2025年9月29日月曜日

最近のお買い物

  こんにちは、kazuitです。
 実は今回ブログのネタを何にも考えてなくて、こういう時はファッションの話をしとけば行数埋められるだろうという安易な考えで書き始めています笑

 とは言え、最近あんまり服は買ってないんですよね。
 というのも、眼鏡を新調しちゃったんですよ。
 度が合わなくなったので新しい眼鏡を買う事にして、以前から次買う眼鏡はブロータイプにしようと決めていたのでディッキーズのブ
ルーグレイみたいな暗い色のヤツを選びました。
 その前は誰にでも似合う様なウェリントンタイプを掛けていたんで
すけど、シンプル過ぎて直ぐに飽きちゃったんですよね。
 で、俺ももうオッサンなんでブローが良い感じかなと思って。
 ディッキーズのフレームは安価なんですけど、どうせ俺の事だから
すぐぶつけたりしちゃうんで安くて全然良いんですよ。
 で、色は真っ黒ではなくよく見るとブルーグレイっていうね。
 で、それとは別に、以前使ってて壊してしまったジョン・レノンブ
ランドの眼鏡も修理して新しいレンズを入れました。
 ジョン・レノンなので例のまん丸なヤツですね。
 壊れた眼鏡をなんで持ち続けていたかというと、この眼鏡には後付
けでパカッと嵌められるサングラスが別売りで売ってて、そのサングラスも買って持っていたんですよ、元々。
 ところがフレームを壊してしまったのでサングラスも使えなくなっ
てたんで、今回眼鏡屋さんに修理もいっぺんにお願いしてしまおうという事で。
 これで存在感のあるブローのと、細くてスッキリの眼鏡2本持ちで
、サングラスもあるという状態になりました。
 雪国あるあるなんですけど、冬の夜中に雪が降って朝には止んで晴
れたりすると、外に出ると視界が真っ白で凄く眩しいんです。
 サングラス無いとキツイんですよね。
 で、俺はもう物凄いド近眼で、しかも乱視も酷いんです。
 なので眼鏡のレンズは非球面のヤツにしないと視界が歪んじゃうん
で問答無用で非球面レンズを入れなきゃなんないんですけど、これが高い。
 1枚15,000円とかするので眼鏡2本分、4枚のレンズ代でも
う60,000円になっちゃって、フレーム代とか税金を入れて全部で75,000円ぐらいかかっちゃったんですよ。
 もっと安く作れる眼鏡屋もあるんですが、以前そういうところで作
ってみたらフィッティングとかの面でイマイチだったんで、今回は修理の件もあったんで信用度の高い所にお願いしたんです。高くても。
 なモンだから流石に今までみたいに好き放題に服を買う訳にもいか
なくなっちゃってたんですよね。
 以前このブログでマーティンのブーツがセールになってて煩悶して
るなんて書きましたけど、このブーツも買ってないです。
 まあチェルシーブーツなりジョッパーブーツなり、簡単に脱ぎ履き
できる黒革のブーツはいずれは買うつもりで、今も色々物色はしているんですけどね。

 とは言っても、眼鏡を買う前の月にTシャツを4枚も買ったりして
たりするんですけど。(話が違う)
 なんかね、春の衣替えのタイミングで結構Tシャツを手放した筈な
のにいつの間にか手放したのと同じかそれ以上に買ってしまっていて(いつの間にかじゃねぇよ)、もう箪笥のTシャツの段がパンパンで、服を選ぶ時に「今日どれにしようかな〜そういえばアレ何処いったかな〜」なんてやってたらいつの間にか箪笥の中の着てないTシャツがクチャッとなったりしてて、いざ着ようと思って広げたらシワシワになっちゃってたりしてて。
 なので一度全部着て、洗って畳み直して仕舞う事にしたので今絶賛
「持ってるTシャツ全部着るキャンペーン」開催中です。
 WEGOさんがバンドTシャツ全品10%offとかやるからいけ
ない。(責任転嫁)

