2019年12月25日水曜日

ファンタジー vol.2

vol.1 の続き

 あと、妖精とか精霊、妖怪なんかの類い。人魚とかバンパイアとかです。
 因みに人魚って英語で何というかって聞かれたら、みんなマーメイドって答えますよね。マーメイドって女性名詞ですよね。男性だとマーマン。マーマンって聞くとドラクエやってた人なら半魚人を思い起こしますよね。で、シンガポールのアレはマーライオン。
 マーっなんなのかっていうとポルトガル語でmarは海を表します。イタリア語でmare。フランス語だとla mer。
 だから、マーメイドって「海女」という意味ですよね。あ、「あま」じゃないですよ。「うみおんな」ねw
 で、人魚にはもう一つ呼び方があって、セイレーンと言います。コレ、サイレンの語源なんですね。
 セイレーンというのは霧深い海で、歌声によって船乗りを惑わす妖怪なんです、元々は。
 映画パイレーツ・オブ・カリビアンで恐ろしい姿の人魚が登場するのを観て「人魚ってこんなんなの?」と思った方もいたんじゃないでしょうか。あんなんなんですw
 だから童話の人魚姫は人間に恋して人間の姿になるかわりに声を失わなければならなかったのですね。
 因みに因みに、昨年アカデミー賞作品賞を獲ったギレルモ・デルトロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」という映画は、この人魚姫の逆バージョンでしたね。幼い頃の事故で声を失った人間の女性がマーマンに恋をするという。

 とまあ、こんなペースで脱線しているとホントにいつまでも終わらないので強引に話を元に戻しますw

 こういった神話や英雄譚、民間伝承といった類いのものと、歴史学などの深い知識、造詣をベースに産み出されたファンタジーの金字塔が指輪物語です。これも映画「ロード・オブ・リング」でご覧になった方も多いと思います。
 ホビット、エルフ、ドワーフといった様々な種族やゴブリン、トロールといったモンスター。
 新たな神話はおろか新たな言語まで産み出してしまうというクオリティの高さによって、その後のファンタジー作品の教科書と呼べるようなものなんですね。

 で、この指輪物語と双璧を成すのが英雄コナンシリーズです。
 これも細かい話をし出すとラヴクラフトという人の産み出したクトゥルフ神話というのが先ずあって、ラヴクラフトという人はこのクトゥルフ神話の設定を他者が使う事を推奨していたので、これを利用してハワードという人が作ったのがスタートだったんですよね。それをどんどんシリーズ作品を出し続けて一大叙情詩となっていったという。
 これが所謂ヒロイックファンタジーの始祖とも言うべき作品となります。
 コレも何度か映画化されてて、実はアーノルド・シュワルツェネッガーの映画デビューはコレだったりします。

 ただ、この英雄コナンシリーズ、個人的には全然読んでませんw
 このシリーズ、主人公のコナンが奴隷の身分から王にまで成り上がるストーリーなんですけど、作者がこれを時系列順に書いてないんですよね。
 しかもこれが、日本では二つの出版社からバラバラに出てたんですよ。だからどれからどの順で読んでいいのか分かんなかったの。
 現在は出版社が頑張って時系列順に整理して分かりやすいかたちで出してるみたいなので、ファンタジー好きを自称する身としてはいつか読まなくちゃとは思ってるんですけどね。

 で、この指輪、コナンほどメジャーではないものの、ファンタジーを語る上で絶対外せないのがマイクル・ムアコックという人の産み出したエターナルチャンピオンサイクルという一連のシリーズです。
 メチャクチャざっくり説明すると、多元宇宙世界でバランスを乱す神を倒す役割を担わされた存在がエターナルチャンピオンで、色々な次元に色々な姿、名前で転生してくるんだけど、実は魂はひとつのものという存在なんですね。
 この中でも特に人気なのがエルリックサーガというシリーズで、かく言う俺もこのエルリックサーガに中学生の時ドハマリしたんです。

 これについても語りだすと無限の時間がかかるので力一杯かい摘まんで説明すると、この世界とは別の次元の世界で、かつて世界を統べた亜人間メルニボネ族の王位継承者が主人公のエルリックです。

 かつては強力な魔法の力で竜を操り世界を統べたメルニボネ族も、同族間の血縁を繰り返す事によってその血は弱まり、その末裔のエルリックは虚弱体質かつ髪も肌も白く瞳は赤いアルビノです。
 そんなエルリックが王位継承者であることを不満に思う従弟がエルリックの許嫁を拐って戦いを挑んで来るのです。
 虚弱体質のエルリックは従弟に敵う筈もなく、先祖代々仕えてきた混沌の神アリオッチを頼ります。そして魂を喰らう魔剣ストームブリンガーを手に入れるのですが、これがエルリックの運命をワヤクチャにする始まりとなります。
 やがてエルリックがエターナルチャンピオンの転生だと分かり、自身が先祖代々仕えてきたアリオッチを倒さなければならない運命と知り……

 ドロドロの運命は読んでいて苦しくなる程なのですが、最後に衝撃の結末が待っているので是非とも読んでいただきたい。
 俺の二世代前ならウルトラマンの最終回、一世代前なら漫画版デビルマン、同世代ならロボットアニメ「ザンボット3」の最後で味わったであろう強烈なインパクトが待っています。

 と、こういったディープな世界観、緻密に構築されたファンタジー作品は特に「ハイファンタジー」と呼ばれ、子供向けのファンタジーとは一線を画す物として多くの人に好まれ、また新しい作品も産み出されていきます。
 日本の作品でも「精霊の守り人」に代表される守り人シリーズや十二国記シリーズなどがハイファンタジーにあたると思います。

 ただ、どうでしょう。
 現在ファンタジーの代表的作品と言えば、間違いなくハリー・ポッターでしょう。
 ハイファンタジー大好きおじさんの俺からすると、どちらかというと児童小説のジャンルに属するハリー・ポッターをファンタジーの代表と言われる事に、個人的にムズムズするものがあったのは事実です。
 確かに「この世界のすぐ隣に魔法の世界がある」という設定は秀逸ですし、後半のダンブルドア殺害からヴォルデモートとの対決までの流れは結構シリアスですが(なんだかんだ言って映画はチェックしてる奴)、やっぱり鼻くそ味のキャンディを食べるお話がファンタジーの代表であってはほしくないのよねぇ。


vol.3 へ続く

2019年12月9日月曜日

ファンタジー vol.1

 本文の前に先ずスターウォーズの話を。(またかよ)
 海外ではディズニーの新しい動画配信サービスDisney+にて配信開始されているスターウォーズ初の実写ドラマ「マンダロリアン」は日本では既存のディズニーの動画配信サービス、ディズニーデラックスで12/26から配信となるそうです。
 この件についてはまた別の機会に色々書くと思います。たぶんw

 さて、
 この原稿を書いているのは12/5。今日中にゲーム・オブ・スローンズ最終章のBlu-rayが届く筈なので、今か今かとソワソワしながらコレを書いているのです。

 と言うわけで、以前少し予告した通りファンタジーの話を今回はしたいと思います。
 とは言ってもファンタジーについて詳しく語りだすとここのブログ一年分ぐらいになってしまうので、ゲーム・オブ・スローンズの話に繋げる為にできる限り頑張って端折って書いていきますので、お好きな方から見れば「大雑把すぎ!」と思えるところもあろうかと思いますがご容赦いただきたい。

 何しろ俺はファンタジーとの付き合いが長い。
 だって「本を読む」という事の楽しさを知ったのがファンタジーなんですよ。
 ネバーエンディングストーリーというファンタジー映画を観たのが小4の時で、そこからしばらく経って小5の時に本屋で、このネバーエンディングストーリーの原作の「はてしない物語」という本を見つけたんです。
 文庫本ではなくハードカバーの本で、小学校で使っている国語辞典ほどの大きさ、厚さのある本なんですよコレ。
 普通、本って表紙も紙じゃないですか。はてしない物語は布で装丁されているんですよ。赤くて艶々した布で、表紙の真ん中で織り返しになっていて、すごく美しい本なんです。
 この本を見て、「欲しい……」ってなっちゃったんですよね。読みたいというより、物として所有したいっていう。
 で、3000円くらいする本なので子供のお小遣いでは買えず、親にねだって買って貰い、夜な夜な布団の中で懐中電灯で照らしながら読んだんです。
 読んでみると映画版のネバーエンディングストーリーは原作の前半部分しか描かれていなく(作者のミヒャエル・エンデさんは激怒したらしい)、長大な物語を読み終えた感動と達成感から、「こういうの、もっと読みたい!」ってなってファンタジーの本を買い求める様になったんですよね。

 因みに、以前ここのブログにも書いた通り、ファミコンを買ったのも小5の時。ワタクシ、ここから一気に視力が低下していきますw

 さてさて、ファンタジーというと連想されるものって2系統あると思います。
 ひとつは不思議の国のアリスやピーターパン、オズの魔法使いといった児童小説、おとぎ話の類い。
 もうひとつが中世ヨーロッパ風の鎧と剣、魔法。ドラゴンに代表される怪物たちと戦うパターンのヤツ。

 こういうののルーツというと先ずは神話ですよね。ギリシャ神話とか北欧神話。
 例えばヘラクレスの事についてだけ語ってもここのブログ一月分は余裕でいけちゃいますよね。止めときますけどw
 興味ある人はWikipediaでヘラクレスを調べてみれば、こんなにもエピソードがあるのかとご理解いただけるかと思います。

