2020年11月2日月曜日

竹取物語を読んでみた vol.1

  そういえばもう10月になりましたが、言い忘れてた事がありました。
 cunoの新しいアルバム、まだできてませんw
 一度歌った曲を納得いかないと言って歌い直したり、ついでにギターソロも録り直したり、まあモタモタやってますわ。
 もう何曲レコーディングしたのか、ぶっちゃけ忘れかけてるんですがw、たぶんあと2~3曲必要なんじゃないかな? わかんないけどw

 さて、今回のネタ、竹取物語です。

 なんで読んでみようかと思ったかというと、アニメの「かぐや姫の物語」を観て、「あれ?」と思った点があったんですよね。
 なんと高畑勲さんが亡くなって追悼企画でテレビ放送されるまで全然観てなかったんですけどw(しかも途中から観た)

 かぐや姫に言い寄ってきた5人の男性に無理難題を吹っ掛けて袖にした後、遂に帝から宮仕えにというお声が、かぐや姫にかかるという流れなんですけど、ここでアニメ「かぐや姫の物語」では、かぐや姫を「女御に」と言っているんですよね。
 女御って後宮の女性の中でも家柄の良い人っていう解釈でいたので、「これホント?」って思ったの。

 皆さんも高校の授業で源氏物語の冒頭は教わりましたのね?
 「いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に」っていうアレです。

 「いつの時の事だったろうか、女御、更衣が多数お仕えしていた中に」と訳せば、テストではとりあえず◯は貰える訳ですが、この訳を読んだところで意味は分からないw

 女御、更衣って何?、と思って調べてみた人なら、女御、更衣とも後宮の女性、つまり帝の血筋を絶やさない為に宮中に集められた、帝の子供を産む為の女性たちの事と知ってますよね。

 女御というのは基本的に大臣の家の娘で、それ以外は更衣と呼ばれていたらしい。
 平安時代の朝廷での大臣といったら帝のすぐ下の地位に左大臣、右大臣しかいないのというのが基本です。つまりメチャクチャ家柄が良いのが「女御」。
 それより下の、大納言だの中納言だのの家の出の女性は「更衣」。

 て事は、朝廷で働く帝の臣下ですらない竹取の翁の家から後宮に嫁いで「女御」って事あるの?
 「更衣」じゃないの?
 と思ったんですよ。(ややこしい? 繰り返し読んでくださいw)

 それともう一つ、かぐや姫に宮仕えを断られた帝が、自らかぐや姫の居室に忍び込んで、かぐや姫をいきなり後ろから抱きすくめる場面。
 あれでかぐや姫は「ヒィイイイイッ」ってなって、「もうイヤ! 帰りたい!」と願ってしまって月に帰る事になる訳なんですけど、そんな場面がホントに原作にあったのかなぁと。
 なんか俺の竹取物語の記憶だと、かぐや姫って月に帰りたくないのに帰らなきゃいけないイメージだったので、自ら帰りたいと願う話だったの?、っていう。

 て事で、原作の竹取物語を読んでみようかなと思ってはいたんですけど、勿論原文を読めるような学はアタクシにはありゃしませんので、なんか良い現代語訳がないかなと探してみたら、星新一さんが訳されてたんですよ。
 あのショート・ショートの星新一さん。
 それならきっと読みやすいだろうということで、Kindleにダウンロードしてみました。

 ということで早速結果発表~。
 先ず女御の件ですが、やはり原作ではただ「宮仕え」としか書かれていないみたいですね。「女御に」、とは言われてないらしい。
 一応ざっくりネットでチェックしてみたんですけど、星新一さんの訳以外でも「宮仕え」という表現しか見掛けなかったので、映画「かぐや姫の物語」での「女御」という表現は間違いといって良いんじゃないでしょうか。

 で、もう一つ、帝が姫の居室に忍び込んで後ろから抱きすくめる場面なんですが、これはなんと、ほぼ同じシーンがありました。
 ただ、「ほぼ同じ」な場面からのストーリー展開が全然違うんですよ。

