2022年11月7日月曜日

ライフ・イズ・ストレンジ/🌀2

🌀1の続き

  クロエはお父さんを交通事故で亡くしていて、お母さんと二人暮らしだったのですが、お母さんが新しい恋人と付き合い始めるんですよね。  その男が元警察官で、今はマックスの通う高校で警備員をやってるんですけど、コイツが子供に対して高圧的な態度を取るイヤなヤツで、クロエどころか皆に嫌われてるw  そんな男を選んだ母親の事もクロエは信じられない訳で、当然反抗的な態度を取りますよね。  そんなクロエ自身の家庭の問題もあったり。  それから、マックスの通う学校には「ボルテックスクラブ」というグループがあって、所謂イケてる生徒達(表現がオッサン臭いなw)が所属しています。  学校内にはボルテックスクラブに所属してる子、所属したいけど入れてもらえてない子、逆にボルテックスクラブの方が入ってほしいと思ってるのに興味を示さないイケてる子、ボルテックスクラブ側が興味無いし生徒の方も興味無い子と、色々な立場の生徒達がいます。  マックスは興味があるけどまだ入れてもらえてない子なんですね。  このボルテックスクラブがパーティなんかを主宰してるんですけど、この辺が日本人の感覚ではよく分からないところで、高校生がパーティなんてやったらそりゃトラブルの素ですよね。  アルコール、ケンカ、セックス、果てはドラッグと、ロクでもない事になるに決まってるのに、何故かアメリカの大人ってこのパーティに寛容ですよね。  「羽目を外しすぎるなよ。」「お前らぐらいの年頃には色々あるからな。」「実は父さんも若い頃は…」なんて言って、行くのを許すどころかパーティで飲み食いする物を家から持ち出すのも許したり、小遣いを与えたりするの。  色んな海外ドラマとか映画でも、こういったパーティでロクでもない事が起こりますよね。  勿論このゲームでも起こって、一人の女子生徒が思い悩んだり自暴自棄になってしまったりと、そんな学校内でのトラブルもマックスは何とかしようと奔走する事になります。  そして勿論、マックス自身の問題。  写真家を目指しているのに、未だコレという作品が撮れてないという悩みもある一方で、映画という共通の趣味をきっかけにちょっと良い感じになってる男の子がいて、でもまだはっきりと付き合っているというところまでは行っていなくて。  その男の子とも会いたいけど、クロエの手伝いで忙しくてSNSだけのやり取りばかりになってしまったりと。  そんなこんなが渾然一体となりながらストーリーは進んでいきます。  それを彩る映像や音楽といった演出面もとても素敵なんですよ。  映像はリアルというより、絵の具で描いた様なタッチの独特の表現で。  アメリカの片田舎という環境、風景、道路、車、ダイナーで食べる朝食。  色々な事柄が次々と起こる一方で、雰囲気の良い穏やかな時間が流れる場面というのも多々用意されていて、そこに最高のBGMが用意されていて。  お話自体の面白さもさることながら、全体的な空気感のセンスの良さというのが、このゲームを特別なものにしているんです。  と、ここまで褒めちぎった後、普段の俺なら「自分でプレイするのはアレという人は、YouTubeでゲーム実況を観ても良いから」と言い出す訳ですが、今回は違います。  このゲームに関しては是非、自らの手でプレイしていただきたい。  というのも、このゲーム、BGMが最高と言いましたがそのBGM、アーティストから楽曲提供されているんですよね。  ゲーム制作側のオリジナル曲だけではないんです。  で、それがYouTubeの著作権という所に引っ掛かってしまうんですよ。  だからゲーム実況動画の、アーティスト提供曲がかかるパートだけBAN食らってたり、それを避ける為に動画主側がBGMをカットしていて作品の雰囲気が本来のものではなくなってしまっていたりするんです。  雰囲気が最高のゲームなのにそれは勿体なすぎる。  という訳で、このゲームだけは是非とも何とか自身でプレイしてみていただきたいのです。  各ゲーム機でダウンロード版もあって、そもそもそんなに高価なソフトではない上に、結構前の作品なのでセールで安価に手に入れられるタイミングもある様です。  勿論PC版もしかり。  ただ、スマホ版も出ていて、これは俺は触った事がないんですけど、こちらはあまり評判が良くない様です。  どうしてもという方はこちらでも。  このゲーム、俺が勝手に褒めちぎっているだけじゃなくて沢山の賞を受賞してる紛う事無き名作なので、触れないでいるのはとても勿体無いと思います。  エンディングには所謂「究極の選択」を迫られます。  このゲームが発売された当初俺は既にいいオッサンだったのですが、このエンディングで前が見えなくなるくらい号泣しちゃいましたw  「時間を巻き戻すなんてそんな非現実的なw」と思うかも知れませんが、この世に存在する「名作」の大抵は非現実的なものですよ。  勿論許容できる範囲というものはありますけど、そんな事言ってちゃ人生ツマンナイ。  騙されたと思ってオジサンの口車に乗ってみませんか?  損はさせませんって。  おしまい。