 で、眼鏡を買った後は流石に服はあんまり買ってないんですけど、
全く買ってないとは言ってません。(コイツは…)
 何しろ9月は楽天スーパーセールの月ですからねぇ。
 俺は常日頃から楽天で気になる古着をお気に入り登録しては「もう
ちょっと安くならねぇかな」と夜な夜なチェックして回るのが日課みたいになってるんで(買う気満々じゃねぇか)、その中の商品がセール対象になっていて俺が買わないと他の人に買われちゃいそうだなというお買い得品があったら「コレは行っとかなきゃ」って買ってしまうのよねぇ…
 てな訳で、今回のセールではボトムズ1点、アウター1点、アクセ
サリー1点の計3点を買ってしまいましたのですよ。(死刑)

 ボトムズは日本製リーバイスの復刻ビッグEの502。
 タロンジップ付きのものを2,200円ぐらいでゲットできちゃい
ました。安い!(白々しいな)
 502は501をジップフライにしたモデルですね。
 脱ぎ穿きは楽だけどお股にボタンのアタリが出ないので「格好良く
色落ちさせたい」勢には避けられがちなヤツです。
 しかもね、復刻ビッグEだから当然セルビッジデニムを使われてる
んだけどXXではないヤツなんです。(終始何言ってるか分からん人スマヌ)
 つまり出荷時にもうウォッシュ加工されてるモデルですね。
 コレは今のジーンズ好きにはかなり魅力が落ちる要素なんですが、
実は当時としてはわりと普通だったりします。
 折角素材もディテイルもこだわって作られたジーンズなんだから色
落ちしてない状態から穿き込んで自分の身体に沿った皺が入ってそこから色落ちしていって…と、自分だけのジーンズに育てたいというのが「格好良く色落ちさせたい」勢の「当然」なんですが、昔はストーンウォッシュと言って軽石と一緒に洗って均一に色落ちさせたジーンズが凄く普通に売られていたので、復刻ビッグEなのにストーンウォッシュというジーンズも存在してたんですね。
 コレ、当然人気は無いんでセール対象になっていて安くゲットてき
たんですけど、何故俺がコレで良いと思ったかというと、実は俺ストーンウォッシュの復刻ビッグEのGジャンを持ってるんですよ。
 コイツは中学生の時にファッションに目覚め始めた頃に「Gジャン
が欲しい!」って言って買ったという、リアルに36年とか前に買ったヤツで(物持ちが良過ぎる)、だからストーンウォッシュのジーンズとセットアップで着れるヤツなんですね。
 俺は現在格好良く色落ちさせる為に穿き込んでるジーンズが既に1
本あって、その他にも穿き込もうと思って買ったのに全然育ってないジーンズが2本あるので(……)、今買うなら即戦力ジーンズだなと思っていて、しかも以前このブログに書いた様にUSA製のリーバイスが枯渇した後には絶対日本製リーバイスが争奪戦になるだろうと踏んでいるのでストーンウォッシュの日本製復刻ビッグEの502なんてゲット出来たのは美味しい以外の何物でもないのです

 で、トップスはアディダスのナイロンジャケットを買いました。
 これもそこそこ古いヤツです。
 所謂コーチジャケットに違いヤツなんですがフロントがボタンじゃ
なくジップになってるもので、シンプルなネイビー1色に胸元にトレフォイルロゴというヤツ。
 トレフォイルロゴというのはアディダスの古い方のロゴですね。あ
の、葉っぱみたいのが放射線状に並んでいて下の方が3本線で抜きになってるヤツ。
 これが何故古いと分かるかというと、内タグにデサントのロゴが入
っているからです。
 昔はアディダスの商品は日本ではデサントが扱ってたんですね。
 デサントでもライセンス生産していたし、当時の西ドイツで作られ
た商品を日本に入れてたのもデサントで、この西ドイツ製のアディダス商品は現在モリモリと値が上がってきてます。
 俺が今回ゲットしたものは西ドイツ製である事を確認できるタグが
無くて、デサントのタグは付いてて、日本製とも書かれてなくて、首元に元はタグだったであろうフサフサが残っていて(古着あるある)、多分日本製かな〜と思ってます。
 ある程度古い事だけは確かなんですが、ポイントはトレフォイルロ
ゴがかなり綺麗に残っていた事ですね。
 ナイロンにプリントされたロゴが剥がれたり割れたりせずに綺麗に
残ってるのって珍しい。
 何しろ基本運動着ですからね。ラフに扱われるのが普通なので。
 衣類としては本当にペラペラのナイロン1枚で、丁度今時季にTシ
ャツ1枚だとちょっとなという時にさらっと羽織るのに最適なんですよね。
 ただ10代の頃の俺が見たら「こんなペラッペラのナイロンをお金
払って買ったの?」って思うだろうなぁ〜
 当時は格好悪いと思っていたものを今血眼になって探してるってい
うね笑

