2023年4月3日月曜日

お気に入りアルバム 2023年3月

  こんにちは、サッカーのW杯の時はあんなに大はしゃぎだったくせに、WBCは1試合も1秒も観なかったkazuitです。

 野球に対する興味がゼロw
 ネットニュースでヌートバーという言葉を見て、「…ヌードBAR
?」とか思ってましたわ。
 でもさ、コレ読んでる人の中にも二ヶ月前には「ヌートバー? 何? あ、人の名前なの?」だった人、絶対いるでしょ?

 さて、4月最初のブログ更新なので、3月リリースのアルバムから
俺がSpotifyにお気に入り登録したものを紹介する回です。

 厳密に言うと、もっと増えるかもしれないんですけどね。
 この原稿を書いてるの、3/29なんですけど、海外のアーティス
トって大概金曜日にアルバムリリースするので、3/31にリリースされるものを何か登録する可能性があるんですけど、それはもしあったら来月に紹介します。

 さて、1枚目はkali uchisの「red moon in venus」です。
 この人はSpotifyのフォロワー数ランキング140位という
、紛う事無きスーパースターなので今更俺が紹介するのもなんだかなぁという感じなんですが。
 音楽的には蕩ける様なシャレオツしっとりポップスで、南米テイス
トが程好く薫ります。
 この人、育ちはアメリカなんですが産まれはコロンビアなんだそう
で。
 まだ20代なのに、しっかりと世界観を構築しているのご素晴らし
いのです。

 2枚目はpop gose ambientの「volume 1」です。
 以前からフォローしていたバンクーバースリープクリニックという
アーティストがいるんですけど、その人がアメリア・マグダレナというアーティストとコラボしたアルバムだそうです。
 因みに両方ともオーストラリア人。
 サウンドはアーティスト名から連想されるものそのものという感じ
で、しっとりとしていて静かな世界観に、しっかりメロディアスなポップスが乗っかるといったものです。
 トラック数を削ぎ落として最低限これだけでも心地好い音楽は成り
立ちますよというところまで持っていってる様な静けさで、その引き算の巧さがセンスを感じさせます。
 アルバムの最後は、ドラマ「ストレンジャーシングス」を切っ掛け
にリバイバルヒットしたケイト・ブッシュの曲で締め括られているので、オリジナルと聴き比べてみても面白いと思います。

 3枚目はM83の「fantasy」です。
 まあこの人も超有名ですよね。
 この人ってエレクトロニカ、シューゲイザーに分類される事が多い
んですけど、このアルバムはそんなにドーピィ、耽美な感じではなく、パワフルでスケールの大きいポップミュージックをやっています。
 テイストとして、俺はELO(エレクトリックライトオーケストラ
)を連想しました。
 結構古いヤツなので、知らない人は是非聴いてみてほしいんですけ
ど、そういう今時珍しいタイプの音楽をやっているんです。
 俺的に大好物でしたね。

 4枚目はベニー・シングスの「young hearts」。
 軽妙でファンキーなポップソング集といったアルバムです。
 楽しげな音楽なのに、シンガーの資質で落ち着いて聴けるという、
相反した要素が混じり合っているのが面白いんですよ。

 3月は以上の4枚でした。

 他にも結構良いものはあって、お気に入り登録するかどうか当落線
上みたいのも色々あったんですよね。

 K×5という、カスケイドとデッド・マウスのコラボアルバムなん
か、そのまんまクラブのフロアで流せる様な教科書の様なEDMだったんですけど、今の自分がこれを繰り返し聴くかと考えたら、登録にはならなかった。
 コレはoceanfrequencyさんの方が好きそうw

 あと、ケイティ・メルアの新譜も音楽的には全然良かったと思うん
ですけど、俺はこの人のデビューアルバムを聴いて、その余りに瑞々しい歌声に「そんな声に産まれるなんてズルいぞ!」と嫉妬したクチなんで、今の彼女の声を聴いた時に「あ、何か、大人になりましたね…」って、ちょっとガッカリしてしまってるという、完全に思い入れのせいで正しく評価できてないみたいな感じで登録から漏れちゃいました。
 ケイティの歌をまだ聴いた事がないという方は多分普通に良い感じ
に聴けると思います。

 こんな感じで、相変わらず節操の無い趣味だなぁって自分でも思い
ますがw、今後も色々ご紹介できたらと思っております。

 おしまい。

2023年3月20日月曜日

知っててほしい

  先ず、訂正から。
 以前酷い終わり方をするドラマとしてブラックリストの名をあげま
したが、このドラマ、まだ終わってなかったですw

 シーズン8で終わったのかと思ったらシーズン10まで続くんだそうで。
 まあ、但し、ちゃんと面白く終われるのかはまだ分からないよねぇ
~

 さて本題。
 普段通りの感じなら、この原稿がアップされるのは3/20の筈。
 このタイミングでやっておきたいネタを今回は書きたいと思います
。

 ちょっと前に欧米でも「自分は無宗教」という人が増えてきたとい
う話をして、その中で我々日本人も檀家というシステムのお陰で仏教に「所属」はしてるものの、ちゃんと信仰はしてない人が多いと言いました。