 それから、民間伝承、英雄譚。有名なのはアーサー王伝説ですね。昨今はアーサー王のお付きの魔法使いマーリンを主人公にした作品なんかもありますよね。


vol.2 へつづく

2019年11月25日月曜日

こんなエピソード9はイヤだ vol.2

vol.1 の続き 
 という事で、アナキンの出生の秘密がエピソード9で明かされるのだろうと。
 そしてそこにパルパティーンが登場する、と。
 じゃあパルパティーンがアナキンの父親?
 それは違うだろう。もしそうなら、アナキンの事を意のままに操る為にそれを利用する筈だものね。
 でも、シリーズの経緯というものを考えた時、全てがパルパティーンの掌の上で踊らされていたというのが流れだよね。

 さあ、では勿体ぶらずに俺の予想を発表しちゃいましょう。

 ズバリ、パルパティーンは人工的にフォースの力を持った者を生み出すという事に手を染めていたのではないか。
 そしてその成功例がアナキンなんじゃないか。
 だから、経済的困窮からその様な事に子宮を提供してしまったアナキンの母親は、その事を誰にも言えなかったんじゃなかろうか。

 となると、新シリーズの主人公のレイ(関係ない話だが、元々レイアというキャラクターがいるのにレイとかカイロ・レンてネーミングしちゃうところが新シリーズの作り手のセンスの無さが出ちゃってるところだと感じてしまう点なんだよなぁ。)も、エピソード8で金の為に売られた子供だと明かされた訳で、となるとやっぱりレイもパルパティーンによってフォースの力を人工的に宿された者なんじゃないかという予想も立つ訳です。

 シリーズのファンならフォースの力を持った者はいとも簡単にダークサイドに堕ちてしまうのは承知の筈。
 というか、特殊な力を持った者がその力を私利私欲の為に使ってしまうのは他シリーズ、マーベル作品とかX-MENシリーズなんかでも定番の設定ですよね。
 その為にジェダイテンプルは厳しい戒律を以てフォースの力を持つ者を厳しく律した訳ですが、今やそのジェダイテンプルも存在せず、それを新たに作り上げようとしたルークも失敗したところがエピソード8で描かれています。

 だから、人工的にフォースの力を持つ者を生み出すなんて危険な事は止めなければならない。パルパティーンを、今度は確実に倒さなければならない。

 これが俺の予想するエピソード9の内容です。

 この内容だと、ぶっちゃけ続編も作りやすいよね。
 パルパティーン亡き後も、正義の為という名目でフォースの力を人工的にもたらす方法を復活させようとする勢力と、やはり危険だからそれは止めなければならないとする勢力との、どちらも正義の名の元に争うなんて、容易に想像できるパターンw

 という事で、もし本当にエピソード9がこのストーリー展開だったら、「素人にも予想できるヤツw」と笑い者にしてやりましょう。

 もしコレよりつまんない内容だったら、勝手にアナザーエピソードとしておれが小説化しようかなw

おしまい

2019年11月11日月曜日

こんなエピソード9はイヤだ vol.1

 本文に入る前にひとつ訂正。
 以前、変な邦題の映画の話の中で、トゥモローワールドという映画の原題をchildren of usと紹介しましたが、children of menの誤りでした。
 何でこんな間違いしたかというと、ゲームのthe last of usとゴッチャになったんだと思われます。
 どっちも近未来の世界で男が少女を目的地まで送り届けるという内容で、カブってるんですよ。
 失礼しました。

 て事で本題。

 タイトルを見て、「お前またスターウォーズの話すんのかよ」とお思いでしょうが、このタイミングでしか出来ないネタを思い付いちゃったのでお付き合いください。

 いよいよ公開が迫ってきたエピソード9。なるべく事前情報はシャットアウトしていても、やっぱり多少は入ってきてしまう物で、それらの情報を元にエピソード9の内容を俺が勝手に予想してしまおうというのが今回の趣旨です。
 勿論、俺は只のスターウォーズ好きのおじさんで、エピソード9はハリウッドの現役バリバリの脚本家がストーリーを考える訳ですから、俺なんかが考えた浅はかなアイデアなんて軽く上回ってくるだろう、いや上回ってくれなきゃ困るぞという事で、俺の予想する内容は「こんなエピソード9はイヤだ」という事にしときましょうと。

 という事でエピソード9、サブタイトルはrise of Skywalkerとなっております。コレまた邦題がスカイウォーカーの夜明けなんて付けられちゃいましたが。夜明け……
 んで、内容はスカイウォーカー家のストーリーが終わりを迎えるという物だそうです。
 それともう一つ、エピソード6で死んだ筈の帝国の皇帝パルパティーンが登場する事も明かされていますね。

 正直言って、このパルパティーンの再登場は予想してた人も多かったんじゃないかと思います。多くの人がエピソード6を観て「え、今ので皇帝死んだの?」って思いましたよね。
 で、その後エピソード3のヨーダとパルパティーンのバトルシーンを観て、「イヤやっぱりエピソード6で皇帝死んだのおかしいじゃんw」ってみんな思った筈。
 だから驚きはないですよね。何しろ、この新エピソードの悪の親玉だと思ってたヤツが、あんな感じだったし。
 それに、エピソード1で胴体を真っ二つに切断された筈のダース・モールが死んでなかったというのが今や公式設定ですもんね。何でもアリだw

 と、後、スカイウォーカー家の最後という話。
 エピソード8終了現在で生存しているのはレイアとその息子、カイロ・レンことベン・ソロだけで、単純に考えればこの二人の最後がスカイウォーカー家の最後という事になります。まあダークサイド堕ちしたカイロはストーリーの流れ上、死んでも不思議ではないですよね。

 ただ、もっとそもそもの事を考えてみると、ルークとレイアの父親であるアナキン・スカイウォーカー、そのアナキンの父親というのが誰なのかは明かされてないんですよね。
 だから、アナキンの出生の秘密を明かさないとスカイウォーカー家の終わりも見えない訳です。アナキン以外の子供がいないとも限らないんだから。


vol.2 へ続く

2019年10月28日月曜日

長い言い訳 vol.3

vol.2 の続き

 テレキャスターって上位機種と言いますか、更にカッコいいヤツがあって、それがシンラインというモデルでして。
 コレ、何が違うかというと、まあボディ形状はテレキャスターでありつつ見た目色々違うんですが、なんと言ってもホロウボディであるという点でして。
 普通ギターってボディは一枚の木の板じゃないですか(まあ実際は複数の木を張り合わせているんですけど)。これをソリッドボディっていうんですけど。
 シンラインというギターはアコースティックギターのようにボディが空洞になってるんですね。それがホロウボディ。

 このシンラインというモデル、当然普通のテレキャスターより値段は高いんです。そりゃそうですよね、加工が大変ですから。
 本物のフェンダー製で安くて10万円くらい。
 フェンダーからライセンスをもらって格安ギターを作ってるスクワイアというブランドがあるんですけど、そこのブランドので5万円くらい。

 ところがある日、このシンラインのコピーモデルで25000円というのを見つけちゃったんです。
 SXというメーカーで、どうやらスペインの会社らしい。で、実際作ってるのは中国という。

 ピックアップもシングルコイルでブリッジサドルも6個付いてて、勿論レギュラースケールだし条件ピッタリ。
 それにしても何でそんなに安いのかと思ったら、何とこのギター、なんちゃってホロウボディだっていうのw
 シンラインのボディにはFホールっていって、バイオリンみたいな穴があいてるんですね。そこからボディが空洞になってるのが見えるっていう。
 このSXのシンライン、Fホールの所だけがくり貫かれているだけで、そこ以外はソリッドボディなんだとw

 その何とも言えないインチキ臭さにもうヤラレましたね。
 みた瞬間「コレにしよう!」って。

 で、コレを買うことに決めたんですけど、販売サイトを見ると「取り寄せ」となっているの。
 だけどユーザーレビューに「取り寄せとなっていましたが注文したらすぐに届きました。」と書かれていたんで、まあ大丈夫かなと思ってポチッとしたんです。

 そしたら販売店からメールが来て、「取り寄せに2~3ヵ月かかるけど大丈夫ですか?」だって。
 別のサイト探したら、同じギターが在庫有りで三万円で売ってる所がある。

 て事で2~3ヵ月待てば二万五千円で買えるのをキャンセルして別のサイトに注文して三万円で買いましたw
 欲しくなったら矢も盾も堪らなくなっちゃうヤツw

 実際届いてみると三万円の割りに悪くない。
 変なノイズとかも無いし、安いギターに有りがちなフレットの処理のアマさも無くて、なかなか弾きやすい。
 勿論この値段のギターなので使われてる木材や金属は安物だし、ピックアップもパワフルとは言い難いけど、あくまでも値段から考えて、全然アリでした。よかった。

 という訳で、新しいギターを手に入れてホクホクなんですけどね。
 やっぱりね。

 ストラトキャスターも欲しいよね…(バカ)


 おしまい

2019年10月14日月曜日

長い言い訳 vol.2

 vol.1 の続き
 ジャガーというメインギターが有るわけだから、別に新しいのを買う必要なんてないだろうに、そもそもオタッキー人間の俺、常に新しいギターが欲しいバカにとって格好の理由ができた訳なんですねw

 で、もう一つ新しいギターが欲しい理由として、ピックアップというのがありまして。

 ギターという楽器はアンプで音を増幅してスピーカーから音を出す楽器であると前回説明しましたが、その為にギターの弦の音を拾う為のマイクのようなものがギターには付いてまして、それがピックアップという部品なんですね。

 で、このピックアップというのが大きく分けて二種類ありまして、ひとつはシンプルな構造のシングルコイルというモノ。もうひとつがシングルコイルよりノイズが出にくい構造になってるけど、シングルコイルよりちょっと音がモコッとなっちゃうハムバッカーというモノなんです。

