2022年5月16日月曜日

覗いてみよう白い沼/壱枚目

  先ず、皆さんに謝るというか、ご報告したい事があります。  以前このブログでダイエットの話を書いて、そのオチで「一年ぐらい痩せた状態で過ごしてみて、結果『俺、デブでいいや』という結論に達した」と書きました。  なので、皆さん俺の事をでぶっちょなんだと思っていると思うんですが。  実は今ワタクシ、太ってません。  別にガリガリに痩せているという訳でもなく、中肉中背ですけどね。  まあワタクシもいい歳なんで、健康に気を使って食生活を改善して、特にお酒を辞めたのが大きいですね。  後は三食ちゃんと食べる。  今回はダイエットネタじゃないので詳しくは言わないけど、「摂取カロリーが少ない方が痩せるに決まってるでしょ」と思って朝飯抜いてる人、大間違いです。  あ、運動は一切してないですw  で、ですね、今から一年くらい前に今ぐらいの体格になりまして、それは良いんですけど持ってる服が全部オーバーサイズになっちゃう訳ですよ、当然。  だから少しずつ服を買ってるんですけど、でぶっちょ期間が長かった者の悲しい性で、「きっとまたリバウンドするのでは…」と自分を信じ切れなくて、だから服にお金を掛けたくない。  だからここ一年は古着ばっかり買ってましたねぇ。  でね、もうすぐ夏になるじゃないですか。夏といえばTシャツですよね。  俺もこの体格を一年ぐらいキープできたし、今年は真っ白いTシャツに手を出してみようかなと思ったんですよ。  でぶっちょにとって、真っ白いTシャツってかなりハードル高いアイテムで、俺は今まではインナーにしか使ってこなかったんです。  と言うより、でぶっちょはおっぱいが目立つのでTシャツ1枚で外に出るということはせず、暑くてもTシャツの上にベストを着ている人生を過ごしてきたんですけど、今年は白T1枚で外出してみようじゃないかと。  やっぱりねぇ、憧れだったんですよ。  白Tの爽やか克つ飾り気のなさ、それだけで成立しちゃう、似合うのって良いよなぁって思ってたんですけど、でぶっちょが白T着ちゃうと鏡餅になっちゃいますからねw  あ、勿論柄モノのTシャツも大好きですよ。  Tシャツの柄ってネタというか、「俺こんなん好き」というキャラ付けを分かりやすく簡単に出来ますからね。  これからも柄Tも買い続けるのは間違いないですけど、まあそれはそれとして。  て事で白Tについて調べ出したんですけど、まあ沼ですよねコレw  まず、白Tを一枚で着るとなると、太ってなくてもB地区が透ける畏れがあるんで厚手の物を選ぶというのが定石なんですね。  薄いのを着ると肌着っぽくなってしまう。  具体的に言うと6オンス以上というのが一応の基準になってる様です。  オンスというのは本来は布の重さを表す単位なんですけど、まあオンス数が高ければ自ずと厚みも増すという事ですね。  で、シルエット。  幅が広く、丈は長過ぎないボックスシルエットの方が今っぽいんですが、丈長めでタイトなクラシックっぽいのも良いと思うんですよね。  それからサイズ感。  これもトレンドはちょっと大きめを着る感じで、一方で所謂B系のオーバーサイズというのも根強い人気なんですよね。  