 

vol.2 へ続く

2020年10月19日月曜日

続、サブスクの話

  サブスクメインで音楽を聴く様にはなったんですが、良い事ばかりでもなくて。
 今回は困った事をいくつかお話します。

 先ず、新しい音楽、アーティストの発掘にサブスクとかYouTubeを使うんですけど、そこをちょっと説明しますね。
 YouTubeってだいたい毎日チェックするチャンネルを登録してあるっていう人が多いと思うんですけど、そこに色々新たな音楽と出会える様なチャンネルを登録してあるんですよね。
 前にKEXPの事は紹介した事あると思うんですけど、他にもNPR musicというチャンネルでtiny desk concetというのを配信していて、これもチェックしてます。
 これは基本的には小さなスタジオに小さな机に載せられる程度の簡単な機材で数曲のライブを披露するといった内容で、こっちの方がKEXPよりもメジャーなアーティストが出てくる傾向があります。
 とはいえ俺の知らなかったアーティストもよく出演するのでチャンネル登録してあります。
 あとはTRIPLE Jというチャンネルでlike a versionというのをやっていて、これはアーティストが自分の持ち歌とカバー曲をそれぞれ一曲づつ披露するという企画です。

 で、こういうチャンネルでいろんなアーティストの曲を聴いて、気に入った動画をお気に入りに登録したりしてると、YouTube側からお薦め動画がいくつも出てきたりしますよね。そういうのもまた新しい音楽との出会いの機会として利用していて、良いアーティストと出会ったらサブスクに登録するっていう風にして、そんで登録したアーティストとの関連アーティストもチェックしてみて、気に入ったらまた登録して、みたいな感じでライブラリーが充実していくっていう手順です。

 なんでね、一曲二曲しか聴かないでライブラリーに登録したアーティストが、もういっぱいいるんですよw
 これが問題。

 だから、ライブラリー見て、アーティスト名を見ても、「ええと、誰だっけコレ」っていうのがしょっちゅうあるんですよ。どんなアーティストなのか把握してないの。
 俺、だいたい寝る時とか本(漫画含む)読む時とかに音楽聴くんですけど、例えば寝る時に聴く音楽を選ぼうと思ってライブラリー見てみて、「じゃあこれにしよう」って再生してみたら、めっちゃ元気いっぱいな感じのアーティストだったりするのw

 あとね、アーティストの名前の読み方がわかんないw
 例えば、凄いお気に入りのアーティストで、その人のYouTubeチャンネルもフォローしてるんだけど、「mxmtoon」ってなんて読むの?
 他にもfauxliageとかmarsheauxとかpostiljonenとかwaxahatcheeとか読み方わからん。

 あと困る事というと、これは俺が古いタイプの人間だって事ではあるんだけど、音楽聴くっていうとアルバムを聴くっていう感じなんですよ。
 だけど、もうCDという媒体に拘らないアーティストも多くなってきてるんで、シングルとかEPしか出してない人もたくさんいるんですよね。
 ライブラリー見て「このアーティスト聴こう」って思ってディスコグラフィー見てみたらシングルしかないなんて事もあったりするんですよ。これだと選択肢に入んない。

 とまあ、こんな感じでサブスクと付き合っていますが、それでも全然便利で快適な事の方が多いし楽しめてますんで、皆さんも音楽を是非楽しんでください。
 今年出たアルバムでのお薦めはthe naked and famousの「recover」とグライムスの「miss anthropocene」が良い感じです。

 そしてたまにcunoも聴いてねw
 まあSpotifyではC-Unoになってますけどね我々w

 おしまい

2020年10月5日月曜日

サブスクの話

  ここのブログを見にきてくださっている方々って、皆さん音楽に感心のある方たちだと思うんで、皆さん携帯アプリのミュージックプレイヤーを何かしら利用されていると思います。所謂サブスクってヤツですね、月額料金を払って聴き放題っていう。
 まあ中には「いや、自分は未だにCDを買っている」とか「アナログレコードしか聴かない」なんてこだわり派の方もいるかもしれませんが。

 かくいう俺も去年一年間で購入したCDはマリリオンの一枚だけで、もう基本サブスクでしか聴かなくなりました。マリリオンの場合は物理的に所有したいっていうアレですな。

 で、サブスクにも色々ありますよね。皆さんはどれを利用してますか?

