はいkazuitです。こんにちは。
今回は毎月恒例のヤツです。
まあまあの枚数なのでサクサクいきましょう。
先ず、聴き漏らしチェックで見つけた9月にリリースされていたア ルバムから。
titanicというメキシコのユニットの「HAGEN」。
ジャンルが何とも説明しにくくて、アヴァンギャルド的な要素も有 りつつ甘ったるいポップスとか、荘厳さを感じさせる様なちょっと クイーンを想起させる曲とかあって。
暴力的に唸るストリングスのサウンドが特徴的で、そこに乗っかっ てくる女性ヴォーカルが純朴さのある可愛らしい声質というギャッ プ。
不思議な世界観に「何だコレ?」と思ってるうちにアルバム1枚聴 き終わってたという様な感じでした。
試しにヴォーカルのmabe frattiソロ名義のアルバム(昨年リリース)も聴いてみまし たが、やはり何だか不思議な事をやってます。
言葉もスペイン語だし、普段なかなか聴き慣れない様な感じで面白 かったです。
で、ここから10月リリースの作品。
先ず、dodieの「not for lack of trying」。
ちょっとコレは人を選ぶ作品かもしれないです。
常に穏やか、しっとりで歌声も強く張る場面は無くて何だかボソボ ソ呟いてる様な感じだし、トータル「地味」 と捉える方もいるかと思います。
しかし、そこに織り込まれたコード進行やメロディ展開の意外性、 それらを破綻させず纏め上げるコンポーザーとしての能力が感じら れるところが魅力的なんですよ。
俺はこの人のYouTubeチャンネルをフォローしていて、それ を観ていても音楽の教育をキチンと受けてる人だという事は感じ取 れていたんですけど、その強みを活かした上で音楽性的に唯一無二 のものを作り上げてきたなというところが個人的に好印象でした。
この人、2年前に友人ミュージシャンらとFIZZというバンド名 義でハチャメチャお祭り騒ぎな音楽をやってたんですけど、そこと のギャップが凄い笑
落ち着いてるけどジワジワと面白い音楽。良きです。
次、yellowcardの「better days」。
これはもう、ロックの気持ち良いところ全部詰め込み爽快アルバム といったヤツで、こんなん嫌いな人いないでしょなヤツ。
ドラムのパターンに工夫が多いと感じられるところが良いですね。
次、the besnard lakeの「the besnard lake are the ghost nation」。
現代ならドリームポップと呼ぶのが相応しいんだろうか。
個人的感覚で言うとビーチボーイズ+サイケ+叙情派プログレとい ったところ。
空間系エフェクトどよどよに掛かってるまったりミュージック。
チルタイムにどうぞ。
次、amber markの「pretty idea」。
これはR&Bですね。
レトロなソウルの香りがプンプンです。
歌声が良いですね。
R&Bに有りがちな「ほらほらアタシ歌上手いでしょ」じゃなくて 、基本優しく歌っていてハイトーンでハスキーになるタイプです。
で、R&Bってオケはこざっぱりしたのが多いじゃないですか。
このアルバムはオケも聴きどころがしっかりあるのがまた良いんで すよ。
で、R&Bと言いつつ時折カントリーテイストの曲とか織り交ぜて きたりと飽きずに聴き通せるのもポイント高かったです。
次、MOUNDRAGの「deux」。
オルガンとドラムだけで70’sハードロック、プログレ風を無理 矢理やっちゃう馬鹿(褒めてます)。
アルバム冒頭ドラムソロからの、いきなりド直球ハイウェイスター オマージュ笑
そのまんま過ぎだろ!って思わず突っ込まざるを得ないのよ。
全体通してはユーライアヒープっぽい曲が多いかなという印象で、 オルガンなのでやっぱりキース・エマーソンの影も垣間見えるとこ ろとかあって、昔その手を聴きまくってた俺みたいなのは終始ニヤ ニヤしっぱなしですわ。
で、この子らプロフィール見たら兄弟なのね。
仲良しか笑
次、sudan archivesの「THE BPM」。
滅茶苦茶格好良いエレクトロR&B。
このアーティストはヴァイオリニストでもあるんだそうで、恐らく ちゃんとした音楽の教養があるんでしょうね。
それを感じさせる曲展開だったり、曲の中に差し込んでくるアイデ アのチョイスの意外性だったり、なかなかに予想を上回ってきて「 頭良さそう」と思わされます。
しかもいちいち格好良いし。
これはトラックメイクやってる人は結構参考になるんじゃないかな と思いました。
このアルバム、俄然今年ベストアルバム候補となったのですが…
10月最後はsigridの「there's always more that I could say」。
このアルバムが今年ベスト候補を速攻で上書きしてきました。
圧巻としか言い様がない。
シンガーとしての能力、魅力、資質、存在感、説得力。
楽曲のクオリティ、プロダクションの洗練度。
スピーカーから音が出てきた瞬間から「ワンランク上」であると分 からせてくる上質過ぎるポップミュージック。
いやはやお見逸れしました。
異性なのに「こんな風になりたい」と憧れてしまいましたわ。
スターの力技というヤツですわ。ズルいぞ!