でもね、俺はどっちかって言うとジャストサイズか、ややタイトめが好きなのよねぇ。  トレンドというよりトラディショナルなアメカジが好みなモンで。  所謂オフショルという、Tシャツの肩と袖の付け根が自分の肩より外に出ちゃってるのとか、袖が二の腕を完全に隠しちゃってるのとかはちょっとな、みたいな。  で、難しいのは白TってだいたいパックTなんですよね。  ビニールの袋に密封されてるから試着ができない。  だからサイトの画像とかサイズ表の数値を見たり、あとYouTubeで実際に着用している動画を観たりして調べるしかないの。  て事で色々調べてみたんですけど、まあド定番の白Tというのはあって、ヘインズのビーフィーTというのがジーンズでいうところのLevi's501に当たる様な物であると。  6.1オンスでボックスシルエット、値段も一枚1600円ぐらい。  この値段で何処に着ていっても恥ずかしくない定番物ってそうそう無いですよね。  俺みたいにジーンズにTシャツだけみたいなドカジュアルから、ジャケット羽織って革靴履けばキレイ目ファッションとして全然成立しちゃいますもんね。  で、対抗馬というか、ヘインズと双璧を成すアメリカの肌着メーカーというとフルーツ・オブ・ザ・ルームですよね。  フルーツ・オブ・ザ・ルームからもヘビーウェイトというTシャツが出てます。  7.0オンスなのでヘインズよりも厚いんですね。  値段は1650円ですね、Amazonでも楽天でも。  それから白Tの事を調べると必ず出てくるのがプロクラブというメーカーです。  兎に角頑丈で安い。  楽天で調べるとアウトレット品だと660円とかありますし、通常品でも1000円程度ですよね。  オンスは6.5。  ただ、ここはB系に人気のメーカーでオーバーサイズで着るのが正解みたいです。  首のリブが頑丈を通り越して圧迫感があるっぽくて、ジャストサイズは辛そうなんです。  あと、ここのは色が独特で、白は白でも青系の白なんです。我々ほっかの者にとっては積もりたての新雪みたいな色というか、新庄の歯の色というかw  大抵パックTは生成り系のちょっと黄色がかった白の方が多いんですけどね。  安価な定番品というとギルダンもよく出てくる名前ですね。  ギルダンはプリントTのボディとしても定番中の定番ですよね。  ロックTとか映画やコミックモチーフのTシャツを持ってる人は、襟のタグに「GILDAN」と入ってるのがあるんじゃないかな。  このメーカーの6オンスのTシャツが700円ぐらいで売ってます。  あとプリントスターとか、国産メーカーのユナイテッドアスレなんかも安価なTシャツを出してるメーカーとしてよく名前が挙がるんですけど、ここらは白Tの定番というより、高校の学祭とか球技大会とかで、クラスのお揃いTシャツを買う時のメーカーっていうイメージあるなぁw  で、もうちょい高価になるけど、忘れちゃならないのがチャンピオンですね。  ここのT1011というのが定番で、だいたい4000円しないくらいかな。  で、この辺の価格帯も視野に入れるなら、かなり評判の良いのがベルバシーンというメーカーのパックTで、2枚入りで7700円。  2枚も要らないよという人は探せばバラ売りしてるショップもあるんでチェックしてみてください。

