以前初代ファミコンが発売されたのは俺が小3の時頃だとココのブログに書いたんだけど、実は俺自身がファミコンを手に入れたのはもっと後だったんだよね。
ファミコンが普及してきてクラスの皆が持ちはじめて、いよいよ俺も「お年玉でファミコン買おう!」と決意してさ、それが小4の時。
当時俺はスイミングスクールに通っていて、そのスイミングスクールの隣がオモチャ屋で、いつもスイミングスクールの行き帰りにそのオモチャ屋を覗いていて、ファミコンが14800円で売ってるって事は把握してたんだ。
で、お正月になってお年玉貰って、いざそのオモチャ屋に買いにいったら、何と売り切れちゃってたんだよね、ファミコン。俺はファミコンを買えるお金持っているのに。
ここで「他の店に探しに行く」という、当たり前の事をすれば良かったのに、俺はそこでファミコンと同じ値段で売っていた「スーパーカセットビジョン」というゲーム機を買ってしまったのだ。
「同じ値段なんだから中身も同じ様な物だろう。」と思ってしまったんだなぁ。
後で知ったところによるとファミコンは普及の為に本体価格は赤字覚悟で格安で売っていたので、他のメーカーのゲーム機とは性能が格段に違ったんだけど、小4の俺がそんな事知る由もない。
という訳でクラスメイトの皆がファミコンで遊んでいる中、俺は暫くの間スーパーカセットビジョンで遊んでいたの。(笑)
vol.2 へ続く
2018年3月5日月曜日
2018年2月20日火曜日
胸アツな話 vol.3
胸アツな話 vol.2 の続き
ところが、そのソロの役の役者が全然決まらない。
他のキャストは決まって、脚本もセットも固まっていよいよ撮影スタートが近づいてるのにソロ役だけルーカスのイメージにマッチする新人俳優が出てこない。
で結局オーディションで延々ソロ役を演じてきたハリソン・フォードが一番ソロを上手く演じられるじゃん、となってハリソン・フォードがソロ役をゲットしたんですよ。
そこからのハリソン・フォードの売れっぷりはご存じの通り。正にハリウッドを代表するビッグスターとなっていく訳ですわな。
そしてハリソン・フォードがビッグスターとなるきっかけとなったハン・ソロの若かりし頃を描いた作品を、ハリソン・フォードと一緒にアメリカングラフィティに出演していたロン・ハワードが、やはりハリウッドを代表する監督となって手掛けるという。
スターウォーズ好きにとっては胸アツな話なんですな。
因みにロン・ハワードが近年手掛けている「ダヴィンチコード」シリーズですが、映画では主人公をアポロ13の盟友トム・ハンクスが演じていますが、これ原作の小説ではハリソン・フォードそっくりな人っていう設定なんですよね。
「ハリスツイードのハリソン・フォード」っていう異名の。
とまあ、今後もスターウォーズについては何かしら書く機会があると思いますが、今回はこんなお話でした。
おしまい
2018年2月5日月曜日
胸アツな話 vol.2
vol.1 の続き
スターウォーズの企画を映画会社に持ち込んだ時、ジョージ・ルーカスは実は一度没を食らってます。
SFというジャンルは小説で1950年代に第一次ブームがありまして、所謂SFの定番パターンであるタイムトラベルとか宇宙人襲来とかコンピュータの暴走とか超管理社会とかロボット三原則とか一通り出てきて、それらを読んで影響を受けた人達が1970年代に第二次ブームを起こす訳ですが、こと映画作品となると技術レベルが追いついておらず、ヒットには恵まれず、「子供騙し」のレッテルを貼られる憂き目にあっている様な状況だったのですね。
なのでジョージ・ルーカスが持ち込んだスターウォーズの企画も、「ヒットする訳が無い」とされちゃったんですな。
で、どうしてもスターウォーズという企画の映像化を実現したいという信念があったルーカスは、「じゃあ、自分がヒット作を撮れる監督である事を証明してやる!」と言って作ったのが「アメリカングラフィティ」という映画です。
アメリカの若者たちの群像劇で、ルーカスの思う「皆こういうのが好きなんでしょ」をモリモリに詰め込んだ作品で、これがものの見事にヒットするんですよね。
で、「どうだ!」とばかりにもう一度スターウォーズの企画をアピールして、今度は予算が降りる訳です。
で、実はこの「アメリカングラフィティ」にハリソン・フォードもロン・ハワードも出演していた、というのが今回のお話なんですな。
スターウォーズの製作が遂に決定して、ルーカスは
主人公の3人、ルーク、レイア、ソロを演じる主役は新人を使おうと決め、オーディションを開始します。
