こんにちは、前回のブログの原稿を書いてから実際にブログとしてアップされるまでの間にまた1枚Tシャツを買い足してしまったkazuitです。
最早お土産感覚でTシャツを買ってしまう身体になってしまった様 です。
救いようは無いらしい。
さて、この原稿を書いてるのは10/8。
という事で今回は毎月恒例、俺が先月Spotifyでお気に入り 登録したニューリリースのアルバムをご紹介する回です。
先ずはjames Kの「friend」。
「ダンスミュージックというにはゆったり過ぎるかなぁ」という感 じのエレクトロミュージックで幕開けするアルバムです。
歌声もファルセット気味の優しい感じ。
ゆったりなんだけどビートは力強いので自然とリズムに乗ってしま う心地好さ。
で、そこから更にディープな方向に行ったり、急にギターポップみ たいな曲を持ってきたり、待ってましたのアップテンポ曲が飛び出 したり、シャカシャカドラムンベースにゆったり歌メロ乗せたり、 最後は究極のゆったり曲で締めくくりと、1時間オーバーのアルバ ムを飽きる事なく聴かせてくれます。
コレはみんな好きなヤツ。
次にAyoniの「ISOLA」。
これはもうシンガーとしての圧倒的な存在感、説得力に持っていか れました。
昨今のポップアイコン的なアーティストとはまた違う、古き良きソ ウルシンガーの魂の系譜、なのにそんなに押し付けがましくはない という軽やかさ。
曲は基本的にはR&Bで、そこからオーセンティックなポップスま でフォローしているという感じ。
アレンジやプロダクションもしっかりしてます。
ただ、正直楽曲の良し悪しは霞むレベルで歌が良過ぎる。
アルバム1枚聴く間に5〜6回「…スゲェな。」と呟いちゃったも ん。
次はboyishの「gun」。
これは説明が難しい。
ジャンルは、まあ一種のロックではあろうと思います。オルタナな のかな。
低音の効いたバンドサウンド。
基本明るくはないけど心地好さはあって、独自の世界観を持ってい るけど別に難解という訳でもなく、ちゃんと誰が聴いても良いと思 える音楽をやってるト思います。
シンガーも凄く上手という感じではないけどエモーショナルな表現 力はちゃんと持っています。
アルバムトータルの流れで聴かせるという印象の作品で、1曲目と ラストの曲がリンクして終わる構成になってます。
なかなか説明が要領を得ませんが兎に角魅力的な音楽なので是非一 聴してほしいという作品でした。
次、guerilla tossの「you're weird now」。
これはなかなかに変態なロックです。
音楽の技術、教養、素養といったものをきちんと持ち合わせた人達 が「楽しい」に全振りしたかの様な内容で、転調、変拍子当たり前 みたいな音楽性なのにどこかバカバカしいんですよ、良い意味で。
バンドの演奏は非常にタイトで楽器経験者は特に楽しく聴けるんじ ゃないでしょうか。
聴くと元気になるアルバムでした。
次はsophie ellis-bextorの「perimenopop」。
レトロフューチャーなスペーシーディスコ。
こんなん嫌いな人おらんて、というヤツです。
曲名も曲のサビの歌詞も「vertigo」とか「taste」 とか、英語に堪能でなくても分かって一緒に口ずさみたくなるキャ ッチーさに、サウンド面はドンシャリの効いたプロダクションで強 制的にノリノリにさせられちゃうというヤツなんです。
ちょっと思ったのは、コレもう3ヶ月早くリリースしてたら夏フェ スのクイーンになれてたのにねぇっていう笑
そのくらい最高なアルバムでした。
次に、evalynの「a quiet life」。
これはエレクトロポップです。
ドラムンベースも四つ打ちもアリで、なんなら一曲の間にドラムン ベースも四つ打ちもパートによって両方使われてたりします。
そこにキャッチーさのある歌メロが乗ってくるんですが、その歌が また上手い。
