2022年8月22日月曜日

結局沼 🎸1

   こんにちは、ファッション系ブロガーkazuitですw  という訳で、もうすっかり音楽の話などしなくなっている当ブログですが、流石に何か考えないとという事で、久しぶりにギターの話でもしましょうかね。  ギターって、やっぱり誰か憧れの存在があって始めたくなるモノだと思うんですよ。  で、その憧れの存在が使ってるギターを欲しくなって同じ物か、似た様な形の安い物を買うという人が多いんじゃないかなと思います。  例えばピンクフロイドのデイヴィッド・ギルモアが好きだったら、そりゃストラトキャスターを買いますよね。  でもさ、ピンクフロイドしか聴かないなんて人はいる訳なくて、レッドツェッペリン聴いたらやっぱりギブソンのレスポールが欲しくなるよね。  ストラトってかなり万能なギターなんですけど、やっぱりレスポールのカッコよさを知ってしまうと、最高だと思ってたストラトだけじゃ満足できなくなってきちゃうんだけど、ギターってそんな安い物でもないんでホイホイ買い足す訳にもいかない。  で、そんなギター弾きの物欲を満たす術としてエフェクターを買うというのを以前紹介しました。  ギターを買い足すよりは比較的安価で、サイズも小さいですからね。で、ギターの音が変えられる。  で、今回はもう一つ、ホントは新しいギターが欲しいギター弾きの安価な発散方法として、手持ちのギターを改造するという方法もあるという事を紹介しようかなと。  所謂モディファイというヤツですな。  モディファイにも色々あって、シンプルなパーツ交換からボディ材を削らなきゃできない様な本格的なものまで、できる事は沢山あります。  自分で直ぐに出来る事で代表的なものだと、ストラップピン交換ですね。  ギターって立って弾く時はストラップで肩から吊るじゃないですか。  あのストラップをギター本体に引っ掛けるピンって、大概のギターは単なる丸いピンがネジ留めされてるだけで、そこにストラップの端に空いてるスリットをキュッて掛けるだけなんですけど、これをカチャッと着脱できるヤツに交換するの。  ドライバーで元々付いてたピンを外して新しいのを付けるだけなんで、楽器屋で新しいピンを買ってくればすぐにできちゃう。  こんな程度の簡単なモディファイでも、やると嬉しくなるモンなんですよね。  男の子はこういうの基本的に好きなのよ。  あと定番なのはペグ交換。  ペグっていうのはギターの弦を巻き上げるヤツですね。  実はこのペグという呼び方、日本でしかしないんですけどねw  海外ではチューナーと呼ぶのが一般的です。  このペグというのが、特に安いギターを買うとチューニングが不安定になる原因になっちゃう様なのが付いてたりするんで、より信頼性の高いメーカーのに交換しちゃった方が良かったりするんですよね。  国産のゴトー製のヤツとかが安心のお勧めメーカーです。  ただ、これは場合によってはネジ穴を新しく開ける必要が出てくるので、心配だったら自分でやらずに楽器店に持ち込んだ方が良いです。  工賃自体は全然安いと思います。  あとは弦が直接乗っかる部分、ブリッジサドルとかナットなんていうパーツの交換ですね。  ブリッジサドルはドライバーがあれば自分で交換できますが、ナットはギターに接着されてるパーツなので自分でやるのはちょっとハードル高いです。  どちらも弦が直接乗っかる部分なので材質によって音が変わったり、音の伸びが変化したりします。  部品自体の値段も、楽器店に支払う工賃も、案外安いんですよ。

 

