2022年1月24日月曜日

デスブログへようこそ

  今回はちょっとイヤな話をします。  このブログを始めてかなり初期の頃にプログレについて書いた事があって、その時に「三大プログレバンドの中ではイエスがお勧め。俺もイエスが一番好き。」と書いたんですけど、それから程無くしてそのイエスのベーシストのクリス・スクワイアが亡くなったんですよね。  もう大ショックでしたよ。  勿論大好きなプレイヤーだし、ロックミュージックの歴史を作った方です。  イエスというバンドはかなりメンバーチェンジの多いバンドなんですけど、そんな中で唯一デビューから亡くなるまでずっとイエスの作品全てに参加していた、実質的リーダーでしたからね。  で、その後にもココのブログで俺の個人的フェイバリットアーティストを紹介した事があった時に、カナダのスリーピースバンド、ラッシュを挙げた訳ですけど、ラッシュのドラマーで作詞家のニール・パートが亡くなったという事は以前書きましたよね。  繰り返しになりますが俺にとってはフレディ・マーキュリーが亡くなった時と同じくらいショッキングな出来事でした。  どちらも俺が産まれる前から活躍しているアーティストですから、年齢的にはそういう事が起こり得るとは思うんですけど、それにしても二人とも早すぎる。  そしてイエスは現在、個人的に「このメンバー構成でイエスを名乗るのはちょっと…」という状態になってしまっているし、ラッシュの方は活動停止になってしまいました。  ブログで紹介したバンドにこの様な事が起こるのは悲しいし残念でならないです。  で、また別の機会にこのブログで「テレビはもう殆ど観なくなってしまったけど、それでも楽しみにしてる番組はありますよ」と、幾つかの番組を紹介したんですけど、そしたらその内の二つが終わってしまったんですよね。  らららクラシックというNHKの番組と、カセットテープミュージックというBS12(トゥエルビ)でやっていた番組です。  NHKの方は曜日と時間帯を変えて、清塚信也さんが司会のクラシックTVという後継番組が放送されていますし、カセットテープミュージックは不定期で再放送されてるほか、昨年末にはレコード大賞ならぬカセットテープ大賞という2時間特番を放送して、ゲストにレッドウォーリアーズのダイアモンドユカイとシャケという俺がロックにハマったきっかけになった人達が出演したりして、完全に終了という訳でもないみたいなんですけどね。  そんな事があって、「なんか俺の書いてるブログ、縁起悪くねぇか?」なんて思ってたんですが。  ちょっと前に源氏物語について書きましたよね。  あの回の中で瀬戸内寂聴さんの名前を挙げたんですけど、あの原稿を書いてoceanfrequencyに送信した翌日に寂聴さんが亡くなったというニュースが入ってきたんですよ。  あの原稿の中で影山民夫さんと橋本治さんには「故・」とつけているのに寂聴さんにはついてないのは、そういう事情なんですね。  いよいよデスノートみたいになってきたこのブログなんですが。  前回、昨年発表された音楽から特に気に入ったものをご紹介した中に、番外編として昨年発表されたものではないけど凄く気に入ったからといってmay haveというバンドを紹介しましたよね。  そしたらその原稿がブログにアップされた1/10にmay haveが新曲をリリースしたんですよ。  「お、良いタイミングじゃん。」なんて思ったんですけどね。  その翌日、1/11にmay haveがFacebookに投稿していて、その内容が要約すると「儲かんないからこの曲で最後です。」という、実質活動休止宣言だったんですよ。  勿論俺は何も悪い事してないというか、むしろmay haveの事が好きになって、もっと沢山の人に聴いてほしいと思って紹介したつもりなんですけど、何でしょう、今申し訳ない気持ちでいっぱいです。  まあ、活動は休止となってもサブスクに音源は残ると思うので、ホントに聴いてみてくださいよ。ホントに良いんですって。  ね、ヤバいでしょ、このブログ。  今回名前を挙げた清塚信也さん、レッドウォーリアーズのダイヤモンドユカイさん、シャケさんの身に何も起こらない事を祈りつつ、今回はこの辺で。  おしまい。