前回のブログで「実は以外と大雑把なヴォーカルパートの話」を書いたら、oceanfrequencyさんから「間違いだらけ」と言われましたw
なんでも、オートチューンという、歌ったそばから音程を補正するソフトは使ってないものの、レコーディング済みの音声データは事後にoceanfrequencyさんがちゃんと補正してるんですって。
oceanfrequencyはcubaseというソフトで音楽制作、編集をしているんですが、その中にヴォーカルを補正できる機能もあるんだそうで、それを使ってるんだそうな。
てことで、大雑把なのは俺だけだったらしいw
俺は自分のリズム感がうんこちゃんなのは把握してるので(wallのサビの拍の頭に付点16分休符があるところはNG出しまくりましたw)、そこは補正されてるんだろうとは思ってたんだけど、音程も直されてたのねw
ていうか、じゃあ俺が「もうちょっと上手く歌えた」と思ったparadoxのAメロは、補正してアレって事なのね。
ありゃ、じゃあ俺、ギターだけじゃなく歌もポンコツなのか?
すんません、もう引退しますw
そんなこんなで、そろそろxenolithの裏話も底をついてきました。
今回のアルバムは明確なテーマに沿って作られたものですが、実はこのテーマについてoceanfrequencyから俺に告げられたのはわりと後半でした。
俺は途中までそういうテーマでアルバム全体を統一しようという意思があると思ってなかったので、制作途中で「なんか同じ様な歌詞ばかりじゃない?」「もっとこう、『お休みの日に美味しいクロワッサンを買いに、ちょっと離れたパン屋さんに出掛ける』みたいな歌があっても良いんじゃない?」なんて言ったら、oceanfrequencyから「いや、今回のアルバムのテーマがコレだから。」と初めて教えられて、「あ、そうだったんだ。」ってw
それでも歌詞に使われるワードが似たようなものになってきてるとは感じたので、谷川俊太郎さんの詩集をプレゼントして、「パクっちゃいなよ」とけしかけたりもしたりw
cycleという曲もあるので今更秘密でも何でもないのですが、このアルバムでは「転生」が描かれています。
まあ別に仏教の思想に傾倒してる訳ではないんですけどね。
oceanfrequencyは、すぐに多元宇宙だの並行世界だのの話をし出しちゃう人で、それは彼のホームページに書かれている文章や、xenolithの予告画像なんか見ても明白で、今回のアルバムにもorbitという曲が入ってたり「マルチバース」という歌詞があったりと、いわば集大成みたいなところがありますよね。
結果的には上手く出来たと思ってますけど、そろそろもう良いかなw
だってさ、よくよく考えてみればファーストアルバムが「月の舟」でセカンドアルバムが「cosmic tree」なんだから、ずっと宇宙なんだよw
次のアルバムに向けての曲がまた宇宙ネタだったら、流石に「いや、もうええっちゅうの」と言うと思います。
あ、でも俺引退するんだったw
まあ冗談はさておき、oceanfrequencyという人の持つ優しさが感じられるアルバムに仕上がっていて、実はわりと真面目に気に入ってるんです。
そのアルバムのお手伝いができて、良かったかな、と。
なんだろうね、あと小ネタとしてはraceに入ってるマイケル風シャウトは「コレは使わなくても良いけど、一応録っておこう」と俺がふざけ半分でレコーディングしたんだけどoceanfrequencyがコラージュネタとして採用していて、「あ、使ったんだw」ってなった事とか。
troisの歌の1行目は露骨に福山を意識して歌ってる、とか。
wallのギターソロはバックトラックのキーはG♭なのにA♭の音階で弾いてるんだよ、とか。
troisのギターソロではエレクトロハーモニクスというメーカーのアタックディケイというエフェクターを使ってるんだよ、とか。
もう良いかなw
そんなこんなで出来上がったxenolith、皆様今一度お聴きになってみてはいかがでしょうか。
何しろ再生回数がお金…
いや何でもないw
おしまい。
2021年9月20日月曜日
xenolith
2021年9月6日月曜日
実は意外と大雑把なヴォーカルパートの話
前回はギターの話中心だったので、今回は歌の話をしていきましょうかね。
アルバムを聴いていただければお分かりかと思いますが、oceanfrequencyの作る曲というのは流行りとは無縁の音楽ですね。
と言うか、oceanfrequencyという人が、流行りの物を聴いたり分析したりしないからねぇ。(俺が知らないだけでしてたりして)
