2023年10月29日日曜日

雑談の回

  今回は雑談します。
 本当はイスラエルの話でもしようかと思ったんですが、クッソ長くなっちゃいそうなのでやめときます。

 一言だけ言うならば、パレスチナ自治区内でイスラエル軍と戦えるだけの兵器が作れる訳が無いという事。
 本当に悪いのは誰ですかね。

 さて、皆さんエブエブはもう御覧になりましたか?
 もう各種サブスクで視聴可能になりましたよね。
 アカデミー賞作品賞受賞作品が必ずしも面白いとは限らなかったり
もするのですが、この映画は俺的には楽しめた作品だったので、まだの方は是非。
 SFとか、マルチヴァースとかよくわかんないという方もいらっし
ゃるかと思いますが、前にも言った通り「自分にとっての現実世界とパラレルワールドが同時に存在してる」ぐらいのざっくり感で大丈夫。
 と言うか、確かにSFではあるんですがコメディ要素もかなり強く
て、且つファミリームービーでもあるので、楽しくて最後にちょっとほっこりするヤツなので案外万人受けする作品なんですよコレ。
 だってバックトゥザフューチャーとかメンインブラックだってSF
じゃないですか。
 小難しい、2001年宇宙の旅みたいのでは全然ないので大丈夫で
すw

 俺がこの映画で素晴らしいと感じるのはアイデアの豊富さなんです
よね。
 兎に角映画を観ている間中、「何でそんな事を思い付けるんだろう
」と何度も思わされるんですよ。
 そのイマジネーションの豊かさに感服させられる、そんな映画です

 改めて正式タイトルを書いておくと「エブリシング・エブリウェア
・オール・アット・ワンス」です。長ぇw

 で、ですね。
 エブエブをもし気に入ったという方は、是非「レギオン」という海
外ドラマを観てみてほしいんですよね。
 俺はエブエブを観てて、レギオンと雰囲気が似てるなぁと感じたん
ですよ。
 別に制作者とかに共通点は無いみたいなんですけどね。
 あ、レギオンと検索すると映画とドラマが出てきますが、ドラマの
方です。
 映画のレギオンは又、全然違う作品。ややこしいなw

 このレギオンというドラマ、あまり知られていない様なんですが実
はマーベル作品、それもX-MENのスピンオフなんです。
 「あ、そういうの大丈夫デース」と思った方、ちょっと待って。
 このドラマは拳から鉄の爪が出てくる人とか目から光線が出る人が
戦うヤツじゃないんですよ。
 このドラマ、ミュータントという存在がまだ世間に広く知られる前
の世界観の作品で、主人公のデイヴィッドは強力なミュータント能力を元々持ってるんですが、他の人には見えない恐ろしい存在が自分だけに見えたり、サイコキネシス能力が制御できなくて一瞬にして部屋が滅茶苦茶になってしまったり、そんな訳の解らない事から逃避する為にドラッグに走ってしまったり、それで恋人に逃げられちゃったり、それで自殺を謀ったりしてしまって、結局精神病院に入院させられてしまっているというところから始まるんです。
 何年も投薬で朦朧とした状態で過ごしていたのですが、その病院に
ある日、極端に人に触れられるのを嫌がる謎の美女が入院してきます。
 一目惚れしたデイヴィッドが交際を申し込むと、以外にもあっさり
とOKを貰え、決して触れられない彼女と一緒に入院生活を過ごすという奇妙ながらも幸せな時間を過ごします。
 しかしそれも束の間、彼女の方に先に退院許可が下りてしまい2人
は離れ離れにならざるを得なくなってしまうのです。
 思い詰めたデイヴィッドは別れの間際、決して触れてはならない彼
女に思わずキスしてしまいます。すると……というお話。
 このドラマも可笑しなところと奇妙なところ、少し恐いところに派
手なアクションと、エブエブみたいに豊富なアイデアが詰め込まれているんですよね。
 まあ、正直少々ガバいところもあったりはするんですが、そこはマ
ーベル作品ですから大目に見るという事でw

 そういえばこのドラマの後半に、見た目は東洋人の女の子なんだけ
ど英語も日本語も中国語も話せる役者さんが出てきて、「何者だこの人」と思って調べてみたんですけど、この方はローレン・サイという方で、お父さんが中国系アメリカ人で、15歳で日本に留学してきて、その後Lalaという名前で日本でモデルとして活動し始め、「テラスハウス」にも出演していた方なんだそうです。
 テラスハウスを1秒も観た事がないので知りませんでしたw
 なかなかの存在感を放っていたので今後も要チェックですね。英語
、日本語、中国語のトリリンガルなんてハリウッドにもなかなかいないでしょうから。