/弐枚目に続く

2022年5月2日月曜日

帰ってきたソウル part.2

part.1 の続き

  何でこんな手段に行き着いたかというと、やはりアルバカーキという環境ですね。  実はウォルターの奥さんの妹の旦那さんというのが麻薬捜査局の捜査官で、ドラッグなんかとは全く無縁な善良な市民と思っているウォルターに自身の仕事の話をペラペラと喋っていたんですね、日常的に。  だからウォルターはこの町にドラッグがどのくらい蔓延していて、どのくらいの大金が動いているかを知っていたんですよ。  それに加えてウォルターのかつての教え子で今は町のチンピラになってその日暮らしをしているジェシーという奴が、実際に自分でドラッグを手作りして売り捌いているという事も知っていた。  このジェシーに「自分が化学の知識を駆使してドラッグを作れば市場を独占できる。大儲けできるぞ。」と口説いて仲間に引き入れるんです。  こうして何食わぬ顔して日常生活を今までと変わらず送りながら、ウォルターは秘密裏にドラッグの精製に手を染めていく事になるのですが、 勿論そんな悪事が思い通りに進む筈もなく、次から次へと思ってもみなかったトラブルが引き起こされていくんです。  まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」方式に、一つの問題を解決しようとした筈の行動がまた新たな問題を生み出し、坂道を転がる雪玉の様に大きくなっていってしまう様子が、このドラマでは描かれていくんです。  まあ、このドラマ全体がかなりキツいブラックジョークで、決してシリアスなものではないんですが、人間というものの愚かさというものがコレでもかと暴き出され続けて、観ている者は「バカだなぁ」と思いつつも「いや、でも人ってこういうモンだよなぁ。」と思わざるを得ない。ここまで大事ではないものの、自分だって色んなバカを繰り返してきて生きてきたという現実を思って、主人公をはじめとする登場人物達を憎めないまま、ドンドン転がっていくストーリーから目が離せなくなるんですよね。  兎に角滅茶苦茶面白いです。  で、この「ブレイキングバッド」は5シーズンで終わります。  まあ観やすい長さですよね。他の有名海外ドラマと比べると。  で、その後、「ブレイキングバッド」の終了の2年後の2015年から、スピンオフの「ベター・コール・ソウル」が始まります。  これは「ブレイキングバッド」に登場したインチキ弁護士ソウル・グッドマンが、いかにしてそんな人物になったのかという前日譚に当たります。  だから、「ブレイキングバッド」より前の話になるんですね。  ストーリーとしては、このソウル・グッドマンには実は滅茶苦茶優秀なお兄さんがいて、子供の頃からそのお兄さんとの比較というコンプレックスに晒されてきてたんです。  で、この優秀なお兄さんは弁護士となって大きな事務所を設立して大活躍、誰からも尊敬される存在になり、弟のソウルは兄の事務所で下働きの様な事をしながら自身も弁護士を目指すのですが…という様なお話です。  勿論「ブレイキングバッド」には弁護士として登場する訳ですから弁護士の資格をとる事には成功するんですが、その後も兄との比較は続きます。  大物弁護士となって大企業の法律顧問等で稼ぐ兄に対抗する様に、ソウルは小さな案件ばかりに首を突っ込みます。  町には交通事故や窃盗事件を起こしてしまう者も沢山いて、そういう人達にも裁判は開かれ、そこには勿論弁護士も必要になってくる。  そんな所でソウルは兄とは違う道で成功を掴もうとします。  何しろ兄との比較にずっとさらされ続けたソウルは悪知恵だけは矢鱈と働くものだから、ちょっときた成功を掴んだり掴まなかったり掴まなかったり掴まなかったりするんですが、そこは「ブレイキングバッド」のスピンオフ、思いもしなかった展開が待っています。  なんと、滅茶苦茶優秀だった筈の兄がパラノイアに取りつかれてしまい、電磁波恐怖症という訳の分からない状態に陥ってしまうんですよ。  電磁波なんて自然界にも当たり前にあるし、テレビだの携帯電話なんてもっての他。  お兄さんは真っ暗な家の中に引き込もってしまい、ソウルは兄の為に食料品等を買い出しに行って届けるという事をしなければならなくなってしまうんです。  こんな感じのところからストーリーはどんどん進んでいって、シーズン5まで達しても、まだ「もうちょっとで『ブレイキングバッド』に追い付くかな?」ぐらいのところまでの進行具合だったんですが、このシーズン5からずっと配信がストップしちゃってたんですよね。  主演をつとめるボブ・オデンカークさんが撮影中に心臓発作で倒れてしまい、それで製作者を中断せざるを得なくなってしまっていたんです。  で、その「ベター・コール・ソウル」ファイナルシーズンが、いよいよ配信される運びとなったので、もしまだ観てない方がいらっしゃったら是非紹介しなければと思って、今回のブログのネタはこれになったという訳です。  因みに「ブレイキングバッド」のスピンオフはこの他にも「エル・カミーノ」という2時間サイズの映画があります。  これは「ブレイキングバッド」のもう一人の主人公とも言うべきジェシーが、その後どうなったかを描いた作品で、2019年に配信されています。  これらは全部Netflixで視聴可能です。  ネトフリは他にも「ストレンジャーシングス」のシーズン4ももうすぐ始まりますし、月額費を余裕で元とれちゃいますよ、個人的に。  まだ加入してない悪い子はいないですよね?(回し者)  折角ですからAmazon Fire TVを利用して、大画面テレビで観てほしいですね。(回し者)  おしまい。

