2024年3月18日月曜日

スーツについて

 こんにちは、50になったから好きなモン買うぜっていってアウターとジャケットとニットとロンTと帽子2つを買ったkazuitです。

 6600円の永野護の画集も買ってやったぜ。
 雪が融けたらドクターマーティン買う気満々だぜ。
 …もう殺してください。

 さて、前々回の雑談が前フリだったのがタイトルでバレバレな訳で
すが、今回は弁護士のドラマの話の内容ではなくて着る方のスーツの話をしようかなと。

 皆さんは、或いは皆さんのパートナーはスーツを日常的に着る人で
しょうか。
 そういう方なら色々なメディアやYouTubeなんかでスーツの
着こなしなんかを説明しているものをチェックしている事でしょう
 でもね、意外と詳しく知らずにいる人もいるんじゃないかなってい
う風にも思ったりもします。

 以前ここのブログで革靴や靴下の話をして、スーツというのは場合
によっては恥をかいちゃう事もあるよと書きました。
 この中で、スーツを着る時は靴下はホーズを履いてくださいと書い
たんですけど、これ案外知らなかったという人いるんじゃないかと思うんですよ。

 実は俺、去年お葬式に出なきゃいけなくなって、黒の無地のホーズ
が必要になったんですけど何処にしまったんだか見つからなくて、ネットで注文しても間に合わなそうなタイミングだったんで近所の紳士服屋に買いに行ったんですよ。
 あの某オリンピックで色々あった服屋さんですね。
 で、靴下コーナーを見たんだけどホーズが見つけられなくて、店員
の若いおにいちゃんを捕まえて、「あの、お葬式に出なきゃいけないんで黒の無地のホーズが欲しいんですけど。」と尋ねたんですよ。
そしたらね、そのおにいちゃん、「…ホー…ズ?」っていうリアク
ションなの。
 「ホーズ、ロングホーズ。膝下ぐらいまでの長い靴下。」って説明
したら、「あー…そういった物は…扱ってないですねぇ…」だって。マジかよっていう。
 オリンピックにスーツを提供する紳士服屋がホーズを扱ってないば
かりか、紳士服屋の店員がホーズを知らないっていうのが、この国のスーツというものの知識レベルなんだなっていうね。
 ひょっとしたらゴルフをプレイする人の方が知ってるかもしれない
ですね。
 「あ、あの、ニッカボッカの下に履くヤツ?」みたいな感じで。
 で、結局俺がどうしたかっていうと、そこら辺で売ってる女性モノ
のタイツ、アレの膝下丈のヤツを履いて誤魔化しましたw
 「それで良いならもう普通のソックス履けば良いじゃんw」と皆さ
んお思いでしょう。
 でもねぇ、お葬式の斎場って行ってみないとどんな感じか分かんな
いじゃない。
 お座敷に座布団だと、我慢して正座してる時は良いんだけど、我慢
できなくなって足を崩して胡座をかいたら、ソックスだともう確実に脛の地肌が露出しますよね。
 それが恥ずかしいのよ。
 それならタイツの方がマシっていう。
 あとさ、お葬式って何か知らないけど記念写真撮る事あるでしょ。
 大抵背の低い女性と子供を前列の椅子に座らせて、男性は後列に立
つ事になるとは思うんだけど、亡くなった人が近しい人だったりすると「ご親族の方は前の、真ん中の方へ」っていって男でも椅子に座る事も有り得なくはない。
 それで写真撮っちゃうとスーツ姿で脛が見えちゃってる写真が一生
残る羽目になりかねないのよw
 それは絶対ダメでしょ。

 とまあ、靴下ひとつで大騒ぎなスーツなんですが、何でアレを着る
かっていうと役割、用途があるからですね。
 別に丈夫でもなければ動きやすい訳でもない、ある意味時代錯誤な
面もあるスーツを着るのは、フォーマルな格好をしている、ちゃんとしてますよというエクスキューズという面と、エレガンスの演出、上品な装いをしているという面。
 ざっくり言ってしまえば「スーツをビシッと着こなしてるのはちゃ
んとしてて格好良いでしょ。」って事なんですよね。
 で、厄介なのが時代錯誤な面もあるクセに、流行もない訳ではない
っていう。
 あんまり流行に寄ったものを買ってしまうと数年後には恥ずかしく
て着られない事になりかねないし、あんまりクラシカルに拘り過ぎると、何かコスプレっぽくなっちゃう。安い買い物じゃないのに。
 「どうすりゃ良いんだ!」って言いたくなっちゃいますが、ひとつ
の指針となるのは映画007の最新作のジェームズ・ボンドのスーツというのが、良く言われる事だったりするんですよね。
 ボンドは英国の諜報部員なんで、スーツは英国流のクラシカルさを
押さえつつ、最新のハリウッド映画の主役らしいファッショナブルさも兼ね備えているものなんですよね。
 まあ、「俺はイタリアンクラシコに拘るぜ!」って人は参考になら
ないかもですけどね。

