

 なるべく楽しいブログにしたいんですが、こういう回も出てきちゃ
いますわな。
 アタシも人間なんでね。
 今後はできるだけ面白い事を書いていきたいですね。
 エロビデオの話とか(ウソ)。

 おしまい。

2026年7月20日月曜日

風邪ひいた

  こんにちは、以前予言した通り古着界隈でラルフローレンのビッグポニーが流行り出して「ほらほら言ったでしょ」ってなってるkazuitです。


 この原稿を書いてるのは7/15で、今日は札幌も暑くなって31
℃とかだったんですが、1週間前ぐらいだとまだ最高でも27℃とかで、日が落ちると20℃を下回るぐらいだったんですよ。
 で、俺はマンション住まいなんですけど、俺んちってベランダの扉
と玄関のドアを開けると風が吹き抜けて涼しいんで、先週はまだ扇風機もエアコンも点けてなかったんですよね。
 で、仕事から帰ってきて、その気温でもそれなりに汗はかいていた
のでベランダも玄関も開けた状態で晩飯食って、そのままダラダラYouTubeとか観てたらうたた寝してしまったんです。
 で、しばらくして「…寒っ」っつって目覚めたらね、もう喉が痛い

 やっちまったかと思いつつ、でもワンチャン喉だけで済むかと様子
をみたんですが、翌日仕事から帰ってきてみて、あぁこれは熱があるなと。
 滅茶苦茶久しぶりに風邪をひいてしまいました。

 俺はホントずっと風邪ひいてなかったんですよ。
 何しろ風呂に入るとかシャワー浴びるとかで浴室を利用する度に鼻
うがいをしているので。
 元々は寒い時季だけにしていたんですけど、コロナ禍のタイミング
で通年でする様になって、それ以来一度も風邪ひいてなかったの。
 なので完全に油断してましたわ。

 しかしだからと言ってたかが風邪ぐらいで仕事休もうとかならない
んですよね。
 昭和生まれのおじさんなんで。

 て事で熱を下げないと、と。
 薬類をしまってあるひきだしを開けてみたら麻黄湯が一包だけあっ
たのでこれを飲んで寝ました。
 麻黄湯という漢方薬を飲んで寝るとビックリするくらい寝汗をかき
ます。
 だから寝る前に着替えとタオルを枕元に用意しといて、汗だくにな
ったら一度起きてパジャマを脱いで、タオルで汗を拭ってから乾いたパジャマに着替えてもう一度寝るという、そのぐらいビシャビシャになるのよ。
 それで朝起きると大概一発で熱は下がります。
 なのでこれは家に常備しといた方が良いですよ。
 めちゃめちゃお勧めてす。
 俺も熱は下がったけど、最後の一包を使っちゃったから翌日すぐに
買いにいきましたもん。

 で、熱が下がると喉の痛みも大抵すぐに良くなるので、仕事用の鞄
に入れっぱなしになっていたいつ買ったか分からないトローチを舐めて凌いだんですけど、今度は鼻がズルズルになるターンが来る訳です。
 こればっかりは炎症を自分の身体が治してくれるまで薬で症状を誤
魔化し続けるしかないんですが、これも薬のひきだしに入ってたかなり前に買った薬を使いました。
 商品名はオールP鼻炎ソフトカプセルAってヤツで、随分前に風邪
をひいた時に薬局に行って鼻炎薬が欲しいと言ったら薬剤師のおじさんに「この薬は滅茶苦茶よく効くんで、鼻水は止まるけど喉が渇くよ。」と言われたというものなんですよ。
 まあ風邪ひいてる時は水分多めに採った方が良いんだから喉渇いて
も良いかと思って購入したというヤツですね。
 俺は家にいる時はだいたい傍らに緑茶やらコーヒーやら紅茶やら飲
み物を置いてるし、職場には100均で買ったプラスチックのボトルにマテ茶を入れて持っていっていて、それに職場の休憩室にある自販機でボトル缶のコーヒーを買って飲むのもほぼ日課になってるので、飲み物には困らないんでね。