2022年4月18日月曜日

帰ってきたソウル part.1

  今日は「ベター・コール・ソウル」のファイナルシーズンが配信開始となるのが嬉しいよ、という話です。  「ベター・コール・ソウル」って何? という方でも、「ブレイキングバッド」なら聞いた事があるのではないでしょうか。  「ベター・コール・ソウル」は「ブレイキングバッド」のスピンオフ作品です。  そう、今回は海外ドラマのお話です。  「ブレイキングバッド」は海外ドラマの中でもかなり評価の高いものなので、まだ観てない方の為に是非ご紹介しようと。  「ブレイキングバッド」は2008年から5シーズンに渡って制作されたドラマで、舞台はアメリカのニューメキシコ州アルバカーキという、アメリカ最南端の町です。  少し車で走ると砂漠地帯が広がり、南にずっと向かうとメキシコとの国境があるという場所。  少し前にトランプ氏がメキシコとの国境に壁を作ると宣言した事からも分かる通り、メキシコとアメリカの間には移民の問題があるんですが、その他にもメキシコのマフィアが組織的にドラッグを密輸したりしていて、だからアルバカーキには普通の警察の他に麻薬捜査局も常駐しているという、なかなかに物騒な所なんですね。  で、「ブレイキングバッド」の主人公はウォルター・ホワイトという高校の化学教師です。  高校教師といっても公務員ではなく、学校に雇われている契約職員ですね。  ですがこの人、実は凄い化学知識の持ち主で、かつては学生時代の友人と3人で会社を興しているんです。  ところがこの3人というのが男2女1という構成で、まぁお察しの通り仕事以外の部分で揉めてしまい、ウォルターは自分の会社における権利を二束三文で売り払って会社を辞めてしまったという過去があるんです。  そしたらその会社はウォルターの残した知識を利用して大儲けしてしまい、会社に残った2人の男女も結婚して優雅な生活をしていて、地元の名士みたいな存在になってしまってるという。  そんな成功をみすみす棄ててしまったウォルターですが、彼は彼でまた別の女性と結婚して子供も産まれます。  ところがこの子供が脳性麻痺という障害を持って産まれてきてしまって、松葉杖がなければ歩けず、言葉もはっきりと喋れないという状態。  それでも慎ましく暮らしていて、子供も高校生にまで成長したのですが、ここで奥さんが予定外の妊娠をしてしまいます。  勿論子供を授かるのは幸せな事ではあるんですが、共働きだった奥さんは仕事を休まずを得なくなり、ウォルターは家族を養いつつ、新たに産まれてくる子供を迎える為の準備もしなければならなくなってしまいます。  仕方なくウォルターは高校での授業が終わった後、洗車場でレジ打ちのバイトをする事になります。  なんだけど、この洗車場も人手不足で、レジ係として雇われた筈のウォルターも洗車をさせられちゃうんですよね。  アメリカって州にもよるけど高校生でも免許とれるし、アルバカーキみたいな田舎町だと車は必須だから、ウォルターの働いてる洗車場にも教え子の高校生が来ちゃうんですよ。  さっきまで化学の授業を受けてたのに、その教師が膝をついて自分の車のホイールを磨いてるなんていう、何とも言えない状況。  そんな思いまでして必死に家計を支えてきたウォルターに待っていたのはしかし、癌宣告でした。余命は2~3年だというの。  国民健康保険の制度がしっかり整っている日本でも癌の治療となるとそれなりのお金が掛かりますが、アメリカは医療費はその比じゃない。  救急車に乗って病院に搬送されるだけで州によっては20万円くらい、搬送先の病院に2~3日入院なんてしたら、途端に100万円以上の支払いを要求されてしまうのがアメリカの抱える医療費問題。  ウォルターは高額な治療費を払いつつ、自身に残された期間で新しく産まれてくる子供も含めた家族が暮らしていけるだけの大金を稼がなければならないという事になってしまったんです。  かつて一緒に会社を興し、今は大金持ちになっている夫婦から援助の申し出もあったのですが、最早この2人に憎しみに近い感情すら抱いているウォルターはこの申し出を意固地になって突っぱねてしまうんです。  そんなウォルターが金を稼ぐ手段として選択したのは、なんと「化学の知識を活かして高純度のドラッグを作って売る」という方法だったのです。

part.2 へ続く

2022年4月4日月曜日

ループのすすめ~ゲーム編

 前回の「映画編」からの続きです。

 