なので音像が所謂「今時の」という感じでないのは、まあそうなんですけど、歌に関しても今時珍しい点がありまして。
cunoの音楽では、オートチューン等のヴォーカル音程補正を使ってないんですよ。
音楽制作に全く興味の無い方だと「え、そんなの使うモンなの普通?」と思うかもしれませんが、音楽制作の現場どころかYouTubeに「歌ってみた動画」を上げてるそこら辺の歌い手さんですら、今や普通に使ってるんですよ。
別に、俺は歌が上手いから必要ないんだぞなんて言うつもりはなくて、多少音程がズレてても気にしてないというだけですw
歌ってみて聴き返してみて、「これはちょっと」という場合は歌い直す。それをただただ繰り返して作っているだけなんですな。
ギターと同じく、録音データを削除するのなんて一瞬ですからね。
俺はかなり声を震わせて歌うタイプで、これはビブラートを掛けてるというよりは自分にとって楽な歌い方をしてるだけでして、本当ならこの「震え」を均一に揃える様に気を付けて歌うべきなんでしょうけど、聴き返してみてそこまで酷くなければ「良いんじゃね?」みたいなノリでやってますw
音程的にも譜面通りに音符の頭にパンパンと当てていくというより、わりと遅れて合わせていくんで、早いパッセージのメロディとか苦手なんですけどw、これも聴き返してみて問題無い範囲であればOKぐらいの感じなんです。
なので出来上がってから「もうちょい上手く歌えるなコレ」と思うものもなくもなかったりもするんですよね。
今回で言うとparadoxのAメロとか。
こういうのは補正ソフトを使ってれば起こらない事なんですけど、まあ良いんじゃないですかね。その方が生々しいし。
但し、その「俺にとって楽な歌い方」じゃ駄目だった曲があって、それがアルバムラストの曲のmodestです。
この曲、いつも通りに歌ってみて、一度「よし、出来た」と思ったんですけど、後で聴き返してみたら「この歌い方じゃヨレヨレに聞こえるな」と思ったので録り直したんですよ。なるべく声を震わせない様にして。
聴いてる人からすると一番平坦に歌ってる様に聞こえる筈で、ひょっとしたら楽に歌ってる様に思えるかもしれないですけど、俺にとっては結構チャレンジでした。
そんな感じで生々しさを存分に堪能いただけるメインヴォーカルなんですが、コーラスはガッツリハーモナイザーを使ってます。(オイ)
cunoの曲って、俺がデモ音源を貰った時点ではハモりの部分は入ってないんですよ、ほとんど。
で、俺が歌を入れた状態をoceanfrequencyがバランス調整等してみて、厚みが必要と感じた所にコーラスを足すんですけど、そのコーラスパートをいちいちデモ音源制作して俺に送って、それを俺が覚えてレコーディングしてという手順を踏んでたら膨大な時間が掛かっちゃうんで、oceanfrequencyがデスクトップ上でチャチャッと作っちゃってるんですよね。
なのでハモりパートは全然生々しくないですw
cunoの曲に、よくある「ウゥ~」とか「ハァ~」みたいなコーラスがないのもこういう理由です。
とまあこんな感じで作ったアルバムなんですが、アルバムの最後の最後、modestの締めくくりに俺が生歌でハモりを入れてる箇所があるんですよね、実は。
しかもコレ、珍しく俺のアイデアなんです。
先ず、最後からいっこ前の所、「君と僕の歴史さ」というフレーズをダブルトラック、つまり全く同じメロディを2回重ねてあります。ちゃんと2回歌って。
まあシンプルにその方が良い感じになりそうだと思ってやったんですけど、結果的にアルバムのコンセプトとかラブソングという曲の意義といった点でも良かったかなと。整合性が出ましたね。
で、その次、ホントに最後のフレーズ「xenolithに歓び満ち 愛を貫いて」という所に、oceanfrequencyが作ったメロディとは別のメロディを重ねて歌っています。
このメロディ、俺はあくまでもコーラスパートと考えて歌ったのでハイトーンの所をガッツリファルセット(裏声)で歌っているんですけど、oceanfrequencyがこのメロディを気に入ったみたいでメインのメロディの様にミックスしたんですよね。
俺はcunoの曲で主メロでファルセットは殆ど使ってこなかったんで、なかなか珍しい事になってるんですけど、アルバムの締めくくりに特別感があるみたいな感じで良いのかなと思ってます。
こんな感じで出来上がったxenolithですが、どうでしょう、過去のアルバムと比べてヴォーカルパートが聴き易くなったと思いませんか?