 てな事で、鼻炎も今日ほぼ完治しました。
 いやぁ鼻うがいしてるからって油断しちゃ駄目ですね。
 でも、おっさんだからもうちょっと長引くかと思ったら意外と短期
間で治って良かった。
 麻黄湯と鼻炎薬に感謝ですな。
 皆さんもこれらは常備しといた方が良いですよ。
 あとトローチと。
 汗だくで帰ってきてエアコンガンガンにしたままついつい眠っちゃ
ったりすると、案外夏風邪ひいちゃう事ありますからね。

 て事で、折角治った風邪がぶり返さない様に今日は早寝しようと思
うので、ちょっと短いですが今回はここまで。

 おしまい。

2026年7月6日月曜日

お気に入りアルバム 2026年6月 そして雑談へ

 この原稿を書いているのは7/1。
 て事で毎月恒例のアルバム紹介。
 先月リリースされた新作スタジオアルバムから俺がSpotify
のお気に入りに登録したものをご紹介させて頂きますよ。

 今月は3枚。
 先ずは日本のバンドJYOCHOの「忘れたくないこと」。
 途轍もない演奏力のバンドで、楽器経験が無い人でも一聴して「凄
い」と分かる様な人達です。
 でもその演奏力のアピールの様なよくあるマスロックという領域に
留まらずに、J-ROCKらしいセンチメンタルな歌メロと歌詩の世界というところまで持っていってるのが良いと思うんですよね。
 とは言えカラオケで気軽に歌うのは無理ですけどね笑
 マニア以外の人にもお勧めできるアルバムだと思いました。

 次はolivia rodrigoの「you seem pretty sad for a girl so in love」。
 全米、全英のチャートを征した現代の歌姫の一人の新譜ですね。
 今更紹介するのもどうかという笑
 ただね、それでも推したいと思うのは、ちゃんとオリジナリティを
持っているという点なんですよね。
 普通ここまでのスターになっちゃうと大物プロデューサーやら大物
コンポーザーやらと関わって言ってしまえば失敗しない今風サウンドに染まっちゃうという風になっても不思議じゃないじゃないですか。
 前回のアルバム紹介の回で俺はキム・ペトラスの新譜を「K-PO
Pアイドルがやってそうな曲を一人でやってる様な感じ」と表現しましたけど、今売るならそうするのが間違い無いですよね。
 オリヴィアの新譜はそうじゃないし、R&B方面でも中南米っぽく
もなく、アメリカ人が大好きなカントリー的でもなければダンサブルでもないの。
 勿論全曲キャッチーで親しみやすい、カラオケで歌えるポップミュ
ージックではあるんだけど、なんならプロダクションとかちょっとマニアックだなと思うくらいに感じる様な面もあって。
 前回のアルバムが思いの外ロック寄りだったというところからする
とだいぶソフトになっていて、今作の特徴はコーラスの重ね具合がちょっと過剰な領域まで行っている点ですね。
 こんなに重ねちゃってライヴの時どうすんだろと思ったのですが、
ライヴではオーディエンスが大合唱してくれるよね笑
 歌の方も相変わらず達者というかしなやかで、柔らかなところから
力強く歌い上げるところまでシームレスにいけちゃう。
 ただの人気者のアイドルでは無いアーティストですよね。

 最後にご紹介するのはspacemothの「inward eye」。
 なかなかにユニークなポップバンドでして、歌は穏やかだけどメロ
ディラインはちょっとマニアック。
 そしてオケが何となく8bit時代のゲームミュージックっぽさが
あるんです。
 それを基本生楽器で演奏してシンセサウンドも追加して、みたいな
感じで、それらの歌とオケが混じり合うと何故かサイケ感が出てくるという不思議さ。
 これは面白い。
 一般ウケするのかはちょっと分からないけど、俺は大好きです。