映画も沢山あるんですが、ゲームにもループものを題材にしたものが増えてきましたね。  まあ、そもそもゲームってループもの的な要素はあるんですよね。  スーパーマリオだってミスしたらスタートに戻って繰り返しプレイする訳だし、RPGは死んでしまってもセーブポイントからやり直せるんですから。  そんな中でも明確にループをテーマに持ってきたものの始祖と呼べる作品は「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」でしょう。  これはニンテンドー64で発売されたソフトで、伝説的名作「時のオカリナ」の後に出たものです。  同じ64のソフトという事でグラフィックやインターフェイスは「時のオカリナ」を流用しつつ、3日間をループするというシステムを採用したゲームですね。  3日経つと月が落下してきて世界が破滅してしまい、また1日目に戻されてしまう。  それを止める為に知識やアイテムを集める冒険がメインとなるんですけど、それをそっちのけでハマってしまうのが街の住人達が3日間どんな風に過ごしてるのかを観察するストーカー行為だったりしますw  何言ってんだと思うかも知れませんが、コレ、やったら分かります。  住人達にも日々の生活があり、人間関係があり、悩み事があります。  特定の人物が特定の時間に特定の場所で様々な行動をとる。  それを観察して、時には手助けして廻るのが楽しいんですよ。  ただ、このゲーム、ちょっと難易度が高めなのが玉に瑕。  「時のオカリナ」の後に発売された事もあって、「このゲームの基礎はもう学んでますよね。」ぐらいのスタートラインなんですよね。  だから先ずは「時のオカリナ」をプレイしてから手を出す事をお勧めします。  最近の作品だと、その名も「デスループ」というのがありましたね。  主人公の男が宿酔いで浜辺で目覚めたら、そこはループに囚われている小島で、死んでも、生きて普通に眠って翌朝を迎えても、宿酔いで浜辺で目覚めるところに戻ってしまう。  主人公が色々探った結果、24時間中に8人の特定の人物を殺す事でループから抜け出せるらしい事が分かって、それを実行しようとループの中で手筈を整えていくんですけど、主人公以外の島民は皆このループ生活を満喫してるんですよ。  そりゃそうですよね。歳もとらず死んでもその日の朝に戻る、謂わば不老不死なんだから。全員パーム・スプリングス状態。  という訳でループを止めようとする主人公の邪魔を全力でしてきます。  そういうゲーム。  あとは「リターナル」というゲームもまあまあ話題になりました。  未来の世界、企業に雇われている女性宇宙飛行士がある惑星に調査に向かうのですが、乗っている着陸艇が墜落してしまう。  降り立ったその惑星で見付けたのは、なんと自分自身の死体と、「この星でループに囚われている」という自分自身が残したメッセージログ。  訳も分からず惑星をさまようと、そこの生物達は敵意を剥き出しにして襲いかかってくる。  そして死んでしまうとメッセージログの通り不時着地点で生き返る。  そんな世界で主人公は地球に戻る為に戦いを繰り返していくというゲームです。  このゲーム、ジャンルで言うとアクションシューティングなんですが、兎に角滅茶苦茶難しいです。  何しろ死んでもループするというのをテーマにしてる訳ですから、プレーヤーに死んでもらわないといけないんだもの。  しかもね、お話の方も難解なんですよこのゲーム。  ゲーム自体を何周かしないと真のエンディングが見れない仕組みになってるんですけど、その真のエンディングを見ても「え、待って、これで終わり?」みたいな、明確な種明かしを避けたかたちで終わってしまうの。  「はい、あとは皆さんで好きに考察してくださいね。」っていう、「2001年宇宙の旅」とか「エヴァンゲリオン」みたいなタイプの終わり方をするんです。  なので、とても万人にお勧めできるものではないですw  斯く言う俺もゲーム実況者の方がYouTubeに上げた動画で観たクチでしてw  ただ、ゲームを何度か周回するって言いましたけど、その1周目と2周目の間の演出が兎に角凄い。  久々にゲームで「うおぉ、マジか…」ってなりました。  そこは一見の価値有りです。  で、上記の3本はメジャーなタイトルなんですけど、インディーゲームにもループものがあります。  ちょっと前に話題になったのが「12ミニッツ」というゲームで、ある男が仕事から帰宅して奥さんと普通に過ごしていたら、突然知らない男がやってきて殺されてしまう。  そうすると何故か帰宅するところに戻ってしまうので、なんとか殺されない様に手を尽くしたり、何故見知らぬ男が殺意を持って訪ねて来るのかを探ったりするというミステリー色の強いゲームです。  インディーゲームらしくシンプルな映像でステージも主人公の暮らすアパートの中だけという、かなりミニマムな世界の中で何度も殺されてはループして、その度に違った行動を試してみてという試行錯誤が楽しいゲーム。  ただ、ゲーム、遊びとしては楽しいんですがお話の方は俺的には「ん?」と思う点もなきにしもあらず。  あとインディーゲームでループといったら何と言っても「outer wilds」を紹介しない訳にはいきません。  ゲーム開始から22分後に恒星が爆発してしまうという危機を主人公がループを繰り返しながら宇宙を探索して謎を解くという、俺の様なSF脳がヨダレを垂らす設定のゲームです。  まさに宇宙版ムジュラの仮面的な名作。評価も非常に高いです。  こんな感じで、ループものというジャンルに的を絞ってもこれだけ多種多様の作品が映画、ゲームを問わずあるので、ここからきっかけにSFの世界に興味を持っていただける人が増えると良いなぁと、SF大好きおじさんは思っているのでした。  おしまい。

