2016年8月29日月曜日

ROCKの本質 vol.1

あんまエラソーな事は言いたくないんだけど、

あえてこんなテーマで語ってみよう。

ロックの本質って何だろう。

人によっては、「怒り」だというかもしれない。

まあ、それも一面ではあると思う。

でもなぁ、ロックンロールってものを世に浸透させたのって、

間違いなくエルヴィス・プレスリーだと思うんだけど、

じゃあエルヴィスの音楽が怒りに満ちていたかというと、

そんなことないよね。

むしろ、エルヴィスの腰の動きが卑猥だなんて


問題になったりなんかしてさ。

ていうか、一説によるとロックンロールって言葉自体、

セックスの事を表す隠語だと聞いた事がある。ような気がする。(笑)

じゃあ、改めて、ロックの本質って何だと俺が思っているか。

それは「自由」だと思う。異論は受け付けます。(笑)

んで、ロックは自由で良いのだ!と世に知らしめたのも、

やっぱビートルズなんじゃないのかなあ、というお話です。

ビートルズっていうと、デビュー当時のマーケティング計画として、

真面目な優等生的なキャラ付けされて、全員スーツ姿に


マッシュルームカットでデビューして、

音楽スタイルと共にそのキャラ的な部分もウケて、

一躍アイドルとなった訳だ。

丁度、不良キャラ丸出しのローリングストーンズという


存在がいたモンだから

「不良のストーンズ」

「優等生のビートルズ」みたいな対比になって、

不良=ロック=ストーンズ、


優等生=アイドル=ビートルズ的な有り方になっちゃった。

でも、じゃあビートルズのメンバーが優等生で


アイドル的な人達だったかっていうと、

実は全然そんな事なくて、


デビュー前は全員エルヴィスばりのリーゼント姿の、

ゴリゴリの不良だったのよね。

んで、それと共に、ビートルズは作詞・作曲を自分達で手掛ける

アーティスト・コンポーザーでもあった訳よ。ココ重要。

であるにもかかわらず、世間の人々はビートルズを

アイドルとして扱うんだよね。

それも空前絶後の超ビックアイドル。

で、何が起こるかというと、ビートルズがライブで演奏しても

誰もちゃんと聴かない。ていう。(笑)

ライブやっても集まってくるのはビートルズのメンバーの姿を

一目見たい女の子達で、演奏が始まっても曲を聴くんじゃなく

ギャーギャー叫びまくり、メンバーの名前を喚きまくり、

しまいにゃ失神してしまったり。


vol.2 に続く