 で、最後にゲットしたのがイルビゾンテのレザーブレスレットです

 イルビゾンテは個人的に信用しているメーカーというか、革の質は
間違いない筈なので、お気に入りに入れといたものが半額になってたら買っちゃいますよね。
 やっぱりというか、届いてみたら前の持ち主がお手入れを全然して
なかったらしくてカサカサになっちゃってたんですが、これは靴磨き用に買ってあるローションやらクリームやらオイルやらを使えば直ぐに新品同様どころか更に良い味になるんで問題無しです。
 革の質が良いというのはそういう事なんですね。
 もうコイツ超お気に入りで最近出掛ける時コイツばっかり着けちゃ
う。
 楽天スーパーセール最高じゃん!

 て事で、やっぱり散財は止められてないなぁ笑
 もうギター売っちゃおうかな。(オイ!笑)

 そういえば、この原稿書いてるの9/24なんですけど、2日後の
26日にはユニクロUの新作とGUとロクのコラボ第3弾が発売になるんですよね。
 個人的にフォローしてるファッション系ユーチューバーが発売前チ
ェックとかやってるんで一通りアイテムは見てるんですが、今回はそんなに心惹かれるものは無いかなぁ〜
 ロクの方のカウチン風なニットは確かに可愛いんだけど、柄が特徴
的過ぎて一撃でGUバレするヤツですよね笑
 アレ、買うって人も多分1年寝かせて来年着るつもりで買うんじゃ
ないかなぁ。
 個人的にカウチンは可愛い系のは既に2着持ってて、その他にも前
がジップではなくショールカラーになってる変わり種のヤツも1着持ってるんで、次にカウチン買うとしたら王道ど真ん中のトナカイとかサンダーバード柄のヤツにしようと思っいるんでGUのは要らない笑
 GUはこないだ覗きに行ったら、コーデュロイのジップジャケット
が遠くから見た感じ良いかなと思ったんですが、近くで見たら生地の繋ぎ合わせ毎にコーデュロイの向きを変えるという全然要らない工夫が施されていて「余計な事を…」って思いました笑
 ちょっとアリかもと思ったのはウィメンズのケーブル編みのニット
ジャケットで、コレはXL以上なら男性もイケるんじゃないかなと思いました。
 襟部分がかなり大きい作りになってたのでフェミニンな雰囲気では
あるんですけど、あれぐらいだったら俺は平気で着る笑
 色展開が白、紺、緑ともう1色(忘れた)で、緑は全然アリかなと

 紺はねぇ、化繊のニットは埃が目立つんでアレなんですよね。
 白じゃなくナチュラルがあったら多分試着してたなぁ、アレ。

 ユニクロさんはね、殆ど以前出たものの焼き直しばっかりね笑
 ユニクロといえば、ちょっと前に出たユニクロCの方のメンズのジ
ャケット、あれ色んなファッション系インフルエンサーが褒めてたんで俺も店舗に見に行ったんですけど、一目見て「あ、要らないわ。」と思いました。
 皆さんジャケットを見る時って先ず何処を見ます?
 普通ラペル(襟)じゃないですか?
 あのユニクロCのジャケット、ラペルの作りが俺の基準では問題外
レベルでアウトでした。
 あれなら普通にカーディガン着た方が良い。
 ファッション系インフルエンサーって知識がある分、「こんな手の
込んだものをこの価格で出せちゃうんだ」ってところでユニクロとかGUの商品に高評価をつけてしまいがちなんですけど、俺が服を選ぶ基準ってそこじゃないし、ユニクロの商品だと「これだったら古着ディグった方が好きなもの見つかるし楽しい」と思うのが大抵のパターンなんですよね。
 で、逆にGUのコラボアイテムは尖り過ぎてて「ちょっと良いなと
は思うけど、特徴が強過ぎてGUってバレるわ笑」となりがち。
 ユニクロの商品は年に一着買うかどうかぐらいのペースになってき
ましたね。エアリズム肌着を除いて。
 GUはたまに可愛い柄のTシャツを出してくるのでなんだかんだち
ょいちょい買ってますけど。(無限Tシャツ地獄)