 以上が6月分のご紹介になります。

 て事で、ブログが短すぎる時の恒例(?)、雑談を少し。

 先ずはサッカーワールドカップ、日本が敗退してしまったというと
ころで。
 特に普段はサッカーファンとかじゃないという人はもう興味無くな
っちゃってるかもしれませんが笑
 多分ですけど、今TVとかのメディアでは「いや、でもよくやった
。」「確実に強くなってきてはいる」「胸を張って帰ってきてほしい」「感動をありがとう」みたいな感じになってるんだろうなぁと、いやTV観ないから知らんけど笑
 でもねーどうなんすかねぇ。
 予選リーグでは、別に強豪国とかではないスウェーデン相手に特に
後半防戦一方のサンドバッグ状態でなんとか引き分けで、決勝トーナメントの1試合目で敗退って、ホントに強くなったと言えるんだろうかと。
 だって前回大会は予選リーグでドイツとスペインに勝ってて、決勝
トーナメントではクロアチアと引き分けでペナルティキックで敗退だったんだから。
 で、日本がやっとの事で引き分けたスウェーデンって決勝トーナメ
ントでフランスに赤子の手を捻る様に負けてるんですよ。
 これで日本が強くなったというのは変というか、前回大会より良く
ない成績というのが現実じゃないのかなと思うんですよね。
 戦術とかの話はマニアック過ぎるので避けますけど、俺が今後の日
本代表のステップアップに必要だと思うのは「のらりくらりと相手をいなす方法」じゃないかなぁと思いました。
 なんか日本代表って「愚直に勤勉に自分達の戦い方を体現し続ける
。それがフルタイムできるのが自分達の強みだ。」みたいな感じしません?
 でもさ、スウェーデン戦ってぶっちゃけ最初から引き分けでOKの
試合だったんだし、ブラジル戦も先制点とれたんだし、そういうシチュエーションでの戦い方というのがちゃんとあったら良かったのにねと、俺は思うんですよね。
 こういう反省無しに「感動をありがとう」になっちゃうのが凄い嫌
なんですよねぇ〜俺。
 嫌いだわぁ日本人。

 あと話したかったのが映画の話なんですけど(急に話題変え過ぎ笑
)、このブログに何度もしつこく「なんで『The martian』て原題の映画の邦題が『オデッセイ』なんだよ笑」って書いてきたじゃないですか俺。
 そしたらね、今度公開されるクリストファー・ノーラン監督の新作
映画のタイトルが「The odyssey」なのよ。
 いやいやどーすんだよと思ってたら、邦題は「オデュッセイア」だ
そうです。
 まあホメロスの原作を日本では「オデュッセイア」とギリシャ語風
に呼ぶのが普通なので良いんだけどさ。
 因みにクリストファー・ノーランは「ダークナイト」や「インター
ステラー」なんかで人気の監督ですね。
 俺はこの人の作品だと「インセプション」が好きです。
 「オデュッセイア」も勿論観に行きますよ。
 あとはリドリー・スコットの新作も控えてますね。
 これも原題は「The dog stars」ですが邦題は「ラストサバイバー」だって笑
 スピルバーグの「ディスクロージャーデイ」の公開が秋に延期にな
ってしまったので丁度良いペースで映画館に行く感じになって、ブログのネタ的にも良い感じね笑

 じゃ最後にトランプディスっときますか笑
 そもそもね、イランとアメリカって核開発について話し合いをして
たんですよ。
 で、仲介国のオマーンは「まとまる寸前に見えた」と言ってる。
 ところがイスラエルがイランの最高指導者アリ・ハメネイを殺害し
たと発表して、そのままアメリカとイスラエルの共同戦線でイランとの戦争に突入していった訳ですけど、何でこんな事したかというとイランの体制転換を目論んだからですね。
 イランは元々アメリカとイスラエルを敵視した政策をとっていて、
アリ・ハメネイ師という人は用心深い事で有名な人でした。
 CIAとモサド(イスラエルの諜機関)が苦労して見つけ出したセ
キュリティの脆弱なタイミングを逃す事ができずに殺害に踏み切ってしまったというところなんでしょうが、もうこれは普通に明確に国際法違反ですね。
 で、この最高指導者殺害後にイラン国民に「今だ! 体制をひっくり返せ! 西側と仲良くなった方が絶対良いだろ!」と訴えた訳ですが、その
目論みはものの見事に失敗に終わりイランの体制はアリ・ハメネイの息子のモジタバ・ハメネイが引き継いで何も変わってません。
 で、ホルムズ海峡封鎖等で世界中が大迷惑となった現在、トランプ
が何やってるかといえばイランと核開発協議してる訳ですね。
 「停戦を維持したいなら核開発やめろや」って言って。
 いやいや、核開発協議なら元々まとまりそうだっただろ笑
 で、どうせこの停戦合意をもって「世界の平和に貢献したぞ! ノーベル賞寄越せ!」とか言うじゃんコイツ。
 テメェで起こした問題を元通りにしただけ、なんならホルムズ海峡
の件の問題は残ったままになるのにだよ。
 コイツが何か成し遂げたかの様に勝ち誇るであろう未来は見え見え
ですが皆さん騙されてはいけませんよ。
 ホント、トランプ支持のヤツって滅茶苦茶馬鹿だよな。

