vol.2 の続き
そうして40分間走ったら、クールダウンで少し歩く訳ですが、ここで手に持っていた水を飲みながら、必ず「あぁ、これくらいなら明日も出来るな。」と思うのがめっちゃ大事。
所謂自己暗示ですね。
まあでも、実際その程度の運動しかしないので嘘ではない。
で、家に戻って風呂に入りながら残りの水を飲み干して(ぬるま湯に半身浴でダラダラと)、風呂から出たら必ず体重を量ります。
コレも滅茶苦茶大事。絶対量ってください。
続けていると体重が減っていきますから、それをちゃんと毎日確認する事もモチベーションになります。
このようにしてダイエットした訳ですが、勿論順風満帆という訳でもなく、デブがいきなり走ったら先ず膝をヤリますw 1週間休み。
しかしここで投げ出さなかったのが俺の偉いところで(自分で言うな)、走るフォームを見直しました。
痛くなったのは左の膝だけだったので、左右違うフォームで走っているのは明白ですから、じゃあ右のフォームを左がコピーするという事を意識して走ってみようと。
この辺は子供の頃スイミングスクールに通っていた経験が活きたかたちですね。
これで以降、痛みを覚える事も無くなり、またフォームに気を使って走るという「考えて実践するテーマ」を持つ事で、走ってる最中のキツさを頭から遠ざけられるというメリットもありました。
まさに怪我の功名。
とまあ、こんな風にしてダイエットしてみたところ、はじめの2週間程はぶっちゃけ痩せなかったんですけど、そこからは週1kgペースで痩せ続けました。もう自分でも「痩せ過ぎでは?」と思うくらい。
体重が60kg台に入っても全くペースが落ちずに、やればやるほど痩せました。
だもんだから、モチベーションが落ちる事もない。ダイエット自体が楽しくなってしまって全然ツラくないの。 まあ、まだ若かったんで代謝が良かったんでしょうね。
今同じ事をやっても、そこまでは痩せないだろうなぁ。
という訳で無事痩せられたんですが、デメリットもありました。
この方法だと痩せられはするんですが、所謂ランナー体型になっちゃうんですよ。
マラソンの選手って胸板がペラペラで二の腕が細くて、痩せてはいるけどカッコいい体型ではない人が多くありません?
あんな感じの体型になっちゃんです。
てな訳で、結局走るのはやめてプールに通う事になる訳です。筋肉つける為に。
じゃあ最初から水泳でダイエットすれば良かったじゃないか!という意見もあるかも知れませんが、多分体重を落とすという意味では走った方が効率が良いんじゃないかなぁ。
有酸素運動を40分間続けるという事をやってると、ついつい考え事に耽ってしまう時間帯があるんですけど、走ってると考え事をしてる最中でも重力に逆らって体を進ませてる訳ですから、ちゃんと運動になってるんですよ。
これが水泳だと浮力の働いてる水に浮いてる訳ですし、水泳ってある程度上達すると、そんなに負荷を掛けなくてもスイスイ泳げちゃうんです。
だから、考え事タイムに入ってしまってる間、水泳は全然有酸素運動になってなかったりするw
なので水泳で有酸素運動をし続けようと思ったら、ある程度緊張感を持って気合いを入れてやんなきゃなんないと思うんですよね。
あくまでもユルくやって痩せたい俺としては、ジョギングの方が合ってるかなぁって。
あと、ダイエットの手段として筋トレを選ぶ人もいますけど、個人的には「体重を落とす」という意味では筋トレよりも有酸素運動の方が良いと思います。
筋トレって基礎代謝を高める事で体脂肪を燃やすという方向で痩せようというやり方でなんですが、何せキツいんですよ。
筋繊維を一度ブッ壊して再生するという手段なので、筋繊維がブッ壊れる程の負荷をかけなきゃなんないの。
しかも筋肉って筋トレやめちゃうとすぐブヨブヨになっちゃうから、ずっと続けなきゃなんない。
俺には無理ですw
あくまでも体型をカッコよくする為にやる事だと思います。部分痩せとかね。
まあそんなこんなで兎にも角にも60kg台のスリムボディを俺は手に入れる訳で、サイズを気にせず好きな服が着られる様になり(ジーンズのインチが38から30になった)、おねぇちゃんにもモテまくり?だった訳ですが、約1年程過ごしてみた結果、行き着いた結論がコレでした。
vol.4 へ続く