 そういえば、コラボ、Tシャツというワードで思い出したんで急に
全然違う話しますけど、来春のバレンシアガのコレクション見てたらブリトニー・スピアーズの柄のTシャツ出すみたいなんですよね。
 今のうちに3,000円代とかで買える何でもないブリトニーのT
シャツ買っておこうかなぁっていう笑
 で、来年の春に着て歩いて周りの人達に「え、バレンシアガ着てる
?」って思ってもらおうって作戦。ダメ?

 ノープランで書き始めたモンだから内容に脈絡が全然なくなってま
いりました笑
 このぐらいにしときましょうかね。

 このブログも長いこと書いてきて、そろそろネタに困ってきました
ね。
 ちゃんと考えとかないと本当にエロビデオの話とか書きかねない笑

 次はちゃんと考えときます。
 おしまい。

2025年9月15日月曜日

お気に入りアルバム 2025年8月

  こんにちはkazuitです。
 ちょっと涼しくなってきましたね。
 札幌はもう深夜から明け方にかけては20℃を下回るようになってきてTシャツだけでは出歩けなくなってきましたよ。

 さて、今回は月イチ恒例のアルバム紹介。
 ちょっと多めなのでサクサクいきましょう。

 1枚目、ethel cainの「willoughby tucker,I'll always love you」。
 根底にカントリーテイストのある穏やかめのポップソング…かと思いきや、アンビエントみたいなインストの曲も入っていて、かと思うと叙情派プログレみたいな壮大さを持った曲もありで、という。
 で、全体通して感じるのは「じっくり聴かせてやろう」という思惑
なんですね。
 ここ最近の音楽って、3分ちょいの曲を8曲収録して、トータルプ
レイタイムが30分程度のものを「アルバム」と銘打ってリリースされるのとかザラじゃないですか。
 このアルバム、聴いてると「全く急いでないな」という感じで、収
録曲10曲でたっぷり1時間オーバーなんです。
 ラストの曲なんて15分オーバーという大作で、そこまで聴いて大
団円を迎えるとなかなかに感動的ですよ。
 音楽の良さプラス、近年稀なものに触れられたという部分も査定ア
ップなポイントでした。

 2枚目、落日飛車(サンセットローラーコースター)の「QUIT QUIETLY」。
 台湾のバンドですね。
 日本の夏フェスとかにも参加経験があってそこそこ知名度もあるん
じゃないでしょうか。
 このバンドは歌声の落ち着きが魅力的ですね。
 音楽的にも全体にほっこり感があって、だけど時々シティポップっ
ぽいお洒落な展開も見せます。
 台湾のバンドですが歌詞は英語なので違和感とかもないですよ。

 3枚目、the Acesの「gold star baby」。
 タイトル、そしてジャケットビジュアルのイメージそのまんまの夏
の夜のダンスホールポップです。
 まあ安定ですよね。
 歌、曲、アレンジ、プロダクション、どこを切っても隙無しです。
 素晴らしい完成度。
 レトロな曲調なんですがプロダクションは粘っこさを削いだ今風な
スッキリ感。
 アルバム全体の方向性は定まっているけど単調になり過ぎない様に
キーを変えたりテンポを変えたりと工夫もされてます。
 まあなんにしろ歌が抜群なので、それだけで聴いていられますしね


 4枚目、alison goldfrappの「flux」。
 もう、好き。
 以上。
 流石にアレか笑
 前作に引き続きプロダクションが素晴らしい。
 そして前作よりもスケール感が増してる様な印象でした。
 まあ見事に俺のツボを突いてきてますのよ。
 お気に入り登録は約束されていた笑

 5枚目、blushの「beauty fades,pain lasts forever」。
 存じ上げなかったのですがシンガポールのバンドなんだそうで。
 ドリームポップと呼びたくなる様な歌とメロディラインに、ロック
バンドらしいラウドネスを持ったサウンドという組み合わせ。
 曲によってはシューゲイザーの様に轟音ギターが全てを包み込むの
も大好きなヤツなのですよ。
 出会えて良かったバンドでした。