 で、ちゃんとしてて格好良い筈のスーツなのに、ホーズが普及して
ない事からも分かる通り「ビシッと着こなしてないなぁ」という人を見掛ける事はまあまああって、結構気になっちゃうんですよね。
 いや、カジュアルの場面では良いんですよ。
 あくまでも「お仕事にその格好で行くの?」っていうのです。

 ちょっと前には矢鱈とタイトなスーツをよく見掛けて、それは最近
は下火になったと思うんですけど、その名残というか、タックの入ってないほぼストレートのトラウザーズ(スラックス)、それも丈が妙に短くて立っている状態でも靴下が見える様なのはまだ見掛けますよね。
 あれは作業着感が強くてエレガントじゃないですよね。
 こういうトラウザーズにホーズじゃなくソックスを履いてしまった
ら、以前書いた「MR.ビーンみたいな格好の人」の出来上がりですね。(正確に言うとMR.ビーンはスーツ着てないですけどね。)

 あと、ホントによく見掛けるヤツで、「うわぁ、仕事できなそう~
」ってなるのが、スーツなのに黒い角ばったリュック背負ってる人ね。
 いや、解ります、解りますよ。
 PCが入ってるんでしよ?
 PCが入ったバッグを手にぶら下げて持って何処かにぶつけちゃっ
たりする不安感を考えたらリュックじゃないとって事なんでしょう
 あと重いし。
 でもね、前述した通りスーツの生地って決して丈夫じゃないんです
よ。
 学生服を思い出してもらえば分かると思うんですが、ウールの生地
の同じ所をずっと擦り続けているとテカテカになっちゃいますよね
 折角安くないお金を出して買ったスーツの肩や背中の生地がテカテ
カになって良いの?っていう面と、あとやっぱりエレガンスに欠けるって事ですよね。
 だから、ショルダーバッグを斜め掛けも同様にNGで、やっぱりブ
リーフケース等の取っ手がなるべく短い手提げ鞄が正解だし、もっと言えばそれも持って歩く時はスーツの生地に擦れない様に少し身体から離して持たなきゃなんない。
 非現実的な事を言ってる様ですが、あくまで「本来そうあるべき」
という話です。
 エレガンスというところを重視するならやっぱり革の鞄がベストで
すが、所謂PCバッグ的なヤツも如何にもバリバリ仕事こなすぜみたいでビジネスマンなら格好良いですよね。
 最悪なのは「鞄なんか持ちたくない」といってポケットに色々入れ
て歩く事です。
 スーツのポケットは基本飾りです。
 トータルのシルエットが肝のスーツにおいて、本当はトラウザーズ
のポケットにも何も入れないのが理想です。
 入れて良いのはジャケットの胸ポケットにチーフを差すのと、内ポ
ケットに薄いもの、札入れやカードケースぐらいですね。
 内ポケットに物を入れるのをNGと言ってる人もいるみたいですが
、それはウソ。
 ちょっと前の、矢鱈タイトなスーツが流行ってた時に、内ポケット
に物を入れて胸元が膨らんだら格好悪いという事でそういった意見が見受けられただけだと思います。
 本来はスーツのジャケットの胸元は少しゆったりと余裕のあるもの
ですし、内ポケットは物を入れる前提で作られてますよ。
 でも、最大でもスマホぐらいまでにしといてほしいですけどね。
 ジッパーやコンチョの付いてる様な厚手の財布はアカン。