 こういう事書くと「わぁ左巻きの人だぁ」とか言われるんだろうけ
ど、俺基本どっちかって言うと右寄りだからね。
 その俺から見てトランプは「無い」のよ。
 丁度今朝のニュースでトランプの性暴行についての上告が棄却され
たとも伝えられたしねぇ。
 コイツポルノ女優と不倫して口止め料払ってるのももうバレてるし
、普通に先ず人としてアレなのよ、政治家云々の前に。

 あ〜スッキリした。
 人の悪口は楽しいなぁ。

 てなところで今回は終わりますよ。俺だけスッキリして笑

 おしまい。

2026年6月22日月曜日

古参SWファンはマンダロリアン&グローグーの何が不満なのか

  こんにちは、6月の楽天スーパーセールの戦利品はブラウンのペニーローファーだったkazuitです。(お前また靴買ったのか)

 さて、今回は実に7年ぶりとなったスターウォーズの劇場映画、「
マンダロリアン&グローグー」を観てきたので感想というか思った事を書いていこうと思います。
 映画自体のネタバレは極力避けますが、過去のスターウォーズ関連
作品については色々書くと思うので、そういうところも知りたくない、最近Disney+の利用を始めたばかりでこれから色々観るつもりなんだという様な方は今回のブログは読まないでください笑

 さてこの映画、世間では概ね評判が良いらしいんですが、どうも「
古参ファンは不満に思ってる人が多いらしい」とも言われているみたいで、何を隠そう俺も「そんなでもなかったなぁ」という感想だったんですよね。

 この映画の監督はジョン・ファヴローという人で、この人はDis
ney+で配信されたドラマ「マンダロリアン」の監督でもあります。
 で、ファヴローは今回の映画について「これが初めてのスターウォ
ーズ体験になっても良い作品」 を目指したと語っています。
 所謂いちげんさんウェルカムという事で、主人公達が大活躍してア
クション満載で勧善懲悪、ちゃんと主人公がピンチに陥る場面もあってハラハラもしつつ、最後はしっかりカタルシスという娯楽作品に仕上がってましたね。

 ただ、これをいちげんさんが観て分かるんだろうかという疑問はあ
るんですよね。

 そもそも先ず名前がややこしい。
 映画、そしてドラマのタイトルにもなってるマンダロリアンなんで
すが、これは主人公の名前ではないんです。
 主人公の名前はディン・ジャリンです。何故この人がマンダロリア
ンと呼ばれるのか。
 マンダロリアンというのはマンダロア星人という意味なんですね。
 アメリカ人の事をアメリカンと言うみたいな。
 で、ディンの事を見た人はみんな「あ、マンダロア星人だ。」と分
かるんですが、それはディンがマンダロアの戦士特有のマスクとアーマーを身に着けてるからです。
 だから別に知り合いじゃない人がディンに話し掛ける時は「おいマ
ンダロリアン。」となるんですね。
 で、知り合いにはなったけどまだディンという名前で呼ぶ程は親し
くなってない人がマンダロリアンを略して「マンドー」と呼んだりするもんだから、この主人公はマンダロリアンと呼ばれたりマンドーと呼ばれたりディンと呼ばれたりしちゃうの。
 コレ、初見の人はわかんないよね。特にお子さんとか。