 6枚目、DEBBY FRIDAYの「the starrr of the queen of life」。
 この方も存じ上げなかったのですがナイジェリア系カナダ人だそう
で。
 音楽的にはスピーディーでクールなダンスエレクトロ。
 なのですがクールと言いつつ若々しい滾りみたいなものも感じさせ
る場面もあって「良いねぇ〜」ってなりました。
 オケの作りも工夫はしつつも余計な事はしないみたいな、センスの
良さを感じさせてくれるヤツ。
 日本人にウケ良さそうだと思うんだけどなぁ〜

 7枚目、royel otisの「hickey」。
 サウンドは軽快なロックなんですがヴォーカルのスタイルが気怠げ
なのが特徴です。
 以前このバンドのアルバムを聴いた時は「好きだけど同じ様な曲ば
っかだな。」という印象だったのですが、今作は「あれ、この人達ってこんな小洒落た事やる人達だったっけ?」みたいな、作曲の幅が広がったなという印象を受けました。
 なので以前と違って最後まで全然飽きずに聴き通せました。
 成長を感じさせてくれたのがプラス査定要素となりましたよ。

 8枚目、ウルフ・アリスの「the clearing」。
 こちらもまた、「待ってました」というヤツですね。
 前作はギターロックという印象が強かったのですが、このアルバム
リリース前に出ていた先行シングルを聴いて「グラムというかアバンギャルドな方向にシフトしてきたのかな?」と思っていました。
 なんですがアルバム全体を通して聴いた印象はそこまでディジーな
感じではなく、トロみのあるポップ寄りという感じでしたね。
 個人的に近いと感じたのはフリートウッド・マック。
 こんな風に前作とちょっと違う要素を入れてきても、中堅バンドら
しく何をやっても堂に入っていて様になるのは流石ですね。
 随所にロック好きなら「お、良いね」と思える要素が散りばめられ
ていて、またヴォーカルのエリーの歌も以前は「美女がロックやってる」という印象がどうしても付き纏っていたのがここに来てシンガーとしての説得力が随分増してきて、全体的な完成度の高まりを感じられたのが良かったです。
 文句無し!ですね。

 最後にthe bethsの「straight line was a lie」。
 これはギターロックです。
 ニュージーランドのバンドなんですがヴォーカルの声質がジッタリ
ン・ジンとか少年ナイフみたいな素朴さがあって(歳バレる)、でも他メンバーもコーラス、ハモリにガンガン参加してくるので素朴なだけでもなくて。
 曲の方はバリエーションに富んでいて元気なロックから切ない系、
シンプルなものから凝ったつくりのものまで多様性があって、それぞれの曲がちゃんと心地好く仕上がっていて最後まで飽きずに聴き通せるアルバムに仕上がっていると思いました。

 いやいや豊作でしたな8月。

 ついでに番外編としてアルバムではなくYouTube動画を1本
お勧めしときます。
 FKAツイッグスがlowlandsというフェスに出演した時の
ライヴ映像が3voor12というオランダのラジオ局のYouTubeチャンネルから配信されているんですけど、これは是非とも観ていただきたいのです。
 FKAツイッグスのライヴ映像はモントロージャズフェスティバル
の公式YouTubeチャンネルからも配信されていて「時間ある時に観よう」と思ってたら期間限定公開だったもんで消えちゃってて見逃してしまっていて、結構ガッカリしていたら3voor12さんが配信してくれて本当にありがとうという感じです。
 途中のMCでこのライヴがツアーの最終公演である事が告げられて
いて、本当に完成度が高く熱量も高いステージが観られます。
 ライヴ映像なので客席の様子も抜かれるんですが、オーディエンス
も「今、ヤベェもん観てる…」と感じているのがヒシヒシと伝わってくるんですよ。
 そしてその途中のMCでサプライズも発表されます。
 1時間ある映像ですが是非時間を作って観てみてください。
 ここ最近観たものの中でも、ヘタな映画より感動しましたよ。

 音楽は素晴らしいですね。
 凄いリリース数に溺れそうになりながらもハッピーな時間を過ごせ
ていますよ。
 これでもまだ聴き漏らしが間違いなくあるんですよねぇ〜
 皆さんもまた、辛い時苦しい時には音楽に救けてもらいましょうね