 俺はずっとGoogleplaymusicを利用してました。(この時点で察しのいい人は「ああ~」ってなりますよね。)
 なんですけど、Spotifyも無料版だけ使ってたんですよね。
 コレ、何でかっていうと、俺はリビングのテレビにAmazonのFire TVを繋いでて、これでネットを閲覧したりYouTubeやNetflix等の動画を視聴したりしてるんですけど、このFire TVで利用できるアプリの中にSpotifyがあったんですよ。
 でね、携帯アプリのSpotifyって、無料版だと色々制限があって、その最たる物が「アルバムを普通に頭から再生する事ができない」っていうのなんですよね。シャッフル再生しか出来ないの。
 ところがね、Fire TVで利用できるSpotifyは、何故かこれができちゃうの。
 だから無料版の利用上の支障って、「たまに広告が流れる」ってとこぐらいなんですよ。

 そんでね、Spotifyの良いところって、discover weeklyってのがあって、自分がお気に入りに登録したものをデータベースにして、だったらこんなのもお薦めですよってヤツを毎週月曜日に提示してくれるんですよ。
 それを聴いてみて、気に入った曲はまたお気に入りに登録する、それをデータベースにしてまたdiscover weeklyが更新されてっていうサイクルで、どんどんライブラリーが充実していくっていう。

 勿論携帯で音楽を聴く時にはGoogleplaymusicを利用してる訳ですから、Spotifyで発掘したアーティストはGoogleplaymusicでも検索してライブラリーに登録して、という手順で、やっぱりライブラリーの充実度でいったらGoogleplaymusicの方が上ではあったんですよね。

 ところがですよ、このGoogleplaymusicが何とサービス終了となるというお知らせが来ちゃいましてですね。(ああ~)
 で、YouTubemusicっていう新しい音楽再生アプリがあるから、そっちに移行してくださいと。ライブラリーもそのまま引き継げますよと。

 じゃあって事で、アプリストアでYouTubemusicをダウンロードしようとしたんですがね、ユーザーレビューを見ると怒りのコメントで溢れかえっている訳w
 「Googleplaymusicから移行しろって言われたから乗り換えたのに、何だこのクソアプリは!」って。
 何かね、ミュージックプレイヤーとして当たり前に出来なきゃなんない事が、色々出来ないみたいなの。
 読んでて「そりゃヒドイな」と思ったのは、アーティスト名を検索したら、アーティスト本人じゃなくて素人の「歌ってみた」が大量に表示されて、アーティスト本人に辿り着けないなんてコメントがあったり。
 あと、シャッフル再生が出来ないらしいのね。シャッフル再生を選択してもライブラリーの登録順に再生されちゃうんだって。

 このユーザーレビューを見て、「あ、これはヤバいヤツだw」ってなりまして、ワタクシこの度、完全にSpotifyに乗り換えましたw
 サヨナラGoogleplaymusic。

 勿論GoogleplaymusicのライブラリーはSpotifyには引き継げないから、Googleplaymusicのライブラリーを表示しては、Spotifyで一件一件検索しましたよ、夜な夜なw
 何が大変って海外アーティストの登録名がこっちのアプリではアルファベットなのにあっちのアプリでは片仮名だったり、その逆だったり。
 面白かったのは、サンセットローラーコースターっていう台湾のバンドがあるんですけど、このバンド、Googleplaymusicでは「落日飛車」って漢字で登録されてるのに、Spotifyでは「sunset rollercorster」ってアルファベットで登録されてるのね。
 俺はこういった台湾のアーティストもちょいちょい聴いてるので、アーティスト名に普段日本では使わない漢字が出てきたりもして、まあ苦労しましたが何とかアーティスト名は全て移行しましたよ。ゼェゼェ。