コレ、今回のアルバムからヴォーカルマイクが変わってるからなんですよ。
今まではダイナミックマイクを使ってたんですけど、今回からはコンデンサマイクを使ってます。
簡単に言うとダイナミックマイクというのは電源無しで使えるマイクの事で、マイクの中に入ってる薄~い紙が耳の鼓膜の役割をしてるんですけど、声(音)が作り出す空気の振動をそのまま正にダイナミックに使うものでして。
で、コンデンサマイクは電源が必要な分、よりセンシティブに音を拾ってくれるという物なんです。
機材はoceanfrequencyがシコシコと買い揃えています。
もしかしたら次回作はオートチューン使ってたりしてね。
今回はこんな感じです。
おしまい。
2021年8月23日月曜日
ギタリストを募集した方が良いかもしれない人達
xenolithがサブスク解禁されて一月程経ちましたが、このブログを読んでる方なら一度くらいはお聴きいただけたでしょうか。
まあ、聴いてなくても驚きませんけどね。
俺も学生時代、デーモン小暮(現デーモン閣下)や大槻ケンヂのオールナイトニッポンを聴いていたけど、聖飢魔IIや筋肉少女帯のCDは一枚も持ってないもんw
しかし構う事無く、今回もxenolithのお話。
いきなり訂正というか前言撤回スタート。
前回ここのブログでラブソングのギターソロを「よく覚えてない」と書きましたが、聴いてるうちに思い出しました。
cunoのレコーディングの手順って、先ずoceanfrequencyが曲と詞を作って、カラオケ状態の音源をCD-Rに焼いた物と、詞をプリントした紙を俺ん家に届けてくれる。
それで俺が曲と詞を覚えてレコーディングという事になるんだけど、ギターソロを入れて欲しい場合は詞の書いてある紙の所定の場所に「ギターソロ」と書き込んであるの。
で、俺はCDを聴いてソロを入れる場所とか尺とかキーなんかを確認して、どんなソロを弾くか考えていくんですね。
俺の場合、メロディを考えるというよりは指使いで考える。
「最初にコレをやって、次コレで、コレで締めくくろう」みたいな感じで、一音一音決めるというよりは流れを考える感じなんですよね。
そんな感じでラブソングのソロも流れを決めてレコーディングに臨んだんですけど、当日実際に弾いてみたら、尺に収まりきらなかったんですよw
何故か俺、実際の尺より長いソロを考えていってしまったんです。
なので現場で「じゃあコレとコレは省いてコレとコレとコレだけにしよう」みたいな感じで短縮バージョンに組み換えて弾いたんでした。
すっかり忘れてましたw
まあ、以前も書きましたけど、俺はギタリストとしてはへなちょこなので出来る事は限られていて、しかもその出来る事のヒキダシを前のアルバムの「ghost in the castle」という曲で全部開けてしまってるのよね。
なのでもう、基本使い回しなんですよ、フレーズの。
例えば、このラブソングのソロの最初と、その三曲後に入ってるdiscoveryって曲のソロの最初、殆ど同じ事やってますよね。
曲調がメジャーとマイナーで違うけど発想はほぼ同じで、要するに「早いパッセージのフレーズで始めよう」という事。
ちなみにこのdiscoveryのギター、事前に良いフレーズが全然浮かばないままレコーディングに臨んでしまった曲で、当日無理矢理捻り出したんですけど、イントロのソロだけで70テイク以上かかっちゃいましたw
弾いてみては「違うなぁ」だの「間違えて変な音出しちゃった」だのやってデリートしてを繰り返してたら、oceanfrequencyから「70テイク越えました」ってw
で、アウトロのソロも30テイク以上かかったから、計100テイク以上弾いてるのw
アウトロではタッピングというテクニックを使ってるんだけど、コレって俺の中では「逃げ」なんですよね。
