2017年3月27日月曜日

タイトル「テレパシー」 vol.1

 さて今回も、音楽以外の話。(ネ、ネタ切れじゃない・・・もん)

 皆さんはテレパシーを信じますか?
 例えば、ドア一枚隔てた向こうの人に自分の意思や感情が伝わる。そんなことがあると思いますか?

 今回のお話の主人公は、日本人初の宇宙飛行士。
 皆さん誰だかご記憶だろうか。
 毛利衛さん? 残念不正解。
 毛利衛さんは日本人初のスペースシャトルの搭乗員ですが、この人よりも前にロシアのロケットで宇宙に行った人がいます。
 それが秋山豊寛さん。
 職業はなんとTBSの社員です。
 TBSの企画でロシアで訓練を受けてロケットで宇宙に行き、宇宙ステーションから地上のTBSのスタジオと中継で直接やり取りしたのです。

 で、この時の地上のTBSのスタジオにサンプラザ中野さんがいました。

 秋山さんは宇宙ステーションで、無重力状態での睡眠時のデータをとる被験者でもあったので、TBSのスタジオとのやり取りの際には一度寝て、起きてからの中継でした。
 それを聞いたサンプラザ中野さん、我々人類を代表して秋山さんに質問してくれました。

 「朝勃ちしました?」

 さすがTBSの社員。秋山さんは
「少し。」
と答えたのでした。

 そんな事がご縁になって、秋山さんは地上に帰ってきた後、TBSラジオでサンプラザ中野さんとパッパラー河合さんがやっていた番組にゲスト出演されたのです。
 そこでまた、サンプラザ中野さんは質問をぶつけました。
「宇宙ではどうやってウンコするんですか?」
 それに対する秋山さんの答えは非常に興味深いものでした。

 先ず、宇宙ステーションにも勿論個室のトイレがあるそうです。そこに入って便器に座る訳ですが、無重力空間では作用反作用がそのままかかるので普通に座ると座った力と同じ力で便器から浮き上がってしまう。
 だから座る前に便器の前にあるフックに足を引っ掛けてから座るんだそうです。
 これだけでも「へぇ~」って話ですが。


vol.2 へ続く