 ただね、Spotifyにも一つ問題がありましてですね。

 我々、cunoって言うんですよ、アーティスト名。
 全部アルファベット小文字でcuno。
 この名前で商標登録まで取ってるの。

 なのに、Spotifyでcunoと入力して検索かけても出てこないの。

 「あれ、おかしいな。Spotifyでも2ndアルバムは聴ける筈なんだけどな・・・」と思って、曲名で検索してみたら、ちゃんと出てきたの。
 何だ、やっぱり聴けるんじゃんと思って、アーティスト名を見たらさ、「C-Uno」になってるの! 何でやねん!

 て事で、Spotifyさん、我々のアーティスト名を間違ってます。誰がシーウノやねんw

 おしまい

2020年9月21日月曜日

ラスアス2炎上に思う vol.3

 ラスアス2炎上に思うvol.2 の続き

 ところがねぇ、このラスアス2の世間の評価は、炎上といって差し支えない様な状況なんですよ。
 グラフィックの面、ゲームプレイ(遊びとしての楽しさ)の面では悪く言っている人はほぼいなくて、シナリオの面で「許せない」と言ってる人達が沢山いるんです。

 やはりジョエルがあっという間に殺されてしまうのが気に入らないというんですね。
 前作で何十時間も操作して感情移入して、思い入れたっぷりな主人公。このジョエルをまた操作してゲームかできるという期待に胸踊らせていたのに、いともあっさり殺されてしまう。
 しかも、そのジョエルを惨殺したアビーを操作させられるという苦痛。何でこの憎き仇をゲーム内で生存させる為に苦心してプレイしなきゃならないのか、というのが「こんなのをやりたかったんじゃない!」という事らしい。
 そのアビーも、可憐な少女とかじゃなくゴリラ姉さんていう。

 ただなぁ、前作で作り手側が何を描きたかったか、そこをキチンと受け取っていれば、ジョエルが死ぬのって「やっぱりか」と思えると思うんだよなぁ。
 ジョエルがやった事って、やっぱり到底許される事じゃなくて、そのジョエルがのうのうと生き続けて、なんなら生きる為にまた他者を手にかける様な真似を、ゲームとはいえやらせて良いものかどうか。
 俺が作り手だったとしても、やっぱりジョエルは早々に死んでもらう事にすると思うんだよねぇ。俺的には、納得感しかない。
 ていうか、ラスアス2でまたジョエルを操作して前作と同じ様に遊べると思ってた人達って、前作のラストをどういう感情でプレイしたんだろう。
 「やってはいけない、でも止められない」が、このゲームを名作たらしめた肝だと俺は思ってたんだけど、この人達はあの場面を「やったーエリーを助けられるぞ! 邪魔する奴らはバンバン殺してやるぜ!」って感じだったの?
 そこに俺は恐怖すら覚えるんだよ。やべぇよそんなヤツ。

 その前作の作り手の意図をキチンと受け取っている人なら、アビーの側にもちゃんと感情移入できると思いますよ。
 あ、因みに、アビーの見た目がゴリラ姉さんなのも、最後に「あ、この為か」と納得いくと思います。
 筋肉ムキムキで、ついでに言うと長い髪を編み込んで後ろで一本に纏めた特徴的な髪型をアビーはしているんですけど、で、最後の最後、「よくもまあ、こんな事プレイヤーにさせるなぁ」という場面がやってくるんですけど、その場面を更に強烈に印象付ける為の演出というのがあって、「これをやりたかったのか」と、疑問が氷解しますよ。

 て事で、ラスアス2の世間での酷評を見て「じゃあやらなくていいや」と思ってた人達には、そんな事無いから是非遊んでみてと言いたいですね。だってpart3もみたいじゃん!