 で、ディンが身に着けてるひと目でマンダロア星人だと分かるマス
クというのは、スターウォーズの映画エピソード5と6に登場したボバ・フェットのマスクから来ています。
 これは以前にもこのブログに書いたんですけど、ただの脇役として
出したボバ・フェットがデザインが無駄に格好良かったが為に大人気キャラクターになってしまい、後付けで設定がモリモリに追加され、ボバ・フェットの父親役のジャンゴ・フェット(実際はボバはジャンゴのクローン)がスターウォーズの歴史に大きな関わりを持つ重要人物となったほか、ジャンゴの出身地であるマンダロア星系の歴史や設定も掘り下げられて、TVシリーズとして制作されたCGアニメ「クローンウォーズ」や「反乱者たち」、そしてドラマ「マンダロリアン」でも沢山語られるテーマとなった訳ですが、それでボバ・フェットの着けていたマスクはマンダロリアン戦士のものと誰もがひと目で 分かるっていう風になってると。

 それが、スターウォーズの事をそこまで詳しくは知らないけど多少
の知識はあるという程度の人が今回の映画を観に行って「え、主人公ボバ・フェットじゃないの?」となっちゃう原因にもなってるっていうね笑

 ねぇ、わりといちげんさんお断りじゃない?
 ある程度の基礎知識を持ってないとあんまりよくわからない点とい
うのが結構あったと思うんですよね。

 で、ストーリーの部分はと言うと個人的感想は「ドラマの3話分ぐ
らいを一纏めにした様なもんだな。」という感じで、厳しめに言うなら「この程度の内容ならドラマでやれば良いのに。わざわざ劇場映画でやる話じゃなくない?」 でした。

 先ず大前提としてスターウォーズはエピソード1〜9まで映画が作
られていて、ドラマ「マンダロリアン」はエピソード6と7の間の話で、シーズン3まで作られています。
 エピソード6で帝国軍皇帝パルパティーンが倒され、皇帝の居城と
も言うべき第2デス・スターも破壊された事で独裁体制が終結したと。
 独裁体制の打倒を目指していた反乱同盟軍、つまり勝者側はニュー
・リパブリック=新共和国の中心となって銀河に秩序をもたらすというところを目指しつつ、銀河に散らばる帝国の残党の掃討も行っているという時期の話なんです。
 何しろ帝国が支配していたのは「銀河」という規模でして、その中
の皇帝の居城を落としただけという段階ですからね。

 ドラマ「マンダロリアン」のシーズン1、2ではディンとグローグ
ーの出会いと冒険、絆が深まっていく様子が描かれていくんですがシーズン3ではディンの故郷のマンダロア星に関わる話になっていきます。
 元々政治的に不安定で民族間紛争が絶えなかったマンダロア星は更
に帝国の介入まで受けてズタボロだったんですが、そこからマンダロア星人の手にこの故郷を取り戻そうと戦うというところが描かれて、それで関わったニュー・リパブリックにディンは協力する事になるんですね。
 ニュー・リパブリックに所属はせずにあくまでバウンティハンター
(賞金稼ぎ)として、ニュー・リパブリックの依頼を受けて帝国の残党狩りを手伝って報酬をもらうと。
 ドラマでそこまで描かれた上での今回の映画「マンダロリアン&グ
ローグー」なので、お話としてはディンとグローグーが帝国の残党狩りの依頼を受けるという事になるんですが、結果ギャングの身内同士の抗争みたいのに巻き込まれちゃうみたいな話なんですよ。

 でもねぇ、スターウォーズは映画でもうエピソード789が作られ
ていて、そこで帝国の残党が集結してファーストオーダーという一大勢力となってニュー・リパブリックに襲いかかってくるというところが描かれているんです。
 つまりニュー・リパブリックの帝国残党狩りは失敗に終わる事が既
に決定済みで、ディン達の行いは徒労に終わるという結末は揺るぎ無い訳なんですよね。
 更に言うなら789にはグローグーの他、アソーカやエズラといっ
たニュー・リパブリック側のフォースの持ち主も登場せず、レイが最後のジェダイという風に描かれています。(ルークはエピソード8で死去。レイアはエピソード9で死去。)
 つまりグローグーもアソーカもエズラも恐らく命を落とすだろうと

 ファンはそこまで想定済みで観ているんですよね。

 更に踏み込んだ事まで言っちゃうと、ファーストオーダーの糸を引
いていたのは倒された筈のパルパティーンのクローン体で、数々の失敗作を産み出した末にとうとう完全に元通りの姿と能力のパルパティーンのクローンがエピソード9で登場してます。
 で、グローグーというキャラクターは、その秘めたるフォースの力
を自分のクローンにフォース能力をもたらす為に利用しようとする輩に狙われた存在として登場してるんですよね、元々。
 その時点で「え、じゃあ最終的にはグローグーって捕まってパルパ
ティーン復活に利用されちゃうんじゃないの?」って皆思ってるんですよ、スターウォーズファン達は。