 で、俺のジャガーにはハムバッカーが付いてるんですけど、グレコのストラトにはシングルコイルが付いていて、ギター弾きとしてはシングルコイルのギターも持っておきたいんですよね。
 腕前はへなちょこのクセにw

 という事でシングルコイルのギターを新しく買おうということに決めまして、とはいえサブギターなので高価な物でなくてもいいやって感じで。
 同じストラトを、とも考えましたが、ストラトのコピーモデルは
実はoceanfrequencyの家に一本あるんですよね。なのでストラトの音がもしcunoで必要になったとしても、そっち使えばいいんだからという事で、テレキャスタータイプにしようと。

 テレキャスターというのはやはりフェンダーのギターで、ストラトよりもシンプルな構造でよりシャープな音が特徴のギターです。
 勿論本物のフェンダーでなくコピーモデルで充分です。

 とはいえテレキャスターというギターにはちょっとした不満点もあって、それがブリッジサドルという部品。
 ざっくり説明すると弦の高さや長さを調整してチューニングをより正確にしたり弾きやすさを高めたりする部品なんですけど、このブリッジサドルという部品が、一般的なテレキャスターには三つしか付いてないんです。ギターの弦は6本あるのに。

 なのでテレキャスタータイプで且つ、ブリッジサドルが6個付いてる、値段の安いギターを探しまして。

 一番条件にピッタリなのがプレイテックというブランドのギターで、お値段なんと八千円弱!
 安い割りに評判も上々のギターで、かなり本気でこのギターを買う気でいました。

 と言いつつ夜な夜なネットで色んなギターをチェックするのが日課の俺w。来る日も来る日もテレキャスタータイプのギターを色々物色してたんですよ。

vol.3 へ続く

2019年9月30日月曜日

長い言い訳 vol.1

 前回のブログで、ホントは新しいギターが欲しいけど、お金も置いとく場所も無いから、その沼にはハマらずにいられると書きました。

 で、俺、新しいギター買いました。(オイ)

 いや、正直に言おう、オクターブファズっていうエフェクターを買っちゃったと前回書きましたが、その前に新しいギターを買っちゃってましたw
 ご安心ください、安物です。三万円w

 因みに俺のメインのギターはフェンダージャパンというメーカーのジャガーというヤツで、cunoの曲のレコーディングにはほぼ全曲このギターが使われてます。
 なのに何で新しいギターを買っちゃったのか。その言い訳を今回はしてみます。

 そもそも俺はギターを始めたのは結構遅くて、18歳になってからでした。
 「ギター欲しいなぁ」と周りに吹聴していたら、「じゃあ使ってないギターあるからあげるよ。」という親切な人がほぼ同時に二人現れ、いきなり二本持ちになるというw

 ただ、そのうち一本はちょっと特殊なギターで、スタインバーガーというメーカーのギターのコピーモデルだったんです。
 モト冬樹さんが弾いてるボディが小さいギターと言えば「ああ、あれか。」となる人もいるかな?
 せっかくいただいたんですけど、このギターはあまり使いませんでした。
 色々理由はあるんですが、やっぱ単純に弾きにくいw

 で、もう一本がグレコというメーカーのギターで、フェンダーのストラトキャスターというギターのコピーモデル。ストラトキャスターとロゴが入ってるべき所にスーパーパワーって入ってるヤツw
 このギター、もらった時から金属パーツが錆びてたり、ちょっと使ってみたらストリングスガイドというパーツがとれちゃったり、まごう事なきボロギターなんですが、音はなかなか良くて、ろくに調整も出来ない弾きにくいギターではあるんですが結構気に入ってずっと使い続けてきたんですよね。

 その後、今のメインのジャガーを自分でお金を出して買うんですが、それでもグレコのストラトは手元に置いて弾いていたんです。家にいる時はむしろジャガーよりストラトの方を頻繁に弾いてたかもしれないぐらい。

 ジャガーというギターは、ショートスケールといって一般的なギターよりひとまわり小さいんです。これが我々日本人にとっては丁度良い。
 日本人ギタリストの第一人者と言えばcharさんですが、charさんといえばフェンダームスタング。これもショートスケールのギターなんです。
 で、charさんの代表曲と言えばsmokeyですが、このsmokeyのイントロのキレの良さはムスタングだから出せるとcharさんは言っているんですね。
 俺のジャガーも同じくショートスケールなので、とても弾きやすいギターなんですよ。

 それに対してグレコのストラトは一般的なレギュラースケールだし、金属パーツが錆びてしまっていてろくに調整も出来ないし弾きにくいんですけど、この弾きにくいギターで家で練習しておいて、本番のcunoのレコーディングでは弾きやすいジャガーで弾くというのが流れになっていたんですよ、俺の中で。

 それでこのグレコのストラトをずっと使ってたんですけど、このギターがとうとう音が出なくなってしまった。電送系がダメになっちゃったんですよね。まあもらった時からボロでしたからね。
 勿論修理すれば治るんだろうけど、何しろ18歳の時から使ってたボロギター、もういいだろうと。

vol.2 へ続く

2019年9月16日月曜日

今そこにある沼 vol.2

vol.1 の続き

  とまあこんな風にエフェクターって色々あって、他にも音をフォワーンってさせたりワウワウってさせたりシュワーンってさせたりビロビロビロってさせたりみたいのが山ほどあるのを、ギター弾きはどれもこれも「欲しい…」と思ってやがるんですよ。
 しかもギター本体に比べれば値段も安いしサイズも小さい。
 次から次へと買い足していくうちに、所有のギターの値段をエフェクターのトータル金額が超えちゃってるなんてのがギタリストあるあるなんです。
 安いとはいえ高価な物だと二万円以上するのとか普通にあるね。
 楽器に興味ない人からしたら「ハァ? このちっちゃいペダルが一個25000円?!」みたいなw

 と、そんなエフェクターの中でも沼中の沼と言えるのがオーバードライブです。

 さっきギターの音はそのままだと「ペーン」とか「チャリーン」みたいだと書きましたが、皆さんの耳にするギターの音って「ガー」とか「ジャー」って感じですよね。あの音にするのがオーバードライブです。

 ギターという楽器はロックミュージックと一緒に育ったものですよね。
 で、ギターはアンプを使って音を増幅させる、と。
 だけど、余り大きな音を出すと、所謂音割れが起こってしまって、ギターの音が歪む(ひずむ、と読みます)という現象が起こってしまいます。
 ところがロックというのは反骨精神の音楽ですから、歪むほどの大音量を出すという行為自体がカッコいい、ひいては歪んだギターの音がカッコいいということになっていく。
 てことで大音量を出さなくても歪んだ音をシミュレートできるエフェクターが売り出されるんですね。これがオーバードライブ。

 このオーバードライブがまあ沼なんですわ。
 ギターの音の「ペーン」「チャリーン」を「ガー」「ジャー」にするだけのもので、ギター弾かない人からしたら「こっちのとこっちの、何が違うの?」てなモンなんですが、ギター弾きどもはこれを「こっちの方が音抜けが良い」だの「こっちの方が暖温かみがある」だの「こっちの方がふくよかなサウンドだ」だの言っては、似たようなペダルを幾つも幾つも幾つも幾つも買っちゃうのよw

 そんな中でも名機と呼ばれるものがいくつかあって、例えばアイバニーズという日本のメーカーから出ているチューブスクリーマーというヤツがもう定番中の定番で、クローンモデルも色んなメーカーから大量に発売されていて、TS系という言葉が存在するくらいで、アイバニーズの本物のチューブスクリーマーが一万円くらいなのにクローンモデルに二万円以上するのがあるっていうよくわかんない事になってたりします。
 また、BOSSというメーカーから出ているブルーズドライバーというモデルは、エリック・クラプトンが使っていると知れ渡ってもの凄い人気機種になり、やはりこれもチューブスクリーマー同様クローンモデルが続々発売され、BD系と呼ばれてますね。

 で、これらはまだ現役で販売され続けているんですけど(じゃあ何でクローンモデルが出るのかw)、KLONってメーカーが以前発売してて、もう作ってないケンタウロスというモデルがありまして、これが良い音だと評判になったモンだからエラいプレミア付いちゃって、今や某オークションでニ十万とかで取引されてるっていうw
 ニ十万てw さすがにバカでしょw
 ギターの音を「ペーン」から「ガー」にするだけのちっちゃいペダルですよ。
 KLONというメーカー自体はまだあって、今だに新しいオーバードライブを作り続けていて、メーカーからしたら「もっと良いヤツ作ってるんですけど…」てなモンなんだろう、意地でもケンタウロスを再販しないのw
 で、勿論コレにもクローンモデルが沢山あって、元がニ十万なもんだからクローンモデルが二万円以上で発売されても「安い!」「お買い得!」となってしまうおバカなギター弾き達w
 やぁねぇもうホント。

 ただ、最近になってこのエフェクター市場に中国や台湾のメーカーが参入してきた事により、驚く程安価な物も出てきて、しかも品質も悪くないんですよ。
 ちょっと前まで中国製というとヒドイ品質の物が多くて、今でもそういう物もあるんだろうけど、例えばMOOREとかJOYOなんてメーカーの物は全然問題なく使えるんで、このエフェクターという沼に一石を投じる事になってきてます。
 ギター弾き始めの初心者さんが家で練習するには充分だよね。

 あとね、GOKKOっていうイタリアのエフェクターメーカーも安くて良い感じデス。

 この話のオチは、俺がそのGOKKOのオクターブファズというエフェクターを買っちゃったっていう話なんです。
 オクターブファズっていうのは所謂飛び道具的なエフェクターなんで使う機会は殆ど無いんで、買う必要は全く無いんですけどね…
 まあ、4000円もしなかったんでいいんですけどね…