タッピングって派手で早いフレーズが弾けるんだけど、実は凄い簡単なんですよw
初心者でも直ぐ出来るヤツなの。
「もうなんも思いつかん。タッピングでイイや。」っつって弾いたヤツなの。ナイショだよw
もうこんななんですよ、俺のギター。
もういっこバラしちゃうと、一曲目のlullabyって曲のソロなんてディープパープルのスモークオンザウォーターのリフのアレンジですからねw
ギター弾く人ならすぐ分かると思いますけど。
以前ここのブログでスモークオンザウォーターは格好いいハードロック曲じゃなくてコミックソングみたいな曲と書いたクセに、その曲をパクるというw
て感じで、俺のギターに多くを期待してはいけないんですけど、今回実はoceanfrequencyさんからドエライ無茶振りを食らいましてですね。
raceという曲がzenolithには入ってますが、コレ本当は元々全然違うタイトルで、「アルバムにインスト曲を入れたいから、このオケに合うギターを作曲して」と、約4分のデモCDを渡されたの。
ウン、無理ですw
あ、インストというのはインストゥルメンタルの略で、要するに歌の無い曲の事です。
以前にも書いた通り、俺は作曲とか出来る人じゃないんですよ。
しかも貰ったタイトルというかテーマも、あんまり自分に馴染みの無いものだったモンで、幾ら時間を貰っても全然出来なかったんです。
で、結局oceanfrequencyに正直に「出来ねぇっすw」と申告して、何個か思いついた使えそうなフレーズを録音して、それをoceanfrequencyのセンスで切り貼りして曲をでっち上げという、所謂コラージュ的な方法で行こうという事になったんです。
て、その使えそうなフレーズを録っていたらoceanfrequencyが「なんかレースって感じがしてきたな」と言い出して、その場で急にレースの曲になったんですよw
じゃあって言ってスリップストリームだのサイドバイサイドだのといったレース関連の言葉も録って、それもコラージュの素材に使ってもらって、で、ああいう曲になったの。
俺のギタリストとしてのへなちょこさが産んだ曲なんですね。
まあこれで、もうoceanfrequencyも俺に作曲しろとか無茶を言うのは諦めてくれるでしょう。てか、諦めてくださいw
こうして出来上がったraceなんですが、出来上がってリリースしてしまってからあれこれアイデアが出てきてしまって、ちょっと反省も残ってる曲です、個人的に。
結構その場のノリで作っちゃったんで、後から言葉の部分を別のマイクで録れば良かったなとか、エフェクトのかけ方もレース会場の場内アナウンスっぽい感じとか、テレビ中継の実況みたいにしたりとか、あと声をピッチシフターで音程変えるとかして、コラージュ感をもっと強く出した方がソレっぽくなったんじゃないかなぁ。
まあこの辺は今後に活かせれば良いかなと思います。
て事で、今回はギターが下手な人の言い訳コーナーでした。
まだxenolithの裏話は幾つかあるので、次回に続きます。
聴いてねxenolith。
おしまい
2021年8月9日月曜日
ラブソング
前回の予告通り、YouTubeにxenolithからの2曲目のPV、「ラブソング」を公開しました。(oceanfrequencyがw)
折角ですので今回はこのラブソングのエピソードを。
聴いていただいて、出来れば軽く口ずさんでいただくとお分かりいただけると思うんですが、この曲はキーがバカっ高いんですよ。
しかも歌い出しからいきなり高い。
なにしろクリスタルキングの「大都会」より高い音が出てきますからね。
だもんだから、俺はある程度緊張感を持ってレコーディングに臨んだんですよ。「今日の曲、いきなり高いんだよなぁ…」って。
