2024年4月15日月曜日

お気に入りアルバム 2024年3月

  今回は毎月恒例のヤツです。
 まあまあ多いのでサクサクいきましょう。

 3月は大物と呼べるアーティストが何組かアルバムをリリースしましたが、その中からはアリアナ・グランデの「eternal sunshine」をお気に入り登録しました。

 俺は今までテイラー・スイフトやらマイリー・サイラスやらの所謂売れそうなヤツを「ハイハイ」なんて言ってたのに、アリアナ・グランデはお気に入りなのかと思うかも知れませんが、ポイントは軽やかさですかね。
 シンガーのタイプとしてもそうですし、オケの作りもこざっぱりし
ていて嫌味が無いんです。
 とは言っても、所謂R&Bのアーティストなんでしょ?
 どうせしっとりとしたラブソングばっかなんでしょ?
 そういうのはあんまりと思う方もいるかもしれませんが、アルバム
と同時リリースされたシングル「we can't be friend」という曲なんてエレクトロポップテイストだったりしますからね。
 もう耳にした方も多いとは思いますが未聴の方は是非。
 オススメです。

 次、hollow cavesの「nothing to lose」。
 奇をてらう事のないシンプルでフォーキーなポップソング集といっ
たアルバムです。
 何となく、夏の匂いを感じるんですよね。
 何の目的もなくだらだらとドライブしながら聴いたら気持ち良さそ
う。
 あ、俺、免許の更新スルーしちゃったので無免許なんですけどねw
 もう20年以上運転してないから要らねぇやと思って。
 そしたらHONDAから新作の電動モトコンポの発売のアナウンス
があって「あ、原チャリも乗れなくなったのか」って今めっちゃ後悔してますw

 次、sheer magの「playing favorites」。
 アメリカのバンドによるポップで楽しい曲が満載のロックアルバム
です。
 能天気な様でいて案外テクニカルで、それでも頭空っぽで聴き通せ
るんです。
 ロックって良いよねと、改めて思わせてくれました。

 次、bleachersの「bleachers」。
 基本的にはアップテンポの曲を皆で演奏して皆で歌って、みたいな
バンドやってて一番楽しいヤツを生き生きとやっていて、聴いてて本当に気持ちが良いんです。
 たまに差し挟まれるしっとりした曲もめっちゃ良い。
 コレは2024年個人的ベストアルバム候補です。
 今月の一押し。

 次、竹内アンナの「DORAMAS」。
 滅茶苦茶ざっくり言ってしまうとaikoみたいな声の娘が渋谷系
やってる、みたいな。
 ただ、渋谷系の一言で片付けるのは乱暴とも思えるハイパーでハイ
クオリティな音楽です。
 邦楽アーティストのお洒落なヤツにありがちな「ハイ今お洒落な事
やりましたドヤァ」みたいのが無くて、嫌らしくなく軽やか。
 幼少期をアメリカで過ごしたんだそうで英語バッチリ、ラップもナ
チュラル。
 更にはギタリストとしてのポテンシャルも高いところも素敵ポイン
ト。
 多分コレ、おいそれとカラオケで歌おうモンなら大怪我するヤツで
す。
 カッコイイ。

 次、the stavesの「all now」。
 イギリスの姉妹グループで、イギリス人でありながらカントリーを
やってるアーティストという認識だったのですが、アルバム1曲目のイントロからして「あれ? この人達カントリーじゃなかったっけ?」となりました。
 カントリーの持つ雄大さとか、姉妹ならではのコーラス、ハーモニ
ーの美しさ、心地好さはそのままに、音楽的な間口を広げてきたなという感じでした。
 シンセポップやロック、時にはサイケ感まで感じさせる様な領域ま
で見せてくれていて、チャレンジ精神という点でも好感が持てました。

 次、salt cathedralの「before it's gone」。
 ニューヨークを拠点に活動しているデュオで、シンガーの女性は生
まれがコロンビアなんだそうです。
 で、コロンビアに本当にある塩の教会がユニット名の由来なんだそ
うな。
 音楽的にはトロピカルだったりオリエンタルだったりアフリカンビ
ートっぽかったりと、様々な要素を盛り込んだエレクトロポップといった感じです。
 バラエティ豊かで楽しく心地好いアルバムでした。

 次、standardsの「fruit galaxy」。
 ギターとドラムのデュオによるテクニカルなインストゥルメンタル
アルバムです。
 心地好いところとテクニカルなパッセージの楽しさが良い感じに次
々とやってきて、いいな~って思ってるうちに聴き終わっちゃうみたいな。
 32分という短さも、この場合は功を奏していると思います。

 ラスト、kita Alexanderの「young in love」。
 オーストリアのシンガーですね。
 80'sみのあるシンセサウンドが気持ち良いポップソングで、シ
ンガーとしては現代的な脱力感があるのでクドくないのが良かったです。
 そして何より美女。
 好きです。
 好きです。

 3月は以上のアルバムをSpotifyでお気に入り登録しました


 3月にアルバムをリリースした大物というとビヨンセですが、まあ
俺にはクドかったですねぇ~w
 ヴォーカルのスタイルとしても「歌唱力の押し売り」みたいな感じ
で、1時間オーバーのこってりした内容で「もうええて。」となってしまいました。
 ポスト・マローンと共演した曲だけお気に入り登録しました。
 勿論こっちの方が好きという方もいると思いますが。

 あとは俺が如何にも好きそうなジェイコブ・コリアーとかライドと
かですが、音楽性は大好きなんですがシンガーとしてのタイプが好みじゃないんですよね。
 ジェイコブ・コリアーのアルバムは特に中盤に同じ様な曲が多すぎ
るとも感じました。
 どこで違いを出してるかというとゲストの個性なんですよね。
 ライブの時どうすんだよw

 あと、個人的に楽しみにしていたfaye websterの新譜なんですが、好みの音楽ではあるんですがア
ルバム全体の印象として大人し過ぎかなと思いました。
 聴いた事がないという方は是非聴いてみていただきたいアーティス
トです。

 waxahatcheeも好きなアーティストなのでアルバムから
何曲かピックしたんですが、アルバムの登録はスルー。

 あとmannequin pussyもアルバム出してましたね。
 1曲だけお気に入り登録してます。

 あとはfour tetとかか。
 懐かしい~って感じでしたね。
 20年くらい前に好きだったヤーツ。

 南アフリカ出身のtylaというアーティストも話題になりました
が、すんげぇ美女でスタイル抜群で、PVを観るのは大変目の保養になるんですが音楽は結構普通だなと感じました。
 まあ美女なので好きですけどw

 3月はこんなところかな。

 また来月をお楽しみに。

 おしまい。