 わかりますか皆さん、これが沼です。

おしまい 

 

2019年9月9日月曜日

今そこにある沼 vol.1

 本題に入る前に一つお知らせを。

 ウチの作曲家先生ことoceanfrequencyさん、新たにホームページを作りまして、そこでcunoの曲も聴けるようになりました。
 長らく非公開状態になっていたファーストアルバム「月の舟」も、漸く再公開となりましたよ。
www.oceanfrequency.com
を是非訪れてみてください。
 あ、因みにこのホームページ、俺はノータッチです。
 何か不思議な文章が載ってますが、あれは作曲家先生の仕業ですからね。
 へぇ、oceanfrequencyってそういう人なんだぁ、と思っといてくださいw

 さて、前回はアレでしたがその前に音楽の話というかヘッドホンという機材の話になったんで、今回も引き続き機材の話をしようかな、と。
 あ、因みにあのヘッドホン、もう一個買っちゃったw 茶の間用に。

 んでね、俺、cunoでは歌を担当してるんだけど、ギターも弾いてるんですよ。
 ギターは十代の頃から持っているんですけど、まあ、聴いていただければお分かりの通り、たいした腕前ではないです。
 いや、もっとはっきり言おう、ヘナチョコですわw

 そうなんだけど、ココのブログ読んでいただけてる方々ならもうお分かりの通り、俺自身マニアックというかオタッキーな性格でして、たいして弾けもしないのにギターというモノが好きなんですよね。
 モノとして好きっていう。

 で、どうなるかっていうと、常に新しいギターが欲しいw
 夜な夜なネットを眺めては「いいなぁ、このギターカッコいいなぁ~。イヤこっちのもいいなぁ~。欲しいなぁ~。」ってやってんのw
 まあ、これはギターに限らず楽器弾く人は皆そうでしょう。

 まあでも、次から次へと新しいギターを買うお金もないし、買ったところで置いとく場所にも困るしで、物理的にこの沼にはハマらずにいられる訳です。cunoが売れて大金持ちになったらハマりますw

 ところがねぇ、ギター弾きにはもっと身近に、簡単にハマり易い沼があるんですよ。

 それがエフェクターというモノなのです。

 ギターというのはそれ単体で音を出せる物じゃなく、アンプに繋いで音を増幅させてスピーカーから出すという手順なんですね。
 だけど、ギターの音ってそのままだと「ペーン」とか「チャリーン」みたいな音なんですよ。
 そのギターの音に作用して音を加工するのがエフェクターです。

 よくギタリストが足元にペダルみたいのを幾つも置いてるの見たことありますよね。アレですアレ。

 音を加工っていうのは、分かりやすい例を挙げるとエコーとか。
 ギターとアンプの間に挟んで繋いであるペダルをポチッと踏むとギターの音にエコーがかかるっていう。
 ただね、このエコーってのも厳密にいうと2種類あってね、一つは残響音を再現するリバーブってヤツ。
 お風呂場で歌うと響きますよね。ああいう空間の広さとか壁の質感とかをシミュレートするのがリバーブ。
 もう一つがディレイといって、山彦みたいに鳴らした音を繰り返すヤツね。
 だから、ギター弾きは一台のギターの音にエコーをかける為に二台のエフェクターを持ってたりしますw


vol.2へ続く

2019年8月27日火曜日

不思議の国でおまいう vol.2


 不思議の国でおまいう vol.1  の続き
 
 そこに、カメラの前で貰ってないって言っちゃった張本人が、早く謝って世間一般から許されたいというワガママとしか見えない理由で「会見させろ」と主張してきたら、「コイツは…」ってなるの、俺は「ナンカワカルゥ~」って思っちゃうけどなー。
 で、結局「もういいです。アンタクビ。」まで行っちゃう。

 そしたらあの「涙の謝罪会見」ですよ。
 吉本興業が「やらないでね」と言っていた闇営業をやってお金を貰ったのに、カメラの前で貰ってないって言っちゃって事を大きくしちゃって、よく考えたらどう見てもA級戦犯の宮迫が、物の見事に吉本興業を悪者に仕立て上げちゃった。
 何しろあの時点ではこの件について情報がかなり少なかったもんだから、あれ見た人達は「えぇ~ヒデェな吉本!」にならざるを得ないよね。
 吉本興業からしたら「あんのボケがぁっ!」だったろうなぁ。

 で、炎上状態になっちゃったのを見て「松本動きます」ですわ。
 「宮迫をクビにしたらアカン」だの「吉本も会見は絶対せなあかん」だの「松本興業じゃないけど、問題を起こしてしまった芸人に救済を」だの「芸人ファースト」だのと言い出した。

 この松本人志のシシャリが無ければ吉本は会見なんかしなかっただろうし、宮迫のクビ撤回も「何でこっちが頭下げにゃならんの。」てなモンだったろうに、やりたくもない会見を救急するハメになった、というのがあの「社長の会見」なんだと思って見ると、印象は変わると思うんだけどなぁ。
 俺はどうしても、宮迫より吉本側に同情的になってしまう。
 あの社長のしゃべり方も、救急やらざるを得なくなった会見の場において、間違いの無いように、でも過不足の無いようにと頭の中グルグルしながら慎重に言葉を選んでいる様に俺には見えたけど。
 あんなシチュエーション、絶対パニクるでしょ。吉本興業の「経営者」は、別に喋りのプロじゃないし。

 あともう一つ、「吉本興業だって詐欺グループと関わってただろ」って話。
 あれね、社長の会見ではっきり否定してたんだけどね。

 この話の発端って、宮迫が謝罪会見で、「そんな大きな金出せる所、大丈夫か?って入江に聞いたら、吉本のイベントにも参加した事のある会社だから大丈夫と言われた。」と発言したっていうのなんだけど。
 先ずは「参加前から大きな金貰えるって知ってたんですね。」と突っ込みたくなるところですがw
 コレ要するに又聞きでしょ?
 しかも聞いた相手がこの一件で一番胡散臭いカラテカ入江というw

 で、吉本の社長の会見では「そのイベントは吉本の主宰ではなく、別の主催者の企画に芸人を派遣しただけ。」
「その主催者が反社会的組織でない事はチェックしてあった。」
「しかしその主催者が募ったスポンサーまではチェックしてなかった。そこを甘いと言われればそれはそうなのかもしれないけど…」
 という回答。どう思うコレ。
 俺には何で宮迫の「又聞き」の方が真実であるかの様に世間で扱われているのか不思議でたまらん。
 宮迫という人の言い分を素直に「ハイそうですか」と、どうして皆受け入れられるの?w

 それから、吉本所属の芸人達が社長の会見を受けて、「経営者側が保身に走ってる! 松本さんが芸人ファーストっていったのに!」みたいなこと言ってるの。
 アレもねぇ。
 芸人達が「芸人ファースト」ってのに乗っかるのは、よく考えたらそりゃそうだろうって話で、それこそ芸人側の保身とも言えるわけだし。

 何しろ、今回の詐欺グループのパーティーには参加してなかったけど、過去にカラテカ入江に誘われて闇営業した事のある芸人なんて、まだまだいるんだろうなぁってね。
 その闇営業の主催者が反社会的組織じゃないって確信持って言える人って一人でもいるのかなっていうw
 明日は我が身っていう人達、いっぱいいるんじゃない?
 俺はすぐにこういう物の見方をしますw

 だモンだからね、やっぱり俺のほうが世間からずれてるのかもしれないけどね。

 お金を貰ってない訳が無いことなんて確認しなくたって百も承知な筈なのに、「相方に確かめたら貰ってないと言われたからソレを信じたのに、後になって実は貰っていた、保身の為に嘘をついてしまったと言われた。俺は相方にお前を軽蔑すると言った。」なんて事をわざわざTwitterに掲載した人とかね。

 松本が「宮迫をクビにしたらアカン」と言い出したから社長は悔し涙流しながらクビ撤回したのに、「俺らの価値ってそんな軽いの?」とか、社長が会見で否定した筈なのに「反社の問題をちゃんとしてほしいねん」とか言っちゃうお兄ちゃんとかね。

 ホントにロクなヤツじゃないのは誰かなっていうw

 ハイ完全に「おまいう」でしたね。
 すいませんね。

 おしまい

2019年8月12日月曜日

不思議の国でおまいう vol.1

 この話題に俺がどうこういうのは自分でも違和感があるんだけど、なんとも「不思議だな」と思うので、ちょっと書いちゃいますよ。

 吉本興業の話です。はい。

 世の中の一般の皆さんが「吉本ヒドイ。あの会見なんだ!」ってなってるのが、俺には結構不思議なんだよなぁ。

 あれさ、「涙ながらに会見した宮迫、亮がホントの事言ってるに決まってる。だから吉本の言い分と食い違って時は吉本側が嘘をついてるに決まってる。」っていう思い込みが3割ぐらいで、残りの7割が「あの社長の話し方、イライラする!」って理由じゃね?w
 あとなんか極一部に「吉本興業は安部政権からカネもらってるぞ!」っていうアベガーの人もいるみたいだけど。参院選、惨敗だったねぇ。悔しいのう悔しいのうwww

 ざっくりあらましを言いますと、契約解除に伴い、宮迫、亮が会見した。
 これ俺見てないです。後のワイドショー等で断片的にしか見てない。
 で、翌日ワイドナショーで松本人志が生放送でこの件に触れる。
 これも俺見てないです。
 更に翌日、吉本の社長が会見したと。
 これは割と最初の方から質疑応答の最初の辺りまで生で見てました。休みだったのです。