 勿論、「興味は沸いたけど、ゲームで遊ぶのはちょっと」という方は、YouTubeなんかでプレイ動画を観てみるのも全然OKだと思いますよ。

 何しろ長々と偉そうに語っている俺自信、「あいろん」さんの動画観ただけで、自分であそんでねぇし。(オイ)

 おしまい

2020年9月8日火曜日

ラスアス2炎上に思う vol.2

ラスアス2炎上に思うvol.1 の続き

  この一作で完結の筈だったラスアスの、世界中が待ち望んだ続編が、遂に今年発売となったのです。

 ラスアス2では冒頭、ジョエルとエリーが、ジョエルの弟が作ったコミュニティで暮らしている様子が描かれます。
 勿論、ジョエルが前作の最後で何をしたのかは秘密です。当たり前ですよね。ジョエルは「世界の敵」なんですから。他者に知られる訳にはいかないんです。
 ジョエルの正体を知っているのはジョエルの弟のトミーとその奥さん、それとエリーだけです。
 そのコミュニティでの暮らしが少し描かれた後、プレイヤーは突然、アビーという見知らぬ女性を操作させられます。
 このアビーという女性、美人でもなければ可愛くもない、ムキムキに鍛えられたおばさんなんです。おばさんは言い過ぎかなw まあ、酷い言い方してしまうとゴリラ姉さんって感じの。
 このアビーを操作して感染者を撃退するというパートが、ちょっとあるの。

 で、ここからとんでもないネタバレになるんで申し訳ないのですが、このアビーによって、ジョエルは殺されます。それも、かなり残酷なやり方で。しかも、エリーの目の前で。

 ラスアス2、もうゲームが始まった途端にあっという間にジョエルが死ぬんです。

 勿論、この時点でアビーという人物が何者なのかは全くわからないのですが、前作のラストを知っているプレイヤーなら、何となく察するところがある筈なんですよね。「世界の敵」なんだもの、ジョエル。

 という訳で、突如現れてジョエルを殺して去っていったアビーに復讐を誓うエリーの物語が展開されていく事になるのですが、一方で、アビーの方の物語も描かれていくんですね。
 アビーが何者で、彼女の身に何があってジョエルを殺す事になったのかという過去の部分と、現在おかれている状況、立場。
 そこに今度は自分を殺そうという復讐者が迫ってくるという。
 エリーとアビーという、二人の女性を操作してストーリーを進めていき、例によって最後には、「こんな事したくないのにゲームプレイは止められない」という状況にプレイヤーは追い込まれていくんです。

 俺的には、正にラスアスの続編を作るというテーマに真っ正面から挑んだ作品だという評価でした。
 不満点といえば、この世界の救済という部分が、今作では全然描かれてなかったというところかな。前作では、そこが根幹でしたからね。だから、是非part3も作っていただいて、そこもきちんと描いてほしい。
 あとはシナリオ的に、対比構造がちょっとしつこかったかなぁ、と。
 エリーとアビーという二人の女性の共通する部分と真逆な部分。更にはアビーと、そのアビーが殺したジョエルとも、共通する部分と真逆な部分という、対比構造というのがこの作品中で徹底して描かれていくんですが、ちょっとねぇ、やり過ぎ感があるっていうか、そこまでいくとちょっと不自然かもと思えるところはありました。
 でも、そんな不満点を帳消しにして余りある程の魅力のある作品で、また凄い物を見せてもらったというのが、俺の感想。


vol.3 へ続く

2020年8月24日月曜日

ラスアス2炎上に思う

  今回はゲームの話です。
 話の性質上、ネタバレを含みます。なんとか最低限で済ますつもりですが、その点ご了承ください。

 以前ゲームの話をここのブログでした時、「the last of us」というタイトルについて「観ないと損なヤツ」といって紹介した事があるんですが、その待望の続編が今年発売されたんです。
 俺的には今作も素晴らしいと感じたんですが、世間ではこの「the last of us part2」、通称ラスアス2のシナリオについて、かなり厳しい評価が多いんですよね。
 で、何でなのか、厳しい評価を下してる人の意見を幾つか見て回ったんですけど、ちょっと正直それはどうなの?って感じたので、今回はその話をしたいと思います。