2022年3月21日月曜日

ループのすすめ~映画編

  今回はループものをテーマに取り上げたいと思います。  今や定番のテーマなので観た事ある方もいると思います。  一定の期間を何度も繰り返すお話ですね。  俺が最初に観たループものは多分、「恋はデジャ・ブ」という映画です。  基本恋愛映画とか観ないんですけど、これは主演がビル・マーレイだったので興味を持って、確かレンタルビデオを借りたんじゃなかったかな。  ビル・マーレイという名前にピンとこなくても、検索して顔を見たら「ああ、この人か。」となるでしょう。  ハリウッドのコメディと言えばこの人、スティーブ・マーティンやダン・エイクロイドなんかと並んでお馴染みの顔ですよね。  俺は学生時代、小堺一機さんと関根勤さんの所謂コサキンのラジオを聴いていて、この二人はどちらも映画好きで番組内でもよく映画の話をされてたんですけど、二人ともスティーブ・マーティンやビル・マーレイの事は大好きで絶賛されてるのを何度も聴いていたので、リスナーである俺も自然と興味を持ってたんですよ。  この「恋はデジャ・ブ」という映画は、ビル・マーレイ演じるキャスターの男が何故か一日を終えて翌日を迎えた筈が、前の日に戻っている事に気付いて…というお話なんですが、この主人公が嫌な奴なんですよ。  という事は、どうせ最後には良い奴になるんでしょ、というのは予想がつくんですが、それが分かってても全然面白いんです。  というか、ループものというジャンルの元祖的な映画でありながら、ループものの美味しいところはほぼ網羅しちゃってる感すらある様な映画です。  勿論30年ぐらい前の映画なので色々時代を感じる部分もありますけど、それでも全然面白いので、ループものというジャンルを語るには絶対外せない作品なんですよね。  あと俺が好きな作品は「ミッション8ミニッツ」です。  これは監督がダンカン・ジョーンズという人なんですけど、この方、実はミュージシャンのデイヴィッド・ボウイの息子さんなんですよ。  ダンカン・ジョーンズは処女作の「月に囚われた男」と2作目の「ミッション8ミニッツ」で高い評価を得て、親の七光りで仕事を得ている訳ではない事を証明して、その後、MMORPGのド定番「ワールド・オブ・ウォークラフト」の映画化の監督に抜擢されるんですよ。  まあ、そしたらその「ウォークラフト」はイマイチだったんですけどw  「ミッション8ミニッツ」は主人公の男が、自分が列車に乗っている事に気付くところから始まるんですけど、本人にそんな記憶はなく、しかも鏡に映る自分の顔も「誰?」という状況で、何が何だか分からずにいると、8分後に乗っていた列車が爆発して死んでしまうんです。  と思ったら、なんかよく分からない場所で目覚めて、そこでモニターに映る女性から「あなたは列車爆破事件の真相を探る為のプログラムを実行中だ」と告げられ、また列車で気が付くところに戻されてしまうんです。  主人公はその8分間を何度も繰り返しながら真相に迫っていくんですけど、それと同時に主人公自身が陥っている状況からの解放も目指していくというお話です。  この二重のサスペンス要素が絡むのが面白い。  あと近年話題になったループものというと、トム・クルーズ主演の「オール・ユー・ニード・イズ・キル」という映画ですよね。  これはエイリアンと戦争中の軍人が死んだ筈なのに何故か出撃前に戻り、何度死んでもやっぱり同じ時間に戻されるという中で、エイリアンに勝つ方法を模索していくという映画です。  これはわりとヒットしたし観た人も多いんじゃないですかね。  この映画は又、原作が日本の所謂ラノベで、それを読んだトム・クルーズが内容を気に入ってハリウッドクオリティで映画化したという経緯も話題になりましたよね。  なんでトム・クルーズが日本のラノベを読んだんだろうw  更に最近のもので言うと「パーム・スプリングス」がお勧めです。  これは知人の結婚式に出席している男と、花嫁の姉がちょっといい感じになりかけたところで、突如謎の老人が男の方に襲いかかり、男は洞窟に逃げ込むんです。  女性の方も後を追おうとするんですけど、男は制止するんですよね。でも入ってしまう。  すると実は男はループに囚われていて結婚式の日を何度も繰り返していた事が分かり、女性の方までループに巻き込まれてしまうの。  ところがこの二人、なんとこのループ生活を満喫し始めちゃうw  どうせループするんだからといって好き勝手し放題というコメディになってます。  まあループものというジャンルが定番となったからこそできる、逆手にとったパターン的な。  ゾンビもので言うところの「ショーン・オブ・ザ・デッド」的な。  この他にも「ループ」だの「ルーパー」だの、そのまんまなタイトルの映画とか、ループものは沢山作られてますよね。  ちょっと違うパターンの、ループに囚われるというよりは主人公がループの能力を得る「バタフライ・エフェクト」とか、ループしてるのに気付かないパターンの「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」とかも有名だし。「時をかける少女」も含めても良いかな。  とまあ、映画も沢山あるんですが、ゲームにもループものを題材にしたものが増えてきましたね。