2022年10月17日月曜日

ライフ・イズ・ストレンジ/🌀1

  以前ここのブログでループ物の話をして、ループものは映画の他にゲームにも波及してるジャンルですよと書き、幾つか作品を紹介しましたよね。  ひょっとしたらその時、「あれ、あのタイトルの話はしないのかな?」と思った方がいたかもしれません。  ループ物のゲームで傑作と呼べるもので、ここのブログの別の回で既に名前を出してるのがありましたからね。  それが「ライフ・イズ・ストレンジ」です。  ファンタジーの話をした回で、ダンジョンズ&ドラゴンズに触れた時にタイトル名を出しましたよね。  何故ループ物の回で触れなかったかというと、この作品の話はブログ1回分のネタとして取っておいたというのが一つ。  話が長くなるかなとw  もう一つは、ループ物の中でのジャンルの話。  大抵のものはループという謎の現象に主人公が巻き込まれ、そこからの脱出を試みるというのが定番なのに対し、主人公がループ能力を手に入れ、それを使って過去の問題を取り除こうとするパターンもあって、その代表格が「バタフライエフェクト」という映画だと以前書きましたよね。  「ライフ・イズ・ストレンジ」はこの「バタフライエフェクト」のパターンの方なんですよ。  「ムジュラの仮面」なんかとはまた別のテイストのものなので、別の回に話そうなか、と。  「ライフ・イズ・ストレンジ」の舞台はアメリカのとある田舎町で、主人公はマックスという女子高生です。  マックスは写真家を目指していて、高校でもアートを専攻しています。  このゲームの中には「ニューヨークで開催される写真コンテスト」というのがあって、マックスの通う高校からそのコンテストに一作品提出される事になっています。つまり学校の代表作という事ですよね。  このコンテストに出展され、評価されれば写真家としての将来も明るいと言える訳で、学校の代表に選ばれる為に生徒達は作品を、先ずは先生に提出しなきゃなんないんです。  マックスの通う学校にはプロの写真家が講師として来ていて授業を受け持っているんですよ。  だからマックスも勿論作品を提出しなきゃなんないんですけど、まだできてないよね。  まだどんなものを撮れば良いか、どんなものが自分らしい作品と言えるのか確信が持てないという、悩める女子高生というのがマックスのキャラクターなんです。  ある日マックスはその写真家の授業で居眠りしていまい(高校あるある)、ペンケースを床に落としてしまったり先生に指されてしどろもどろになったりと、散々な事になって授業を終え、先生にコンテスト用の作品を早く提出する様に釘を刺され、憂鬱な気持ちでトイレに向かいます。  するとそのトイレの中に、何故か一羽の美しい蝶がヒラヒラと舞っているんです。  だからコレ、はっきりと「バタフライエフェクト」へのオマージュをしているんですよね、ここで。  この蝶を見たマックスは思わず持っていたカメラを構えるのですが、そこに男女が言い争う声が聞こえてきて、つい身を隠すんです。  そしたら何と、そこに銃声が響き、男の方が逃げ去って行くのが聞こえ、マックスが身を覗かせるとそこには女の子の遺体が転がっているのです。  うわあぁぁあっとなった次の瞬間、マックスはさっき受けてた写真家の授業に戻っているんですよ。  何故かマックスは時間を巻き戻す能力を手に入れてしまっているんです。何故か。  さっきの授業の失態を巻き戻し能力で取り戻したマックスはトイレに向かい、今度は男女が言い争っている最中にわざと物音をたてて銃による凶行を未然に防ぐ事に成功します。  男の方はやはり逃げ去って行き、そこに残された女の子の方を見ると、その娘はかつてのマックスの親友で、でもグレてしまってドロップアウトして疎遠になっていたクロエという娘だったんです。  クロエは自分の親友の女の子が行方不明になっていて、警察の捜索も遅々として進まないのに業を煮やして自分で捜索し始めていて、行方不明に関わっていそうな男子生徒を捕まえて問い詰めていたんですよ。  そしたら撃たれてしまった。  それをマックスが救ったという訳なんです。  クロエはマックスにも捜索を手伝ってほしいと頼み、マックスは何故か手に入れた巻き戻し能力を駆使してクロエと共に行方不明事件の真相を追うというのが、このゲームのストーリーになります。  と、大筋はそこなんですけど、それ以外にもマックスの周りには色々とトラブルがあります。