 ラスアスは一言で言うとゾンビ物です。
 未知の細菌が蔓延し、その細菌に感染すると人が化け物の様になってしまう。
 細菌の胞子を吸っても、感染者に噛まれても感染してしまいます。
 そして感染者が多数発生した事により、これまで人類が築き上げてきた秩序や文化といった物が崩壊してしまっている世界観です。
 こういう世界観、ポストアポカリプス世界っていうんですけど、ゲームに限らず映画やドラマ等でもよくありますよね。ゾンビに限らず核戦争後とか、異星人の襲来後とか。
無政府状態の中、残された僅かな物資や食糧を巡って争いが起きたり、この世界を生き抜く為に武装集団が結成されたり。

 そんな世界観の中、愛する奥さんと娘を失って一匹狼の様に生きているジョエルという中年男性がラスアスの主人公です。
 このジョエルに、一人の少女エリーを遠く離れた病院まで送り届けてほしいという依頼がきて、それを遂行するというのが、ざっくりとしたこのゲームの内容です。
 途中ジョエルとエリーがはぐれてエリーの方を操作する場面もあるんですけど、基本的にプレイヤーはジョエルを操作してゲームに没入し、ジョエルに感情移入して進めていく事になります。
 序盤はただ仕事としてエリーを連れて行動しているジョエルも、細菌感染者や略奪者達を掻い潜り、伴に苦難を乗り越えていく内に何時しかエリーとの絆が深まり、エリーの事を亡くした娘と準えて愛おしささえ感じてくる様になっていきます。
 それは当然、ジョエルを操作してゲームに没入しているプレイヤーも同様です。

 しかしこのゲーム、最後にとんでもない展開になります。
 このポストアポカリプス世界、細菌の恐怖から解放されるかもしれない、唯一の微かな光というのがこのゲームの根幹としてずっとあるのですが、正に世界を救おうとしている人達を、ジョエルは殆ど皆殺しにします。
 理由はエリーの命を救いたいから。
 つまり、ジョエルはこの世界全体の救済とエリー一人の命とを天秤にかけて、エリーの命の方を選んでしまうんですよ。ジョエルは正に世界の敵となってしまう。
 プレイヤーとしては何十時間もジョエルを操作してジョエルに感情移入してる訳ですから、心情としては物凄く理解できる。気持ちは解るけど、だからといってこんな事して良いのか。いや絶対マズイでしょ。でもやらないとゲームオーバーになっちゃうんですよ。
 それに、ゲームとしては凄い面白いの。たった一人で建物に潜入して一人、また一人と迫りくる敵を倒していくゲームプレイは、まるでダイ・ハードの主人公になった様でテンション上がりまくりなんですよ。
 と言う訳でプレイヤーはエリーを救いたいという感情、でもとんでもない悪事を働いてるという感情、この先のストーリーを知りたい、結末を知りたいからゲームオーバーになりたくないという感情、そもそもゲームとして面白いという興奮という、色々な感情かない交ぜになりながら、どんどんゲームを進めるのを止められなくなってしまうんですよ。
 これって、映画やドラマ、小説等の他のジャンルのエンタテインメントではなかなか表現できない物ですよね。
 何十時間も主人公を操作してゲームに没入する事によって産み出された感情によって、どう考えても良識に反する事を止められないという状態に、人をしてしまうっていう。
 この、「ゲームでしか表現できない物を作り上げた」という点において、ラスアスという作品が単に映像が凄い、ゲーム(遊び)として面白い、ストーリーが優れてるというだけでない「名作」と呼べるところだと思います。
 「やってはいけない、でも止められない」、これこそがラスアスを名作たらしめた肝だろうと。