 次回「ゲーム編」へ続きます

2022年3月7日月曜日

私カブッてます。

  本題の前に全然違う話しますけど、以前ここのブログでホットサンドの話した時に紹介したセブンイレブンの大豆肉のタコスミート、最近見掛けなくなっちゃったんですよね。  どうやら販売終了の模様。  相変わらずのデスブログぶりを発揮しております。  最近は代わりにカゴメのサルサソースを愛用しています。こういう事書くとまた無くなっちゃうかもだけどw、スーパーに売ってるの見て試しに買ってみたら美味しくて、でも小さな瓶入りの物しか売ってないからもっと大きいのないのかなと思ってAmazonチェックしてみたらケチャップみたいな容器に入ってる大きなヤツがあったのでそれを使う事にしました。  それと合わせてハラペーニョのピクルスも使ってます。これはAmazonで一瓶600円くらいのヤツ。勿論辛いので苦手な人もいるかもしれないけど、個人的にはもう欠かせないです。  レンチンしたソーセージとサルサソースとハラペーニョのピクルスでホットサンド作ると、なんちゃってチリドッグみたいな感じになってメッチャ旨いです。  さて本題。  俺は帽子が大好きで、外出する時はほぼ確実に帽子を被って出掛けます。  今回は帽子の話。  え、タイトル見て下ネタを期待してたのにって?  バカだなぁ、俺が下ネタなんか言う筈ないじゃないか。(棒)  あ、因みにそっちはカブッてません。  で、帽子なんですけどw、一番沢山持ってるのは所謂ベースボールキャップですね、やっぱり。  しかも、その殆どがコークストアのサイトで買ったCoca-Colaのロゴの入ったヤツなんですよね。色ち買いってヤツで、多分7個位持ってる。  コーラ飲むのは週に一度あるかないかなんですけどねw  だけど、一般的にはベースボールキャップといったら一番メジャーなのはニューエラですよね。俺も勿論持ってますよ。  でも、それだけに他人とカブる事も多いんですよね。(今回いろんな「かぶる」が出てくるなw)  それが気になるという方にはアメリカンニードルというメーカーがお勧めです。実はニューエラと同じくらいアメリカではメジャーなメーカーで、それこそメジャーリーグのチームの公式キャップも作ってるし、デザイン、カラバリもニューエラと遜色無いくらい色々揃ってるんですよ。  あと被る頻度が高いのはカンゴールのレザーのハンチングです。  これはそこそこお値段が張った記憶があるんですけど、凄いお気に入りで、もう15年とか所有してるんじゃないかな。もっとかも。  周りにも評判が良くて、よく「いいなぁ」「どこで買ったの?」なんて言われるんで、ちょっと良いハンチング探してるという方は是非カンゴールで検索してみてください。  その他にもハンチングやキャスケット、ハットとか色々帽子は持ってるんですけど、よく買うのはニューヨークハットというメーカーの物です。  このメーカーは兎に角帽子と名のつくものは大抵作っていて、しかも値段が手頃なんですよ。  なので例えば「キャスケットって自分に似合うのかな。ちょっと一つ買ってみたいな。」なんて時とか、あと色違い、素材違いで揃えたい時なんかに頼りになるメーカーなんですよね。  で、気に入ったデザイン、形の物が見つかったら、今度はそのデザイン、形でもうちょっと高級なメーカーの物を、ちょっとした自分へのご褒美に買ったりするっていうのが、帽子沼への正しいハマり方ですねw  それから、寒い時期だとニットキャップも被ります。なにしろ札幌に住んでるんで、冬は耳を隠さないと外に出たくないw  で、ニットキャップはもうハイランド2000というメーカー一択で良いと思います。  デザインも多種多様、ありとあらゆる物が揃ってて、素材も一般的なウールからメリノーやアルパカ、値段も安価なものから高価なものまで選びたい放題って感じで、このメーカーだけで完結しちゃいます。  ハイランド2000は帽子だけでなく手袋やマフラーなんかのニットアイテムも充実してるので、小物をトータルコーディネートするのにも本当に重宝するんですよね。  それと、ニットキャップで言うとラコステのものも幾つか所有してます。  ラコステのはツバ付きのものとか、ユニセックス系のちょっと可愛い感じのデザインのものが欲しい時に検索する感じですね。  個人的なお勧めはこんな感じですかね。  勿論お洒落の為には金に糸目は付けないぜって人はボルサリーノとかベイリーなんかの定番ブランドを物色するもよし、あとCA4LA(カシラ)ってとこも有名ですよね。俺は持ってないけどw  と、こんなとこで、今回は帽子の話でした。  ファッションの話は楽しいよねぇ~  おしまい。

