2018年6月13日水曜日

「バルセロナ」 vol.1

 これまでこのブログで音楽以外にもガンダムやらスターウォーズやらゲームやら色々好きな物があることを書いてきましたが、まだ書いた事がない「好きな物」がありまして。
 それがサッカーなんですよね。

 何しろキャプテン翼ブームも直撃食らってる世代ですからね。
 それ以前は子供の放課後の遊びと言えば「お~い磯野~、野球やろうぜ~」だったのが、もう一斉にサッカーに取って代わられましたからね。
 俺自身、そもそも幼少の頃、公園から飛んできた野球のボールがおでこに直撃するという事件があって以来、野球ボールに対する恐怖心があったので野球は全然興味無かったので、すぐにサッカーに夢中になりましたね。

 で、一番好きなチームはバルセロナです。

 これ言うと、「なんだミーハーじゃねえか。ルミ子じゃねえか。」と思う方もいらっしゃるかと思いますがさにあらず。
 俺がバルセロナを好きになったのはかれこれ20年位前、サッカーに詳しい人に分かり易く言うと、ルイス・フィーゴがまだギリギリバルセロナにいた頃ですからね。(詳しくない人スマヌ)

 キャプテン翼ブームがあってW杯にも興味を持つ様になり、Jリーグも始まり、カズがイタリアに移籍して海外のサッカーリーグにも興味が湧いてきて、みたいな流れで。


vol.2 へ続く

2018年5月29日火曜日

「そのまんまで良いのに」 vol.4

vol.3 の続き

 で、こういうの、タイトルだけじゃなく歌詞の翻訳なんかでもヒドイのが色々あるの。

 俺の知ってる中で一番ヒドイのはアリス・クーパーのspark in the darkって曲。
 この曲、サビでspark in the darkってフレーズが繰り返されるのね。
 曲全体はちょっとセクシーな内容なんだけど、で、そういった内容でspark in the darkですから、もうそういうニュアンスなんですけどね。
 でもさ、そこはニュアンスなんだから翻訳もそのまま「スパーク イン ザ ダーク」ってしとけばいいじゃない。曲のタイトルはそのまま「スパーク イン ザ ダーク」なんだもの。
 なのに歌詞の翻訳ではこのspark in the darkってところ、「暗闇で一発」って書いてあったのw
 この曲のサビ、このspark in the darkってフレーズが4回繰り返されるから、歌詞の翻訳、
暗闇で一発
暗闇で一発
暗闇で一発
暗闇で一発
って書いてあったんだよw
 ヒドイ。

 そのまんまで良いのにねっていう話でした。


 おしまい

2018年5月14日月曜日

「そのまんまで良いのに」 vol.3

vol.2の続き
 gravityという映画は宇宙ステーションの事故から主人公の女性が地球に生還するまでのサバイバルの話で、ずっと無重力空間の中でサバイバルしてきた主人公が地球に生還して、地球の重力を実感したところでタイトルのgravityがバーーーンと表示されるというオチなんですね。あ、gravityの直訳が重力ね。
 で、この映画の邦題が「ゼロ グラビティ」。オチが台無しです。

 こういうのが映画の邦題には沢山あるんですけど、コレ、洋楽の曲名でもあるあるなんですよね。

 有名なのはエアロスミスのtoys in the atticって曲で、直訳すると「屋根裏部屋の玩具達」なんですが、この曲の邦題は「闇夜のヘヴィ・ロック」。なんでやねんw

 同じアルバムに入ってるsweet emotion。まあ訳するまでも無いですが直訳すると「甘い感情」。コレ、今はどうなってるか知りませんが俺の持ってる大昔に買ったCDでは「やりたい気持ち」という邦題がつけられてます。オブラート剥がすなw

 そもそもエアロスミスってセカンドアルバムのタイトルがget your wingsなんですけど、このアルバムの邦題は「飛べ!エアロスミス」ですからね。wingsをgetするのがyourからエアロスミス本人になっちゃってるし、て言うか大昔につけられたタイトルとは言え、ダサすぎるだろw

vol.4へ続く

2018年5月1日火曜日

「そのまんまで良いのに」 vol.2

vol01の続き
 children of usっていう映画がありまして、未来の世界、人類が生殖機能を失ってしまい、もう絶滅を待つだけという世界観のSF映画なんですけど、この世界にたった一人、妊娠した女の子が現れるんですね。この女の子とお腹の中の子供がchildren of usな訳ですよ。childじゃなくchildrenね。
 で、この映画の邦題が「トゥモローワールド」。いやダセェなw

 the martinianっていう作品はたったひとり火星に取り残された男のサバイバルのお話。
 この作品、元々はウェブで公開されていた小説なんですけどファンの強い要望でペーパーバック化されてヒットしたもので、この小説は勿論日本でも発売されていて、タイトルはmartinianのほぼ直訳の「火星の人」です。
 これがリドリー・スコット監督、マット・デイモン主演で映画化されたんですけど、この映画の邦題が「オデッセイ」なの。
 オデッセイっていうのは「壮大な旅」みたいな意味なんだけど、映画の内容は限られた物資とミニマムな行動範囲でサバイバルする話なんだからオデッセイってどうなのよってのもあるし、そもそもオデッセイって聞くとホンダの車を思い出すよね。
 なんでそのまんま「火星の人」じゃないの?