 あと、俺が凄い嫌いなのが、公の場でタイを弛めて、シャツの一番
上の台襟のボタン、所謂第一ボタンを外している人ね。
 会社の中で、同僚らと一緒に作業するとかいう場合は別に良いんで
すよ。
 俺が言ってるのは仕事帰りの電車の中とか、仕事が終わって食事と
か飲みに行っている場面でって事です。
 仕事が終わった後にタイなんて締めたくないというのなら、外して
しまった方がファッションとしてはまだマシです。
 仕事が終わった後の食事や飲みの場で仕事中みたいな格好はイヤだ
というのであれば、鞄の中に予め仕事が終わった後のオフ用の、仕事中よりはちょっと華やかなタイとチーフを用意しておいて、仕事中とは違った装いでビシッと極める方が断然お洒落ですよね。
 スーツという装いの中でも華やかさを演出できるタイというアイテ
ムを、なんでだらしなく見える様な事にしてしまうのか本当に理解し難い。

 あと、それは止めた方が良いよっていうのが、クールビズの時期に
なってジャケットは着てこなくても良いよってなった時に、スーツの下のトラウザーズをそのまま履き続ける事。
 それをやるとジャケットよりトラウザーズが先に傷んでしまいます
よって事ですね。
 何度も言いますがスーツの生地って決して丈夫じゃないのでね。
 某ホーズを売ってない紳士服屋さんは2パンツスーツなんて言って
ジャケット一着にトラウザーズ二枚をセットで売ったりしてますけどw、そもそもクールビズが許される職場ならその時期はトラウザーズはウールじゃなくても大丈夫なんじゃないかなと思うんですよね。
 それならコットンとか、本当に暑い時期ならリネンのトラウザーズ
なら涼しくてお手入れも楽じゃないですか。
 シルエットの面でもそうですが、スーツは一体感が重要で、だから
わざわざ上下同じ生地のものを着るんですから、トラウザーズだけ傷みが進んだスーツを着る羽目になるのは勿論ダメですし、そうなると上のジャケットも着られなくなるって事ですから、折角ジャケット無しで良いよというクールビズの時期に上下セットアップ用のトラウザーズだけを傷ませてしまわずに、クールビズ用のトラウザーズを用意した方が結果金銭的にもお得ですよ、という事です。

 みたいな事を言い出したらホントにキリがないんですが、このブロ
グを読んでる方の中には「こんな話されても、俺スーツなんて冠婚葬祭でしか着ないよ。」という人もいるでしょう。
 でもね、スーツの着こなしを理解しておくと映画やドラマを観てる
時に、作り手が登場人物をどんなキャラクターとして扱おうとしてるかが読み取れる様になったりもするんですよね。
 それこそ「SUIT」みたいな弁護士が大勢出てくる話とか、「サ
バイバー」みたいな政治家が大勢出てくる話だと、スーツ姿の人が沢山出てきますから、その中で格好良いキャラクターの人は格好良いスーツの着こなしをしているし、ちょっと変わり者のキャラクターだとスーツの着こなしもやっぱりなんか変だったりする。
 それが分かると逆に「あ、スーツ着てる時にこんな風にしちゃいけ
ないんだな」と学べる事もあります。

 まあ、ベタなところから言うとシャツに胸ポケットがあるかどうか
ですよね。
 主人公とかの格好良いキャラクターだと、大概は胸ポケット無しの
シャツを着ていますよね。
 「そうなのか」と思って服屋にポケット無しのシャツを探しに行っ
ても、日本の服屋には滅多に売ってないというw
 たしかユニクロはオンライン限定でポケット無しのシャツ売ってた
と思うんですけど、なんで店頭で売らないんだろう。
 まあ、オンリーなら「これは良いじゃん。」というシャツから「こ
んなダセェの誰が着るんだよw」みたいなシャツまでお手頃価格で揃っているのでw、オンリーで探すのが良いんじゃないかな。
 自分のサイズ感、首回りや肩幅、袖丈、身幅なんかをしっかり把握
できてる人なら、アルコディオのサイトで注文するのがお薦めです

 シャツの話で言うと、カフスのボタンが二つ付いてたら、仕立てじ
ゃなく吊しのシャツを着ているという事ですよね。 仕立てなら自分の手首の太さに合わせてボタンを付ける筈ですから
 そんなに服装に気を使ってないキャラクターに有りがちな演出です


 あと、シングルのジャケットの前ボタンは立ってる時は閉めて座る
時は開けるというのが正しい所作で、ちゃんとしたキャラクターはこれをいちいちやる訳ですが、「変なヤツ」という設定の人は立ってる時もボタン開けっ放しというのもよくある表現です。