🌀2 へ続く

2022年10月3日月曜日

何故ウルトラマンは『帰ってきた』のか

  皆さんはシン・ウルトラマンはご覧になりましたか?  ここのブログを読んでる方なら、俺なんか公開と同時に速攻で観に行っただろうと思われている事でしょうがだがしかし、実は観てませんw  まあ、なんか、サブスクで良いかなって。あんま興味沸かなかったんですよね。  何でかなって考えたんですけど、要するに俺にとってウルトラマンは「あのままで良い」んですよ。  最新技術でリメイクとか、別に要らないんだよなっていう。  もう一つ言うと、シン・ゴジラがそこまで刺さらなかったというのもあるんですけど、あれは俺がついうっかり4DXで観てしまったので、観てる間中「イヤ何コレ」って思いながら観てたせいかもw  で、今回は帰ってきたウルトラマンの話をしようかなと思いましてですね。(唐突)  そもそも、「帰ってきた」って何なんだろうと思いません?  だって、観てみたら初代ウルトラマンと別のウルトラマンなんですよw  帰ってきてないじゃんw  以前ここのブログで初代ウルトラマンの始まった経緯は少し書きましたよね。  ウルトラQという怪奇モノのシリーズから派生したっていう。  でね、その1作目のウルトラマンを作ってる時は、まだ円谷プロもウルトラマンというコンテンツがその後延々と続くシリーズモノになるとは知らない訳じゃないですか。  テレビ局との契約で取り決めた放映期間がもうすぐ終わるというところまできて、「人気があるからもっとやりましょう」という事になるんですよね。  という事で、慌てて企画されたのがウルトラセブンという訳なんですな。  以前ウルトラマンについて書いた時、ウルトラセブンは対象年齢層を中学生ぐらいに設定して作られたと書いたと思うんですけど、コレ実は正確に言うと中学生ぐらいを対象にして企画していた別の作品をウルトラマンに転用したんですよね。  タイトルのウルトラセブンというのも転用で、これは7人の猿人が登場するコメディの企画の仮タイトルだったんだそうです。  だからセブンの劇中ではセブンって呼ばれてないんですよね。  ただ単に「ウルトラマン」って呼ばれてるし、何が「セブン」なのかの説明も何も無いというw  そうやってウルトラセブンを制作、放送した訳ですが、これも以前書いた通り視聴率的には奮わなかったんですよね。今となっては逆に評価が高いのがセブンなんですけどね。  で、そうなってくるとウルトラマンという企画は予算オーバーなんですよ。  だって毎回精巧なミニチュアセットを作って、怪獣の着ぐるみを作って、ウルトラマンや怪獣を巨大に見せる為にスタジオ内で「アオリ」で撮影して、屋内のスタジオなのに爆薬を使ったり、ピアノ線で何か色々吊り上げたり吊り下げて動かしたり、そうしてスタジオで撮影した映像にウルトラマンが放つ光線なんかの部分をアニメで描き加えて、効果音も付け加えて、それでやっと放送できる様になるんですから。  しかも折角作った怪獣の着ぐるみはだいたい1話でウルトラマンに倒されちゃうから使い回しが利かない。  そんなコストをかけて作ったのに視聴率が悪いなんて、もうやってられないですよね。  て事で、ここで一度ウルトラマンというシリーズは終わってしまうんですよね。  本来なら「帰ってこなかった」筈なの。  