更にはその歌声を加工したりエフェクトかけたりするのもセンスの 良さを感じさせる出来の良さで、格好良くて気持ち良いアルバムに 仕上がってます。
コレもまた皆に安心してお勧め出来るヤツ。
次はザラ・ラーソンの「midnight sun」。
これはね、なんかね、イマドキの売れそうなヤツ笑
そういうのを俺が推すのって珍しいかなと思うんだけど、何故推す かというと歌が兎に角上手いのよ。
ちょっと聴いてて惚れ惚れしてしまいましたわ。
音楽性はまあ、若々しいというか、ビッチ感がねぇ〜笑
実際のところ知らんけど。
こういうのもちゃんとチェックしてるんですよ、意外と。
次、olivia deanの「the art of loving」。
これはもう、待ってましたってヤツでしょう。
実家の様な安心感。
ちょっと聴いてて「ホントに新譜? ベストアルバムじゃないよね?」と疑ったくらいに王道。
花の様に薫るラテン、そう表現したくなる素敵な音楽。
しっとりしてるしほっこりしてる。
コレもまた「コレ嫌いな人いるの?」です。
そして9月ラストはemily yacinaの「veilfall」。
肩の力の抜けた優しいポップソング集といった内容です。
ユルいギターと歌声が心地好いんです。
で、途中までは「癒されるわぁ〜」って聴いてたんだけど、だん だんバリエーションの豊富さという点に驚かされてしまいました。
アルバム全体の音楽性はブレてないのに、所謂「ひきだしが多い」 というヤツで色々なテイストの曲が次々と流れてくるんですよ。
なんかね、ここ最近色んなアーティストのアルバム聴いてて、一曲 目聴いて「良いじゃん」と思ったのにアルバム最後まで聴くと「な んか似た様な曲ばっかだったな。」と思う事が多々あるんですね。
そんな中でこのアーティストは違いを見せてくれていて、ひょっと して凄い天才メロディメイカーなんじゃないかなと感心してしまい ました。
そして9月の番外編枠はBEATの「live」。
その名の通りライヴ盤なので番外編扱いとさせていただきます。
このバンドはキングクリムゾンのセルフカヴァーみたいなヤツで、 元キングクリムゾンのギター、エイドリアン・ブリュウとベースの トニー・レヴィンという2人に、更にギターのスティーヴ・ ヴァイ(言わずと知れたスーパーギタリスト)とドラムのダニー・ ケアリー(トゥールというバンドのドラム)を加えたラインナップ で、特に80年代のキングクリムゾンの曲をメインに演奏するとい うツアーをやっているバンドになります。
そもそも格好良い曲を変態レベルの凄腕プレイヤーが演奏している んだから、もうヤベェですよ。鼻血ぶーです。
それがなんと1時間50分続く笑
失血死するわ。
個人的にキングクリムゾンにも、スティーヴ・ヴァイにも多大な思 い入れがある俺としてはこのアルバムは「ご褒美」 以外の何物でもなかったのでした。
ありがとうございますですよホント。
さてさて、9月もまた大量の新譜リリースで多分聴き漏らしも多数 あるとは思いますが、俺のフォローできている範囲でのお勧めはこ んな感じでした。
10月も色々お勧めできると思いますんでお楽しみに。
なんなら既に本日羊文学のアルバムがリリースされててまだ聴けて ませんよ。
楽しみ楽しみ。
て事で、今回はここまで。
救いようは無いらしい。
さて、この原稿を書いてるのは10/8。
という事で今回は毎月恒例、俺が先月Spotifyでお気に入り
先ずはjames Kの「friend」。
「ダンスミュージックというにはゆったり過ぎるかなぁ」という感
歌声もファルセット気味の優しい感じ。
ゆったりなんだけどビートは力強いので自然とリズムに乗ってしま
で、そこから更にディープな方向に行ったり、急にギターポップみ
コレはみんな好きなヤツ。
次にAyoniの「ISOLA」。
これはもうシンガーとしての圧倒的な存在感、説得力に持っていか