 こんな風に、演技や台詞以外の部分からも色々読み取れる様になる
んですよ。

 今回はドラマの「SUIT」の話じゃないと冒頭に書きましたが少
し「SUIT」の話をさせてもらうと、主人公のマイクは元々ニューヨークの街中を自転車で書類を配達するメッセンジャーという仕事をやっていたんですが、幼なじみの悪友の頼みを断り切れずに大麻の取引に手を貸す事になってしまいます。
 で、その幼なじみから「取引は高級ホテルで行われるから、浮かな
い様にちゃんとした服装で行けよ」と言われ、マイクは一張羅のスーツを着ていくんです。
 ところが現場のホテルに行ってみると警察がいて、マイクはこの取
引が警察にリークされてると察知し、取引を行った途端に現行犯で捕まるだろうと判断して、取引を独断で中止して警察の目を逃れる為にホテル内を歩き回る事になるんですね。
 で、そのホテルで偶々、ウォール街のクローザーの異名を持つ敏腕
弁護士ハーヴィが新たに雇うインターンの面接をしていて、マイクはそこに紛れ込むんです。
 マイクは弁護士資格なんて持ってないし、なんなら大学を中退して
いるというキャラクターなんですが、この面接で驚くべき特殊能力を披露します。
 実は彼は一度読んだ文章は一字一句忘れないというとんでもない記
憶力の持ち主なんですね。
 大学を中退したのも、他の学生の代わりに試験を受けてあげて落第
を免れさせてあげたりしてお金を稼いでいたのがバレちゃったせいで、だから小遣い稼ぎの為に法律関係の試験を受けた事もあったものだから、その時に読んだ法律関係の資料の内容も完璧に覚えていて、それをハーヴィの前で披露するんですよ。
 それを見たハーヴィは面白がってその場でマイクを採用してしまう
んですね。
 弁護士資格を持ってないのを知った上で。
 で、面接の終わり際にハーヴィが言う訳です。
 「出勤してくる時はちゃんとした格好で来いよ。」と。
 そう、マイクの一張羅のスーツはハーヴィの目から見たら「ちゃん
とした格好」ではないという事なんですね。
 そんな事言われたってマイクはスーツなんて他に持ってないから、
やっぱりそのスーツ着て出勤してしまって、ハーヴィに「ちゃんとした格好で来いと言っただろ」と言われ、「俺が服を買ってる店を教えてやるから、仕事が終わったらそこへ行け。」と、仕立て屋を紹介してもらうんですね。
 で、その店に行ってみると店員は最初「場違いなのが入ってきた。
」という態度が滲み出てしまってたのが、ハーヴィの紹介だと知ると途端に豹変するのw
 そうやって段々マイクの服装は洗練されていくんだけど、タイの趣
味の悪さだけはなかなか治らなくてハーヴィの秘書のドナという女性に何度も「タイがダサ過ぎ」と言われちゃう。
 観てる方も「こういうタイは買わないでおこう。」と学べる訳です

 一方のハーヴィはというとこちらはちょっと拘り過ぎで、所謂コス
プレっぽくなっちゃってるキャラクターです。
 クラシカルな英国スタイルでスーツの生地は大抵無地のネイビーか
ダークグレー。
 ピークドラぺルの、肩幅のしっかり広いジャケットにチーフをTV
フォールドに差し、シャツは真っ白でセミワイドの大振りなカラー、ダブルカフス。
 そこに合わせるタイはソリッドか目立たない程度の小紋柄の滅茶苦
茶幅広なものをウィンザーノットで、勿論しっかりとディンプルを作って締めています。
 タイバーは基本使いません。
 トラウザーズはベルトを締めず(というかベルトループがない)、
2タックでゆったりとテーパーしていて、ダブルの裾が革靴の履き口に乗っかります。
 クラシカルもここまでくるとかなり強烈な個性で、なかなか全部を
真似するのはハードルが高いというか、似合う人はそうそういないでしょう。

 はじめはスーツのスの字も解ってないマイクと、拘りまくりの強烈
な個性のハーヴィ。
 徐々に着こなしが洗練されていくマイクと、絶対に自分のスタイル
を曲げないハーヴィという対比になってるんですね。
 で、他にもスーツ姿の人が大勢出てくるので色々な着こなしが見れ
て、それも参考にできるんですよね。
 ボタンダウンのシャツにタイを締めるのは俺はしないかな、とか、
普通ならドキツい色柄の合わせでも黒人の方ならしっくりくるんだなとかね。
 オンの時は無理でもオフの時ならこういう合わせもアリかもな、み
たいな。