 ニュースとか見てると人間というもののあまりの愚かさに何もかも
どうでもよくなってしまいそうになりますが、それと同じくらい、或いはもっとたくさんの素晴らしいものも人間は産み出しているんですね。
 そしてそれは手を伸ばせばそこにあるんですよね。
 なんか語尾が「ね」ばかりで小室哲哉みたいになってきたところで
、今回はこの辺で。

 おしまい。

2025年9月1日月曜日

観たヤーツ

 こんにちは、kazuitですよ。
 今ウルフアリスの新譜を聴きながらこの原稿を書いてますよ。
 まだ半ばですけどお気に入り登録は確定ですよ笑

 さて、今回はここ最近観た映画とかのお話をしますよ。

 映画館で観たものというと先ず「機動戦士ガンダムGQuuuuuuX- Beginning-」。
 これはテレビで放送されたガンダムの新作の、テレビ放送前の前フリみたいな映画でした。
 この新作ガンダムはシン・エヴァンゲリオンやシン・ゴジラなんかを手掛けたカラーという会社がガンダムを作るよという事で話題に
なったヤツで、この前フリ映画では「今度のガンダムは所謂ファーストガンダムをネタにマルチバースものをやるぞ!(だからファーストガンダム履修してないヤツは履修しとけよ)」といった内容でした。
 で、テレビでも既に通常放送は終わっていて、現在全話サブスクで
観れる様になってます。
 ファーストガンダム履修は必須、できればZガンダムから逆襲のシ
ャアまでも観ておいた方がより分かりやすいよという様な、一見さんお断りみたいなヤツなので誰にでもはお勧めできません笑
 カラーという会社の前身はガイナックスという大阪芸大出身者が多
く所属していた会社で、ファーストガンダム放送時は高校生とかの世代の人達ですね。
 で、ガイナックスは逆襲のシャアの製作に参加していて、その後エ
ヴァンゲリオンで大ヒットからの、経営グダグダで庵野氏や鶴巻氏らが退社してカラー設立みたいな。
 以前にこのブログに書いた事がありますがガンダムって放送当時高
校生、大学生くらいの世代が内容を高く評価して、もっと下のちびっ子世代はガンプラブームで人気を支えたという経緯で一大コンテンツに育った訳ですが、庵野氏鶴巻氏なんかは前者の世代、俺とかは当時ちびっ子だった世代という事なんですな。
 そういうところでカラー製作のガンダムがどういったものになるの
か興味があって観てみたのですが、まあ好き放題やりましたねという。
 テレビでの通常放送は、俺は「どうせサブスクで観れる様になるで
しょ。」と、完結してから纏めて観るつもりでリアタイ視聴はしてなかったんですけど、放送されてた期間はまさに「令和ガンダム祭り」状態でネットでガノタ(ガンダムオタク)どもがキャッキャとはしゃいでいて、情報を遮断しようとしても自然に入ってきてしまう事は止められなかったですね。くそぅ。
 マルチバースものという事で最終話には「スパイダーバース」をオ
マージュした様な表現なんかもありました。
 これも確か以前書きましたが、ハリウッドでマルチバースものが矢
鱈と作られたののきっかけ的な作品がアニメ版のスパイダーマン「スパイダーバース」だと俺は思っています。
 で、多分このガンダムにもその影響はあったんだろう事が見て取れ
たという訳ですね。
 ネットでキャッキャしてたガノタどもはこの事は指摘してませんで
したけどね。
 海外のアニメも観ろや笑
 まあ映画の公開からのテレビ放送期間までの祭りはそれなりに楽し
かったですし、ガンダム好きにとっては思い出に残る年になりましたね。
 作品自体の評価は割れてますけどね笑