じゃあ何で帰ってくる事になったのかというと、「ウルトラファイト」が思いの外に人気作となったから、なんです。  ウルトラファイトは円谷プロが超低予算で制作した5分番組で、兎に角唐突にウルトラセブンと怪獣が格闘し出して、そこに当時プロレス中継を担当していたアナウンサーが実況をつけるという物です。  ウルトラマンという企画でお金がかかる原因になっていた部分を全部切り捨てる為に、撮影はスタジオではなく外ロケ、怪獣の着ぐるみは使い回し、光線とかは無しで格闘のみ、勿論爆破も無し、なんなら決着もつかずに終わっちゃう回もあったりという、はっきり言うとかなりショボいものなんですが、当時ウルトラマンシリーズも終わって怪獣が出てくる様な番組が他にロクに無かったせいか、チビッ子達には人気だったんですよ。  この番組のヒットによって、「セブンはチビッ子向けじゃなかったからウケが悪かっただけで、ウルトラマンと怪獣が戦う物は皆喜んで観てくれるんだ。」という事がわかったんですよね。  という事で、セブンの放送終了から少し間をおいて、ちゃんとチビッ子向けのウルトラマンが「帰って」くる訳です。  今みると「帰ってきた」には兎に角人気が出そうな要素を貪欲に取り込んでるのが分かりますよね。  何しろ主人公の名前が「ゴウ・ヒデキ」だもの。  郷ひろみと西城秀樹の名前をまんま貰ってきちゃってるw  そのゴウ・ヒデキを演じる団次郎さんはモデルも務める超二枚目で、手足がスラリと長いわ、ホリの深いハーフでやや長髪という、今みてもエグい格好いいんですよね。  そんな二枚目がカーレーサーを目指している青年を演じるという、ウケる要素モリモリな訳。  その他にも、ウルトラマンシリーズにおいては珍しく、主人公の私生活が描かれるという要素もあって、ファミリードラマ的な部分もあったり、主人公が当たり前に恋愛していたり、そういった私生活部分が描かれるから当然主人公の私服姿も沢山見られて、それがまた団次郎さんなモンだからいちいち格好いい訳だし。  視聴者層に近い年齢の少年がレギュラー出演していたり(実はコレ、初代ウルトラマンでもあったんだけどね。放送開始当初は星野少年という謎の子供が科学特捜隊の施設内に当たり前みたいな顔して出入りしていたの。すぐいなくなったけどw)、主人公が成長していく過程を描く様なスポコン的要素もあったり、ウルトラブレスレットという謎の万能アイテムが出てきたり、初代ウルトラマンやセブン、ゾフィーといった「ウルトラ兄弟」が登場する回を作ったり。  こんな感じで作られた「帰ってきたウルトラマン」は大人気になり、晴れてウルトラマンシリーズは再開されて現在まで至ってるという訳なんですよね。  因みにこの帰ってきたウルトラマン、今では「ジャック」という呼び名があるんですけど、これも実は後付けなんですよね。  放送当時はこのウルトラマンもただ「ウルトラマン」て呼ばれてました。  だから、放送時は初代もセブンも帰ってきたも全員ただの「ウルトラマン」ですw  という事で、何故「帰ってきた」なのかお分かり頂けたでしょうか。  ウンチクとして良いネタとなって、皆さんも何処かで言いふらす機会があればと思いますw  このテのネタはまだ幾つか持ってるので、また機会があればこのブログで披露しようかなと思います。  おしまい。

