2020年6月16日火曜日

今更Wiiについて語る vol.1

 以前ここのブログで「子供の頃からゲームは身近だったけど、今は実況動画を見てばかり」と書いたんだけど、そういえばいつ頃からゲームで遊ぶ事に熱心じゃなくなったのかなぁって考えた時、Wiiで遊んでた頃はしっかり遊んでたよなぁと思い起こしまして。

 じゃあ何でその後遊ばなくなったかというのを先に話しちゃうと、Wiiの後継機のWiiUを手に入れたからだよなぁ、という。
 何で新しいゲーム機を買ったらゲームをしなくなるのかとお思いでしょうが。
 そもそも任天堂ってゲーム機をネットに繋ぐ事にわりと慎重で、プレイステーションを出してるSONYが「これからはオンラインだ」と言っていた頃にも、まだちょっと二の足を踏んでた感じだったんですよ。
 ほら、ネットって楽しい事ばっかりではないじゃないですか。面倒な事や嫌な事も色々起こる。
 任天堂って先ずは子供が遊ぶという事を最優先に考えるメーカーだから、最先端である事よりも「困った事がなるべく起こらない」を考えるんですね。

 で、やっとネットとゲームの関わり方に一定の回答を見出だして、ネットに繋ぐ機能を標準装備させたのがWiiだったの。
 で、Wiiで上手くいったところを更に伸ばして、より快適にネットを楽しめる様にしたのがWiIUだったんです。
 ゲームをオンラインで楽しめるのは勿論、ブラウザでのサイト閲覧や動画視聴もかなり快適に出来る様になってて、しかもオンライン利用に別途料金が掛からなかったんですよ、当時は。(今は掛かります。)
 ニコニコ動画やYouTubeといった基本無料のものから、HuluやNetflixといったサブスクまで、茶の間の大きなテレビで高画質でサクサク観られる様になって、それで俺はゲームを「プレイする」から「視聴する」になっちゃったの。
 元々映画や小説も好きな俺は、ゲームというものも「敵をバンバン倒すのが楽しい」というよりは「ストーリーを楽しみたい」というタイプだったモンで、お話の内容さえ分かれば別にプレイはしなくてもイイのよね。ソフト買う金も掛かんなくて済むしw

 て事で、Wiiまではわりとゲームで遊んでました。

 Wiiというゲーム機は、ご存知な方も多いと思いますがかなり特殊なハードでして、Wiiリモコンというコントローラーでテレビ画面をポイントする事が出来たんですよ。
 元々は、ゲーム機のコントローラーがスティックやボタンがどんどん増えていって操作が複雑になっていってる状況に、「このままじゃゲームはマニアの為だけのものになってしまいかねない」という危惧があったというのと、ニンテンドーDSという携帯ハードでタッチや音声入力を可能にしたら、「脳トレ」というソフトで大人まで取り込めた成功体験があったといったところからだったと思うんてすけど。

 で、その特殊なプレイスタイル故に独特なゲームも色々発売されて、独特故にその後のハードで続編が発売されないというw
 て言うか任天堂のハードで出るソフトって、所謂定番ソフト以外はなかなかヒットしないんですよね。マリオ、ゼルダ、スマブラとかしか。
 だから隠れた名作が発売されてもホントに隠れたままで終わっちゃって(要するに売れなくて)、続編が出ないままそのソフトがプレミア価格で取引されるなんてのがあるあるだったりします。

vol.2 へ続く