なのにね、ウチの作曲家先生ったら、レコーディング準備の作業しながら、すげぇ気の抜けた言い方で「今日高い所あった~?」って聞いてきたんですよ、歌う前の俺に
w
もうね、2秒位黙りましたよね。「…???」って。
で、「た、高いよ?」って言って、軽く歌ってみせたら「ホントだ。cuno史上一番高いんじゃない?」だってw
アンタ、自覚無しで作っとったんかい。
なんかどうもね、あの人は未だによく分かってないフシがあるんだなぁ。
鍵盤の位置で「ここまでは出せる、使える音」と思っていて、そこまでなら幾らでもコントロール可能ぐらいな意識で作曲してるみたいなの。
こっちは人の身体という「柔らかいモノ」をコントロールしていて、人が動くというのは勿論、すべからく筋肉を使った行為なんだからさ。鍵盤を押すと音が出てくる楽器とは違うんですよw
しかも、年々年老いていってるオジサンな訳w
実際この曲は一度目のレコーディングでは納得いくテイクが録れずに、後日喉の調子の良い日に録り直して完成してるんですよ。
そんな苦労をして出来上がったラブソングなんですが、どうでしょう、パッと聴いた感じ、そんなに高いキーの曲に聞こえないとは思いませんか?
クリスタルキングの「大都会」より高いと聞いて、意外に思った方もいるかも知れません。
クリスタルキングの人の声ってガツンと強烈に来るから、聴くと「うぉっ、スゲェ」ってなりますもんね。
これは俺の声質の特徴というか、自分で「損な声質だなぁ」と思う点なんですけど、俺の声って良く言えばマイルドで温かみのある声と言えるかもですけど(自分で良く言うな)、鋭さには欠けていて前に出てこない感じなんですよね。
歌ってる時はメチャメチャ必死で歌ってるのに、出来上がったのを聴いてみると何かそんな感じしないんだよなぁ。頑張ってるんだけどなぁw
あと、この曲の終盤に入ってるギターソロの事、よく覚えてないですw
深く考えずに「こんな感じでどうかな」って弾いてみたのがスンナリ嵌まったパターンだったんだと思います。短いしね。
そっちよりも中間に入ってるロングトーンのギターの方が苦労した記憶がある。
アレってE-BOWサスティナーっていう物を使ってギターの弦を振動しっぱなしにしてるんですけど、左手で音程を変える時に音が途切れてしまったりして何度かテイクを費やしたんだったと思います。
そんなこんなで出来上がったラブソングなんですが、さて、何故この曲のタイトルは「ラブソング」なんでしょう。
お気づきでしょうか。
xenolithに収録されている曲は全て、アルファベット表記で1ワードのタイトルとなっています。
この曲を除いて。
この曲の中にも「まち」が出てきますが、この「まち」はxenolithなのでしょうか?
ちょっと違う雰囲気がします。
実はこの曲は、xenolithというコンセプトとは「そぐわなさ」があるという事でアルバムから外されそうになったり(必死で歌ったのにw)、タイトルを「song」に変えられそうになったりと、紆余曲折あった曲だったりします。
なんですけど、結局収録に至りました。
それも、この曲だけ片仮名タイトルという特別な役割を持って。
と言うか、それを可能にするアイデアを見つけたという方が正確かな。
xenolithというアルバムのコンセプトに上手く当て嵌める事が出来ました。
頑張って歌ったのに没にならなくて良かったw
まあ、もう一つ、片仮名でラブソングだと検索に引っ掛かり易いんじゃないかっていうイヤらしい計算が無かったかっていうとゴニョゴニョ…(オイ)
という感じで、今回はラブソングの裏話的な事を書いてみました。
今後もxenolith裏話をちょこちょこ出していこうかなと思います。
聴いてね、xenolith。
おしまい
2021年7月26日月曜日
遂に出た!