昨今のポップアイコン的なアーティストとはまた違う、古き良きソ
曲は基本的にはR&Bで、そこからオーセンティックなポップスま
アレンジやプロダクションもしっかりしてます。
ただ、正直楽曲の良し悪しは霞むレベルで歌が良過ぎる。
アルバム1枚聴く間に5〜6回「…スゲェな。」と呟いちゃったも
次はboyishの「gun」。
これは説明が難しい。
ジャンルは、まあ一種のロックではあろうと思います。オルタナな
低音の効いたバンドサウンド。
基本明るくはないけど心地好さはあって、独自の世界観を持ってい
シンガーも凄く上手という感じではないけどエモーショナルな表現
アルバムトータルの流れで聴かせるという印象の作品で、1曲目と
なかなか説明が要領を得ませんが兎に角魅力的な音楽なので是非一
次、guerilla tossの「you're weird now」。
これはなかなかに変態なロックです。
音楽の技術、教養、素養といったものをきちんと持ち合わせた人達
バンドの演奏は非常にタイトで楽器経験者は特に楽しく聴けるんじ
聴くと元気になるアルバムでした。
次はsophie ellis-bextorの「perimenopop」。
レトロフューチャーなスペーシーディスコ。
こんなん嫌いな人おらんて、というヤツです。
曲名も曲のサビの歌詞も「vertigo」とか「taste」 とか、英語に堪能でなくても分かって一緒に口ずさみたくなるキャ
ちょっと思ったのは、コレもう3ヶ月早くリリースしてたら夏フェ
そのくらい最高なアルバムでした。
次に、evalynの「a quiet life」。
これはエレクトロポップです。
ドラムンベースも四つ打ちもアリで、なんなら一曲の間にドラムン
そこにキャッチーさのある歌メロが乗ってくるんですが、その歌が
更にはその歌声を加工したりエフェクトかけたりするのもセンスの
コレもまた皆に安心してお勧め出来るヤツ。
次はザラ・ラーソンの「midnight sun」。
これはね、なんかね、イマドキの売れそうなヤツ笑
そういうのを俺が推すのって珍しいかなと思うんだけど、何故推す
ちょっと聴いてて惚れ惚れしてしまいましたわ。
音楽性はまあ、若々しいというか、ビッチ感がねぇ〜笑
実際のところ知らんけど。
こういうのもちゃんとチェックしてるんですよ、意外と。
次、olivia deanの「the art of loving」。
これはもう、待ってましたってヤツでしょう。
実家の様な安心感。
ちょっと聴いてて「ホントに新譜? ベストアルバムじゃないよね?」と疑ったくらいに王道。
花の様に薫るラテン、そう表現したくなる素敵な音楽。
しっとりしてるしほっこりしてる。
コレもまた「コレ嫌いな人いるの?」です。
そして9月ラストはemily yacinaの「veilfall」。
肩の力の抜けた優しいポップソング集といった内容です。
ユルいギターと歌声が心地好いんです。
で、途中までは「癒されるわぁ〜」って聴いてたんだけど、だん
アルバム全体の音楽性はブレてないのに、所謂「ひきだしが多い」
なんかね、ここ最近色んなアーティストのアルバム聴いてて、一曲
そんな中でこのアーティストは違いを見せてくれていて、ひょっと
そして9月の番外編枠はBEATの「live」。
その名の通りライヴ盤なので番外編扱いとさせていただきます。
このバンドはキングクリムゾンのセルフカヴァーみたいなヤツで、
そもそも格好良い曲を変態レベルの凄腕プレイヤーが演奏している
それがなんと1時間50分続く笑
失血死するわ。
個人的にキングクリムゾンにも、スティーヴ・ヴァイにも多大な思
ありがとうございますですよホント。
さてさて、9月もまた大量の新譜リリースで多分聴き漏らしも多数
10月も色々お勧めできると思いますんでお楽しみに。
なんなら既に本日羊文学のアルバムがリリースされててまだ聴けて
楽しみ楽しみ。
て事で、今回はここまで。
おしまい。