 何でこんな事になってるかと言うと、多分日本には神道というもの
もあるからだと思うんですよね。
 仏教のお寺の他に神社もあちこちにあって、そこに行けば鳥居をく
ぐる時は真ん中を通っちゃダメとか、手水場を使う手順はこうだとか、参拝の作法は二礼二拍手一礼だとか、こういうの律儀にやらないと悪い事してる気がしてきちゃうし、お正月になれば鏡餅を飾ったり初詣に行ったりと、神道というものが身近にあって仏教とゴッチャになってますよね。

 日本の歴史って教科書には縄文時代から始まるって書いてるんだけ
ど、実は縄文時代って一万年ぐらいあるんですよね。
 今が西暦2023年なんだから、西暦の5倍ぐらいの期間の事を乱
暴に一纏めにしちゃってるって事なんだけと、何しろ文字を記して後世に残すという事が無かったんで、出土する物から類推する以外なくて、その「分からない時期」を全部縄文時代としちゃってるんですよね。

 で、縄文時代の次に弥生時代がきて、この時代もやっぱり日本には
文字は無いんだけど、出土する物から明らかに変化があった事は分かって、更に言うならその変化は海外からもたらされたと推測できるんですよね。
 中国や朝鮮半島との共通点が見てとれて、金印とか銅鏡とか、中国
から貰った物も出土してますから。

 で、この頃に「我々はアマテラスオオミカミという神様に由縁のあ
る者だ」と主張する人達が現れて、この国を統治しようとし出す訳です。これが神道。
 多分この人達も海外から来たんでしょうね。
 新しい知識や技術を持ち込まないと説得力無いですもんね。
 もう怒られるのを分かってて言いますけど、神道ってこの国を支配
する為に神の名を騙ったと言えるんだと思います。
 この国って地理的条件的に縄文時代の大昔から地震や火山噴火、台
風といった天変地異がひっきりなしに起こり続けてた筈ですから、「荒ぶる神々を鎮めて天変地異を遠ざけ、五穀豊穣を招く」というのに神様の縁の者だというのは滅茶苦茶有効だったんでしょう。
 そのアマテラスオオミカミの血縁者である天皇をトップに据えた朝
廷という統治機関も又、中国や朝鮮から持ち込まれたものですよね。
 因みに今現在でも天皇はアマテラスオオミカミの血を引いていると
されています。
 ヤバいコレマジで怒られるヤツだわw

 で、その朝廷が日本全国をだいたい統治し終えてある程度安定した
飛鳥時代に、中国から仏教が入ってきた訳です。

 当時にしてみれば仏教というのは先進国である中国で流行ってる最
新のヤツで、先ずは貴族や皇族達が「ナニソレ格好良い。俺もやりたい!」ってなるんですけど、この仏教を民衆にも広めようと、朝廷が主導するんですよね。
 聖徳太子(厩戸王)も仏教の流布に積極的だったとされていて、朝
廷がお寺や仏像をどんどん建立していく。
 皆さんが修学旅行で見に行った奈良の大仏もこの時代に作られまし
たよね。

 でね、という事は、民衆の立場からすれば仏教も神道もお上から与
えられたものなんですよね。
 民衆の間で支持されて浸透したというんではなくて、神道というも
のを朝廷から与えられて、その朝廷から「はいコレも良いヤツだからみんなやって」って言われたみたいなモンだから、仏教の教えをちゃんと理解して信じるという事にならなくても仕方ないし、なんなら朝廷から与えられたものなら仏教も神道の一部と言えば言える。かなり暴論だけども。

 で、そのうち檀家というシステムが出来上がって、個人が信仰して
なくても「家」が仏教に所属するという事になった。
 仏教の教えはよく知らないけど葬式や法事の時にはお寺にお世話に
なるし、先祖の眠るお墓はお寺にあって、普段はお墓の管理をお寺に任せちゃってる状態になっている、ある意味仏教に依存しているという事になってるんだから、仏教の教えなんて知らんから仏教なんてもうやめちゃえともならないという。

 という事で我々日本人の大半は、仏教を信仰しないまま仏教に所属
している。
 中田英寿が「自分は無宗教」と発言しても別に「イヤ仏教徒だろ!
」なんて突っ込んだりしないし、なんなら「俺も無宗教だな」なんて思ったりもするという。
 よくわかんないけど一応仏教徒ではあるという事にはなってる訳で
す。

 でさ、この話が何でこのタイミングなのかという事なんですけどね
。

 皆さんは一応仏教徒で、キリスト教徒ではないですよね。
 でもキリストの誕生日が何月何日かは知ってますよね。
 で、神道のトップの天皇の誕生日はというと、知ってるも何も祝日
ですよね。

 じゃあ、ですよ。
 仏教の開祖であるお釈迦様の誕生日は?