ハリソン・フォードは既に「アメリカングラフィティ」に出演済みな訳ですから、本来ソロ役には選ばれなかった筈なんですな。
実はハリソン・フォードは飽くまでも「オーディション用として」ソロ役を任されていたのです。
ルークやレイアの役を受けにきた役者達の相手をする為に、ソロの台詞を喋り、ソロの演技をしていたのですね、ルーカスに頼まれて。
vol.3 へ続く
スターウォーズの企画を映画会社に持ち込んだ時、ジョージ・ルーカスは実は一度没を食らってます。
SFというジャンルは小説で1950年代に第一次ブームがありまして、所謂SFの定番パターンであるタイムトラベルとか宇宙人襲来とかコンピュータの暴走とか超管理社会とかロボット三原則とか一通り出てきて、それらを読んで影響を受けた人達が1970年代に第二次ブームを起こす訳ですが、こと映画作品となると技術レベルが追いついておらず、ヒットには恵まれず、「子供騙し」のレッテルを貼られる憂き目にあっている様な状況だったのですね。
なのでジョージ・ルーカスが持ち込んだスターウォーズの企画も、「ヒットする訳が無い」とされちゃったんですな。
で、どうしてもスターウォーズという企画の映像化を実現したいという信念があったルーカスは、「じゃあ、自分がヒット作を撮れる監督である事を証明してやる!」と言って作ったのが「アメリカングラフィティ」という映画です。
アメリカの若者たちの群像劇で、ルーカスの思う「皆こういうのが好きなんでしょ」をモリモリに詰め込んだ作品で、これがものの見事にヒットするんですよね。
で、「どうだ!」とばかりにもう一度スターウォーズの企画をアピールして、今度は予算が降りる訳です。
で、実はこの「アメリカングラフィティ」にハリソン・フォードもロン・ハワードも出演していた、というのが今回のお話なんですな。
スターウォーズの製作が遂に決定して、ルーカスは
主人公の3人、ルーク、レイア、ソロを演じる主役は新人を使おうと決め、オーディションを開始します。
ハリソン・フォードは既に「アメリカングラフィティ」に出演済みな訳ですから、本来ソロ役には選ばれなかった筈なんですな。
実はハリソン・フォードは飽くまでも「オーディション用として」ソロ役を任されていたのです。
ルークやレイアの役を受けにきた役者達の相手をする為に、ソロの台詞を喋り、ソロの演技をしていたのですね、ルーカスに頼まれて。
vol.3 へ続く
2018年1月22日月曜日
胸アツな話 vol.1
もうホント、言わずもがななんですがスターウォーズも大好きなのでして、語り出したら止まらないに決まってる訳ですが、やっぱりあんまりマニアックな話してもアレなんで、今回はスターウォーズの内容の話ではなく、ちょっとしたトリビア的なお話をしてみようかな、と。
スターウォーズの生みの親と言えばジョージ・ルーカスなのですが、彼がルーカスフィルムをディズニーに売却したので、ルーカス自身は「スターウォーズはエピソード6でお終い」と言っていたにも関わらず続編が製作される様になりまして、新エピソードとスピンオフタイトルを交互に発表するという流れになり、エピソード7、ローグワン、エピソード8と公開になり、今年は「ハン・ソロ」が公開される事になっています。
「ハン・ソロ」はハリソン・フォードが演じてきたハン・ソロの若かりし頃を描いた作品となります。
この作品の監督がロン・ハワードという人でして、「コクーン」で新人賞、「アポロ13」や「ビューティフルマインド」でオスカーにたぁ~くさんノミネートされた、まあハリウッドを代表する監督の一人ですね。
最近は「ダヴィンチコード」シリーズの監督もしていますね。
で、このロン・ハワードという人、実は俳優出身なんです。
この事をちょっと頭の片隅に置いておきつつ。
vol.2
スターウォーズの生みの親と言えばジョージ・ルーカスなのですが、彼がルーカスフィルムをディズニーに売却したので、ルーカス自身は「スターウォーズはエピソード6でお終い」と言っていたにも関わらず続編が製作される様になりまして、新エピソードとスピンオフタイトルを交互に発表するという流れになり、エピソード7、ローグワン、エピソード8と公開になり、今年は「ハン・ソロ」が公開される事になっています。
「ハン・ソロ」はハリソン・フォードが演じてきたハン・ソロの若かりし頃を描いた作品となります。
この作品の監督がロン・ハワードという人でして、「コクーン」で新人賞、「アポロ13」や「ビューティフルマインド」でオスカーにたぁ~くさんノミネートされた、まあハリウッドを代表する監督の一人ですね。