vol.3へ続く

2018年4月16日月曜日

「そのまんまで良いのに」 vol.1

 音楽にしても映画にしても海外のものを嗜んでいると、偶に「何故そうした」ってのがあって。
 一番良くあるのは映画の邦題。
 これについてはTV BROSという雑誌に「邦題つけたい放題」というコーナーがあるんで俺がここで紹介するのも何なんだけど。(と言いつつ紹介する気満々w)

 例えば、frequencyという映画があります。
 frequencyは日本語で周波数の事ですね。
 ウチの作曲家先生もoceanfrequencyと名乗ってますけど。
 このfrequencyという映画、内容はというとニューヨークの夜空にオーロラの輝く夜に、主人公の警官が亡くなった父親の遺品のハム無線機を弄ってたら何故か過去の父親と無線が繋がり、二人で協力して連続殺人犯を突き止めるという、ファンタジーサスペンスみたいな話で、映画ファンには名作として割と人気の作品なんですけど、この映画の邦題が「オーロラの彼方に」っていうんですよ。
 何か違うよね。サスペンスなのよこの映画。なんでそんな冒険モノみたいなタイトルにしたんだろう。
 そのまんまフリケンシーじゃダメだったのかって言う、今回はそんな話です。

vol.2 へ続く

2018年4月3日火曜日

「セーブ/ロード中は電源を切ったりリセットボタンを押したりしないでください。」vol.3

 vol.2 の続き

 でね、メトロイドってゲームがディスクシステム専用ソフトとして発売されてね。
 このソフト、発売前から俺は「面白そぉぉぉおっ!」って思ってたのね。
 なモンだから、発売されてすぐに買ってきてね、早速遊び始めた訳ですよ。

 ところでね、俺と同年代の人は覚えているんじゃないかと思うんだけど、当時のファミコンって本体とコントローラーを繋ぐケーブルが短かったんだよね。
 だからファミコン本体をテレビ台の下から引っ張りだして、自分の近くに置いて遊ぶんだ。
 でさ、シャープのツインファミコンって本体の前面に電源ボタンとリセットボタンが付いてるの。

 メトロイドというゲームは階層状になっている地下迷宮を探索するというゲームで、階層を移動する度にデータロードが入ってゲームが数秒間止まるんだよね。

 ゲームにのめり込んで夢中になって遊んでいた俺は知らず知らずの間にずっと同じ姿勢でいたモンだから、このロード時間に思わず「伸び」をしてしまったの。
 そしたらさ、自分のすぐ近くに置いてあったツインファミコンのリセットボタンを膝で押してしまったのさ!
 瞬間、ガガッっていう変な音がして、テレビ画面には「error」って表示されているの。

 ディスクシステムの説明書には勿論、「セーブ/ロードの最中は電源を切ったりリセットボタンを押したりしないでください。」って書いてありますわなw

 かくして俺のメトロイドのディスクはお釈迦になり、俺はメトロイドを途中までしか遊べませんでした、という悲しいお話でした。

 ゲームに纏わる悲しいお話その2。

 おしまい

2018年3月19日月曜日

「セーブ/ロード中は電源を切ったりリセットボタンを押したりしないでください。」vol.2

vol.1 の続き
 で、また暫く時が経ってファミコンは更に普及して、で、ディスクシステムという付属品が発売されたのね。
 ゲームのデータ容量も増え(すぐにカートリッジに追い越されるんだけど)、更にディスク内容を書き換える事が出来るという画期的な物だったのだ。
 つまり一枚ディスクを持っていれば、そのディスクに入っているゲームを遊び終わったら、そのディスクをオモチャ屋等に持って行けば別のゲームに変えて貰えるって訳。

 スーパーカセットビジョンで我慢していた俺もやっぱりこれは「欲しい・・・」となりつつ、しかし子供のお小遣いではファミコン本体とディスクシステム両方買うのは流石にハードル高かったのね。

 と思ってたら、任天堂ではなくシャープから、ファミコン本体とディスクシステムが一体になっていてバラバラに買うより安い「ツインファミコン」なる物が発売されて、それがウチの近所の電気屋に置いてあるのを見かけてしまったモンだから、矢も楯もたまらなくなって貯金おろして買っちゃったの。

 という訳で、クラスの皆に大分遅れて俺のファミコンライフが始まったんだ~。


vol.3 へ続く