 コレ、あんまり知られていないですよね。
 これが4/8であるとされているんですよ。もうすぐなんです。

 クリスマスと違って4/8に何のイベントもやってないから、知ら
なくても仕方ないと思うじゃないですか。
 あるんですよイベント。

 4/8は「花祭り」。
 仏像に甘茶をかけるというイベントです。
 もう「甘茶って何ですか?」ですけど。

 今はみんなスマホ持ってるんだから、調べてみれば近所のお寺で花
祭りのイベントをやってる所を見つけられるかもしれないですし、出向いてみれば実際に仏像に甘茶をかけたり、甘茶を振る舞ってもらえるかもしれないですよね。

 いや、というより、クリスマスにみんなあんなに大はしゃぎしてる
んだから、自分達の所属している仏教の開祖の誕生日だって知ってるべきなんじゃないかなと思うんですよ。
 花祭りに参加するとかはしないにしても、せめて「あ、今日はお釈
迦様の誕生日か」ぐらいの思いは心の中にあって良いじゃないかという、ね。

 という訳で、これを読んだ人は周囲に「4/8はお釈迦様の誕生日
なんだぜ」と言いふらしましょう。

 不幸の手紙方式で広めようとすんなw

 おしまい。

2023年3月6日月曜日

お気に入りアルバム 2023年2月

  こんにちは、2月中に本当に服を1着も買わなかったkazuitです。


 厳密に言うと靴下だけ買いました。仕事中に履くヤツね。

 さて、3月最初のブログ更新という事で、今回は2月中に俺がSp
otifyでお気に入り登録したアルバムをご紹介する回です。

 先ずはthe winery dogsの「Ⅲ」。
 リッチー・コッツェン、ビリー・シーン、マイク・ポートノイとい
う、彼等の経歴だけでブログ1本分書ける程の凄腕ミュージシャン達による、待望のアルバムですね。
 多分ソングライティングはリッチー・コッツェンがメインで行って
いて、リッチーのソロ作でも聴ける様なブルージーかつソウルフルなロック曲集。
 リッチーだけでもめっちゃカッコいいのにそこにビリー、マイクの
超絶テクニックが絡むという、何とも贅沢なアルバムです。
 これは必聴。

 2作品目はsvommebassengという、多分ノルウェーの
バンドのアルバム、「for solen har gatt ned」。
 ホントはアーティスト名のoに斜め線が入ってるし、アルバムタイ
トルのforのoにも斜め線が入ってて、gattのaには小さい丸がついてます。そんなんどーやってタイプしろとw
 全面的に、何て読むのか分かりませんw
 サウンドはアンニュイな雰囲気のネオソウル、シティポップという
感じで、大変心地好いのですが、勿論ノルウェー語?なので何を言ってるかは一言も分かりません。
 良いの良いの、心地好いのだから。

 3作品目はlaure briardの「ne pas trop rester bleue」。
 laure briardと書いてロール・ブリアールと読むんだそうです。
 こちらはフランスのアーティストですね。
 サウンドの方もノスタルジックかつキッチュなフレンチポップです
。
 フランス語の曲と英語の曲が半々ぐらいって感じです。
 可愛らしいと思って聴いてたら最後の曲のエンディングだけ急にプ
ログレみたいになって笑いました。
 でも素敵なアルバムです。

 4作品目はcaroline polachekの「desire, I want to turn into you」。
 元々はチュアリフトというデュオのメンバーだった人ですね。
 デスクトップで作られたオケが心地好いミクスチャーポップで、色
々なジャンルの良さが交じり合っていて、歌唱力も素晴らしい。
 こちら、2月リリース作品にして早くも俺個人的2023年ベスト
アルバム候補です。すげぇ好き。

 5作品目はmiss gritの「follow the cyborg」です。
 こちらは韓国系アメリカ人アーティストです。
 この方は以前ここのブログでも紹介した事のあるKEXPというシ
アトルのFMラジオ局のYouTubeチャンネルでライブを披露していたのを観て「お、良いじゃん。」と思ってSpotifyで検索してみたら、その時はまだシングルしかリリースしてなくて、予めツバ付けといたみたいな感じだったんですけど、待望の1stアルバムリリースという事で。
 サウンドの方はタイトルにサイボーグと入ってるところからも読み
取れる通り、SF感のあるサウンドのミドル~スローめのテンポのポップスで、エレクトロ的なテイストとロックの激しさが絶妙なバランスでブレンドされているのが良い感じ。
 1曲ハングルのタイトルの曲もあるんですけど、これは歌ってると
いうよりは喋ってる感じの曲でしたね。