 それから映画館で観たのは「メガロポリス」ですね。
 これは「地獄の黙示録」「ゴッドファーザー」なんかで有名なフラ
ンシス・フォード・コッポラ監督の作品。
 なんでも80年代から構想していた企画を、私財をなげうって実現
したという映画なんだそうで。
 ですがエンタテインメント作品としては正直面白いとは言えないヤ
ツでした笑
 まあそもそもヒットする事を目指してない様な映画で、だからこそ
映画会社からの干渉を避ける為に私財をなげうって作ったんだろうなぁ、みたいな。
 有名監督が大金はたいて面白くない映画を世に放つという事自体が
逆に面白いっていう、ね。
 内容をざっくり言うと「人間って古代ローマ時代から全っ然何も進
歩してないよね。 理想を実現するのなんて特別な能力を持った人間が特別な物資を持ってやったって困難をきわめて、偶然の奇跡でも起こらない限り無理だろうね、多分。 でも、だからといって理想を追い求める事をやめてしまったらおしまいなんじゃない?」みたいな事を言いたいのかなぁ、と俺はとらえたんですけど、多分全然違う感想の人もいると思います。
 まあ映像としては素晴らしいし、俳優さん達の演技も一流なのは間
違いないので、興味が湧いたという方はご覧ください。
 但しお勧めはしない笑

 あとは「F1」も観てきましたよ。
 F1ファンとしては観とかないとね。
 ただね、これもちょっとね……
 いや、これはエンタメ作品としては結構面白い部類なんだろうと思
いますよ。
 でもね、F1ファン視点で言わせてもらうと、虚実の虚の部分がデ
カすぎて、ずっと「ンな訳あるか〜い笑」ってツッコミ続ける映画だったんですよね。
 あまりにも非現実的過ぎました。
 前にも書きましたがF1というコンテンツは元々はヨーロッパの文
化だったものが、Netflixがドキュメントを配信する様になってからアメリカでの人気が爆発したという現状でして、ハリウッド映画化するなら今だ! みたいなタイミングではあるんですけど、ちょっとあまりにもエンタメ方向に振り過ぎたと感じました。
 まあ、「トップガン・マーヴェリック」の製作チームと聞いた時点
で嫌な予感はしてました笑
 ただ、F1に詳しくない人にとっては面白い映画だと思うので一応
お勧めしときます。

 映画館で観たのはそれくらいかな。
 あとは家でNetflixとかAmazonPrimeとかでちょ
いちょい観てるんですが、なんか特に印象に残ってるの無いなぁ笑
 悪い意味で印象に残ってるのは「オールド・ガード2」かな。
 そもそも実は「オールド・ガード」の1作目を観た事がなかったん
ですよ、俺。
 それが2作目が7/2にNetflixで配信されるというので、
「じゃあ2作まとめて観よう。」とお休みの日に観てみたんです。
 そしたらね、2の終わり方が「3に続く。」のパターンのヤツだっ
たの笑
 スター・ウォーズ帝国の逆襲とかマトリックスリローデッドのパタ
ーンのヤーツ。
 完結しないと分かってたら観なかったわ!
 内容は「この世には実は不死身の人間で構成された部隊がいて、歴
史の端々に関わって重要な役割を果たしていた。」という感じです
 アクション要素強めのヤツですね。その部分の見応えはあります。
 あとは「新幹線大爆破」も観たんですけど、俳優さん達の演技が悪
い意味で「日本の作品だなぁ」と思ってしまいましたね。
 お話的にも無理があるなぁ、と。
 ただ、昔の新幹線大爆破のリメイクではなく続編だったという点は
意外でした。
 そこはアイデア賞もの。

 全然新しくないもので今更観たら結構良かったのは「ドント・ルッ
ク・アップ」と「オキシジェン」かな。
 どちらもSFですが前者はコメディ、後者は密室サバイバルです。

 ドラマで観たもので印象に残っているものだと、今更ですが「デク
スター」はなかなか強烈でしたね。
 エロもグロもあるシリアルキラーものなのでお子さんのいる家では
視聴注意ですけどね。
 デクスターは続編がアメリカではもう始まったのかな?
 こっちでは配信されるのかなぁ。
 クリステン・リッターが出演してるんですよねぇ。
 ブレイキング・バッドのジェーン役とかマーベルのジェシカ・ジョ
ーンズ役の人。
 タレ目美女に弱いマンなのよアタシ。

 あとはこちらも新しい作品ではないのですが「マインドハンター」
も印象的でした。
 70年代のFBIが、それまでの常識では対処しきれない様な異常
な殺人犯を研究して、その対処方を確立しようとしていくみたいなお話で、デイヴィッド・フィンチャーが製作したものなんですが残念ながら2シーズンで打ち切りになってしまったものですね。
 どうやら制作費がお高かった様で笑
 同名の映画があるんですがコレは別物。
 映画の方は原題が「mindhunters」なんです。
 複数形なんですね。
 日本の配給元が「ズ」を取っちゃったモンだからややこしい事にな
っちゃったヤツですわ笑
 いらん事すなっ!