 

vol.2へ続く

2020年8月11日火曜日

あつはなついですね vol.2

 あつはなついですね vol.1  の続き

 ここからは寝苦しい夜に俺がやっている事を紹介します。
 先ずは風呂に入って体のベタベタを洗い流します。
 そしたらシーブリーズを身体中にバシャバシャつけます。アンチセプティックってヤツですね。スース-するアレ。
 で、扇風機の前に行って風を浴びて、汗と体の火照りを引かせます。
 そしたらまた洗面所に行って、もっかいシーブリーズをバシャバシャ。
 こうして体がスース-になったら、ベビーパウダーを使います。
 首や脇、胸や太ももといった、体の中でも暑くなりやすい、太い血管が通っているところ中心にパタパタとヘビーパウダーをはたきつけます。
 これでしばらくの間はかなり快適に過ごせますよ。
 札幌の一般的な家にはエアコンが無いのなんて全然普通で、俺んちも扇風機だけで凌がなきゃなんないんですけど、年に一度か二度ある熱帯夜もコレでイケちゃいます。

 あとねぇ、寝る時は裸で寝ない方が良いですよ。
 だって、いくら暑いったって、室温より自分の体温の方が絶対高い訳で、肌と肌が直接触れあってる所が一番汗びちょびちょになるでしょ。脇とか股とか。
 なので俺はTシャツとステテコで寝てますね、夏場は。

 で、更に、寝る時は抱き枕を使ってます。
 これも抱き枕を股に挟んだり腕で抱き抱える事で、脇とか股とか、肌と肌が直接触れあわない為ですね。
 で、そうは言ってもクッション的な物に触れてたら、それはそれで暑いんじゃないかと思われるかもしれませんが、俺の使ってる抱き枕、クッション的なヤツじゃないんですよ。
 籐家具みたいな、細い竹を編み上げて筒状にしてあるヤツなんです。
 だから、抱き心地はあんまり良くはないw
 クッション的なヤツに比べると当然硬いですからね。
 でもね、隙間のある筒を抱いてる訳ですから、そこには空間があって空気が通っているって事で、熱がこもるという事は無いんですよ。

 この竹製の抱き枕、本当にお勧めなんですが。
 ただね、コレ、俺は数年前にAmazonで買ったんですけど、今Amazonを「竹 抱き枕」で検索しても、俺の持ってるヤツが出てこないんですよね。
 俺の使ってるヤツは確か5000円そこそこ立ったと思うんですけど、今Amazon検索で出てくるヤツは「竹婦人」っていうw、二万円ぐらいするヤツなの。高ぇ。(竹だけに。凄い面白いヤツ。)

 て事で、国から貰った十万円がまだ残ってる人は是非「竹婦人」買ってみてくださいw

 最後に扇風機の豆知識をひとつ。
 扇風機にはACモーターが使われているものとDCモーターが使われているものがあります。
 新しいものはだいたいDCモーターが使われていると思うんですが、古いものやシンプルな構造のもの(例えばクリップがついてて机とかに挟んで固定して使うタイプのヤツとか)はACモーターだと思います。
 で、ACモーターのものって、「弱」で使った方が電気代が高くつきます。
 DCモーターだと電気を弱く流すとモーターの回転もゆっくりになるんですけど、ACモーターの場合は回転をゆっくりにする為にはフルパワーで回ってるモーターに抵抗をかけてやるという事になるんですよ。
 チャリのペダルをブレーキかけながら踏んでる様なモンで、だから余計電気代がかかっちゃうの。
 だからACモーターの扇風機を一晩中回しっぱなしにして使うなら、「強」にして使った方が電気代は安く上がるけど、直接体に風を当てるのは良くないので、例えば窓と扉を開けて空気を流す為に使うと良いです。

 てな事で、暑さに負けずに夏を凌ぎ切りましょうね。

 おしまい