 最後にstyrofoamとthe go findのコラボアルバム、「present the empathy exams」をご紹介。
 適度なユルさが心地好いポップロックにスタイロフォームの打ち込
みトラックが気持ち良く絡む作品。
 滅茶苦茶大雑把に言うと、U2の「ヨシュアトゥリー」の、ジ・エ
ッジの付点8分ギターのパート、あの心地好いヤツをスタイロフォームのシンセが担っているみたいな。
 で、U2程の熱さが無い、お気楽な感じなので肩肘張らずに楽しめ
るという。
 これはドライブの時に聴きたいヤツですね。
 あ、因みに俺、ペーパードライバーですw

 以上6作品を2月中にお気に入り登録しました。

 勿論世界中の全ての音楽を聴いてる訳ではないので、ひょっとした
ら素晴らしいものを聴き逃しているかもしれませんが、このブログを読んでくださっている皆さんのご参考になれば幸いです。

 我々cunoも負けない様な素晴らしい作品を出していきたいです
ね。
 え? あ、勿論今後も俺は作詞も作曲もしませんけどw

 おしまい。

2023年2月20日月曜日

かわりゆくもの

  こんにちは、もうすっかりギターを弾いてないおじさんです。  唐突ですが、俺、子供の頃通っていた保育所がキリスト教の所だったんですよ。  朝礼で讃美歌を歌い、昼食の時には「テンニマシマスワレラノチチヨ」と祈りを捧げ、毎週金曜日には聖書を学ぶ時間がありました。  別に両親がクリスチャンだとかいう訳ではなく、預けるのに都合が良かっただけなんですけどね。  で、今はどうかというと、キリスト教は全く信仰していませんw  大人になっていく過程で色々知識が入ってきて、結果「信仰するに値しないな」と確信するに至ったので。  じゃあ仏教を信仰しているのかというと、してないですね。  これって日本では結構一般的ですよね。  一応「檀家」というシステムがあるので仏教には「所属」しているけど、頼るのは葬式や法事の時だけで、「あなたの信仰している宗教は何ですか?」と訊かれたら「無宗教です」と平気でみんな答えますよね。  仏教に所属はしてるけど、そもそも仏教の教えがどんなものかもあまり良く分かってないみたいな。  でね、最近では欧米でも日本人と同じ様に「私は無宗教です」と答える人が増えてきてるんですって。  これってちょっと前までは考えられない様な事で、驚くべき変化だと思うんですよ。  もう結構前の話になりますが、サッカーの中田英寿選手がイタリアで活躍してた頃、所属していたのがASローマというチームだった事もあってローマ法皇と謁見するという機会があって、中田選手は「自分は無宗教だけど、特別な体験だった」みたいな事を述べたんですよね。  そしたらヨーロッパのメディアはこれを「中田、無宗教だってよ」みたいに報道したんですよね。  これぐらい、欧米では「無宗教」と表明するのはヤバい事扱いだったんですよ、ちょっと前まで。  理由は大雑把に言うと2つあって、1つはキリスト教というのは「生きてるうちに正しい行いをしてないと、死んだ後の裁きで地獄に落とされちゃうぞ」という宗教なんで、無宗教だと表明するという事は「俺は死後の裁きなんて信じないから、正しい行いなんてしないぜヒャッハー」というアナーキーな人間だと言ってるも同然だという事になっちゃうから。  日本人からすると「んな事言ってねぇわw」って話なんですけどね。  で、もう1つは欧米では宗教が知識、教養というものと直結してるからです。  無宗教と表明するというのは「ボク馬鹿でぇ~す」と言ったも同然なんですね。  キリスト教を信仰している人達にとっては、聖書に間違った事は書かれてない筈なのですが、別にキリスト教徒じゃない我々からしたら聖書だって所詮人が作った物でしかない訳ですよね。  例えば、神は先ず自分の姿に似せて土からアダムを作り、アダムの肋骨からイヴを作った。  神は2人をエデンの園に住まわせ、そこに生っている禁断の果実を食べる事を禁じたのだけれど、蛇に化けた悪魔がイヴをそそのかして果実を食べさせてしまい、怒った神は2人を楽園から追放したので人間は地上で暮らす事になった、と。  誰でも知ってるお話ですよね。  でもこの時点で色々何かおかしくねっていう。  神様って人間作るのに材料が要るんだな、とか。  アダムを作った土だって神様が創造した物なんじゃないの?  アダムとイヴって別に恋愛結婚じゃないんだね、とかね。  酷い言い方するとイヴってアダムにあてがわれたんだなっていう。  神の作った楽園に何で悪魔が入り込めたんだろう。  そんな事されても神様は気付かないの?  悪魔が姿を変えられるんなら、何で神様に化けなかったんだろう。  神様に化けて「やっぱりコレ食べても良いよ」って言った方があっさり騙せるじゃん。  悪魔のせいで過ちを犯しただけなのに、怒って人間の方を楽園から追放するなんてヤバくね?  そもそも楽園に悪魔の侵入を許した時点で管理不行き届きじゃん。  とまあ、突っ込み所満載なんだけど、これらも全部「間違った事は書かれてない」という扱いでなければならないんですよね、キリスト教を信仰するという事は。  こういう突っ込み所に対して、「これはこういう風に解釈できる」と聖書の内容を把握して、きちんと自分なりの答えを持っているというのが欧米の人達にとっての知識、教養というものなんですよ。  ところがこれが最近は覆ってきているんだというんです。  以前は日曜日になれば家族で教会に赴いて、聖書を読んで牧師の話を聴いて讃美歌を歌って、なんて事をやっていたのが段々日曜日はお休み、遊びに行く日になっていって、キリスト教に触れる機会が減っていったという。  言ってみれば日本人と仏教の関係と似た様な状態に欧米人もなっていってるんですよね。  欧米人にとっての生活の根幹である筈のキリスト教との関係が、こんな僅かの期間でダイナミックに変化するなんて俺には全く予想出来なかったですし、ほんの20年くらい前に中田英寿に対して「コイツ無宗教だってよ」なんて記事を書いた記者だって思ってもみなかったでしょう。  面白いですね。  世界の常識や在り方なんて、いともあっさりと変わってしまうんですね。  これまでキリスト教の名の元に行われてきた事、流された血は何だったのでしょう。  そもそも、わりと普通に滅茶苦茶な事書いてある聖書というもの、キリスト教という宗教を無理矢理解釈してまで信仰してきたんだろう。  この世界は実は、もうちょっとしたらすっかり変わってしまうのかもしれないですね。  まあ精々取り残されない様にしとかなきゃな、なんて思う反面、「知った事か」という気もしないでもないw  常識なんてものに囚われ過ぎずに、得られる情報を整理して自分なりの考えを持って、でもそれが間違ってると感じたら柔軟に対応できる様な人でありたいモンですな。  無理かなw  おしまい。