まだ出来ないまだ出来ない言っといて、出来上がってみれば全14曲、トータル65分というまあまあの大作になってしまいましたよ。
俺はxenolith(ゼノリス)という言葉を知らなかったのでoceanfrequencyに聞いてみたんですけど、教えてもらっても「?」という感じだったりします。実は。陽水さんに「パンダって白いでしょう?」って言われた民生さんの気持ちが少しわかったw
いや、勿論お聴きいただければこのxenolithというのが架空の街、都市の名前である事は直ぐに理解できると思うんですけど、この都市の名前にxenolithという言葉をチョイスした理由は多分oceanfrequencyにしか分からない。本人にはちゃんとした理由があるんでしょうけど。
まあ皆さんも聴いてみて、またxenolithとは何なのか調べてみて、色々類推してみてください。
完成までにそこそこ時間がかかったアルバムなので、それなりにエピソードみたいな物もいくつかあるんですが、折角だから小出しにしていきたいと思いますw
今回は1つだけ、実は俺が勝手にやった事で、まだoceanfrequencyにも話してない、oceanfrequencyもこの原稿を読んで初めて知る事を書きます。
「wall」という曲のギターソロを弾いた時の事なんですけど、我々cunoのギターパートのレコーディングってライン録音なんですね。
アンプを実際に鳴らしてそこにマイクを立ててその音を録音するのではなく、マルチエフェクターに入っているアンプシミュレータを使って、「アンプを鳴らしてるかの様な音」を作って、その音をケーブルでそのまま機材に送って録音してるんです。
で、そのエフェクター、アンプシミュレータのセッティングは俺がやっているのでoceanfrequencyはどんなセッティングなのかはあまり知らないんですけど、この「wall」という曲のギターソロでは、ちょっと変な事をやってみているんですよ。
普通ギターって、ギター本体からケーブルでアンプに繋ぐ途中にエフェクターを挟むんですよ。
ギター本体の音をエフェクターで加工して、それを最終的にアンプで鳴らし、それをマイクで拾って録音する物なんです。
でも、「wall」のギターソロでは、アンプシミュレータの後にファズというエフェクターを掛けるという事をやっています。
ファズというのは元々は、大きい音を出しすぎてスピーカーが破けてしまった時の音をシミュレートしたエフェクターで、所謂歪み系のエフェクターの中でもかなり強く歪む、掛け過ぎると「モー」とか「ブー」みたいな音になっちゃうエフェクターなんですね。
これを「アンプを鳴らしたかの様な音」の後から掛けてるんです。
これはデジタルの機材でライン録音してるから出来るセッティングなんですよね。
こんな事を、oceanfrequencyに黙ってこっそりやってましたw
今後もこういった、xenolith制作秘話みたいな物をこの場で発表していけたらなと思います。
あ、因みにYouTubeではxenolithの予告映像、「utopia」という曲の1コーラスのみのショートバージョン、アルバムのダイジェスト映像とxenolithがらみの映像が三つ出ていますが、近日中にまた何か出るらしいですよ。
是非cunoのYouTubeチャンネルもフォローしてくださいね。
よろしくお願いします。
今回はこの辺で。
おしまい
2021年7月19日月曜日
cuno - xenolith 公開までの道のり
それは、一つの噂から幕を上げた。
それがこれだ
そして、cunoの登場がアナウンスされた。
次のアクションは、先ほどのアナウンスよりほどなくして行われた。
それが、utopia (short ver.) の動画のアップロードだ。
cunoのoeanfrequencyによる動画作成により、YouTubeにアップロード。
からの、翌週にはcunoのアルバムxenolithのtrailer...そう、予告編がYouTubeにアップロードだ。