 でね、レギオンも良かったと思った方はネトフリのドラマ、「私立
探偵ダーク・ジェントリー」も是非御覧になってみてほしいんですよ。
 このドラマ、世間的にはあまり評判がよろしくなかったのかシーズ
ン2で打ち切られてしまっているのが残念なのですが、俺は結構好きなドラマなんです。

 このドラマの主人公はロードオブザリングのフロド役で有名なイラ
イジャ・ウッドで、彼が演じる冴えないホテルのボーイ、トッドの家に突然2階の窓から男が入ってくるんですw
 その男は自分が探偵で、且つトッドの友達だと言い張り、事件解決
に無理矢理協力させようとしてくるんですよ。
 訳の解らないまま巻き込んできたくせに、探偵ダークは真面目に調
査する様子がなく、事件の答えの方から勝手に自分のところにやって来るのだと言い張るのです。
 じゃあ協力なんて要らないんじゃないのって話なんですが、ダーク
の他にも色んなおかしな奴らが現れてきて、トッドの妹まで巻き込まれてしまって……というお話。
 このドラマも又、ミュータント的な能力者達を制御、利用しようと
していた組織らしきものがあったという設定なのですが、その辺の詳しいところはビシッと打ち切られて謎のままなんですけどw、それを差し引いても観る価値があると俺は思うのです。
 是非是非。

 最近サブスク解禁になったものというと、「ベイビーわるきゅーれ
」を観ました。
 これは観たという人が軒並み褒めていたのでその内観たいなと思っ
てたらネトフリにきていたので観てみた感じです。
 個人的にかなり久しぶりに日本映画を観たわw

 内容はというと殺し屋のヤツですね。
 「暗殺教室」がジャンプでヒットして以来、コミックの世界では殺
し屋というのものをポップに扱うというのが溢れてきていて、今やジャンプ誌面だけでも殺し屋の漫画が複数あるし、他誌にも色々みたいな状況ですが、そういったものの実写映画版といった感じの作品です。

 女子高生ながらプロの殺し屋をしていた女の子2人が、高校卒業と
伴に所属している組織から寮を出る様言い渡され、社会に溶け込む様にバイトをする事も指示され、仕方なしに共同生活を始めるというお話。
 ストーリーとしては上記の設定でほぼ全てで、お話として面白味が
あるという感じではないですね。
 何処にでもいそうな女の子が実は殺し屋で、格闘シーンになるとキ
レキレのアクションを見せてくれるというのを楽しむというヤツです。
 女の子2人のキャラも一人はギャルっぽく、一人は陰キャ、コミュ
障という感じで、本来ならこういう娘達が実は殺し屋というのはギャップという事になるのでしょうが、最早逆にありがちではあったりします。
 あまり深く考えずにアクションを楽しみたい時に観るのがお勧めで
すね。
 実際殺し屋の一人を演じた伊澤彩織さんはハリウッド映画、GIジ
ョーやジョンウィックのスタントにも抜擢されてるんですから、かなり本格的なアクションが観られますよ。
 ベイビーわるきゅーれは既に今年の春に2作目が公開済みで、来年
には3作目も公開予定だそうなんで、今からチェックしておいて良いのではないでしょうか。

 こんな感じでドラマ、映画、YouTube、サッカー中継ばかり
観ていて所謂普通のバラエティ番組とか全く観てなかったんですが、最近になって以前ここのブログで紹介したらその後打ち切りを食らってしまったw「ザ・カセットテープミュージック」が目出度く復活したので、唯一これだけは観ています。
 この番組は音楽好きには堪らない内容なので皆さんも是非御覧にな
ってください。
 人気が無いとまた終わっちゃうからさw
 これは俺からのお願いという事で。
 BS12チャンネル、トゥエルビで日曜日夜9時半からです。法律
事務所のヤツは観ないでくださいw(ていうか、まだやってやるの?)

 今回はこんなとこにしときますかね。
 本当はもっとマニアックなSF映画、ミッドナイトスペシャルの話
とかしたいのをグッと堪えながらw

 おしまい。