 さて。

 そもそも、闇営業ってモンがあって、吉本興業は「やらないでね。」と一応は言いつつ、実質黙認状態だったらしい、ということが透けて見えてきて。
 別に芸能界に詳しくなくたって、今回の一連の出来事を眺めていれば、なんとなく想像できることもありますよね。
 なんで黙認なんだろう。

 よく聞く「吉本は給料安い。」というのの救済措置なんて要素もあったりするのかな、とか。
 バイトばかりして仕事のない様な芸人がお金をもらって場数を踏める機会でもある訳で、今や大御所と呼ばれる様な芸人さんだって、そうやって育ってきたという歴史だってあるんだろうなぁ、みたいな。
 ていうか歴史っていうんであれば、そもそも芸能事の仕切りって昔はヤのつく自由業の皆さんの仕事だったらしいなんて話も聞いた事あるなぁ~みたいな。

 んで、じゃあその「黙認」を可能にするカラクリってのはどんなものなのか。
 これだってこれまでの一連を見てりゃ想像のつく事で。

 要するに「仕事をして報酬を貰った」のではなく、「余興をやったら謝礼を貰えた」って扱いなんだろうと。
 しかも、その謝礼をくれたのはイベント、パーティーの主催者ではなく、その話を芸人に持ってきた仲介者、今回の件で言えばカラテカ入江から参加芸人に渡されてるらしいと。
 勿論カラテカ入江は主催者からお金を貰って自分の取り分を取ってから残りを分配したに決まってる訳なんだけど、芸人各々からしたら主催者からは「貰ってない」と言える形にしてあるって事なんでしょ。

 だから写真週刊誌の直撃取材を受けた宮迫は「貰ってない」と言ってしまったんだろう。
 その後の謝罪会見でも「間接的に貰った」という言い方したんでしょ?

 まあ結局それで、最近の写真週刊誌の「シラを切るなら二の矢、三の矢があるぞ!」的なやり方で事が大きくなっていって、流石にお咎め無しには出来なくなっちゃったって話なんだろうなぁ、と、ね。

 ここまで想像ついちゃうと、一つの「茶番」が見えてきますよね。

 貰ってない訳が無いって事、みんな分かってるでしょ、最初から。
 芸人も吉本興業も写真週刊誌やマスコミも。

 つまり
 この一件に関わった芸人に「貰ったのか?」と聞いたら、はじめは「貰ってない」と言っていたのに後になって「実は貰っていた。保身の為に嘘をついてしまった。」と言い出した。
 というこのくだり。

 「貰ったのか?と聞いた」?
 そんな必要ある?
 貰ったに決まってるのに?

 ねぇ、このくだりを芸人も吉本興業もマスコミも事実として扱っていて、それを世間一般もそのまま受け入れてるところに、あれ?ってなるの、俺だけですか?

 「宮迫がカメラの前で貰ってないって言っちゃった! どうしよう!」が真相じゃねぇの?

 からの、「もう芸人達に勝手に喋らすな。」が「会見させない」なんだろうと。
 何しろ、安部政権からお金を貰って教育関連の事業をやろうって会社ですからw、この一件で誰がいくら貰って、トータルいくら貰ってて、そのお金をどうするのか、詐欺グループに返す訳にもいかないしw、そういった諸々きちんと詰めるまでは謹慎しとけっていうのが、吉本興業の下した判断だったんだろうさ。


vol.2 へ続く

2019年7月29日月曜日

ヘッドホン壊れちゃった vol.2

 vol.1の続き

 考えてみれば、オーディオマニアの人たちの聴く音楽ってクラシックとかジャズだよね。
 パソコンで作ったエレクトロを聴く為に高級オーディオ買う人はそうそういないと思うw

 クラシックとかジャズってことは、スタジオで収録されたモノというよりはライブ音源を聴くっていうのが目的なんだろうと。
 つまりはライブの再現の為のオーディオであって、再生された音を聴いて生の演奏をイメージするっていう、その為の装置って事だ。

 てことはいくら高品位な機器で再生したところで、それをイメージできる脳ミソがなきゃ意味ないって事じゃね?
 逆に再現能力の高い頭の持ち主には高級オーディオなんて必要ないって事だ、究極的には。
 イメージって頭でする事だものね、結局。

 と、クラシックもジャズもあんまり聴かない俺が今日も豪快に脱線してみましたw

 てな事で、俺の聴く音楽は殆どスタジオで作られたモノとかパソコンで作られたモノだったりするんだけど、因みに言うと、プロのミュージシャンが音楽制作の現場で使っているヘッドホンって、かなりの高確率でソニーのモニタリングヘッドホンで、1,8000円位で買えます。
 我々cunoもレコーディングにはコレ使ってます。

 つまりはプロのミュージシャンが自分たちの音楽の確認に使ってるのと同じヤツがその値段で手に入るって事で、じゃあソレでいいじゃんって話でもあるんですが、でもね、寝ながら使うヤツじゃないw

 てことで、強引に話を戻しますけど、安くて良いヘッドホンないかな、と。

 俺はAmazonのプライム会員で、何でもかんでもAmazonで買う様な人間なので(配送業者の方スイマセン)、オーバーイヤータイプでAmazon検索してみたんですよ。

 そしたらさ、でてきたの、3,000円代でやたらユーザーレビューの高いヤツが。
 それもレビューしてるのが一人二人じゃなく、それなりの件数で高評価なの。
 この値段なら買ってみてダメでも、まあ授業料て事でイイやと思って、ポチりましたよ。

 で、届いて使ってみたんだけど、はじめは低音の出が強調されてて、でもそこ以外はあんまり前に出てこない感じで。
 ただ、低音強めなんだけどモコモコした感じではないし、けっこう立体感は感じられる音質で、まあダメではないかな、テレビに繋いで映画を大きい音で観たい時とかには最適かな、と。

 でもね、ヘッドホンとかスピーカーって、鳴らし続けていると音質が良くなってくる事がままあって。所謂エイジングってヤツですね。
 何しろ手持ちのヘッドホンがそれしかないから、ソレで数日音楽聴き続けてたら、低音以外の部分もしっかり出てくる様になりまして、結果、全っ然これで良いじゃんて感じなんですよ。

 oneodioってメーカーのヤツで、説明書の日本語の怪しさからして多分中国のメーカーだと思うんですが、コレはアタリでした。
 「低音が強調されるヘッドホンは嫌だ」とか「中国メーカーは嫌だ」とかじゃなければ、全然オススメです。

 ステマじゃないですw


 おしまい

2019年7月15日月曜日

ヘッドホン壊れちゃった vol.1

 なんか、流石に音楽がらみの事をブログに書かなきゃという強迫観念すら感じはじめる今日この頃w

 あ、予め言っときますよ、cunoの3rdアルバム、まだ出ませんw
 せめてもう2~3曲、出来れば4~5曲ないとアルバムとして体を成さないかなぁというところです。先は長い。

 んで、ブログに何書こうかなと思ってたら、タイミング良く(?)ヘッドホンが壊れまして、今回はそんな話。
 まあ音楽というより機材の話ですな。

 そもそも何でヘッドホンが壊れたかっていうと、寝相が悪いからです。

 俺、寝るときはほぼ間違いなく音楽を聴きながら寝るんで、ヘッドホン着けたまま毎晩寝るんですけど、先日目覚めたら着けてた筈のヘッドホンがどっかいってて(まあそれは毎朝なんだけど)、探したら掛け布団に絡まってて、ほどいて取り出してみたら、ヘッドホンの耳に当たる部分が根元からポキッて折れてたの。イヤどんな寝相だよw

 で、ヘッドホンは毎日使う物だから、新しいの買わなきゃって事になる訳なんだけど。

 俺が今まで使ってたのはオーディオテクニカってメーカーのオーバーイヤータイプかつオープンエアタイプのもので、たしか15,000~16,000円位だったと思う。
 オーバーイヤータイプっていうのは耳全体を覆うヤツで、耳たぶが押し付けられないから長時間着けてても耳が痛くならないヤツね。
 オープンエアタイプっていうのはヘッドホンの構造が密閉されてないヤツで、音の広がりが感じられるんだけど、音漏れガンガンするし外の音も入ってき易いヤツ。音は良いけど屋外で使うのには適していないタイプね。

 で、新しいのを買おうってなって、ふと思ったの。
 もっと安いヤツで良いんじゃないかって。

 理由はふたつ。
 先ず、どうせまた壊すからw
 今更寝相は良くならないしねぇ。
 そもそも元々使ってたオーディオテクニカのヤツって、頭に当たる部分がウイングサポートっていう構造になっていて、コレ、普通に起きた状態で使う分にはすごく快適なの。
 だけど俺みたいに寝ながら使うと、コレがまあソッコー壊れるw
 音質は気に入ってたんだけど、デザインが用途に適してなかったの。
 で、ウイングサポートの部分は壊れたまんま使ってたんだけど、今度は寝相の悪さでポキッと逝っちゃった。
 勿体ないよね。

 もうひとつの理由は、今現在聴いてる音楽が、殆どケータイのアプリでストリーミング再生した音源だという事。以前このブログに書いたけど、今や殆どCDは買ってないんだよね。
 そもそもの音源がそんなに高音質なモノじゃないのに、そんな高いヘッドホンいらないかなって。

 ヘッドホンに限らずオーディオ機器ってさ、値段の高いモノってもう天井知らずじゃない。お金掛けようと思ったら幾らでも掛けられて、だからそれぞれが掛けられるだけ、納得できるだけ掛ければ良いんだろうけど。

 凄いお金持ちの人でオーディオマニアの人だと億単位とか掛けちゃうからね。家建てちゃうから、オーディオの為に。
 オーディオマニアの最終的な目標って、自宅専用の電柱を建てる事なんだって、マジで。
 聴く音源はビニールでできた数千円のレコードなのにね。

