vol.1の続き
アレって放送開始前の段階でウルトラマンが喋るシーンがある事を想定して、口が動くように柔らかい素材で作ってしまったからなんですよね。
で、その後ウルトラマンの口が動く必要がないと放送してみてわかったので硬い素材でもう一度抜き直すんですけど、今度はそのマスクがイマイチ格好良くないって事で、新たにデザイン自体直して作り直す事になっちゃうんですね。
なので初代ウルトラマンのマスクって全部で3パターンもあるんで、イメージがバラバラになってしまうんですよ。
で、ボディスーツも変わってるんですけど、初代ウルトラマンって中の人が背が高くて細身の人だったんです。
古谷敏さんって方なんですけど、実はこの方ウルトラセブンではウルトラ警備隊のアマギ隊員役で顔出しで出演されてます。
その方に合わせてボディスーツを作ったんですけど、やっぱりなんか、ヒョロッとしててイマイチカッコ悪いんです。
なのでこちらも肩や胸に肉付けして筋肉質な感じに直されます。
こうして初代ウルトラマンの見た目はどんどん改善されていって格好良くなっていくんですけど、実はもう一つ、放送終了まで初代ウルトラマンがイマイチカッコ悪い点があるんです。
vol.3へ続く