2022年9月19日月曜日

続・そのまんまで良いのに

  随分前に此処のブログで、洋画や洋楽の変な邦題や、洋楽の歌詞の翻訳の変なヤツを「そのまんまで良いのに」というタイトルで紹介しました。  その後も突っ込みたくなってしまう様な物がいくつもあったんですが、その中でも「いや何で?」というのを今回は皆さんと共有したいのです。  これも以前此処のブログで紹介したベターコールソウルというドラマの、主役を務めたボブ・オデンカークさんが心臓発作で倒れた事で制作が止まってしまったという話で、オデンカークさんが映画、「ミスターノーバディ」という作品で復帰したという事を書きましたよね。  この映画、内容はというとキアヌ・リーブスのジョン・ウィックとかトム・クルーズのジャック・リーチャーとか、デンゼル・ワシントンのイコライザーみたいなパターンのヤツで、一般社会に溶け込んで暮らしている男性が実は凄い経歴の持ち主で、そんな事を知らない街のチンピラがこの人にちょっかいを出してしまって力一杯返り討ちに合わされるというヤツです。  結構ハードなアクション物で、心臓発作から復帰したての役者さんの「俺はもう大丈夫だぜ!」という宣言の様で、映画自体の面白さと相まって個人的に好きな映画です。  ところがね、実は「ミスターノーバディ」という映画、もう一本あるんですよ。  その、もう一本のミスターノーバディは、これも随分前に此処のブログでフェイバリット映画の話を書いた時に挙げた映画「トト・ザ・ヒーロー」を撮った監督ジャコ・ヴァン・ドルマルさんの作品で、主演はジャレット・レトというイケメン俳優さん。  内容はSFで、未来の世界に人類はとうとう死を克服しちゃったという中で、最後に残った死を克服してない老人が過去を回想するという話。  なんですが、その回想というのが幾通りも分岐していって「え、どれがホントの話?」みたいになっていくという、まあまあ不思議な映画なんですよね。  そう言うとつまんない映画みたいに聞こえるかもしれないですけど、俺は好きなんです。ラストがなんとも良いんですよ。  でさ、そもそもミスターノーバディっていう映画が元々あるのにもう一本できちゃったという話かと思いきや、後発のボブ・オデンカークさんの方のヤツは邦題なんだという話。  ボブ・オデンカークさんの方は原題はただの「NOBODY」なんですよ。それをわざわざ日本の配給会社がミスターを付けちゃったの。元々ミスターノーバディという映画があるのに。  意味わかんないでしょ?  何でそんな事すんの?  ノーバディでええっちゅうの。  と、こんな感じで変な邦題は「伝統なの?」みたいに続いていますね。いや要らんてw  この他にもちょっと前だと「メッセージ」っていう映画があって、これもSFで、異星人が地球にやってきて何らかのメッセージを送ってきているけど何だか解らないのを、言語学者が解明していくという話なんですけど、この映画の原題は「ARRIVAL」なんです。  空港で見た事ありますよね。「到着」という意味です。  でも、辿り着くという意味でもあるから、異星人が発しているメッセージの答えに辿り着くという意味もあって所謂ダブルミーニングというヤツですよね。  その折角のダブルミーニングのタイトルをメッセージに変えちゃうっていうねw  止しなさいよw  一方で「まあ、分からなくもない」というのもあって、ターミネーターの最新作のサブタイトルが「ニューフェイト」だったんですよね。  ターミネーターって、監督のジェームズ・キャメロンがまだ無名の頃にまあまあの低予算で制作した映画がスタートだったんですけど、映画自体の面白さとアーノルド・シュワルツェネガーという俳優のインパクトでヒット作となり、その後キャメロンはエイリアン2(実はこれも原題はALIENSなんですよね。2は付いてないの。)やアビスといった作品の成功で名を上げて、いよいよターミネーター2を、今度は予算をたっぷりかけてキャメロンのやりたい事全部ブチ込んでやろうみたいな盛り沢山ぶりで歴史的名作となりました。  映画観た事ない人でもターミネーターが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくところは知ってますよね。  ところが、ターミネーターは3以降がアレなんですよね。それが祟って、だんだんターミネーターというコンテンツにみんなが興味を失っていってしまいましたよね。  て事で、最新作では3以降を取り敢えず置いといて、2の続きを改めて作っちゃおうというものだったんですね。  これが個人的にはなかなか面白くて、「ハリウッド映画はこうでなくちゃ」という様なド派手アクション映画だったんですけど、興行的にはコケてましたねw  で、このターミネーターの最新作、原題は「DARK FATE」なんです。  これはちょっと、ニューフェイトはアリかなと思いました。仕切り直しみたいな作品ですからね。  まあでも、作り手がダークフェイトってつけたんだから、やっぱそのまんまで良いよね。  あとはやっぱり、蒸し返す様ですけどスターウォーズエピソード9ですよね。  「スカイウォーカーの夜明け」だって。  スターウォーズって、「帝国の逆襲」とか、サブタイトルは日本語訳ってイメージあるけど、実はエピソード1は邦題もまんま片仮名で「ファントムメナス」ですよね。  別に無理に訳す必要ないじゃんw  ね、この伝統、もうやめていいのにね。  かと思うと、ヴェノムの2作目のサブタイトル、日本でもまんま片仮名で「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」という、大概の日本人意味分からんものだったりするしさw  以上、そのまんまで良いのに報告会でした。  おしまい。

