レッドウォーリアーズ vol.1 の続き
レッドウォーリアーズのサウンドは正にロックンロール。デビューアルバムはスピーディーかつハードな曲が多かったものの、その後は王道ロックンロールサウンドとなり、最終的にはサイケデリックなサウンドも取り入れてます。
兎に角、ユカイくんとシャケというロックンロールの申し子の様な二人が生み出したサウンドは今聴いても普通に格好いいのですよ。
俺がレッドウォーリアーズに出会ったのは、ハウンドドッグの大友康平さんがやってたラジオにユカイくんがゲスト出演してレッドウォーリアーズのライブ音源が流れたのを聴いて、もう一発でやられましたね。こりゃカッコイイと。
当時は所謂バンドブームでして、イカ天という番組から多くのバンドがプロテビューしたり、天才たけしの元気が出るテレビという番組で派手なルックスのバンドを十把一絡げにして「ヘビメタ」と呼称して大々的に取り上げたりして、兎に角もう色々なバンドが世に現れてきている中で、それでも一番人気はBOOWYだったんだけど、俺個人的にはBOOWYも聴いてみたんだけど何かピンとこなくて、それはやっぱりロックバンドが出す音ってこういうのが格好いいっていうのはビートルズのカンサスシティーとかロングトールサリーっていうのが俺の中でベースとしてあったからなんだろうなぁ。
そこに刺さったのがレッドウォーリアーズだったのだ。
個人的に一番好きな曲は「MONKEY DANCIN'」という曲で、歌詞はまあ一言で言って最低なんだけどw、シャケのギターの格好良さがハンパないんだわぁ~。
なんだけど、前述した通り、レッドウォーリアーズはたった3年で解散しちゃう。
いや、と言うか、この時期、人気を博した数多のバンド達が相次いで解散していくんだ。
バンドブームとは次元の違うレベルで人気だったBOOWYやバービーボーイズ、バンドブームに乗って人気を博したジギーやジュンスカイウォーカーズ、イカ天出身のバンド達。
これは飽くまでも想像でしかないんだけど、バンドブームにはなったものの、当時の芸能界、芸能事務所やレコード会社がロックバンドの扱い方をよくわかってなかったんじゃないかと思うのよね。
vol.3 へ続く