 スーツの基本を知って映画やドラマを観て、応用を学んだ結果、オ
フの時にもタイドアップスタイルに挑戦してみたくなっちゃったりしてくると。

 スーツの知識がドラマや映画をより楽しめるものにしてくれて普段
着のお洒落にも幅を出してくれるなら、一石二鳥、一粒で二度美味しい(若い人に通じるのかコレ)ってモンじゃないですか。

 こんな感じで、普段着基本アメカジ野郎のクセに案外スーツの知識
も持ってて、ネルシャツとか、場合によってはウエスタンシャツにタイを合わせちゃったりしてるおじさんが出来上がる、とw

 ねえ、多分興味無い人からしたら、なんでコイツはズボンの事をト
ラウザーズって呼んでるの?みたいな話ですよね。

 だから最初に言ったじゃないですか。
 もう殺してって。

 いつもの様に文章を纏める事を放棄したところで、今回はこの辺で

 洋服の話はキリが無いねぇ。
 ダラダラと長くてスンマセン。

 おしまい。

2024年3月4日月曜日

お気に入りアルバム 2024年2月

 この原稿を書いているのが2/28。
 なでなでしこしこジャジャパンパン…いけね、勢い余ってディレイ
ペダル踏んじゃった…えぇと、なでしこジャパンの試合を観る為に大急ぎで帰ってきたんですが、無事勝利を納めるところを見届けられて良かったです。

 今年は閏年なので明日もまだ2月なんですが、もうお気に入り登録済みアルバムを紹介しちゃいます。
 もし明日リリースされたものをお気に入り登録したら次回紹介しま
すが、まあ木曜日にアルバムがリリースされる事は滅多にないですからね。

 先ずはBrittany Howardの「what now」。
 存在感が素晴らしいシンガーのソウル、ファンクのアルバムです。
 壮大だったりまったりだったりハードだったりクールだったりと、
変幻自在の多彩さが凄くて飽きさせないのが良いですね。
 兎に角パワフルで、元気を貰えるアルバムです。

 次にFay Wildhagenの「let's keep it in the family」。
 ノルウェーのアーティストですが音楽のベースはカントリーテイス
トです。
 ゆったりめの曲が多めで、そこに特徴的な暖かみのある歌声が絡み
、丁寧にハーモニーが重ねられます。
 ミニマルなところから、カントリーの強みである雄大さを演出した
ところまで、しみじみと感動的な世界観が良かったです。
 実は最初聴いたときは「良いけど、お気に入り登録する程じゃない
かなぁ」と思ったんですが、なんか何となく「もっかい聴いてみようかな」と繰り返し聴いている自分がいて、「じゃあもうお気に入りで良いじゃん。」となったアルバムでした。

 もう1枚、Les Amazones d'Afriqueの「musow danse」。
 どうやらアフリカ、マリのバンドらしいです。
 これはルーツミュージックと現在のトラックメイクの見事な融合と
いう感じです。
 ハードルは高いかもしれませんが、これは是非一度体験してみてほ
しいです。
 言葉では説明しにくいんですが、良いんですよw

 2月はこちらの3枚をお気に入り登録しました。
 え、アッシャーのアルバム?
 結構良かったですよw

 さてさて、全然違う話、私事ですが、とうとう50歳になってしま
いました。
 よくもまあこんな無為な人生をおめおめと50年も生きたモンだと
、我ながら呆れておりますですよ。
 江戸時代なら寿命ですからね。

 なんかoceanfrequencyさんからAndroidタブ
レットなんてプレゼントしていただいてしまいまして、スマホより大画面でAV鑑賞したら良いじゃんって事かな? みたいなw
 一応Androidで無料で入手できるDAWアプリやらサンプラ
ーやらインストールして、音楽制作できる環境にしてはみたんですが、インストールしただけでアプリを起動した事はまだありません。(オイ)

 流石に節目の歳なので、記念に何か散財してやろうかなと思ってる
ところに、3/4から楽天スーパーセールっていうねw
 きっとまた何か買ってしまうんでしょうね。
 誰か止めてあげてください。

 おしまい。(貯金が)