2023年2月6日月曜日

お気に入りアルバム 2023年1月

  こんにちは。  さて、今日は何もないからゆっくり風呂に入るぞっていって湯船にお湯溜めて、フルチンになって肩までお湯に浸かってから、あ、ブログの原稿書いてないわって気付いた人、kazuitです。  今月の目標は服を買わない事です。  明日にも破ってしまいそうな目標だなw  さて、今回は予告通り1月にリリースされた音楽アルバムから、Spotifyで俺がお気に入り登録したものをご紹介します。  とは言え、やっぱり1月ってリリース数が少ないんですよね。  特に1月前半は日本でいうところのお正月休み、海外でいうところのクリスマス休みですからね。  て事で、1月にお気に入り登録したアルバムはなんとたったの1枚w  spangle call lilli lineの「ampersand」。  日本のバンドですね。  サウンドは基本お洒落かつアンニュイなシティポップという感じで、だけど時折ロックバンドらしいハードさ、ラウドさも垣間見せるという面もあったりします。  ヴォーカルが特徴的で、日本語の歌詞をかなり崩して歌うんですよ。  ボンヤリ聴いてると何語で歌ってるか分からないくらいで、だから英語の歌詞のパートとも極自然に融け合っていい感じなんですね。  多分音楽を聴く時に歌詞の内容も重視する人もいて、そういう人にとっては歌詞が聞き取れないなんて駄目だと思うんですけど、俺はどっちかっていうと洋楽の方が聴く機会が多くて、だから歌詞の内容ってそもそもよく分かってないんで、聴いてて心地好ければOKなんです。  寧ろ日本語の歌詞だと「変な言葉づかいだな」とか「何言ってんのコイツw」とか、ついつい突っ込み入れたくなっちゃう事もしばしばだったりするから、聞き取れなくても平気です。  今月はマジでこんだけw  アルバム単位ではお気に入り登録しなかったけど、アルバム収録曲からピックアップしたものだとlapsleyの新譜から何曲か。  あと、siv Jacobsenというアーティストの新譜からも1曲。  あと、biig piigっていうアーティストの新譜も悪くなかったんですけど、コレ、Spotifyではアルバムという扱いでリリースされてるんですけど、7曲しか入ってなくて18分で終わっちゃうんで、アルバム1枚を一作品として考えるとやっぱり物足りないという理由で次点。  興味のある人は聴いてみてください。  あと、カネコアヤノの新譜も聴いてみたんですけど、個人的にはお気に入り登録は見送り。  ただ、この瑞々しい歌を高く評価するひとはいるだろうなとも思ったので、こちらも興味のある人は聴いてみてね。  て事で、だいぶ短いですが今回はこの辺で。  来月はもっと沢山紹介できると良いな。  おしまい。