 芸能人にもオーディオマニアで有名な人っているけど、逆にビートたけしさんなんかは大金持ちなのにオーディオには全くこだわらないんだって。
 曰く、「生の演奏にはかなわない」と。


vol.2 へ続く

2019年7月2日火曜日

吹き替え vol.2

vol.1 の続き

 でもね、一方で評判の悪い吹き替えもありますよね。
 アイドルとか芸人さん、タレントの方々が吹き替えしてるヤツ。

 「ガタカ」っていう、SFファンにはかなり評価の高い映画があるんですけど、この映画の監督のアンドリュー・ニコルという人が撮った「TIME/タイム」(元題はin time。この邦題も微妙w)という映画があって、SFファンとしては当然興味津々な訳なんですけど、この映画のDVD買おうと思ったら、Amazonのユーザーレビューが最悪なんですよ。
 それでずっと観てなかったんですけど、ある日Netflixで観られる様になってたので観てみたらそんな酷い映画じゃなくて、何でAmazonのレビューあんななんだろうと思って見てみたら、全部吹き替えの元AKBのタレントの演技が酷いって内容のレビューだったのw 字幕で観る派には関係無かった。

 またつい先日もメン・イン・ブラックの新作の吹き替えを吉本坂46が担当するというニュースがあって、これを見た殆どの人が「誰得?」となったと思います。

 まあ少し考えたらプロモーションの為だってすぐに分かるんですけどね。
 吹き替えを担当したタレントが、その映画のプロモーションで各局のワイドショーを朝から晩まで出づっぱりだったり、来日したハリウッド俳優と一緒に舞台挨拶に出てたりするの、見たことありますよね。
 そういうメリットがあってタレントを起用するんだけど、そうやってできた吹き替え映画が酷い出来でAmazonに酷いレビューがついちゃって、俺みたいにDVDを買わないヤツが出てきちゃったら何の為のプロモーションなんだって思いますけどねw

 だからさ、「何でソイツを起用したw」って吹き替えがあるとさ、そこの配給会社、プロモーションはしたいけど、「吹き替えじゃなく、ちゃんと字幕で観てくれ!」と祈ってるんじゃないかと、穿った見方が大好きな俺なんかは思ってしまう訳ですよ。

 んでコレ、洋画だけじゃなくジブリ映画なんかでもありますよね。何でちゃんとした声優を起用しないのかって。
 でもラピュタのムスカを演じたのって寺田農さんなんで、プロの、というか声優専門職の人じゃなくても評判悪くない事だってあって、結局誰がじゃなくてどんな演技するかなんだろうと。
 ハウルのキムタクだって「以外とチョマテヨ演技じゃなかったな」と思ったもの。

 て事でね、俺からの提案なんだけど、洋画の吹き替えをね、誰が演出したのかっていう面にも注目するっていうか、例えば有名な映画監督に演出してもらうっていうのはどうかと思うの。
 だって、元々の洋画は監督が誰かっていうのが大々的に明示されていて、作品によっては演者より監督の方の知名度が高かったりする訳で、その監督のOK出した演技を観るものですよね。
 その監督がOK出した台詞の言い回しを消してその上に乗っけた吹き替えって、ソレ誰が演出してOK出したの?って思いません?
 これが例えば是枝裕和監督にお願いしたとか、白石和彌監督が演出したとかだったら、それはちょっと俺でも観たいと思うもん。
 そういうお金の掛け方するってのはどうなんですかね。
 変なタレントを吹き替えに起用して評判落とすよりさ。

 いかがでしょう。


 おしまい

2019年6月18日火曜日

吹き替え vol.1

 最早スターウォーズのブログと化しているココ、いい加減音楽ネタも書かなきゃとも思うんだけど、特に書きたいテーマも見つからないので(オイ)また別の機会に。

 今回は吹き替えについて。

 皆さん、映画観るとき吹き替えで観ますか? 字幕で観ますか?
 俺は確実に字幕なんですよね。吹き替えでは観ないです。
 以前ここのブログに「2歳のときに親父に肩車されてキングコングを観た」と書きましたが、その時からもう字幕だったもの。字が読めない時からもう字幕w
 親に映画に連れて行ってもらっていた幼少の頃から、洋画は字幕で観るのが当たり前という風に育ってきたというのが大きいですね。
 だもんだから、映像に映ってる人の口から別の人の声が出てる吹き替えって、どんなに上手に演じていても基本違和感なんですよね。
 唯一ジャッキー・チェンだけ違和感無いw
 あと、広川太一郎さんが好き放題やってるモンティパイソンとかMr.ブーなんかは、吹き替えっていうよりもうそういう芸なので、それは好きです。
 逆にロビン・ウィリアムズが好き放題やってるアラジンのランプの精は、絶対吹き替えで観ちゃ駄目だろって、また順調に脱線してますなw

 多分字幕で観ない人って、「読み切れない」「字幕を見てると画面全体が見れない」ってことなんだろうと思うんだけど、まあ慣れですよね。
 字だけ見るんじゃなくて英語のヒアリングと併せて理解するみたいな。映画のストーリーの流れで、次にどんな事言うのかだいたい予想つくしね。

 何より、映画っていうのは監督が役者さんの演技をみて、その台詞の言い方や息づかい、所作に対してOKを出したものを作品として発表しているんだから、そこの部分もコミで観たいと思うのが自然だろうと、俺的には思うんですけどね。

 て事で、俺は吹き替えでは観ないんですが、まあ需要があるのも理解できます。


vol.2へ続く

2019年6月3日月曜日

もうちょっとだけ続くのじゃ vol.2

 vol.1 の続き

 あと、勿論表現上の制約もありますよね。
 ライトセーバーで切りつけられた相手の腕がもげたり血がドバドバでたりはしません。

 そういった面を考慮に入れた上で観る必要はありますが、劇場版のエピソード3での帝国の成立からエピソード4までの帝国に刃向かう反乱同盟軍の成り立ちを描いたものとして充分楽しめるものだと思います。
 劇場版のローグワンと併せて観ると良いですね。共通のキャラクターも出てきますし。

 特典映像の中で総監督のデイヴ・フィローニが
「クローンウォーズの打ち切りが決まってから直ぐに動き出した。会社が変わっていく中でアニメ部門を残す事が重要だと思った。反乱者たちを作れて良かったよ。」と語っています。
 クローンウォーズ、反乱者たちの両作品において描かれているエピソードの一つに、マンダロアという星系での民族間抗争とういうのがあるんですよね。
 で、今後やはりディズニーの動画配信サービスで公開予定のスターウォーズ初の実写ドラマのタイトルが「マンダロリアン」なんです。
 つまりアニメシリーズでマンダロア星系の話を掘り下げて描いたのが実写ドラマの企画に繋がった訳で、このマンダロリアンを楽しむ為にもクローンウォーズ、反乱者たち共に観ておくべき作品と言えると思います。

 ついでに今後の事を言うと、劇場版スターウォーズは今年エピソード9が公開された後、新たなシリーズが2022年から一年おきに公開予定と発表されました。
 なんでもドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の製作スタッフが担当するとかで、これまた楽しみですね~。

 今年公開のエピソード9も、エピソード8がだいぶ残念な内容だったので、どう落とし前つけるかという面でまた楽しみではあるんですけどw
 なんでもエピソード9は元々監督する筈だった人が降りてしまって、エピソード7の監督のJJエイブラムスにお鉢が回ってきて、困ったエイブラムスはもうスターウォーズから離れているジョージ・ルーカスの所に相談に行ったとか。

 てな訳で、まだまだスターウォーズファンには楽しみな事がいくらでもあるのでした。今現在ディズニーチャンネルで放送中のアニメ「レジスタンス」のソフト化もまだですしね。


 おしまい

2019年5月20日月曜日

もうちょっとだけ続くのじゃ vol.1

 さて、前回更新分の最後に「おしまい」と書きましたが、すみません、この話をもう少し続けさせてください。

 というのはですね、ここのブログ原稿って俺がダーっと書いた文章をメールで送ったのを、ブログの管理人であるウチの作曲家先生が程好い長さに分割して掲載しているので、俺はほぼ月イチぐらいのペースで原稿書けば良い感じになっているのね。
 だから今、この原稿書いているのは5月半ばで、前回更新された文章を書いてからずいぶん時間が経っちゃっていて、その間に状況が変わってしまう事もあるのです。

 という訳で、皆さん、クローンウォーズのシーズン7の製作が正式に発表されましたよ。パチパチパチパチ。

 シーズン5の最後でジェダイを去っていったアソーカ、シーズン6には全く出てこず、次のTVシリーズの「反乱者たち」には反乱同盟のメンバーとなって登場するんですけど、その間のエピソード等が描かれるようですね。

 そしてこのシーズン7はディズニーの動画配信サービス向けに製作されるということで、だから日本で観られるのはちょっと先の話になりそうですね。字幕や吹き替えの作業とかありますし。

 それから、前回更新分に書いてある通り、反乱者たちのファイナルシーズンのBlu-rayが届いて全部観たので、少し感想を。

 正直に言ってしまうとこのシリーズは観る側が脳内補完してやる必要があります。
 ディズニーのチャンネルで放送された30分枠のアニメ作品な訳ですから、色々な制約があるんですよね。