 あと、スペインのドラマ「あなたに出逢っていなければ」という作
品も、俺は印象に残りました。
 但しこれは世間の評価は低いだろうなぁと思います。
 結末に救いが全然無いんですよ。
 でも、なんかそれが藤子・F・不二雄の短編を読んだ時の様な何と
も言えない気持ちにさせられたという感じで、なんかジーンときたんですよね。
 内容はパラレルワールドもの。
 妻子を事故で失って絶望した主人公の中年男性が自身も橋から線路
に飛び降りて自殺しようとするんですが、それを見知らぬ老婆に止められて、「自分は実は科学者で、危険な実験をしている。 捨ててしまう命なら手伝ってほしい。」と言い出すんです。
 その実験というのがパラレルワールドへ行く事ができる装置を使う
というもので、主人公はそれならばと妻子が事故に遭わなくて済む世界を作ろうとするというお話。
 大抵のSF作品だとタイムマシンを使ってやりそうなネタを、あく
までパラレルワールドでやるというのがミソなんですね。
 パラレルワールドで何らかの行動を起こしたとしても、装置を使っ
て元の世界に帰ってきたらそこは妻子が死んじゃってる世界な事は変わりないという。
 SFがお好きな方は是非。

 「ナイトエージェント」はシーズン2で完結してるのかと思って観
てみたら、シーズン2の終わりに「シーズン3配信決定!」って出てきて「あ…」ってなりました笑
 これもFBIもののアクションです。
 一定の面白さはあるけど、まだ途中なんで何とも言えません。

 そういえばNetflix版ガンダムもあったな。
 海外で作られたものなのに、ちゃんとガンダムになってるじゃんと
思った記憶。「コレジャナイ」感があまり無かったんですよね。
 まあ、あくまでも正史には触れない作品ではあるんですが、ファー
ストガンダムの世界線でジオン側から見た連邦のガンダムの恐ろしさを描いていて良かったです。
 ジオン側からしたらガンダムってマシンガンで撃っても倒せないし
、戦艦の主砲みたいなビームをぶっ放してくると思ったら味方を溶けたバターみたいに斬り伏せてくるし、何だよアイツ反則じゃん! ってヤツですからね。
 ガンダム好きな人は観て大丈夫笑
 所謂ハリウッド版コレジャナイアレンジではないので。
 あ、コレは実写ドラマではなくCGアニメです。

 あとはサンドマンのシーズン2が配信されていて、どうやらこれで
完結してるらしいんですがシーズン1の内容を全く覚えてねぇ笑
 なので二の足を踏んでいます。

 で、ストレンジャーシングスの完結が11月でしたっけ?
 これはまだ観てない方は今のうちに予習しときましょう。
 このドラマでイレブン役を演じて人気になったミリー・ボビー・ブ
ラウンは現在21歳にして人妻で(旦那はジョン・ボン・ジョヴィの息子)、なんでも養子をもらってお母さんになったんだそうで、なんだか感慨深いですねぇ。

 こんな感じで大体YouTubeとNetflixを往復、たまに
別のサブスクみたいな生活の日々を過ごしておりますよ。
 有酸素運動をする為にテレビの前で踏み台昇降しながら笑

 そしてたまに映画館にも赴きます。
 いまはバレリーナ観に行こうか迷い中。
 ああいうアクションものは大画面で観るより家のテレビでしっかり
観たい様な気がするんですよね。
 画面がデカいとその迫力で目が眩んでしまうんで。
 アナ・デ・アルマスちゃんはインスタフォローしてます笑
 タレ目美女に弱いマン。

 スーパーマンはスルーしました。
 予告編観て「あらぁ、つまんなそう」と思って笑
 つまんなそうっていうより最近のハリウッド映画の有りがちパター
ン臭プンプンで。
 しかしどうやら世間の評判は良いらしい笑

 閃光のハサウェイの2作目が冬公開(予定)。
 プロジェクトヘイルメアリーは来年でしたっけ。
 デューンの3作目はまだ1年以上先か。

 そして最後に「エイリアン:アース」、お前は許さん。

 おしまい。