cuno - xenolith(dijest)の動画のアップロード。
サブスク ⇒ https://linkco.re/RCn81hCR?lang=ja
HP ⇒ https://www.oceanfrequency.com/cuno
2021年6月28日月曜日
CAN YOU CELEBRATE? vol.2
vol.1の続き
それは御法度だろうと。
でもって、一番盛り上がる大サビの歌詞が「訳もなくて涙溢れ」って、「て」いらねぇだろっていう。
そこは「訳もなく涙溢れ」でないと日本語おかしくない?ってなっちゃう。
そこはメロディより言葉を優先しなきゃ駄目だと思うのよね。
ほら、サザンオールスターズの愛しのエリーでも「言葉に詰まる様じゃ恋は終わりね」ってところでメロディを崩して歌詞を優先させてるけど、変どころかむしろ良いフックになってるじゃない。
「訳もなくて」と言って「え? いやいや…」と思われるよりも、メロディを変えてでも「訳もなく」にすべきだと、俺は思うなぁ。
それからこれは、ヘンというより珍しいという点なんだけど、この曲って所謂Aメロとサビの繰り返しで基本構成されてるんですよね。
小室哲哉の作る曲というと先ずはいきなりサビから始まって、Aメロがあって、そのAメロを加速させる、盛り上げる様なBメロに行ってからサビで転調するというのがもうテンプレなんですけど、この曲はそれが無い。
これも邪推してしまうと「良いBメロが思い浮かばなかったんじゃないの?」なんて思えたりもする。
いや、これは幾らなんでも意地悪過ぎるかな。
とまあ、色々違和感のあるこの曲、俺は前述した通り初めて聴いた時からおかしな曲としか思えなかったんだけど、世間一般的には「感動の名曲!」という扱いになっていて、何だかなぁとずっと思ってたんですよね。
更に言うと、安室奈美恵自身の歌も良くない。
この曲がというより、この時期の安室ちゃんの歌は良くないよね。
発声もピッチもイマイチで、気持ちがこもってる様に聞こえないの。仮り歌のままリリースしちゃったみたいに聞こえる。
これって当時の安室奈美恵や小室哲哉を取り巻く環境がそうさせたんじゃないかと、どうしても邪推してしまうよね。
出す曲出す曲次々にヒットしていった所謂小室サウンド。そうなると大概の曲がタイアップという事になってくる。
そうすると、ここのブログで大分前にレッドウォーリアーズについて書いた時にも触れたけど、締め切りというモノに追われながら曲を制作する羽目になっちゃう。
小室哲哉も安室奈美恵もライヴやTV出演なんかもこなしながらとんでもなく多忙な中で音楽を作っていく訳で、歌詞をじっくりと練る時間も無かったり、その歌詞をしっかり解釈する暇も無いまま妥協して世に出した様なモノもあったかもしれない。
でも、そんなモノでも出せば大ヒットになっちゃうのか当時の小室サウンドというモノだったのですよ。
やってる当人達としたら「この程度のモノでも世間は大喜びなんだ」と、半ば真面目にやるのが馬鹿馬鹿しく感じてしまっても無理無いよなぁ、なんてね。
言ってしまえば、天狗になってもおかしくないんじゃないかという。
その後の小室哲哉がどうなったかは、皆さんご存知の通り。
でさ、この色々ヘンな曲であるCAN YOU CELEBRATE?をね、「感動の名曲」としちゃう人達ですよ。
結局ちゃんと聴いてないんじゃないの? 安室奈美恵と小室哲哉が作り上げた曲という「記号」に踊らされてるだけじゃん。
実は一番気になっちゃうのはココなんだよなぁ。
レッド・ツェッペリンやクイーンやニルヴァーナを矢鱈神格化したがる人達とかさ。
そりゃ素晴らしいものである事は間違いないとは思うけど、音楽以外の部分のセンセーショナリズムというところで評価してしまってるのはねぇ。
もっと言うと、ゴッホの絵画とかね。ホントに良いと思いますか?っていう。
因みにゴッホの絵画は、ゴッホの亡くなる前には一枚も売れてなかったりするんですよね。
と、最後に毒を吐いてしまいました。スンマセン。
おしまい。