 1エピソードを30分内に収めなければならない時間的な制約の為に「ちょっとテンポが駆け足すぎるなぁ」と感じるところとか。

 予算だっていくらでも掛けられる訳じゃないから、CGのクオリティもそれなりで、クローンウォーズと比べると一段落ちる感じだったりしますし。
 反乱者たち単体で観るとそこまで気にならないんですけど、特典映像にクローンウォーズの映像も少し入っていて、並べて観てしまうと「こんなに違うんだ」みたいな。


vol.2 へ続く

2019年5月8日水曜日

クローンウォーズ vol.4

 vol.3の続き
 これにファンはかなりガッカリした訳ですが、ルーカスがいなくなり会社の持ち主がディズニーになったとはいえデイヴ・フィローニをはじめとするクローンウォーズの製作スタッフの全てが去った訳ではなく、フィローニは公式ホームページで「このままでは終わらせない」とのコメントと共にコンセプトアートを公開し、その後未公開エピソードをホームページ上で公開しました。
 結局クローンウォーズの権利もディズニーが買い取り、全13話がファイナルシーズンとしてディズニーのチャンネルで公開され、ソフト化もされた事でなんとかオーダー66の件は解決したのですが、ホームページ上ではまだ未公開エピソードが公開されていて、ソフト化されてないんですよね。
 また、クローンウォーズ自体のエピソードを今後製作するという企画も持ってるみたいですが、この辺りはまだどうなるかといったところです。

 その後、ルーカスフィルムに残ったフィローニ率いるチームが、今度はディズニー傘下となったルーカスフィルムでTVシリーズの製作を継続し、反乱者たち、レジスタンスと続いている訳なんですが、この人達こそがルーカスと最後までスターウォーズの製作を共にした、謂わばルーカスのDNAを直結で受け継いだ人達と言える訳で、劇場版エピソード7、8がだいぶ残念な感じになってしまっている現状、どうしてもこのTVシリーズ製作チームの方を贔屓してしまうのは、俺だけじゃない筈。

 クローンウォーズに次ぐTVシリーズの反乱者たちはシリーズが終了してます。
 このブログの原稿は3月の末に書いてるんですが、公開される頃には反乱者たちのファイナルシーズンのDVD及びBlu-rayソフトが発売されておりウチにも届いてる筈なんで今から楽しみ。
 ディズニーのチャンネルでの放送という事ではじめはクローンウォーズより子供向けかなと思ったこのシリーズも徐々にディープな内容になってゆき、あんな人やこんな人も出てきたりして期待以上のシリーズとなりましたんで、皆さんも是非ご覧ください。

 で、だ。

 なんでこのタイミングでクローンウォーズの話をしたか。
 勿論反乱者たちのソフト発売もあるんだけど。

 実はね、クローンウォーズ打ち切りの時と同じ様な事が、また今起きてるのよ。

 ディズニーが今度はマーベルを買っちゃったのね。
 スパイダーマンとかアイアンマンとかキャプテンアメリカとかの。
 それと、ディズニーは今年秋から動画配信に本格的に参入すると発表してるの。

 これを受けて、今までディズニー以外の動画配信サービスで製作、公開されていたマーベルヒーロー作品が続々と打ち切りになっているのよ。
 Netflixで公開されていたデアデビル、アイアンフィスト、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、パニッシャー。これ全部打ち切りですよ。

 どーなのよディズニー。

おしまい

2019年4月22日月曜日

クローンウォーズ vol.3

vol.2の続き

 クローンウォーズ自体の総監督はデイヴ・フィローニという人物が勤めてますが、企画会議の段階ではスターウォーズの産みの親であるルーカスもしっかり参加しており、クローンウォーズの各エピソードは正にルーカスお墨付きのスターウォーズ正史と呼べる訳です。
 スターウォーズという人気コンテンツ、実はルーカスの手を離れたところでノベルやコミック、ゲーム等が多数作られており、そんな物の中でもスターウォーズファンの間で人気になってしまったキャラクターなんかも色々いたりしたんですが、そんなキャラクターがクローンウォーズに登場するケースがあるんですね。正式にスターウォーズ正史に取り込まれる。ルーカスのお墨付きで。

 こういった事で、クローンウォーズはファンにとっても重要な作品となり、人気も上々、企画段階ではシーズン8まで詰められていきます。

 ところがここで大事件が起きます。
 クローンウォーズはシーズン5で打ち切りとなるのです。

 以前ここのブログでもチラッと書きましたが、ジョージ・ルーカスはルーカスフィルムを売却し、自身は陰遁生活の様な状態で過ごしています。もうスターウォーズには関わってないんですね。
 で、その売却先がディズニーなんです。
 ところがクローンウォーズが放送されていたのはカートゥーンネットワークというチャンネルなんですよ。ワーナー系の。
 ワーナーのアニメと言えばトムとジェリーやバックスバニー、ウッドペッカーなんかですよね。がっつりディズニーのライバルなんですよ。
 なんでやねんっ、とは思うんだけど、ルーカスが引退するにあたってスターウォーズというコンテンツを保有するに相応しいのはどこかと考えた時、ディズニーという選択肢は確かに一番自然ではありますよね。

 とはいえ、この打ち切りには多くのファンがとてつもない衝撃を受けました。
 何しろストーリー的にはアソーカがジェダイテンプルに不信感を抱いてジェダイを抜けてしまったところで終わってしまったし、何と言ってもスターウォーズ史上最大の謎がほったらかしになってしまっていたのですから。

 映画のエピソード3で描かれる「オーダー66」。
 それまで自分たちの指揮官であったジェダイを、たった一本の通信が入った途端クローン兵が殺し出し始めるという事件。
 クローンウォーズではずっと、「クローンはドロイドとは違う。自分で考えて行動する人間だ。」という事を描き続けていた訳ですが、このクローンウォーズはエピソード3の後に作られているのですからファンはもう既にオーダー66の事を知っていて、クローンウォーズの内容との矛盾もわかっていて、だからこの謎をクローンウォーズの中で明かして貰える事を当然期待していたのに、いきなり打ち切りですからね。


vol.4 へ続く 

2019年4月8日月曜日

クローンウォーズ vol.2

vol.1の続き
 クローンウォーズではこの3人を中心にしてストーリーが展開していく訳ですが、もうひとつ重要なファクターであるのがクローントルーパー達なんですね。

 スターウォーズというのはそもそも、共和制である評議会というものに対し、自分たちの利権を拡大したい通商連合が反乱を起こす事から始まっていて、この通商連合がドロイド(ロボット)を兵力として利用し出したものだから倒しても倒しても兵力が落ちない。
 そこでドロイド兵に対抗する為に産み出されたのがクローン兵達で、だからクローン戦争というのは、評議会側に所属するジェダイの騎士達が将軍としてクローン兵を率いて、通商連合のドロイド兵と戦うという構図な訳です。
 更にややこしい話をすると、通商連合側の軍を率いる将軍というのがドゥークーという人物で、この人はジェダイからシス(ダークサイド)に落ちた人です。
 だから、評議会vs通商連合であり「ジェダイ&クローン」vs「シス&ドロイド」なんですね。
 しかもドゥークーがマスターと呼ぶ黒幕が、実は評議会の大物議員のパルパディーンという人物で、全てはシスであるパルパディーンの思惑通りに事が運んでゆき、最終的にはパルパディーンが皇帝となって帝国を築き、銀河はダークサイドによって支配されてしまうというのがエピソード1~3の流れなんですよね。
 だから、評議会側の兵力であるクローン兵も実は戦争を拡大する為にシスが裏で糸を引いて作られたもので、ジェダイはクローンの存在を怪しいと思いつつ通商連合側の兵力拡大に対抗する為に利用せざるを得ないのです。

 はい、だいぶややこしくなってきましたねw

 話を戻しますと、このクローン達が話の中心となるエピソードがクローンウォーズという作品には多数出てくるんですね。
 有能なバウンティハンター(賞金稼ぎ)だったジャンゴ・フェットの遺伝子を元に作られたとはいえ、彼らは人間な訳でドロイドとは違うんです。
 訓練しなければ兵力にならないし、自分で考えて行動するから間違う事もある。
 それぞれに個性や考えがある彼らの行動、活躍を見て、映画版でクローン兵に不信感を覚えていた視聴者も段々クローン達に親近感やシンパシィを抱く様になるし、それは劇中のジェダイ達も同じだったりします。
 だからこそ、それを観てから改めてエピソード3を観てみるとより大きな衝撃を受ける訳ですよね。エピソード3が始まった時点ではジェダイはクローンの事をすっかり信用してる訳ですから。

 この様にクローンウォーズの中では映画だけでは描ききれないスターウォーズの世界観をよりディープに掘り下げられていきます。
 映画だけ観てる人達は「ハン・ソロ」を観て「えっ?」どなったであろうダースモールの生存エピソード(オビワンの「縦に切っときゃ良かった」はシリーズ最大の名言だと思うw)だったり、銀河の各星系の文化や政治、そこで起こる事件とそれを解決に導くジェダイやクローン、アソーカの成長やアナキンとパドメは勿論、オビワンにもロマンスのエピソードがあったり、ヴェントレスやグリーバスといった敵役やバウンティハンター達などの魅力的なキャラクター群、そしてそもそもフォースとは何なのかなんていうスターウォーズの根源に関わる話まで、ここでは語り切れない多彩な内容のシリーズとなっています。

 で、重要なのはこのクローンウォーズの製作にはジョージ・ルーカスが関わっているという事なんですね。

vol.3 へ続く 

2019年3月25日月曜日

クローンウォーズ vol.1

  さて、前回のフリがあって、ファンタジーの話をするかと思いきや、しないw

 今回はスターウォーズの話です。
 でも映画の話じゃなく、TVの話。

 スターウォーズのTV版はCGアニメがクローンウォーズ、反乱者たち、そして現在放送中のレジスタンスと続いているほか、今後実写ドラマも予定されています。
 で、今回はクローンウォーズの話をさせていただきたい。