以上が10月に俺がSpotifyでお気に入り登録した新譜たち でございます。
10月もリリース数が多くて嬉しい悲鳴でしたねぇ。
羊文学の新譜は登録漏れだと前回のブログで書きましたが、似た感 じので言うとスカルクラッシャーの新譜も漏れちゃいましたね。
「いつも通り良いわぁ〜…あ、終わっちゃった。」みたいな感じで 、好きなんだけど新鮮味は無くて過去作を超える程の魅力は感じら れないというパターン。
スカルクラッシャーを聴いた事が無いという人には全然お勧めです 。
アーティスト名とは裏腹の癒し系ですからね。
あと、大物で言うとテーム・インパラも新譜リリースしましたけど 、これはハッキリとイマイチでしたね。
サイケ感が魅力の彼らですが過渡期なのかなと感じさせる様な中途 半端さで残念でした。
他にも触れようと思ってたアーティストがいた様な気がするんだけ ど忘れちゃった笑
ハイそんな訳で今回はこんなところです。
読んでいただきありがとうございます。
また2週間後にお会いしましょう。
おしまい。
まあまあの枚数なのでサクサクいきましょう。
先ず、聴き漏らしチェックで見つけた9月にリリースされていたア
titanicというメキシコのユニットの「HAGEN」。
ジャンルが何とも説明しにくくて、アヴァンギャルド的な要素も有
暴力的に唸るストリングスのサウンドが特徴的で、そこに乗っかっ
不思議な世界観に「何だコレ?」と思ってるうちにアルバム1枚聴
試しにヴォーカルのmabe frattiソロ名義のアルバム(昨年リリース)も聴いてみまし
言葉もスペイン語だし、普段なかなか聴き慣れない様な感じで面白
で、ここから10月リリースの作品。
先ず、dodieの「not for lack of trying」。
ちょっとコレは人を選ぶ作品かもしれないです。
常に穏やか、しっとりで歌声も強く張る場面は無くて何だかボソボ
しかし、そこに織り込まれたコード進行やメロディ展開の意外性、
俺はこの人のYouTubeチャンネルをフォローしていて、それ
この人、2年前に友人ミュージシャンらとFIZZというバンド名
落ち着いてるけどジワジワと面白い音楽。良きです。
次、yellowcardの「better days」。
これはもう、ロックの気持ち良いところ全部詰め込み爽快アルバム
ドラムのパターンに工夫が多いと感じられるところが良いですね。
次、the besnard lakeの「the besnard lake are the ghost nation」。
現代ならドリームポップと呼ぶのが相応しいんだろうか。
個人的感覚で言うとビーチボーイズ+サイケ+叙情派プログレとい
空間系エフェクトどよどよに掛かってるまったりミュージック。
チルタイムにどうぞ。
次、amber markの「pretty idea」。
これはR&Bですね。
レトロなソウルの香りがプンプンです。
歌声が良いですね。
R&Bに有りがちな「ほらほらアタシ歌上手いでしょ」じゃなくて
で、R&Bってオケはこざっぱりしたのが多いじゃないですか。
このアルバムはオケも聴きどころがしっかりあるのがまた良いんで
で、R&Bと言いつつ時折カントリーテイストの曲とか織り交ぜて
次、MOUNDRAGの「deux」。
オルガンとドラムだけで70’sハードロック、プログレ風を無理
アルバム冒頭ドラムソロからの、いきなりド直球ハイウェイスター
そのまんま過ぎだろ!って思わず突っ込まざるを得ないのよ。
全体通してはユーライアヒープっぽい曲が多いかなという印象で、
で、この子らプロフィール見たら兄弟なのね。
仲良しか笑
次、sudan archivesの「THE BPM」。
滅茶苦茶格好良いエレクトロR&B。
このアーティストはヴァイオリニストでもあるんだそうで、恐らく
それを感じさせる曲展開だったり、曲の中に差し込んでくるアイデ
しかもいちいち格好良いし。
これはトラックメイクやってる人は結構参考になるんじゃないかな
このアルバム、俄然今年ベストアルバム候補となったのですが…
10月最後はsigridの「there's always more that I could say」。
このアルバムが今年ベスト候補を速攻で上書きしてきました。
圧巻としか言い様がない。
シンガーとしての能力、魅力、資質、存在感、説得力。
楽曲のクオリティ、プロダクションの洗練度。
スピーカーから音が出てきた瞬間から「ワンランク上」であると分
いやはやお見逸れしました。
異性なのに「こんな風になりたい」と憧れてしまいましたわ。
スターの力技というヤツですわ。ズルいぞ!
以上が10月に俺がSpotifyでお気に入り登録した新譜たち
10月もリリース数が多くて嬉しい悲鳴でしたねぇ。
羊文学の新譜は登録漏れだと前回のブログで書きましたが、似た感
「いつも通り良いわぁ〜…あ、終わっちゃった。」みたいな感じで
スカルクラッシャーを聴いた事が無いという人には全然お勧めです
アーティスト名とは裏腹の癒し系ですからね。
あと、大物で言うとテーム・インパラも新譜リリースしましたけど
サイケ感が魅力の彼らですが過渡期なのかなと感じさせる様な中途
他にも触れようと思ってたアーティストがいた様な気がするんだけ
ハイそんな訳で今回はこんなところです。
読んでいただきありがとうございます。
また2週間後にお会いしましょう。
おしまい。