🎸2 へ続く

2022年8月8日月曜日

ついでの話

  前回靴の話をしてる中で、「ファッションにはテーラードとカジュアルがある」「テーラードでは守らなきゃならないラインをちゃんと守らないと恥をかくかもしれない」と書きました。  で、そんなテーラードのラインで一番蔑ろにされてるというか、知名度の低いのが靴下なんじゃないかなと思ったので、話のついでにその事も書いちゃおうというのが今回のネタです。  …ここが何のブログだったかはもう思い出せません。  でね、例えばね、俺が「スーツを着て革靴を履く、ちゃんとしたテーラードスタイルの時は、ソックスを履くのはNGです。」と言ったらどう思います?  「え、じゃあ素足に革靴履くの? 純一スタイル?」と思う人、多いんじゃないでしょうか。  ソックスって、靴下の中でも短い物の事なんですよ。  靴下イコールソックスじゃないの。  「ハイソックスって言葉があるじゃない。」と思った?  それは所謂和製英語。日本人が作った造語で、海外では通じないんですよ。  で、勿体ぶらずにさっさと答えを言うと、ホーズというふくらはぎ位の長さの靴下を履くものなんですよね、テーラードスタイルでは。  靴下なんて何履いてても人に見られたりしないと思うかもしれないけど、椅子に座ると意外と丸見えなんですよね。  クラシックのコンサートの様子をテレビなんかで観る事があったらチェックしてみてほしいんですけど、オーケストラの人達ってスーツだったりタキシードだったりを着込んだ上で、椅子に座って演奏してますよね、大抵の方は。  で、足元を見てもらえば、誰も生足が見える様な短いソックスを履いてないのが分かると思います。  そう、スーツスタイルの時、パンツの裾から生足が見えちゃうのがみっともないという事なんですね。  欧米の人達って、人と会って座って話す時は脚を組みますよね。  日本では横柄な態度ととられるというか、例えば就職の面接に来た学生が面接官に「お掛けください」と言われて椅子に座る時に脚を組んだら「コイツアホか」となっちゃいますよね。  でも欧米では脚を組むというのはリラックスしているという事で、「あなたは私に威圧感を与えてませんし、私もあなたに敵対する気はありませんよ」というポーズなんですよ。  だから脚を組まない方が「え、どうしたの? 何かあるの?」と思わせてしまう。  なので就職の面接だろうが平気で脚を組むんですけど、それでスーツの裾からスネ毛が見えてたら「ぷっ」ってなっちゃう。  そういう文化のものなんですよね。  だから、それが分かってないと、Mr.ビーンが上はツイードのジャケットにエンジのタイなのに、下のパンツはチンチクリンで、その上ソックスを履いててしょっちゅう生足が見えてるというのが、ギャグとしてわざとやってるという事も分からない。  そういうものなんですね。  て事で、皆さんも冠婚葬祭でスーツを着るという時にはホーズも用意しましょうね。  そんなに値段の高い物でもなくて、だいたい1,500円くらい。  グンゼの最高位ラインのseekのものでも2,000円ちょいぐらいなので。  と、ここまで読んで、「スーツなんて着ないから関係ないなぁ」と思う人もいると思うので、カジュアルの靴下のお話も少し。  俺個人は、くるぶしが隠れるくらいの所謂スポーツソックスタイプのものを愛用しています。  昔ダイエットでジョギングをした時にジャージやらジョギングシューズやら一通り買い揃えたタイミングで、スポーツ用品店の人からジョギング用のソックスもお勧めされて買ったヤツが「これ良いじゃん」となって、勿論それはジョギング用なので真っ白かつ分厚いものだったんですけど、普段着の時にもそれくらいの丈のソックスを選ぶ様になったんですよね。  丁度その頃に近所にユニクロができて、色も厚みも普段使いに適したスポーツソックスが気軽に買える様になって、だからかれこれ20年以上スポーツソックス派です。  やっぱズリ落ちてこないのが良いですよね。  で、だいたい年中スポーツソックスなんですけど、今ぐらいの真夏だとサンダルを履くんでその時は勿論素足です。  で、真夏にサンダルじゃなく普通のスニーカーとか革靴を履く時はどうかというと、それは靴下を履くんです。  だって蒸れるんだもん。  前回も書いたけど、足は1日にコップ1杯分ぐらいの汗をかくんですから。  それなのに素足で靴を履くのってイヤですよねぇ。  で、そういう時にもスポーツソックス履いてたんですけど、暑いからパンツはクロップドだったりする訳で、そうするとパンツは涼しげなのに靴下のリブが見えてるのってちょっとアレよねぇ~と思って、もっと丈の短いフットカバーみたいのも買ってみたんですよ。  でもね、アレ、脱げちゃうよね。  歩いてても脱げちゃうし、靴を脱ごうとすると一緒に靴下も脱げちゃう。  あんまり快適じゃないなぁと思って、結局スポーツソックスを履いてたんですよ、去年まで。  それが今年、携帯をいじくってたら良さげなものを見つけたんです。  その名も「脱げないココピタ」という商品で、作ってるのはオカモトというメーカー。  オカモトと聞いて「あれ?」と思った人もいるんじゃないでしょうか。  オカモトというメーカーが何を作ってるメーカーとして有名かというと、それはもうコンドームですね。  勿論それ以外にもキッチン用のゴム手袋なんかも作ってるんですけど、そのオカモトの「脱げないココピタ」というフットカバーは、踵の部分の内側にゴムが付いていて、それが踵にグリップするから脱げないという物なんです。  「ホンマかいな」と思って買って履いてみたら、これがホントに脱げないの。  1時間以上歩いてみたんですけど、全然大丈夫でした。  値段も一足500円程度だったと思います。  楽天内のオカモト公式ショップに三足セットもあって、それだともっと安かった筈。  これはお勧めです。  てな事で、どっちにしても、革靴に素足の純一スタイルはやめときましょうというお話でした。  くちゃいくちゃいでちゅよ。  おしまい。