 クローンウォーズは映画のエピソード3の放映後、クローン大戦という2時間サイズのアニメが2作製作されて、それが好評だったのを受けて本格的なTVシリーズとして作られたものです。
 クローン大戦はトゥーンアニメ風(所謂普通のアニメ)でしたが(実際にはCGにトゥーン風ペイントを施している)、クローンウォーズの方はCGアニメです。
 クローンウォーズの方も第1話は特番として2時間サイズで放送され、映画には登場しないアナキンのパダワン(弟子)のアソーカが仲間に加わる話が描かれています。
 この2時間サイズの第1話は単独でソフト化されており、クローンウォーズシーズン1のボックスセットを買っても収録されてないので今からご覧になる方はご注意を。

 さて、この様にして始まったクローンウォーズですが、その内容はというと映画のエピソード2と3の間の出来事となります。
 2の最後でヨーダがクローン戦争の始まりを告げ、3でクローン戦争の途中から終わりまでが描かれて、エピソード4ではそこから20年程経っていて、オビワンがルークに「お前の父親は優秀なジェダイだったがクローン戦争で死んだ」と告げますよね。
 で、実はルークの父親というのはダースベイダー=アナキンで、エピソード3でダークサイドに落ちたアナキンが師匠であるオビワンに倒され、瀕死のところを機械の身体を手に入れる事でダースベイダーになるという流れなのですが、クローンウォーズはエピソード2と3の間なのでアナキンはまだダークサイド落ちしておらず、オビワン、そして弟子のアソーカと行動を共にしています。



vol.2へ続く

2019年3月12日火曜日

ペアレンタルコントロール vol.2

vol.1の続き
 あと、ゲームソフトにも推奨年齢って設定されてるんですけど、世の親御さんがこれをどれくらい気にしているんだろうっていうね。
 海外だと、ショップで買おうとすると「IDを出せ」となります。そもそも子供に売ってくれないの。

 日本ではこのIDというモノの導入が他国に比べてかなり遅く、やっと始まったマイナンバー制度も「マイナンバーは個人情報だからおいそれと人様に見せちゃダメ」なんて言われてて結局誰もカードを持ってないっていうw
 意識が全然ユルいんだよね。

 で、この辺の意識がユルいから、ドラマ=全年齢観られるモノ=分別の無い子供に配慮しなきゃってんで、逃走犯がシートベルト締める様なドラマが作られるって事になるw
 エンタテインメントのレベル、クオリティが低いモノが量産されちゃう事になっちゃうんですね。

 子供に分別ってモノをキチンと教えつつ、分別のある大人が楽しめるだけのクオリティのものを作るって事が、これじゃちゃんとできないよね、とアタクシは思う訳ですよ。

 てな事で、みんな、ちゃんとペアレンタルコントロールを設定しよう!

 今回は短めですがこの辺で。

 おしまい

2019年2月25日月曜日

ペアレンタルコントロール vol.1

 さて、前回更新の当ブログを読んで、「ん?」と思った方もおられるのではないでしょうか。
 「映画やビデオ作品ではなく、ドラマなのに子供に見せられないのってあるの?」
 「見せられないったって、チャンネルあわせれば映っちゃうじゃん。」と。

 これねぇ、実は我が国が遅れてる点だと思うんだけど、ペアレンタルコントロールとか、ペアレンタルロックとかって聞いて、皆さんピンときます?

 要するに視聴年齢設定の事なんだけど、日本人って年齢制限についての意識が低いですよね。

 例えばケーブルテレビのチューナーにしてもDVDとかBlu-rayのプレイヤーにしても、この年齢制限機能は必ず付いてる筈なんですが、じゃあこれをちゃんと設定してるかって言う。

 例えば最近コンビニ各社が店頭にエロ本を置くのを止めると表明したんだけど、子供に持たせるスマホにペアレンタルロックかけてなかったら、エロ本なんかよりもっとエグいモノが簡単に見られますよね。
 そしてこれはパソコンやゲーム機など、ネットに接続可能な機器全てに言える事なんですけど、これをみんな理解して、ちゃんと設定してるかって話なんですよ。


vol.2へ続く

2019年2月11日月曜日

vol.2の続き


 で、「クラウドアトラス」を観た上で、NETFRIXで配信されてるドラマ「センス8」を観てほしいんですよ。

 このドラマ、世界の様々な場所で起こっている出来事を、やはりモザイク状に嵌め込まれて作られていて、クラウドアトラスを制作した経験が存分に活かされているのが凄く良くわかるんですよね。
 んで、複数いる主人公たちの中に、生まれつきの性別は男性で、体も男性なんだけど恋愛対象は男性という、所謂ゲイのキャラクターも出てくるんですけど、もう一人、生まれつきの体は男性なんだけど適合手術を受けて見た目は女性という、所謂日本で言うところのニューハーフのキャラクターが出てきます。
 で、このキャラクターの恋愛対象が女性なんですよ。
 だから、このキャラクターは生まれつきの体は男性だったんですけど、ジェンダーはレズビアンという、何だか普通の男性の俺にはもう理解不可能な世界ですが、そんなキャラクターをウォシャウスキー姉妹は生み出していて、これが出来るのってやっぱりウォシャウスキー姉妹だからなんだと思うんですよね~。

 このドラマ、内容としてはガンダムにおけるニュータイプとかエヴァンゲリオンにおけるATフィールドみたいな、人と人との境界線に関するお話で、そこにジェンダーの事が絡んできますんで、何となくお察しの通りお子様には見せられないのでご視聴には充分ご配慮くださいw

 お子様には見せられない海外ドラマといえば「ゲーム・オブ・スローンズ」も大大お薦めなので、ご覧になってない方には是非観ていただきたいですが、これはエミー賞獲りまくりの有名タイトルだし観てる方も多いんじゃないですかね。

 このドラマ、というかファンタジーというモノについてはまた語り出したら長くなるので、別の機会に譲りましょう。

 という事で、今回はこのくらいにしときましょうか。

 改めまして、本年もよろしくお願いします。ペコリ。


 おしまい
 

2019年1月28日月曜日

ヌルい雑談の回 vol.2

vol.1の続き

 あと、この映画のヒットの要因って、フレディ・マーキュリーのジェンダーの問題を真正面から描いても受け容れられる世の中になったっていうのも大きいですよね。
 そういう意味でもやっと世間がフレディに追いついたって事なのかなって。

 てなことで、観てない映画について延々語ってるバカですがw、映画の話でジェンダーの話って事で、ウォシャウスキー姉妹の事を少し。

 ウォシャウスキー姉妹は、ものすごく世間一般に分かり易く言うと映画「マトリックス」を作った人たちです。
 で、マトリックスを作った当時はウォシャウスキー兄弟だったんですよ。
 それが先ず兄の方が性適合手術を受けてウォシャウスキー姉弟になり、弟の方も手術を受けて今やウォシャウスキー姉妹となったという人たちなんですな。

 あんなゴリゴリのサイバーパンク映画を撮った人たちがジェンダー的には女性だったというのもなかなかの驚きなんですけど、そんなジェンダーを飛び越えた人たちだからこそ描けるモノがあるんです。

 先ずは「クラウドアトラス」という映画。
 まだ観てないかたは是非観ていただきたい。
 この映画はウォシャウスキー姉妹得意のSF、サイバーパンクからアクション、人間ドラマ、果てはコメディまで、多種多様のストーリーをモザイク画の様に組み合わせ、見事な編集技術で最後まで魅せてくれる作品で、なるべく前情報無しに観ていただきたいので詳しくは言いませんが、この中に男性同士の恋愛も描かれているんですね。

 この映画ホントに面白くて、最後まで観てスタッフロールが流れ出したところで「えっ」ってなってまた最初から観たくなる事請け合いなんで、絶対観てくださいw


vol.3へ続く

2019年1月15日火曜日

ヌルい雑談の回 vol.1

 あけましておめでとうございます。
 新年一発目のブログ更新です。
 今年もよろしくお願いします。

 てことで、何を書こうかなと考えたんてすけど、考えつかなかったので雑談しますw

 昨年末から映画「ボヘミアンラプソディ」がヒットして、また俄にクイーン人気が高まってますよね。TVで特集されたりもして。

 以前書いた通り、俺は高校時代からクイーンのファンなんですけど、実はまだこの映画観てないんです。

 確かにウェンブリースタジアムでのコンサートを映画館の大画面、音響システムで追体験するっていうのは魅力的なんですけどね。

 じゃあ何で観に行かないかっていうと、絶対泣いちゃうからw
 俺、映画は一人で観に行く派なんだけど、もうね、いい歳したオッサンが一人で泣いてる姿を見られるのは恥ずかしいじゃないw
 なのでBlu-ray発売されるまで我慢するのだw

 あとね、生まれつきの天の邪鬼なので、世間で話題になったモノは敬遠してしまうという、人格的欠陥があるのよね、俺。
 アナ雪も君の名はもこの世界の片隅にも観てないわぁ~。

 と、そんな感じで俺は観てないんですけど、このボヘミアンラプソディというクイーンの曲がロックの名曲と世間に認知されていくのはちょっと痛快なものがありますな。
 だってさ、全然ベーシックなロック曲ではないじゃない。途中オペラみたいになっちゃうんだもん。
 でも、これもロックで、しかも名曲と世間が認識していくっていう。
 ロックの本質とは自由と反骨精神であるという説を唱えてる俺としては、何か嬉しいんですよね。
 ロックってこんなに自由なんだっていうの、ロック好きはもう理解してたんだけど、世間一般にまでもこの理解がやっと及んできたみたいな気がして。


vol.2 へ続く