2022年9月5日月曜日

結局沼 🎸2

 🎸1 の続き 

  それから、ストラトの場合だとスプリング交換ですね。  ストラトってアームが付いてて音程をウヨウヨできるんですけど、あれってバネを使って元の音程の位置にキープする仕組みになっていて、そのバネが最大で5本付けられるんですけど、バネを少なくする事もできるんですね。  少なくすればアームの使い心地が軽くなるんですけど、当然音程をキープする為のバネの負担はキツくなりますよね。  金属なんだから、ずっとキツい負担を掛けてればバネが伸びちゃう。  だからよりしっかりとした粘りのある金属を使った物に交換するの。  ドライバー1本でできます。  で、ここまでは電装系の部分に関係無いモディファイなんですが、何しろエレクトリックギターですから、勿論電装系の部分も交換可能です。  そして当然電気系の知識というのも必要になってくるので、知識の無い人は楽器店にお願いする事になります。  ベタなのはピックアップ交換ですね。  ギターの音を拾うマイク的なパーツで、磁石と銅線を使ったコイルを利用した仕組みになっています。  だから磁石の形や強さ、銅線の質や巻き数なんかで出てくる音が変わります。  パワフルな音が好みな人もいれば、枯れた音が好みな人もいるので、需要に応じた様々なピックアップが売られています。  これはピックアップ自体が高価な場合があったり、ギターのボディ材を削る大改造になる場合もあって、ある程度覚悟が必要かも。  で、もう少しハードルの低いモディファイもあって、例えばストラトの場合だとトーンノブの配線変えですね。  ストラトって普通はピックアップが3つ付いているんですけど、またコレも日本独自の言い方なんですけど、ブリッジに近い方のピックアップをリア、真ん中をセンター、ネックに近い方のをフロントと呼びます。  何でなんだろう。海外では普通にブリッジピックアップ、センターピックアップ、ネックピックアップと呼ぶんですけどねw  で、ストラトにはノブが3つ付いていて、1つはボリュームノブ。  で、残りの2つはセンターピックアップとフロントピックアップのトーンコントロールなんです。  トーンを絞ると高音成分がカットされていって、良く言えば尖ってない、悪く言えばこもった音になっていく。  で、て事は、一般的なストラトってリアピックアップはトーンコントロールできないんですね。  これをできる様に配線変えしてしまう。  これをやる人は案外多くて、楽器店に頼めば直ぐに安価でやってくれます。  それとか、スイッチを増設してリアピックアップを常時オンにできる様にするとかね。  コレどういう事かと言うと、ストラトには3つのピックアップが付いてるんですけど、ピックアップのセレクトスイッチは普通5ウェイになっていて、それぞれの位置によってリアのみ、リアとセンターのミックス、センターのみ、センターとフロントのミックス、フロントのみの音が選択されるんですね。  という事は、リアとフロントのミックスとか、3つのピックアップ全部一辺に鳴らすという事は出来ないんです。  だから、リアが常時オンになるスイッチを付ける事で、センターとフロントのミックスの位置にセレクトしたところにリアを足して3つのピックアップ全部鳴らしたり、フロントのみの位置をセレクトしたところにリアを足してリアとフロントのミックスを鳴らしたりできる様にしてしまうの。  スイッチ増設なんて言うと大掛かりな改造に聞こえるけどコレも案外安価で、増設するスイッチ代金と工賃合わせても5000円もあればやってくれるんじゃないかな。  こんな風に、モディファイできる余地ってギターには色々あるんですよね。  勿論楽器店のリペアマンの方としっかり相談した方が良い場合もありますけど、やろうと思えばアームの付いてないギターにアーム付けちゃったりとかね。  いまやギターって一万円切る様な物が沢山あるんで、とりあえず形が好きなヤツを買っておいて不満点はモディファイで改善していくというのも、理想のギターを手に入れる1つの方法かもしれませんね。  まあ、でもどうせ別のギターも欲しくなるんですけどねw  エフェクターも欲しいし新しいストラップも欲しいw  そうです、沼なのです。  ダメだコリャw  おしまい。

