2018年3月19日月曜日

「セーブ/ロード中は電源を切ったりリセットボタンを押したりしないでください。」vol.2

vol.1 の続き
 で、また暫く時が経ってファミコンは更に普及して、で、ディスクシステムという付属品が発売されたのね。
 ゲームのデータ容量も増え(すぐにカートリッジに追い越されるんだけど)、更にディスク内容を書き換える事が出来るという画期的な物だったのだ。
 つまり一枚ディスクを持っていれば、そのディスクに入っているゲームを遊び終わったら、そのディスクをオモチャ屋等に持って行けば別のゲームに変えて貰えるって訳。

 スーパーカセットビジョンで我慢していた俺もやっぱりこれは「欲しい・・・」となりつつ、しかし子供のお小遣いではファミコン本体とディスクシステム両方買うのは流石にハードル高かったのね。

 と思ってたら、任天堂ではなくシャープから、ファミコン本体とディスクシステムが一体になっていてバラバラに買うより安い「ツインファミコン」なる物が発売されて、それがウチの近所の電気屋に置いてあるのを見かけてしまったモンだから、矢も楯もたまらなくなって貯金おろして買っちゃったの。

 という訳で、クラスの皆に大分遅れて俺のファミコンライフが始まったんだ~。


vol.3 へ続く

2018年3月5日月曜日

「セーブ/ロード中は電源を切ったりリセットボタンを押したりしないでください。」vol.1

 以前初代ファミコンが発売されたのは俺が小3の時頃だとココのブログに書いたんだけど、実は俺自身がファミコンを手に入れたのはもっと後だったんだよね。
 ファミコンが普及してきてクラスの皆が持ちはじめて、いよいよ俺も「お年玉でファミコン買おう!」と決意してさ、それが小4の時。
 当時俺はスイミングスクールに通っていて、そのスイミングスクールの隣がオモチャ屋で、いつもスイミングスクールの行き帰りにそのオモチャ屋を覗いていて、ファミコンが14800円で売ってるって事は把握してたんだ。

 で、お正月になってお年玉貰って、いざそのオモチャ屋に買いにいったら、何と売り切れちゃってたんだよね、ファミコン。俺はファミコンを買えるお金持っているのに。

 ここで「他の店に探しに行く」という、当たり前の事をすれば良かったのに、俺はそこでファミコンと同じ値段で売っていた「スーパーカセットビジョン」というゲーム機を買ってしまったのだ。
 「同じ値段なんだから中身も同じ様な物だろう。」と思ってしまったんだなぁ。
 後で知ったところによるとファミコンは普及の為に本体価格は赤字覚悟で格安で売っていたので、他のメーカーのゲーム機とは性能が格段に違ったんだけど、小4の俺がそんな事知る由もない。

 という訳でクラスメイトの皆がファミコンで遊んでいる中、俺は暫くの間スーパーカセットビジョンで遊んでいたの。(笑)


vol.2 へ続く