こんにちは、M-1グランプリを一秒も観ずに、裏でやってたカセットテープミュージックseason2を観ていた人です。 W杯、終わっちゃいましたね。 お前まだサッカーの話すんのかと思うかもしれませんが、ここ1ヶ月それしか考えてなかったのでw、まあもう少しお付き合いください。 ご存知の通りアルゼンチンが優勝しました。 バルセロナというクラブのファンを長年やってる者としては、メッシが賜杯を掲げる姿というのはやはり感慨無量でしたねぇ。 バルサではあらゆるタイトルを獲得してきたメッシですが、代表での成績は順風満帆ではありませんでした。 アルゼンチンには嘗てマラドーナという英雄がいて、メッシは「小柄で左利きで、ドリブルで相手を次々とかわす選手」という事でどうしてもマラドーナと比較される運命だったのですが、マラドーナがW杯で母国を優勝に導いたのに対し、メッシは今までそこまで至ってなかったので「凄い選手だけどマラドーナ程ではない」なんて扱いを受けたりもしてきました。 何しろメッシは11歳でバルセロナに入ったので、母国のクラブでプレイしている姿を国民に見せてないんですよね。 メッシと同年代だとテベスとかアグエロといった選手が母国クラブで若くして大活躍して鳴り物入りでヨーロッパに渡っていったものだから、以前はどうしてもテベスやアグエロを贔屓目に見る人なんかも多かったそうなんです。 それも今回の優勝でやっと「マラドーナと比類する選手」となったと言って良い、生ける伝説と呼べる存在になった訳で、その瞬間を目撃できたというのは幸せと言うほか無いですよね。 逆にクラブの方はバルサとゴチャゴチャッとなった結果、今はパリでプレイしてる訳ですが、そのパリでのチームメイトであるエムバペ擁するフランスと決勝で当たるというのもなんだか運命的。 そしてその試合でバルサ時代のチームメイトだったデンベレくんがやらかすというw 日本人差別で世間的には随分嫌われちゃってるデンベレですが、俺はこの「溢れんばかりのサッカーの才能を持っているのに、ちょっとおバカさん」なデンベレを何か憎めないんだよなぁ。 あのPKを与えてしまったシーンだって、デンベレは攻撃の選手なのに自陣ペナルティエリアまでディフェンスしに帰ってきた結果ですしね。 彼なりに一所懸命だったんだと思うんですよね。 で、120分で決着つかずPK戦となった訳ですが、アルゼンチンは1人目のキッカーのメッシ以外全員途中出場の選手に蹴らせるという選択をしました。 若い方は知らないかもしれませんが、1994年のW杯アメリカ大会の決勝、ブラジル対イタリアの試合もPK戦になって、当時間違いなく世界一のテクニシャンだったイタリアのロベルト・バッジョがPKを外してしまってイタリアは負けてしまったんですよね。 バッジョは後のインタビューで「120分プレイして疲労困憊だったので、兎に角強いボールを蹴ろうと思った。」と言っています。 凄いプレイヤーでさえそうなってしまう程、決勝を120分戦った後のPKってキツイって事ですよね。 だから、技術的なところや責任感の強さではなく、疲労の少ない選手を優先したアルゼンチンの監督の選択というのは理に叶ってると言えるんだと思います。 やっぱり立候補は駄目だw とまあ、そんなこんなで、このブログも今年最後の更新となりました。 cunoとしては新しい物を何もお届けできなかった事をお詫び申し上げます。 昨年かなりコッテリしたアルバムをリリースしてますんで、どうかお許しください。 個人的に今年を振り返ると、あんまり映画を観なかったなぁ~と。 トップガンも観に行かなかったもんなぁ。 トップガンて1作目がだいぶ昔に公開されて、俺も当時観に行ったんだけどストーリーはもうすっかり忘れてしまっててw ただ、当時も子供心に「確かに迫力は凄いけど、お話は面白くはなかったなぁ」と思った記憶だけはあって、それで新作ができたと言われても食指が動かなかったんですよ。 アバターは観に行くつもりです。 スターウォーズ観た時に買わされた3D眼鏡が見当たらないので2Dで観るかもしれないw あ、シンウルトラマンはこないだアマプラで観ましたよ。 一番印象的だったのは「長澤まさみ老けたなぁ」だったけどw お話的にはエヴァントラマンって感じでしたね。 そもそもエヴァを作る際にかなりウルトラマンを下敷きにしちゃってますからね。 巨大なウルトラマンと怪獣が戦うスペクタクル映像を期待して映画館に足を運んだ人は、そこそこがっかりしただろうなぁと思いました。 今年観た物というとやっぱりベター・コール・ソウルが完結したというのが印象が強いですね。 ブレイキングバッドの前日単が描かれてきた作品ですが、最後にはブレイキングバッドのその後も描かれていて、なかなかに感慨深かったです。2作で11シーズンですからね。 今年観たドラマというと新作ではないんですがNetflixで観られるルシファーというのが面白かったです。 こちらは6シーズンで完結するドラマで、地獄の番人である筈の堕天使ルシファーが何故か地獄をほったらかしてロサンゼルスでバカンスを楽しんでいて、ひょんな事から警察の民間顧問として殺人事件の捜査に協力する事になるというコメディです。 アメリカのコメディって肌に合わないという人もいるかもしれないですけど、俺は昔からわりと好きで、スティーブ・マーティンとかビル・マーレイの主演作をわざわざ劇場まで観に行ったりしてたクチなんですよ。 ルシファーは登場人物たちもみんな魅力的で、思わずプッと吹いてしまう様な場面や「なにソレw」って突っ込みたくなる場面が散りばめられていて、キリスト教の知識とか無くても全然肩に力を入れずに気軽に楽しめるものなんですけど、何が良かったかって言うと「ちゃんと終わった」というところなんですよ。 海外ドラマの最後って、以外とヒドイものがありますよね。 この話になると必ず名前が挙がるのがゲーム・オブ・スローンズですが、俺に言わせりゃあんなの大分マシな方。 同じジョージ・R・R・マーティン原作のドラマでナイトフライヤーってのがあるんですが、コレなんか観た人全員が「ん? 終わっちゃったの? ここで?」ってなるのw 結末のヒドさで言うとブラックリストもかなりヤバい。 コレも観た人全員「なんじゃソレ」となります。 結末以外は面白いもんだからがっかり感もひとしお。 あとダークというドイツのドラマも、全員「納得いかねぇw」ってなります。 実はちゃんと終わるドラマは貴重な存在なんですよね。 いまはメンタリストというドラマを観始めたところ。 さて、ちゃんと終わるかな? てなところで、今年も読んでいただいてありがとうございました。 また来年お会いしましょう。 じゃあねぇ~ おしまい。