 所謂古参ファン達がそんな結構悲惨な結末まで想定してる中、今回
の映画でどんなものを出してくるかと思ってたら「ディンとグローグーが大活躍して悪いヤツ倒しました〜。一件落着〜。」だったもんだから、「その程度の話だったらドラマでやれよ。わざわざ劇場映画にすんな。」となっちゃった訳なんですわ。

 思えば過去のスターウォーズのスピンオフ作品、エピソード1〜9
以外の劇場作品ってスピンオフでありながらスターウォーズの歴史にとって重要な話だったんですよね。
 エピソード4の最後で帝国軍の巨大宇宙要塞デス・スターを反乱同
盟軍が破壊するんですが、その方法は「デス・スターに空いてる小さな穴に正確に魚雷を撃ち込む」というもので、「あんなに巨大な要塞がちっちゃい魚雷で大爆発しちゃうのかよ笑」はスターウォーズというお話の中でも最大級の突っ込みどころで、そこはファン達も「いや娯楽作品だから笑 そこは見逃してくれ。」で済ませていたんですが、スピンオフ作品「ローグワン」 でそれを解決してるんですよ。
 実はデス・スターを設計した人は帝国軍に脅されて嫌々設計してい
て、それで密かにデス・スターを破壊する方法を設計段階で仕込んであったと。
 そのデス・スターの設計図と破壊方法が反乱同盟軍の手に渡った事
でエピソード4に繋がるというのを描いたのが「ローグワン」という作品でした。
 で、もう一つのスピンオフ「ハン・ソロ」は言わずもがなのエピソ
ード4〜6のメインキャラクターの一人ハン・ソロの過去を描いた作品で、ファンが知りたかったところを余すこと無く見せてくれた傑作です。

 それに比べると今回の「マンダロリアン&グローグー」 は内容が薄過ぎるというのは、まあそういう感想になるのも仕方無
いだろうというところじゃないでしょうか。
 もうちょっとシリーズの根幹に関わる部分、帝国の残党がファース
トオーダーとしてまとまって行く過程とそれを阻止出来ないニュー・リパブリック、ディン達というところを匂わす程度に小出しにでもできなかったもんかと、今後の展開を見据えてただ楽しいだけじゃない深みのあるお話にできなかったもんかと、そんな風に思うのがわざわざ劇場まで足を運んだファン、スターウォーズという一大サーガの全体を見通したファンの思うところだという事なんですな

 「なんだ、ただのこじらせおじさんじゃん。」と言われればその通
りなんですが笑、古参ファンはそこまで大きな期待を抱いていたんで、肩透かし食らっちゃったと感じてしまわざるを得なかった訳なのでした。

 なんだかこのブログを読んでる人達がもの凄い勢いで引いていって
るのを感じるのは、多分俺のフォース能力だな。

 まあシガニー・ウィーバーがパイロットスーツ着てエックスウイン
グ操縦してるところを観られたのは良かったです笑

 ヲタ臭が限界値に達したので今回はこの辺で。

 おしまい。

2026年6月8日月曜日

お気に入りアルバム 2025年5月

  この原稿を書いてるのは6/3という事で、今回は毎月恒例のアルバム紹介のターンでございます。
 あのね、最初に言い訳しとくわ笑
 俺さ、音楽を聴いて「良いじゃん」と思ったらすぐにSpotif
yでそのアーティストをフォローしちゃうんで、もうフォローしてるアーティストが膨大になっちゃっててリリースされる音源を聴ききれなくなってきてます。
 て事で、今回ご紹介するアルバムは全部で6枚なんですが、半分は
4月リリースのものになってしまってます。
 そして現段階で5月リリースのアルバム全部聴けてませんので来月
も似た様な感じになると思います。スンマセン。
 よし、言い訳終わり。