2023年1月23日月曜日

悲しいお正月

  新年2本目のブログ、何を書こうかなと思っていたら、ジェフ・ベックと高橋幸宏さんの訃報が相次いで入ってきてショックを受けておりますよ。  特にジェフ・ベックは昨年もライブやってて、健康面に問題があるとは思ってなかったので驚きました。  所謂三大ギタリストの一角がとうとう、という様なニュース記事をご覧になった方もいると思います。  三大ギタリストというのはジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、エリック・クラプトンの3人の事を表します。  ロック界には他にもジミ・ヘンドリクスとかリッチー・ブラックモアとか、伝説的なギタリストがいるのに、何故この3人を一括りにして語られてるのかというと、この3人が3人ともヤードバーズというバンドのメンバーだった事があるという共通点があるからなんですね。  で、ジミー・ペイジはその後レッド・ツェッペリンというバンドを結成し、ハードロックというジャンルの礎を築いた訳ですが、ドラムを担当していたジョン・ボーナムが亡くなってしまい、彼抜きでレッド・ツェッペリンを名乗る事はできないとしてバンドを解散し、その後は時折ツェッペリンのヴォーカルだったロバート・プラントと活動したりはするものの、パーマネントなプロジェクトを持って最先端でバリバリやるという感じではなくて、どちらかというとツェッペリンの過去音源のリマスタリングをしているというイメージの人です。  演奏技術というよりは曲作りやギターリフのアイデアといった面で評価の高い人ですね。  むしろ演奏面はライブ盤なんかを聴くと「あれ?」みたいな。  で、エリック・クラプトンはというとクリームやデレク・アンド・ザ・ドミノスといったバンドでの活動の後、ソロとしてのキャリアがメインになっていくのですが、この人はよりブルーズに傾倒していくんですよね。  アメリカで黒人達が産み出し育んできたブルーズという音楽をイギリス人の白人のクラプトンがやって、本場のアメリカの黒人ミュージシャン達が「アイツは本物」と認めるという事になったという、そういう人な訳で、だから華麗なテクニックというよりも先達が産み出したフレーズの踏襲というか(華麗に弾こうと思えば弾けるんでしょうが)、よりニュアンスやトーンのコントロールという面の素晴らしさが魅力のギタリストですね。  ギターって金属の弦をピックではじいて音を出すので、どうしてもぺチッとした音になりがちなんですけど、ピックが弦に当たる瞬間に弦を押さえてる左手の指を揺らす様にするとぺチッ感が和らいで丸みを帯びた音が出せるんですよ。  そういうニュアンスのコントロールが素晴らしいんですよね、クラプトンは。  因みにこの人は若い頃は色んなタイプのギターを弾いていたんですが、ある時期からフェンダーのストラトキャスターをメインにしていて、このギターって普通アームが付いてて音をうよんうよんさせられるんですけど、クラプトンは指先だけでニュアンスを表現するのでアームは外してしまって、うよんうよんする仕組みの所にも板を挟んで固定しちゃってたりします。  で、先日亡くなったジェフ・ベックは、同じくストラト使いなんですが、アームをメチャクチャ使いまくる人でした。  詳しい説明は割愛しますが、アームをうよんうよんしまくるとギターのチューニングは狂ってしまいがちなんですよね。  で、そうなりにくい様にジェフ・ベックはギターのナットというパーツ、大抵は牛骨を使う部分に金属のローラーを付けてるんですよ。  このローラーナット搭載のギターが彼のトレードマークですね。  この事からも分かる通り、ギターという楽器でできる事の可能性を追及した革新的なギタリストだったんです。  ジミー・ペイジがツェッペリンというバンドの人で、クラプトンもギターの腕前も素晴らしいとはいえ代表曲のクロスロードやレイラ、ティアーズ・イン・ヘブンやチェンジ・ザ・ワールドは全部歌入りの曲ですよね。  