2022年8月22日月曜日

結局沼 🎸1

   こんにちは、ファッション系ブロガーkazuitですw  という訳で、もうすっかり音楽の話などしなくなっている当ブログですが、流石に何か考えないとという事で、久しぶりにギターの話でもしましょうかね。  ギターって、やっぱり誰か憧れの存在があって始めたくなるモノだと思うんですよ。  で、その憧れの存在が使ってるギターを欲しくなって同じ物か、似た様な形の安い物を買うという人が多いんじゃないかなと思います。  例えばピンクフロイドのデイヴィッド・ギルモアが好きだったら、そりゃストラトキャスターを買いますよね。  でもさ、ピンクフロイドしか聴かないなんて人はいる訳なくて、レッドツェッペリン聴いたらやっぱりギブソンのレスポールが欲しくなるよね。  ストラトってかなり万能なギターなんですけど、やっぱりレスポールのカッコよさを知ってしまうと、最高だと思ってたストラトだけじゃ満足できなくなってきちゃうんだけど、ギターってそんな安い物でもないんでホイホイ買い足す訳にもいかない。  で、そんなギター弾きの物欲を満たす術としてエフェクターを買うというのを以前紹介しました。  ギターを買い足すよりは比較的安価で、サイズも小さいですからね。で、ギターの音が変えられる。  で、今回はもう一つ、ホントは新しいギターが欲しいギター弾きの安価な発散方法として、手持ちのギターを改造するという方法もあるという事を紹介しようかなと。  所謂モディファイというヤツですな。  モディファイにも色々あって、シンプルなパーツ交換からボディ材を削らなきゃできない様な本格的なものまで、できる事は沢山あります。  自分で直ぐに出来る事で代表的なものだと、ストラップピン交換ですね。  ギターって立って弾く時はストラップで肩から吊るじゃないですか。  あのストラップをギター本体に引っ掛けるピンって、大概のギターは単なる丸いピンがネジ留めされてるだけで、そこにストラップの端に空いてるスリットをキュッて掛けるだけなんですけど、これをカチャッと着脱できるヤツに交換するの。  ドライバーで元々付いてたピンを外して新しいのを付けるだけなんで、楽器屋で新しいピンを買ってくればすぐにできちゃう。  こんな程度の簡単なモディファイでも、やると嬉しくなるモンなんですよね。  男の子はこういうの基本的に好きなのよ。  あと定番なのはペグ交換。  ペグっていうのはギターの弦を巻き上げるヤツですね。  実はこのペグという呼び方、日本でしかしないんですけどねw  海外ではチューナーと呼ぶのが一般的です。  このペグというのが、特に安いギターを買うとチューニングが不安定になる原因になっちゃう様なのが付いてたりするんで、より信頼性の高いメーカーのに交換しちゃった方が良かったりするんですよね。  国産のゴトー製のヤツとかが安心のお勧めメーカーです。  ただ、これは場合によってはネジ穴を新しく開ける必要が出てくるので、心配だったら自分でやらずに楽器店に持ち込んだ方が良いです。  工賃自体は全然安いと思います。  あとは弦が直接乗っかる部分、ブリッジサドルとかナットなんていうパーツの交換ですね。  ブリッジサドルはドライバーがあれば自分で交換できますが、ナットはギターに接着されてるパーツなので自分でやるのはちょっとハードル高いです。  どちらも弦が直接乗っかる部分なので材質によって音が変わったり、音の伸びが変化したりします。  部品自体の値段も、楽器店に支払う工賃も、案外安いんですよ。

 