最近は「ダヴィンチコード」シリーズの監督もしていますね。
で、このロン・ハワードという人、実は俳優出身なんです。
この事をちょっと頭の片隅に置いておきつつ。
vol.2
2018年1月8日月曜日
一番好きな映画 vol.4
vol.3 の続き
でさ、この④、エイリアン2もね。
エイリアンのいる星を破壊して脱出して、あぁ助かったと思ったら宇宙船にクイーンエイリアンが現れちゃって、「もう駄目だぁ!」って所に、パワーローダーに乗ったリプリーが登場するシーン。
正に「その手があったか!」だよね。
あとわかりやすいのはラピュタの「バルス!」ですわな。
この必勝パターンに上手くハマってるものとしては、原田宗典の小説「スメル男」とか中島らもの小説「ガダラの豚」なんかもあってどっちもお勧めなんですが映画となるとナウシカとエイリアン2って事になる訳です。
てことで、どっちも有名タイトルなので観たことある人も多いと思いますが、もし観たこと無い方がいましたら是非。
「もっと皆の知らないようなヤツ教えろよ!」という方には「トト・ザ・ヒーロー」というフランス映画を。
感動する映画でも可哀想な映画でもないのに、最後スタッフロールが流れ出した所で何故か号泣しちゃったんだよ俺。
正に「Why I'm crying!」の羽生結弦君状態。
観てみたら良いのじゃ。
おしまい
2017年12月19日火曜日
一番好きな映画 vol.3
vol.2 の続き
④奇跡が起きる。
これもね、荒唐無稽な「全知全能の神様が現れて、全部チャラにしてくれた。」とか、「という夢でした。」じゃ駄目で。
奇跡としか思えないにもかかわらずちゃんと納得できる、「成る程そうなるよね。」とか、「その手があったか!」っていうヤツ。
これを考えるのって凄く難しいと思うんだけど、それを見せてくれるからこそ感銘を受けるんだと思うんだなぁ。
で、ナウシカってこのパターンに、ホント上手くハマってるんだよね。
正に最後、婆さまの「奇跡じゃ、奇跡じゃ。」の台詞で終わるっていう。
あとさ、ナウシカのもう一つ見事と思う所が伏線の回収。
ストーリー序盤で婆さまが古い言い伝えを語るのね。
「その者、青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし。」
でも観てる者は思う訳。
「いやナウシカ最初から青い服着てるじゃん。」
所がナウシカ、途中で捕らえられてしまって、脱出の為に他の女の子と服を交換して、赤い服になっちゃう。
で、この赤い服が、今度は傷ついた王蟲の子供の体液で青く染められる。
てことでエンディングの「その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし。」に繋がる。
だけど、ナウシカ初見だとストーリー展開に夢中になってて、この青き衣の事なんて忘れちゃってるんだよね、大抵の人は。
エンディングに婆さまがもう一度「その者青き衣を纏いて」と言い出してハッ! そうだそうだホントだって思い出すんだよね。
これホント上手いなぁと思う。お見事。
vol.4 へ続く
2017年12月4日月曜日
一番好きな映画 vol.2
一番好きな映画 vol.1 の続き
でね、映画版のナウシカの何が良いってね、構成が見事なんだよね。
これは俺が個人的に勝手に思ってる、「このパターンにはめ込めれば面白い話になる」という必勝パターンってのがあってさ。
①何か問題、事件が起こってから解決されるお話である事。
そりゃそうじゃんと想うかもしれないけど、意外とそうじゃないパターンもあるよね。
考えオチとか胸糞エンディングとかね。勿論こういうのの全部が駄目とは言わないけど、俺個人的にはきちんと解決を見せてくれる方が感銘を受ける事が多いんだよなぁ。
んで、
②主人公は問題、事件に巻き込まれる。
良くあるパターンだけど、巻き込まれパターンの何が良いって、巻き込まれた主人公には問題、事件の概要、背景がわからないって所ね。
ストーリーが進んでいくに従って、段々と事の事情が解ってくる。
「そういう事だったのか!」っていうね。
だがしかし、です。
③事の事情は段々解ってきているのに、それと反比例するように問題、事件はエスカレートしていく。
これですよね。
もう最終的には絶望ね。「もうこの問題、事件は解決出来ないんじゃないか」って所までいってしまう。
でもね、①ですよ。ちゃんと解決するんです。
という訳で。
一番好きな映画 vol.3 へ続く
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