ジェフ・ベックは歌モノのアルバムも出してるけど、よりインストゥルメンタル、歌無しの音楽に重きを置いたアーティストでした。  歌声や歌詞ではなくギターのフレーズやトーンでカッコよさや心地好さ、美しさなんかを表現して聴く者に感銘を与える存在として、特にギターを弾く人に評価されるアーティストだったんですね。  多くのギター弾きがジェフに憧れてローラーナットを自分のギターに付けようと考えるんですけど、普通のナットとサイズが違うから木を削らなくちゃいけないので自分の手ではできず、一度付けてしまうと「やっぱ違うな」となっても木を削ってしまってるから元に戻せなくなるのでハードルが高く二の足を踏んでしまうのよねw  で、ジミー・ペイジが既に過去の人感がある人で、クラプトンはレイドバックした音楽をやってるという中で、ジェフ・ベックは一番現役バリバリというイメージだったんですよ。  だから亡くなるなんて全然思ってなくて、凄く驚きました。  そしてその驚きも覚めぬ間に、幸宏さんの訃報が飛び込んできました。  幸宏さんといえばYMOのドラマーとしてあまりにも有名な訳ですが、YMOの代表曲といえば誰もがライディーンを思い浮かべますよね。  実はライディーンは幸宏さんの作曲なんですよね。  YMOというと坂本龍一という世界的な作曲家がいて、細野晴臣というYMO以前から日本のミュージックシーンの勘所に常に関わってた人がいて、そんな中でドラムというメロディ楽器ではないパートの幸宏さんが作曲って、一般的にはイメージされないかもしれないんですけど、実は彼が誰もが知る有名曲の作者なんですよね。  そんなYMOでの活動も有名ですが幸宏さんといえばサディスティックミカバンドのドラマーも務めていたんですよね。  サディスティックミカバンドというとタイムマシンにお願いという曲が有名ですが、この曲があまりにもキャッチーで一度聴いたら耳に残る曲なもんだから、サディスティックミカバンドと聞くと「ああ、あのタイムマシンにお願いのバンドね」で終わっちゃう人が凄く多いんですけど、実はこのバンドって凄いテクニシャン集団で海外(特にイギリス)でも評価が高かったんです。  これはオフィシャルなものじゃないのであまり大声でお勧めはできないんですけど、俺はYouTubeでサディスティックミカバンドが海外のテレビ番組でライブ演奏してる映像を観た事があって、そのとんでもない演奏にブッたまげたのを覚えています。  多分楽器の経験がある人ならみんなビビるんじゃないかな。  興味があったら検索してみてください。  まだ残ってるかわかんないけどw  YMOは沖縄の独特のグルーヴを数値化する事とかもやっていて、その数値化されたビートをきっちりと演奏できるというのも幸宏さんの高度な技術があっての事だったりする訳で、本当に凄い人なんですけど、人柄があまりにも気さくで「重鎮」なんて感じが全然ない方でしたよね。  音楽シーンというのは殆ど常に革新が起こっていて、だから革新を起こした人というのも常にいて、時代が進めば当然そういった方々も亡くなっていかざるを得ない。  これからもこの様な悲しい事はずっと起こっていくんですね。  人は死ぬ理由やタイミングを自分では決められない。  生きとし生けるものは必ず死ぬし、それがいつかはわからなくて、例えばこの文章が皆さんに届いてる瞬間に俺が生きてるかだってわからないんですよね、大袈裟な事を言えば。  生きてるという事は、いつ死んでもおかしくないというのと同じ意味、故・中島らもさんの言葉を借りるなら、生きてるというのは死にかけているという事なんですよね。  だから、今から1分後に死ぬ事になったとしても、「まあ、しゃあないか。」と思える様に生きていかなきゃいけないんだって改めて思ったりしました。  でも、ファイブスター物語の新刊が出る3月までは生きていたいな。  おしまい。