🎸2 へ続く

2022年8月8日月曜日

ついでの話

  前回靴の話をしてる中で、「ファッションにはテーラードとカジュアルがある」「テーラードでは守らなきゃならないラインをちゃんと守らないと恥をかくかもしれない」と書きました。  で、そんなテーラードのラインで一番蔑ろにされてるというか、知名度の低いのが靴下なんじゃないかなと思ったので、話のついでにその事も書いちゃおうというのが今回のネタです。  …ここが何のブログだったかはもう思い出せません。  でね、例えばね、俺が「スーツを着て革靴を履く、ちゃんとしたテーラードスタイルの時は、ソックスを履くのはNGです。」と言ったらどう思います?  「え、じゃあ素足に革靴履くの? 純一スタイル?」と思う人、多いんじゃないでしょうか。  ソックスって、靴下の中でも短い物の事なんですよ。  靴下イコールソックスじゃないの。  「ハイソックスって言葉があるじゃない。」と思った?  それは所謂和製英語。日本人が作った造語で、海外では通じないんですよ。  で、勿体ぶらずにさっさと答えを言うと、ホーズというふくらはぎ位の長さの靴下を履くものなんですよね、テーラードスタイルでは。  靴下なんて何履いてても人に見られたりしないと思うかもしれないけど、椅子に座ると意外と丸見えなんですよね。  クラシックのコンサートの様子をテレビなんかで観る事があったらチェックしてみてほしいんですけど、オーケストラの人達ってスーツだったりタキシードだったりを着込んだ上で、椅子に座って演奏してますよね、大抵の方は。  で、足元を見てもらえば、誰も生足が見える様な短いソックスを履いてないのが分かると思います。  そう、スーツスタイルの時、パンツの裾から生足が見えちゃうのがみっともないという事なんですね。  欧米の人達って、人と会って座って話す時は脚を組みますよね。  日本では横柄な態度ととられるというか、例えば就職の面接に来た学生が面接官に「お掛けください」と言われて椅子に座る時に脚を組んだら「コイツアホか」となっちゃいますよね。  でも欧米では脚を組むというのはリラックスしているという事で、「あなたは私に威圧感を与えてませんし、私もあなたに敵対する気はありませんよ」というポーズなんですよ。  だから脚を組まない方が「え、どうしたの? 何かあるの?」と思わせてしまう。  なので就職の面接だろうが平気で脚を組むんですけど、それでスーツの裾からスネ毛が見えてたら「ぷっ」ってなっちゃう。  そういう文化のものなんですよね。  だから、それが分かってないと、Mr.ビーンが上はツイードのジャケットにエンジのタイなのに、下のパンツはチンチクリンで、その上ソックスを履いててしょっちゅう生足が見えてるというのが、ギャグとしてわざとやってるという事も分からない。  そういうものなんですね。  て事で、皆さんも冠婚葬祭でスーツを着るという時にはホーズも用意しましょうね。  そんなに値段の高い物でもなくて、だいたい1,500円くらい。  グンゼの最高位ラインのseekのものでも2,000円ちょいぐらいなので。  と、ここまで読んで、「スーツなんて着ないから関係ないなぁ」と思う人もいると思うので、カジュアルの靴下のお話も少し。  俺個人は、くるぶしが隠れるくらいの所謂スポーツソックスタイプのものを愛用しています。  昔ダイエットでジョギングをした時にジャージやらジョギングシューズやら一通り買い揃えたタイミングで、スポーツ用品店の人からジョギング用のソックスもお勧めされて買ったヤツが「これ良いじゃん」となって、勿論それはジョギング用なので真っ白かつ分厚いものだったんですけど、普段着の時にもそれくらいの丈のソックスを選ぶ様になったんですよね。  丁度その頃に近所にユニクロができて、色も厚みも普段使いに適したスポーツソックスが気軽に買える様になって、だからかれこれ20年以上スポーツソックス派です。  やっぱズリ落ちてこないのが良いですよね。  で、だいたい年中スポーツソックスなんですけど、今ぐらいの真夏だとサンダルを履くんでその時は勿論素足です。  で、真夏にサンダルじゃなく普通のスニーカーとか革靴を履く時はどうかというと、それは靴下を履くんです。  だって蒸れるんだもん。  前回も書いたけど、足は1日にコップ1杯分ぐらいの汗をかくんですから。  それなのに素足で靴を履くのってイヤですよねぇ。  で、そういう時にもスポーツソックス履いてたんですけど、暑いからパンツはクロップドだったりする訳で、そうするとパンツは涼しげなのに靴下のリブが見えてるのってちょっとアレよねぇ~と思って、もっと丈の短いフットカバーみたいのも買ってみたんですよ。  でもね、アレ、脱げちゃうよね。  歩いてても脱げちゃうし、靴を脱ごうとすると一緒に靴下も脱げちゃう。  あんまり快適じゃないなぁと思って、結局スポーツソックスを履いてたんですよ、去年まで。  それが今年、携帯をいじくってたら良さげなものを見つけたんです。  その名も「脱げないココピタ」という商品で、作ってるのはオカモトというメーカー。  オカモトと聞いて「あれ?」と思った人もいるんじゃないでしょうか。  オカモトというメーカーが何を作ってるメーカーとして有名かというと、それはもうコンドームですね。  勿論それ以外にもキッチン用のゴム手袋なんかも作ってるんですけど、そのオカモトの「脱げないココピタ」というフットカバーは、踵の部分の内側にゴムが付いていて、それが踵にグリップするから脱げないという物なんです。  「ホンマかいな」と思って買って履いてみたら、これがホントに脱げないの。  1時間以上歩いてみたんですけど、全然大丈夫でした。  値段も一足500円程度だったと思います。  楽天内のオカモト公式ショップに三足セットもあって、それだともっと安かった筈。  これはお勧めです。  てな事で、どっちにしても、革靴に素足の純一スタイルはやめときましょうというお話でした。  くちゃいくちゃいでちゅよ。  おしまい。