 先ず4月リリースからanjelique kidjoの「HOPE!!」。
 キャリア40年、18枚目のアルバムという事で今更俺がどうこう
言うのもおこがましい話なんですが、ルーツミュージック(アフリカン)とポップミュージックの見事な融合という感じのアルバムです。
 その混ざり具合のバランスの程良さが素晴らしく、パワフル且つポ
ジティブなエナジーに捻じ伏せられます。
 平伏すしかないですよこんなの。

 次も4月リリース、another tasteの「another taste II」。
 こちらは古臭いソウル、ディスコ、ファンクを今現在そのまんまや
っていてるバンドです。
 まあね、目新しさは皆無なんですよ。
 なのに、余りにも心地良くて抗う術も無いままにお気に入り登録し
ちゃってました笑
 こんなのズルいよ。

 で、やはり4月リリースからduenditaの「existen
tial thottie」。
 プロフィール写真見てソロアーティストかと思ったら、どうやらバ
ンドらしいですな。
 音楽としては最新型のソウル、R&Bといった感じでしっとりスム
ース。
 であるにも関わらず意外にもアップテンポな曲が多いというのが大
きな特徴で、その聴き慣れないスタイルに「え? え??」ってなってたら次から次へと新たな曲が押し寄せてきて圧倒されてるうちに終わっちゃうというアルバムでした。
 トータルプレイタイムが短いというのはナンですが、結構インパク
トの大きかったアルバムです。

 で、ここから5月リリース。
 先ずHi-Lo Jackの「Group Product」。
 こちらはLawrence、Stolen Jars、DAP The Contractという3組のアーティストのコラボプロジェクト
だそうです。
 ソウル、ヒップホップ要素多めのポップミュージックといった音楽
性でプロダクションの良さに先ずは感心させられます。
 レトロ感と今っぽさのバランスが絶妙で足し算引き算のセンスが素
晴らしいですね。
 曲調は楽しいものから切ないもの、情熱的なものやしっとり系まで
取り揃えられていて、そこに多人数プロジェクトらしい豪華なヴォーカルパートが乗ってくる、これが唯一無二感を上乗せしていて良いんです。
 これは誰にでもお勧めできるヤツですね。
 最後まで一気に聴けます。

 次、maisie petersの「florescence」。
 これは王道ポップてす。
 この娘は先ず歌声ですぐにこの娘と分かる特徴があるのが強いです
よね。
 で、歌唱テクニック的にも何と言うか情緒みたいのを感じるんです
よねぇこの娘からは。
 それだけでふっと心を持ってかれる。
 曲調は王道直球ど真ん中。
 そして丁寧なプロダクション。
 一言で言うなら普通の満点という感じでした。

 最後はfrancis of deliriumの「Run,Run Pure Beauty」。
 これ、サウンドというかオケは完全にギターロックなんですよ。結
構パワフルな感じの。
 ところがそこに乗る歌のメロディはうっとりする様なヤツで、美し
いコーラスが更に彩りを添えています。
 その歌メロもスケールアウトというか一瞬転調するという様な事を
やっていて、それもポップミュージック好きには堪らんのですよ。
 決して達者なシンガーとは思わないんですがファルセットを多用し
た脱力したスタイルの歌い方が良い味だしてるんですよね。
 これもまた皆好きなヤツ。
 凄くお勧めです。

 今回ご紹介するのは以上になります。
 実は原稿書きながらキム・ペトラスとローレン・サンダーソンの新
譜も聴いてたんですが、キム・ペトラスはまさに今ウケるタイプのK-POPアイドルがやってそうな曲をソロでやってるみたいな感じ、ローレン・サンダーソンはハスキーな声で気怠げに歌う「うわぁガラ悪そう〜」 って感じのポップで、どっちも若い子には受けそうねってヤツでしたね。
 どちらも俺はお気に入り登録せずでした。

 こんな感じで日々色々聴いてますんで、良かったものはご紹介して
いきますんで、またのご来店をお待ちしております笑

 何度も言いますがあくまでアルバム単位のお勧めをご紹介してます
んで、良い曲が入っててもアルバム全体の構成が好みじゃないとか、前のアルバムの方が好きだったなぁと思ったものなんかは除外になっちゃうんで、「俺の(私の)気に入ったあのアルバムは何で入ってないんだ!」みたいのはあるかと思いますが、そこはご了承ください。

 そんじゃまた。

 おしまい。