2023年1月9日月曜日

明けましておめでとうございます

  お陰様で無事新年を迎えられました。  今年こそは憲法を改正し、「狭い通路ではリュックを背負ってる奴は押して良い」を基本的人権として認められる世の中を目指しますw  今回は昨年中にリリースされたアルバムからお薦めを紹介する回です。  先ず、自分の思い入れの強いアーティストの作品から、マリリオンの「an hour before it's dark」、いきなり万人向けじゃないヤツをご紹介w  と言うのは、やっぱりご時世的にちょっと暗い内容なんですよね。  ただ、そこにちゃんと暖かみとか感動的な場面を入れてきて、単なる怒りの吐露とか悲痛な叫びになってしまわない所は流石ベテラン。  UKロック好きなら是非。  このアルバムは昨年唯一CDを購入したアルバムです。  まあSpotifyで聴く機会の方が圧倒的に多いですけどw  思い入れという点で言うとダイアモンドシェイクもありましたね。  ダイアモンドユカイがレッドウォリアーズの盟友シャケこと木暮武彦と新たに立ち上げたプロジェクトです。  レッドウォリアーズを聴いてた子供の頃は、60歳なんておじいさんだと思ってたんですが、その俺のヒーローでありアイドルだったユカイくんとシャケが60を過ぎてまた一緒にアルバムを作るなんて、感慨深いとしか言い様がない。  コテコテのロックンロールが聴きたい方は是非。  アルバムタイトルはそのまんま「diamond shake」です。  フェイバリットアーティストの話で言うとフランシス・ダナリーもアルバムリリースしてるんですけど、コレまだ聴いてないんですよ。  このひねくれ英国おじさん、40曲とか入ってるアルバムをダウンロード販売オンリーでリリースしてて、しかもSpotifyで聴けないっていう。  昨今7~8曲しか入ってなくてトータル30分も無い物を「アルバム」としてサブスクにリリースするアーティストが大勢いるんで、そこに対するアンチテーゼとしてこんな事をしちゃう人なんですな。  聴きたい気持ちはあるけど、流石に40曲を一つのアルバム作品として評価はできないもんなぁ。  bandcampというアプリもダウンロードしないと聴けないし(昔持ってたんだけど、もう使わないと思ってアンインストールしてしまった)、そのうち聴きますw  昨年リリースの作品で特に印象深かったのは羊文学の「our hope」です。  まさに脂の載りきったバンド、Jロックのフロントランナーですね。  ロックバンドらしいラフ感とか疾走感もしっかりありつつ、様々な工夫も随所に見られて心地好いやら楽しいやら切ないやら美しいやら。  タイアップ曲も複数含まれていて、本当に現在を代表するアルバムという感じです。  日本人アーティストですが海外が主戦場なのでJポップという感じではない感じのリナ・サワヤマの「hold the girl」も素晴らしかった。  バリエーション豊かなのにどの曲も一発でリナ・サワヤマと分からせる説得力。名盤だと思いました。  因みにリナさん、映画「ジョン・ウィック」の新作で殺し屋役で役者としても観られるそうです。イケイケだ。  2021年マイベストだったtricotは2021年の「上出来」と対になる様なアルバム「不出来」をリリースしました。  「上出来」がライブ映えしそうなロックアルバムという感じだったのに対し、「不出来」は内省的で、何かTV版エヴァンゲリオンの鬱回だけ取り出して連続で観てるみたいな感じで、これが作れるというのは凄い事だと思うんだけど、個人的には「上出来」の方が好きだったかなぁ。  でも凄いアルバムです。  moundragの「hic sunt moundrages」というアルバムも個人的に印象深かったです。  オルガンとドラムの二人で70年代風プログレハードロックをやっちゃってるバンドで、5曲入りで40分オーバーという、お前ら正気かとw、今2022年だぞっていうアルバムでした。  こんなん俺が応援しないでどうするっていう。  スカルクラッシャーの「quiet the room」も面白いアルバムでした。  前述した通り、昨今は短いアルバムが多いじゃないですか。  このアルバムは14曲で40分オーバーという内容なんですよ。  一曲一曲は淡白で、アルバムトータルでちゃんと満腹になるという、ここ最近では珍しいタイプのアルバムでした。  音楽的には所謂ポストロック系です。癒されます。  最近は既にお気に入り登録してあるアーティストが多すぎて、そのアーティストがリリースするアルバムを聴くだけで手一杯な感じで、新しいアーティストになかなか出会えなかったんですけど、KEXPに出演していたguerilla tossというアーティストが「何で今まで出会ってなかったんだろう」というくらい好みのサウンドで、彼等がリリースしたアルバム「famously alive」も良かったです。  サイケでポップでメロディックで楽しいアルバムでした。  montaigneの「making it!」も良かった。  トラック数は多くないのに面白くカッコいいオケに、レンジが広くて何でも歌いこなせるヴォーカルが乗っかるという、かなり好みのパターンのヤツでした。  キム・ペトラスの「the summer i couldn't do better」は、シンガーの資質の素晴らしさに感動したアルバムでした。  ややハスキーながら上から下までパンッとリアクション良く出せる喉に、滑舌も良く早いパッセージの歌詞やメロディも淀みなく歌いこなせていて、聴いていて気持ちが良いんです。  aldous Hardingの「warm chris」は、フレンチポップ的なキッチュさを持った長閑でピースフルな音楽でありながら、良く聴くと「今の良く思い付いたな」という様なアイデアも同時に持ち合わせた音楽で、底知れない才能を感じました。  と、まだまだ幾らでもあるんですが、キリがないのでこの辺にします。  今後は月イチでお気に入り登録したアルバムを紹介していこうかな。  そのくらい沢山お気に入り登録してるんですよ。  て言うかそもそも、このブログ始める時ってoceanfrequencyさんに「音楽レビューをやってほしい」って言われたんですけど、当時はまだサブスクよりCDメインで音楽を聴いてたので聴いてる数が全然少なくて、好き勝手な事を書くブログにしちゃったんですよねw  ただ、1月はアルバム出すアーティストが少ないから、来月はやらないかもw  それでは今年もよろしくお願いいたします。  おしまい。