2018年4月16日月曜日

「そのまんまで良いのに」 vol.1

 音楽にしても映画にしても海外のものを嗜んでいると、偶に「何故そうした」ってのがあって。
 一番良くあるのは映画の邦題。
 これについてはTV BROSという雑誌に「邦題つけたい放題」というコーナーがあるんで俺がここで紹介するのも何なんだけど。(と言いつつ紹介する気満々w)

 例えば、frequencyという映画があります。
 frequencyは日本語で周波数の事ですね。
 ウチの作曲家先生もoceanfrequencyと名乗ってますけど。
 このfrequencyという映画、内容はというとニューヨークの夜空にオーロラの輝く夜に、主人公の警官が亡くなった父親の遺品のハム無線機を弄ってたら何故か過去の父親と無線が繋がり、二人で協力して連続殺人犯を突き止めるという、ファンタジーサスペンスみたいな話で、映画ファンには名作として割と人気の作品なんですけど、この映画の邦題が「オーロラの彼方に」っていうんですよ。
 何か違うよね。サスペンスなのよこの映画。なんでそんな冒険モノみたいなタイトルにしたんだろう。
 そのまんまフリケンシーじゃダメだったのかって言う、今回はそんな話です。

vol.2 へ続く