2022年2月21日月曜日

ボバ・フェット、マンダロリアンからのボバ・フェット vol.2

 vol.1 の続き

 で、一旦スターウォーズはエピソード6で終了して、映画は暫く作られなかった訳ですが、大人気コンテンツとなったスターウォーズはジョージ・ルーカスの手を離れたところで玩具やノベルやコミック、ゲームなんかがどんどん作られていく事になり、ボバ・フェットのエピソードもどんどん増えていきます。  勿論、ジョージ・ルーカスの作った物ではないのですから、スターウォーズ正史と呼べるか微妙としか言い様の無いものなんですけど、何となくファンの間でキャラクターの設定というのが定着していってしまうんですよね。  ボバ・フェットはマンダロア星系という所の出身で、彼の身に付けているヘルメットや甲冑もマンダロアの戦士達が使う物だとか。  それから何年も経って、いよいよ初期三部作の前段に当たるエピソード1~3が映画化される事となった時、もうこの人気キャラクター、ボバ・フェットをほったらかしにする事は不可能となってしまっていましたw  ただのちょい役だった筈のボバ・フェットに滅茶苦茶大きな設定が付け加えられる事になります。  エピソード4の始めの方で、ルークの父親は有望なジェダイの騎士だったが、クローン戦争により命を落としたと語られます。  実は死んだのではなくダークサイドに墜ちたダース・ベイダーが父親だったという事が後から明かされるという流れですね。  で、ここに出てくるクローン戦争というのがエピソード1~3で描かれる事になるのですね。  以前書いた事と重複になっちゃうんですが、エピソード1の時点ではスターウォーズの世界は共和制が執られていて、それに不満を持つ通商連合という者達がいた。  そこに強力なフォースの力を持ちながらダークサイドに身を落としたシスの暗黒卿ダース・シディアスなる者が裏で糸を引き、通商連合が共和国に戦争を仕掛けてきてしまいます。  通商連合はドロイド(ロボット)を兵士として運用したので倒しても倒してもどんどん兵士が出てきてしまう。  それに対抗する為、共和国側はクローン兵を採用するというのがクローン戦争という訳なんですが、このクローン兵の元となる遺伝子を提供したのがジャンゴ・フェットというマンダロア出身のバウンティハンターだったという話になったんですよ。  で、クローン兵は直ぐに兵士として利用できる様に強制的に成長を早めて作られるんですけど、一人だけ成長を早めずに普通に産み出され、ジャンゴの手によって育てられたのがボバ・フェットだったという設定になったんです。  ボバはジャンゴを父親と捉えてますが、だから厳密に言うとクローンなんですよね。母親はいないの。  それで、実はこのクローン兵の方もダース・シディアスの手引きによって作られたもので、このクローン兵達の脳内に埋め込まれたチップによってクローン兵に反乱を起こさせ、ジェダイの騎士達を殲滅するというのが最初から仕組まれた計画だったという訳なのですな。  これにまんまと引っ掛かった事で共和制は崩壊し、ダース・シディアスが皇帝となって帝国時代になってしまうと。  ジャンゴのクローンではあるもののクローン兵にはならなかったボバ・フェットには当然頭のチップは埋め込まれてはいないのですが、ジャンゴがジェダイの騎士、メイス・ウィンドウに殺害されている事からボバはジェダイに怨みを持っていて、だから後にダース・ベイダーにも手を貸したという流れという。  と、劇場版ではここまでなんですが、その後製作されたテレビシリーズ「クローンウォーズ」ではエピソード2以降のボバのようすが描かれたりしています。  それと共にジャンゴの出身地であるマンダロア星系についても多くの設定が追加されて、政治的に不安定で民族間紛争が繰り返されている様子が描かれています。  「クローンウォーズ」はジョージ・ルーカスが製作に携わっているので、これは紛れもなくスターウォーズ正史と呼べるものなんですよね。  更にはジョージ・ルーカスがルーカスフィルムをディズニーに売却した後もルーカスフィルムに残った「クローンウォーズ」の製作スタッフ達によって作られた「反乱者たち」というテレビシリーズでも、このマンダロア星系の民族間紛争の様子は続けて描かれます。  「反乱者たち」には主人公のグループにサビーヌという、やはりマンダロア出身のキャラクターが出てくるのですが、彼女がこの紛争の行方に大きく関わってくるんですよ。  だから、「マンダロリアン」をより楽しむ為には「クローンウォーズ」「反乱者たち」を観ておいた方が絶対良いですよって話なんですよね。  「マンダロリアン」に出てくるアソーカ・タノというキャラクターが何者なのかも分かりますし。  あ、そもそもマンダロリアンというのがマンダロア人って意味ですね。  で、劇場版としてはエピソード7~9が製作されたんですけど、以前ここのブログに書いた通りヒドイ出来でしてw、そこに「クローンウォーズ」からの流れを汲む「マンダロリアン」という実写ドラマが現れて、これが凄く良い出来というか、スターウォーズファンが見たかった物がガッツリ盛り込まれていて、みんな「面白ぇ~」っつって観てたら、何とここにボバ・フェットが生きていたといって出てきて、更にはボバが主役のドラマまで始まってしまったというのが現在地なんですな。  て事で、要するに「クローンウォーズ」「反乱者たち」は今後のスターウォーズ関連作品を楽しむにおいて必須なんですよね。  Disney+に加入すれば全部観れます。  ディズニーという会社には色々と思うところもあって、お金を払ってサブスクに加入するのは癪な感じが拭えないんですけど、スターウォーズというコンテンツの為ならば我慢できますw  まだ今後も、前述したアソーカが主役のドラマも控えてますし、「クローンウォーズ」の正当続編とも呼べる様な「バッドバッチ」もあるし、ユアン・マクレガーが再びオビワン役を演じるドラマも製作中なんですよ。  俺は観てないけど、マーベル作品もDisney+で観れますしね。  いや、ていうかまだ観てない人は「クローンウォーズ」「反乱者たち」のボリュームで十分お釣りがくると思います。  なんか最終的にディズニーの回し者みたいになってしまったな。  糞ぅ。  おしまい。